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2017/12/07

建前のお祝いの祝儀やお酒など!建前と新築祝いは別?

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目次

建前のお祝いとは?

建前とは、日常でよく使う言葉である「ホンネとタテマエ」のタテマエの語源ともなっている言葉です。

建前とは、本来は建築の用語です。

建築用語では、別名「上棟式」とも呼ばれているのが建前です。
棟上げ式とも言いますよね。

具体的には、建築物の骨組みが完成した後に、棟木を取り付けて補強する時に行う儀式の総称です。

建前(上棟式)にはお祝いをするのが儀礼となっています。

ここでは以下に、建前の祝儀の相場や、お祝いはどう行えばよいのか?などを考えていきましょう。

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そもそも建前とは?

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我々は、日常でも良く本音と建前を使い分けるなんて言葉を常用しますよね。

日本人は、ホンネとタテマエを上手く使い分ける国民性だと言われます。

この建前というのは、本来、建築から来ている言葉であり、わかりやすく言えば「棟上げ」のことです。

もともとは、大工の棟梁が家が完成するまでの間に、災厄などが怒らないように祈願して行う儀式が「上棟式」つまり建前の儀式でした。

現在では、大工の棟梁ではなく、家などの建て主が、大工などの工事関係者につつがなく工事を進めてもらうために接待として行う要素の強いものに変貌しています。

一般的な建前(上棟式)には、神主さんに祈祷をしてもらい、知人や親戚縁者、近所の人々などを招いて棟上げした上から、おひねりと呼ばれるいくばくかの小銭の包みや餅などを蒔いたりします。

建前と呼ばれる上棟式に招待された人々は、通例お祝いを出すことがマナーです。

建前と新築祝いは違う?

上棟式や棟上げ式と呼ばれる建前は、前述したように、もともとは工事を行っている大工の棟梁が、今後の工事に災厄などの支障がないことを祈って行う儀式という意味合いがあります。

これに対して、新築祝いというのは、友人、知人や親類縁者が家などを新築した際、そのことをお祝いする種類のものです。

このような性質の違いや、時期も違うことから、この両者は分けて考えた方が良いでしょう。

ざっくり言ってしまうと、新築祝いは、家が完成したら必ず行う必要性のあるものですが、建前のお祝いは、そこまでマストなものではないということです。

前述したように建前である上棟式には棟上げの上から、おひねりや餅などを参列者に撒くような縁起物であり、現在、棟梁(工事業者)が率先して行う儀式ではなく、建て主の意志で行うものになっています。

なので、建て主が、「建前はしなくていいや」となったら、建前は行いません。

そうなると建前は省略されるので、友人や知人は新築祝いだけやれば良いということになります。

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建前のお祝い、祝儀はいくら包む?

建前、上棟式に対するお祝いはいったいいくらぐらい包めば良いのでしょうか?

実は、常識的には、棟上げ(建前)に対するお祝いは、現金は包む必要が無いという考え方が一般的です。

つまり、建前にのお祝いにはご祝儀ではなく、祝いの品を贈答するのが妥当だというものです。

もしも、上棟式(建前)に招待された場合のお祝いとして妥当な品は、多くの地域で、ビールや日本酒、ワインなどの酒類が一般的になっています。

これらの種類を詰め合わせて、紅白の花結びののし紙を貼り付け、その上に「祝 上棟」などと書けば良いでしょう。

現金でのご祝儀は、家が完成した時の新築祝いとして現金を包むのが普通です。

建前のお祝いはお酒?

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前述の通り、上棟式(建前)には、日本の多くの地方ではお祝いには酒類を贈るのが一般的です。

では、どのようなお酒が好ましいのでしょうか?

基本的に決まりはなく、ビールやワインの詰め合わせでも良いですし、九州の方になると焼酎の詰め合わせが一般的な地域もあるようです。

それでも、迷うという人の場合には、本来の棟上げ(建前)の贈答用として適当な酒である清酒(日本酒)、それもできれば特級酒以上の少々バージョンの高い日本酒2本にお祝い用に熨斗を付けて贈れば、まず問題ないでしょう。

いずれにしても、建前のお祝いとしてはお酒の類が最も妥当である、ということだけ覚えておくとよいでしょう。

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建前のお祝いはなしでもいい?

棟上げ式(建前)の儀式は、本来的には建主が行うものではなく、工事担当者の長である棟梁が、棟上げ後の工事に事故などの災厄がなく無事に進むように祈願して行うものです。

いつの頃から、それが転じて儀礼化し、建主自身が、大工さんたちに気分よく今後も仕事を行ってもらうためのおもてなしとして行う意味合いが強くなって現代に至っています。

なので、最近では特に、建主によっては、建前(上棟式)を省略してやらない人も増えています。

あくまでも「縁起もの」というニュアンスが強い棟上げ式(建前)なので、その建主の心持や考え方で大々的にやったり、省略されたりする儀式だと覚えておけば良いでしょう。

友人知人や、親類であればどのみち工事が完了して家が完成した時に、「新築祝い」で金品を贈答することは必須なので、建前のお祝いは必ずしも必須ではなく、あくまでも贈る側の気持ち次第といったところでしょうか。

建前のお祝いの祝儀やお酒など!建前と新築祝いは別?のまとめ

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建前(上棟式)のお祝いに関する常識などを、色んな角度から考察してきましたが、いかがだったでしょうか?

一昔前までの日本では、建前を行う際には、近隣の住人達にも告知し、おひねりや餅蒔きを行ったり、赤飯をふるまったりするのが一般的でしたが、近年は、建主がこのような建前自体を省略してやらない人も増えています。

家が完成した暁には、新築祝いとして祝いの品々やご祝儀を贈るので、建前の際には、重複しないように、清酒やビールなどをお祝いとして贈るのが良いでしょう。

時代の流れではありますが、日本人の気質としてもよく使われる「本音と建前」の語源となっているほど本来的には日本人に根差した儀式である建前という風習が徐々になくなっていくとしたら寂しいことですね。

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