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2017/12/07

「〜になります」の正しい意味・使い方!バイト敬語になってない?

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目次

ビジネスで使う「〜になります」の正しい使い方や敬語

「~になります」という言葉を敬語としてビジネスシーンでよく聞きますが、実は間違った使い方をしている人も多いのです。今回は「~になります」の意味や使い方、他にも似たような表現で「~になっております」の使い方や例文などについて、詳しくご紹介していきます。

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「 〜になります」の意味は?

「~になります」というのは「なる」を丁寧に言った言葉です。「なる」の意味は、事や物が新しい形となって現れること。あるいは、物がある状態から別の状態へと変わったり、新たに現れる、ということです。

日常的な場面で考えると、妊娠した女性が「私ももうすぐ母になります」と言ったり、もうすぐ誕生日を迎えるというときに「来週で10歳になります」というような使い方をします。

ビジネスで使う「〜になります」を正しく使えている?

「~になります」をビジネスシーンでよく聞きますが、間違った理解をしている人が結構多いので注意が必要です。

受付でお客様を案内するときに「会議室はあちらになります」と言ったり、顧客へ資料を渡すときに「こちらが先日お話しした資料になります」と言うのは間違いです。どうしても丁寧な言葉遣いをしようと思うあまり、こう言いたくなるのですが場所や物に変化が生じたわけではないので「あちらです」、「資料です」と言いましょう。

例えば、会議で会計報告など数字のデータを示す場面があるとします。グラフや表を提示するときに、今年の分と去年の分を並べて「左が昨年の分、右が今年の分になります」という表現は、数字の変化が生じているので正しい使い方です。

また工業部品などのサンプルなど、テスト前とテスト後の様子を比較するようなとき「こちらがテスト前の物、あちらがテスト後の物になります」というように、比較して変化が表れている物などを説明するときは相応しい表現だと言えます。

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正しい日本語・敬語は最低限のビジネスマナー!

ビジネスの場では誰でも「丁寧な言葉遣いを心がけよう」、「お客様に失礼のないようにしよう」という気持ちで取り組みます。そのため、いつもよりも丁寧な表現をしようと思いすぎて、間違った敬語を使ってしまうことがよくあります。

フランクすぎる言葉遣いは問題ですが、意識しすぎて敬語を乱用してしまうのも聞いていてあまり心地いいものではありません。敬語は日本語の美しさを代表する言葉でもありますが、それをマスターするのは簡単ではありませんよね。

しかし、普段から正しい使い方を勉強して、その都度場面に合った敬語を使えているか、確認しながら話をしたりメールを書いたりしていると、少しずつきちんとした敬語が身についてくるものです。

正しい日本語や敬語を使えることは、ビジネスマナーとしてとても重要です。社員研修のメニューにも取り入れている会社もたくさんあります。新人の頃は特に誰でも敬語に自信が持てないものです。自分に合った書籍を参考にしたり、尊敬できる先輩の言葉などを参考にしながら、積極的に学ぶ姿勢が大事ですよ。

「お会計は〜になります」は正しい?使い方や例文

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バイト敬語という言葉を聞いたことがありますか?飲食店やコンビニで働く人が使う、ちょっと特殊な敬語で、その代表的なものの一つとして「お会計は~になります」という表現があります。

例えば、コンビニでパンとサラダを買って合計で500円だとします。レジで払う金額はそれぞれを足した結果であり、この場合特に変化が生じたわけではありませんよね。

割引などで元々600円だったものが500円になった場合は、「お会計は500円になります」と言っても構いませんが、そうでなければやはりおかしな表現です。「お会計は500円です」というのが正しい表現でしょう。

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「こちらは〜になります」は正しい?使い方や例文

レストランで料理を頼んで、それを運んできてくれたウエイトレスが「こちらは明太子パスタになります」と言って料理を置くことがよくありますよね。ここで使われている「~になります」という言葉を聞いたときに違和感を覚える人は少なくないでしょう。

やはり「~になる」という言葉は変化することを連想させやすいので、料理を運ぶときにはふさわしくないとして、店によってはこの言葉遣いを禁止し、「こちらは~です」を徹底しているところもあるようです。

例えば「ホアジャオとシャンツァイがきいた中華風の煮込み料理」など、メニューを見ただけでは一見どんな料理か想像するのが難しいような場合、ウエイトレスがあえて「こちらが~になります」と強調の意味でこのように言うことがあります。

「〜になっております」は正しい?使い方や例文

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特にビジネスメールで冒頭に「いつもお世話になっております」というのが決まり文句のように出てきますよね。「~になっております」というのは「~になっている」を丁寧に言った表現なので間違いありません。

ただ、いつも誰に対しても「お世話になっております」というのが不自然だと感じる人は多いようです。中にはまだ面識のない人や、初対面の人に対しても「お世話になっております」と言う人もいて、相手は「別にお世話をした覚えはないけど…」と不思議に思うことも多々あります。

正しい敬語ではありすが、いつも決まりきった定型文を使うのは何だか味気ないですよね。「早速ご返信いただきありがとうございます」とか、シンプルに「おはようございます」など、時と場合に合わせて変えた方がいいですね。

「〜となります」は正しい?使い方や例文

「~になります」と「~となります」はどちらも同じ意味で大きな違いはなく、間違いでもありませんが、ちょっとしたニュアンスの違いはあります。

例えば「弊社は29日から年末年始の休みになります」と言った場合、年末年始の休みは毎年恒例のことで当然であるというニュアンスです。一方「弊社は今週日曜日は出勤となります」の場合、普段日曜日は休日であるはずなのに、今週だけは例外であるということを強調しているニュアンスです。

このように変化したことや意外であることを強調したい場合、また書き言葉やちょっとかしこまった場面では「~となります」を使うことが多いです。

ビジネス敬語に関するおすすめの本紹介

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『大人のマナー 敬語の便利帳―意外なことばの落とし穴』

社会人として身に着けておきたい敬語、間違った使い方をして失敗しないように、使いやすさを重視してまとめられた本です。ビジネスシーンではもちろん、冠婚葬祭や手紙・電話・メールなどで日常的によく使われる言葉から敬語への変換方式を学ぶことができます。

上司へ「もう一回言ってください」、来客中に「ちょっといいですか?」、訪問したときに「気を遣わないでください」、お願いしたいときに「迷惑でなければ…」、断るときに「無理です」、
できません」など、これらをすぐに敬語で言うことができるでしょうか?

普段の話言葉を敬語へ帰る「敬語変換方程式」や、初級・中級・上級とランク分けされた難易度、図入りで開設された手紙やメールの書き方、顔文字の敬語変換などユニークでわかりやすい内容が幅広く支持されています。

会社のデスクに入れておいて、困った時にすぐ見られるようにしておくといいですね。自信がないときに、とても役立つ一冊です。

「〜になります」の正しい意味・使い方!バイト敬語になってない?のまとめ

「~になります」は基本的に変化を表すときに使う言葉だということを認識しておきましょう。敬語の正しい意味や使い方を知って、使いこなせるようになりたいですね。バイト敬語はやはり違和感を感じさせるので、気を付けましょう。

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