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2017/12/07

世界の平均年収ランキング!年収の推移や低い国、アジアの特徴!

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世界の平均年収を紹介

日本は今「不況」と言われていますが、実際に世界の平均年収と比べてみると、どうなのでしょうか?また、世界一の国はもちろん、アジアや発展途上国のグラフの推移も気になるところですよね。

この記事では、2017年の世界平均年収ランキングをご紹介し、日本やアジアの平均年収についてピックアップしていきます。

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【2017年】世界の平均年収ランキングを紹介

【国別・世界の平均年収ランキング トップ20】

1位 スイス 1073万円 (95,002)

2位 ノルウェー 921万円 (81,508)

3位 ルクセンブルク 899万円 (79,591)

4位 デンマーク 835万円 (73,959)

5位 オーストラリア 791万円 (70,050)

6位 アイルランド 767万円 (67,922)

7位 オランダ 685万円 (60,621)

8位 アメリカ 645万円 (57,139)

9位 ベルギー 641万円 (56,729)

10位 カナダ 638万円 (56,518)

11位 スウェーデン 624万円 (55,245)

12位 イギリス 614万円 (54,350)

13位 フィンランド 608万円 (53,851)

14位 オーストラリア 599万円 (53,091)

15位 ドイツ 547万円 (48,479)

16位 フランス 541万円 (47,885)

17位 イタリア 431万円 (38,145)

18位 日本 429万円 (37,988)

19位 イスラエル 408万円 (36,109)

20位 スペイン 403万円 (35,693)

※()内=米ドル
※日本円換算 1ドル=113円(2017年12月時点)

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全体的にヨーロッパ諸国が上位ランクインしており、中でも目立ったのが北欧。1位のスイスをはじめ、ノルウェー、デンマークなどがトップ5に入っています。

ヨーロッパは、ルクセンブルク、オランダ、イギリスなどが上位に入っており、ランキングトップの半数以上はヨーロッパ圏という結果になりました。

アジアで一番平均年収が高かったのは日本。執筆時のドル換算で計算すると、平均収入は429万円で、この年収は日本の一般的なサラリーマンの平均年収とほぼ等しい数字です。

しかし、上位のスイスやノルウェーは馴染み深い国であるものの、3位のルクセンブルクにはあまりイメージがわきにくいのではないでしょうか?

ルクセンブルクは、ドイツの隣にある小さな国で、その人口は約52万人。もともとは鉄鋼業が盛んであったものの、オイルショックがきっかけで金融業にも力を入れるように。現在ではその2本柱が国家経済を支えており、経済的に豊かな状態が出来上がっていったようです。

金融業が強いことは平均年収の底上げには影響的で、スイスのチューリッヒとジュネーヴや、ルクセンブルクの首都ルクセンブルクは世界の金融都市のトップ15に入っています。

その他、年収ランキング12位のイギリスの首都ロンドンは金融都市ランキングで1位、アメリカのニューヨークは2位に選ばれています。金融業が盛んであることは、その国の経済の命運を握っているといっても過言ではないでしょう。

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世界の平均年収と比べて日本はどう?

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世界一のスイスの平均年収と比べると、日本の平均年収は半分以下。これはかなり大きな差ですよね。もちろん、世界で18位というのは決して低い順位ではないものの、ヨーロッパ諸国との大きな違いには驚きを隠せません。

ちなみに、1位のスイスの平均労働時間は年に1,590時間。日本の1,713時間に比べて123時間も短く、フルタイムにすると丸5日分短いスケジュールで日本の2.5倍ほど稼いでいるという計算になります。

そして日本の労働時間は、世界主要国の中では22位と高め。平均年収が上位のノルウェー(1,424時間/年)やルクセンブルク(1,512時間/年)と比べてもその労働時間は長く、沢山働いているのにも関わらずトップの国々には収入が追い付いていないことが分かります。

そうはいっても、日本の平均収入はアジアでは1位。ヨーロッパには敵わずとも、アジアの中では全体的な収入は豊かであるというのも、また事実です。

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世界の平均年収はどう推移している?

1位のスイスはなんと、平均年収1000万円超え!日本では年収1000万円を超える世帯は10%程度なので、スイスの平均年収がいかに高いかが分かります。

しかもこのスイスが優秀なのは、単身世帯の税負担率平均が21.8%で、これはOECD加盟国34カ国中で4番目に低い負担率(ちなみに日本は32.4%)。

また、スイスに次いで、トップ10にはヨーロッパ諸国が多く見られました。北欧はノルウェー、デンマークや、ヨーロッパではルクセンブルクやオランダなどがランクイン。

このランキングを見て、改めてヨーロッパ諸国は強いということが分かります。世界の長者番付で毎年トップを飾るアメリカが8位という結果であるのに対し、ヨーロッパの経済大国の平均収入には偏りが少ないということがランキング内容に反映されています。

トップを飾る北欧の国々は、幸福度ランキングでも毎年上位を占めることで有名。幸福度と収入の因果関係は少なからずある可能性も無視できませんね。

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世界一平均年収が高いのはスイス?理由は?

