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2017/12/04

日本の離婚率の推移を都道府県別に解説!世界と比べて高い?

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日本の離婚率とは?

年々離婚する人は増えているといいますが、実際に離婚率とは一体どうなっているのでしょうか。都道府県別で離婚率に違いは大きくあるものでしょうか。日本の離婚率と世界の離婚率を知ることで、気づくこともあるかもしれません。また今回は年齢での離婚率、離婚率の推移まで離婚率についてくわしく解説していきます。

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日本の離婚率の推移は?

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厚生労働省が調べた「人口動態統計の概況」という平成27年のデータによると、離婚率は1970年代から上昇傾向にあります。日本では実に結婚する夫婦のうち3組に1人が離婚するともいわれています。しかし、実際これは結婚をするカップルが減少していることから割合が増えたといえるのです。

1970年代は、なんと結婚するカップルが100万件を超えていたのです。しかし今は約60万人ですので、大きく結婚しているカップルは減少しているといえるでしょう。多様な生き方ができるようになってきたことなどが結婚しない人が増えてきた原因のひとつかもしれません。離婚件数だけを見ると、実は少しずつ、本当にゆるやかですが実は減少しているのです。

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離婚率が高くなる年齢は?また原因は?

20代半ばまでは男女ともに離婚率がとても高い

若いうちの結婚というのは勢いがあるものです。若いうちに結婚をする、ということを周囲に反対された人はとても多いでしょう。経済的に安定していないうちから離婚をすることでの不安からもありますが、結婚をきめたのが「子供ができたから」というのが年齢が若いうちに結婚を決める人の中にはとても多いのです。

もちろん若いうちに子供ができて結婚してもその後もずっと仲良く暮らしている家庭もあることでしょう。しかし、やはり若いうちに勢いで決めたことで、後々に後悔することもというのもあるのかもしれません。特に女性はこどもを出産し母親になりますが、若い父親は出産を経験できるわけではありませんし、なかなか大人になるということが難しいということもあるのかもしれません。まだまだ自分もこどもであるという意識でいることで、夫婦仲がうまくいかなくなり離婚をしてしまうのかもしれません。

30歳から34歳の女性が最も離婚率が高い

しかし実は最も離婚率が高いのは30歳から34歳の女性であるというデータがでています。現在の日本の平均初婚年齢は29歳といわれています。そう考えると30歳になる前に結婚をしたものの、それから5年以内に相手への不満や、自分の生き方などを見つめなおすなどをすることで離婚を決意する人がいるのかもしれません。

また、現在では女性が活躍する社会づくりを会社時代の取り組みとしてもしていることもあり、女性が昔に比べると離婚しても、生活していきやすい環境が整っているといえるのかもしれません。昔であれば母子家庭、ということで嫌な思いをしたという人もいるかもしれませんが、現代ではシングルマザーはたくさんいますし、キラキラと仕事と家事の両立を頑張っている姿をみることもあります。そんなことから、昔に比べ30代女性の離婚をしやすい環境があるともいえるのかもしれません。

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離婚に多い原因とは?

原因①価値観の違い

性格の不一致、とはなかなか難しい問題です。大人になれば性格はなかなか変わるものではありませんし、相手からすれば結婚前から変わっていないつもり、ということもあるでしょう。年月がたつことで好きだったところが嫌いになってしまうということもありますし、それは他人が何かをいって変えられるというものでもないのでしょう。

原因②不倫

配偶者の浮気や不倫はとても辛いものです。一度は許してもまた繰り返す人もいますし、一度でもその内容によっては許せないということもあるでしょう。昔は男性の不倫や浮気が多く鳥だたされてきましたが、最近では女性側の浮気や不倫問題も多くなっています。また「ダブル不倫」というような言葉があるようにどちらも既婚者であるという場合もあるでしょう。不倫のニュースが日本では流れない日がほとんどないほど、不倫問題はとても深刻な状態であるといえるでしょう。

原因③DV

DVとは配偶者や恋人からうける暴力のことですが、肉体的な暴力は辛いものですが、精神的な暴力というのもとても辛いものなのです。肉体的な暴力と違い、精神的な暴力の辛い点は本人の辛さが周囲に理解してもらいにくいということでしょう。DVをする人は周囲にはとても良い顔をみせていることも多く、周囲に相談しても信じてもらえず、逆に自分自身を省みるように言われてしまうということもあるかもしれません。

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原因④教育方針の違い

こどもへの教育というのは、夫婦で相談して協力していく必要があることでしょう。しかし、配偶者とあまりに教育方針が違うことで離婚を考えるという人もいるかもしれません。配偶者の教育方針がこどもを追い詰めるようなもの、負担をかけるものであれば離婚をしたいと思う人は多いでしょう。また、こどもへの愛情が感じられないということでも離婚を決意する人もいます。家族というのはとても難しいものですが、こどもへの愛情ゆえに離婚を選択する、という人もいるのです。