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永世中立国としても有名なスイスは「世界一物価の高い国」と言われるほど生活水準の高い国。
ビッグマックは888円(2015年時点)で、これは日本の2倍以上の値段です。
物価が高ければ、その分収入が上がるのは自然なことでもあり、マックのアルバイトは時給2,000円で働いているというのだから驚きです。

その一方で、物価が近年下がりつつあるにも関わらず、賃金は増加傾向にあるスイス。国際金融センター指標の調べによれば、スイスのチューリッヒとジュネーヴの2都市が、世界トップ10の金融都市として選ばれていることもあり、経済大国としての実力が収入に繋がっているとの声もあります。

政治という側面を見てみても、直接民主制という世界でも稀な体制を取っているスイスは、国民の声が届きやすいという点も、国が豊かになる要因の一つといえるのではないでしょうか。

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世界の平均年収から見たアジアは?

「世界平均年収ランキング」トップ30には、日本以外に、19位イスラエル(408万円)、21位韓国(357万円)のアジア諸国がランクインしています。

イスラエルの年収が高いというのは意外ではありますが、実はイスラエルは「中東のシリコンバレー」と呼ばれることもあるほどテクノロジーに強い国。ハイテク事業に積極的で、イノベーションが起こることを期待する声も挙げられています。

また、韓国も言わずと知れたテクノロジー大国ですよね。サムスン電子の開発したスマートフォンシリーズ「Galaxy」は、今や世界トップシェアを誇るブランドに成長しました。また、韓国では一般的なお店で自由にスマートフォンを充電出来るなど、電子関連のインフラも整っているようです。

共通して、アジアで年収の高い国は、テクノロジー開発が進歩している傾向にあります。

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世界の平均年収から見た発展途上国は?

ここまで、世界トップレベルの平均年収についてお話してきましたが、それでは発展途上国の平均年収は一体どれほどなのでしょうか。実は、世界全体の平均月収は7万円との調査結果があります。この数字はスイスや日本など、経済大国も含めた数字ですので、発展途上国の収入がいかに低いかが想像できます。

発展途上国では一日100円~200円程度での生活を余儀なくされている人が多く、月収7万円を超えるチリなどは収入が高い方なのです。西アフリカにあるリベリア共和国では、公務員でも月収1,500円。他の途上国では、賃金が支払われず「ただ働き」という状況も見られるほど状況は切迫しています。

発展途上国の一つである中央アフリカは、国連の発表した世界幸福度ランキングで最下位。収入はもちろん、健康や社会的な生活サポートの指標が特に低く、セーフティネットの低さによる、国民の不安や不満が幸福度の低さに繋がっているといえるでしょう。

一方で、同じランキングの上位に位置するのは高収入の国ばかり。経済的豊かさと幸福度の高さは、比例する傾向にあるのが現状です。

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世界の平均年収から見る年収の高い国と低い国の違い

ここまで、世界の年収ランキングについてお話してきましたが、なぜ平均年収に1000万円もの違いが生まれてしまうのでしょうか。

年収が高い国の特徴としては2つあり、まずはその国の得意分野を持っていることが挙げられます。例えば、アジアであればテクノロジー開発が進んでいる国が収入が高い傾向にありましたよね。
また、一位のスイスは金融大国である上に、ノーベル賞受賞や有名なバレエ団を持っているなど、文化・芸術関連にも強い国です。

もう1つの特徴としては、教育制度が整っている国が多いこと。OECD(経済協力開発機構)の調査によると、平均年収の上位であるカナダやアメリカ、フィンランドや日本は教育の水準が世界でトップ10に入ります。

「経済的に豊か」だからこそ、教育への投資が出来るのも事実ではありますが、教育を受けた子供たちが次の世代の大人になっていくことで、経済的発展の可能性は高められることでしょう。

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「世界の平均年収ランキング!年収の推移や低い国、アジアの特徴も」のまとめ

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世の中には「収入が全てではない」という声がある一方で、やはり経済的に豊かになれたらある程度生活を充実させることが出来ます

それは個人だけではなく、国にとっても同じこと。世界の平均年収が高い国は、結果的に幸福度も高い傾向にありました。

日本や韓国をはじめとし、アジアにとっての強みはテクノロジーでしたよね。その力を生かし、もっと活躍できれば、景気回復に一役買ってくれるかもしれません!

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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