原因⑤義実家との関係性

昔から「嫁姑」という問題が話題になるように、やはり義理の実家との関係というのは結婚生活において大きくかかわってくるものなのでしょう。同居をしていれば更に問題が増えることもありますし、別居でも関係性がよくないこと、また配偶者がそれを理解してフォローしてくれないことは離婚を考えるほどに辛いものでしょう。夫婦でも、結婚をしてすぐに家族になれるものではありません。年月をかけて家族になっていくものなのでしょう。たとえ愛する人の両親であっても、年月をかけて関係が深めていくことができない間というのも存在するものなのでしょう。

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日本の離婚率は世界と比べて高い?低い?

日本の離婚率はG8の7か国のうち、世界の離婚率ランキングで約1.8で6位となっています。7か国の中では低いといってもいいでしょう。1位はロシアで約4.5となっています。つづいてアメリカ約が3.6、ドイツが約2.2です。そして唯一日本より低い最下位はイタリアで約0.9ととても少ない数字となっています。これはイタリアでの離婚がとても大変なものであることが関係しているのかもしれません。イタリアで離婚をしようとすれば、まずは3年間の別居期間が義務づけられています。そしてその別居にもまずは申請が必要です。申請が約半年ほどかかり正しく認められてやっと別居することができるのです。それから3年たち離婚をする場合にもまた申請が必要です。

それも約半年ほど認められるのにかかるようです。そう考えると早くとも約4年、遅ければ5年以上が離婚にかかるのです。とても面倒でもありますしその間に話合いを重ね離婚をとりやめる人も多いでしょう。また離婚をしたい、と思ってもその年月がかかることを考えると「言い出すのはやめよう」と思うかもしれません。それほどイタリアで離婚をするのはとても大変なことなのです。そのために最近ではイタリアでは結婚自体をするカップルが減少しているともいわれています。結婚、また離婚への重みが紙一枚で成立する日本とは違うのかもしれません。

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都道府県別の離婚率!離婚率の高い県はどこ?

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実は離婚率は都道府県別で大きな違いがあります。いちばん高いのが沖縄県で離婚率は約2.6となっています。次が北海道で約2.1、そして大阪府が約2.1となっています。日本の南北がどちらも離婚率が高いという結果にはなにか理由があるのかもしれません。そして、九州の4県の宮崎県、福岡県、鹿児島県、熊本県も離婚率ベスト10に入っています。もちろん離婚をする理由はさまざまでしょうが、沖縄県はDV被害も都道府県で一番多いといわれています。また九州男児は「亭主関白」ともういわれていますので、そういったことももしかすると原因のひとつになっているのかもしれません。また、多い県全てにいえることですが、周囲に離婚をする人が多い事で、離婚へのハードルが低くなり、離婚が更に増える、ということもあるでしょう。

逆に離婚率が一番低い県は新潟県で約1.4、次に秋田県が1.42、山形県が1.5となっています。ベストテンには三大都市は入っておらず、どちらかというと「田舎」といわれる地方が多く感じられます。昔ながらの風習や周囲の目などがあることから離婚を選択するという人は少ないのかもしれません。周囲に離婚をしている人も少なく、また家族ぐるみで仕事をしている人も多いために離婚は難しいもの、となっていることもあるでしょう。しかし都道府県で1番離婚率が高い沖縄県の約2.6と新潟県の約1.4ではかなり大きな差があります。すんでいる地域でここまで変わるというのはとても不思議な結果といえますが、離婚をしやすい環境、離婚をしにくい環境というのもあるのでしょう。

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【コラム】最近は熟年離婚が増えている?

熟年離婚、という言葉が話題になったこともありますが、2014年ですでに25年まえと比べて熟年離婚は7割も増えているというデータがあります。熟年離婚と言えば、定年となった夫が毎日家にいるようになるのが妻にとってたえられないとなるなどして、夫が捨てられる、といったようなニュースにもなりましたが実は男性から言い出すケースも増えてきているようです。残りの老後の人生を考えた時に離婚をするという選択肢を選ぶという人もいるのでしょう。熟年離婚をする世代であればこどもももうしっかりと独り立ちしており、こどもを育て上げた、また会社を勤め上げた、という思いのある男性がこれからは自分の好きに生きよう、と思うこともあるのでしょう。

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日本の離婚率の推移を都道府県別に解説!世界と比べて高い?のまとめ

離婚という事を考えて結婚を決める人はいないでしょうが、結婚をするとなれば離婚をする可能性もやはり見据えておかなければいけないでしょう。そのための離婚率を知っておくこと、また離婚の理由にあてはまるものが自分の家にはないかどうかを知っておくことは重要ともいえるでしょう。

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