お金のコトをもっと身近に|みんかね
2017/02/06

融資ってどういう意味?融資とは何か、受ける前に失敗しないための基本情報

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目次

融資とはそもそもどういったもの?

融資とは、お金を借りることを指します。
お金を借りる時には元本の返済にプラスして利息を支払うという約束をするのが一般的です。

例えば、100万円のお金を借りる場合に、10%の利息をつけて合計110万円を返すといったケースが考えられます。
利息については「年利率」という形で決めることが多いです。上記の例で言えば年利率は10%ということになります。
また、返済については1ヶ月に1回の支払いで分割返済となるのが一般的です。

そのため、「毎月このぐらいの金額であれば返済できる」という金額をまず決めて、借りたお金と利息の合計額を毎月の返済額で割って返済回数を決定するということになります。

例えば、利息を含めて110万円を借りたいけれど、毎月の返済額は11万円としたいという場合であれば、110万円÷11万円=10回が返済回数ということになります(毎月1回の返済なので、10ヶ月間かけて返済していくということです)
ここでは融資を受けるべきかどうかお悩みの方向けに、どのような形でお金を借りるのが最も負担がすくなくて済むのかといったことについて解説させていただきます。

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融資に悩んでいる方へ

融資を受ける際には、お金を借りる側の意思で選択しなくてはならない、悩みがちなことがいくつかあります。
ここでは借入先、返済回数、返済方法、担保の有無の4つをとりあげます。
それぞれのケースについて、どのような判断基準で決めれば良いのかを解説させていただきます。

借入先はどこにするべきか?

家族や知人以外からお金を借りる場合には金融機関から融資を受けるのが一般的です。
金融機関とひとくちにいっても様々な種類がありますので、ご自分の状況にあったところを選択して少しでも借金の負担が小さくなるようにしなくてはなりません。

まず、生活費として少しでも早くお金を借りたいという場合であれば、考えられるのは銀行カードローン、消費者金融のカードローン、クレジットカード会社のキャッシングの3種類です。
これらは融資を受けるにあたっての審査にかかる時間が非常に短いというメリットがあります。
早い場合であれば融資を申し込んだその日のうちにお金をあなたの銀行口座に振り込んでもらうことも可能です。

最も審査が早いのは消費者金融のカードローンですが、銀行カードローンに比べると利息の負担が大きいケースが多いので注意しましょう
一般的な利息の利率は、10万円〜100万円のお金を借りる場合だと銀行カードローンで3%〜15%、消費者金融で10%〜18%、クレジットカードのキャッシングで15%〜18%ぐらいです。
どれぐらいの利率が設定されるかはあなたの過去の借り入れ履歴や、収入の金額によって変りますが、おおよそ上記のように「クレジットカード>消費者金融>銀行カードローン」の順番に利率が高くなる傾向があります(クレジットカードのキャッシングが一番高い)

なお、利息の利率については「利息制限法」という法律があり、借り入れ額が10万円未満の場合は20%まで、10万円〜100万円未満の場合には18%まで、100万円以上の場合には15%までという上限があります。
どれだけ利息が高いところでも、例えば10万円の融資であれば年間1万8千円以上の利息をとられることはないということになります(10万円×上限年利率18%=1万8千円)

返済回数は何回にするべきか?

次に、返済回数は何回にするべきかについて考えてみましょう。
返済回数は基本的に毎月の返済額をいくらにするか?を決めることで自動的に決まる場合が多いです。

100万円のお金を借りたいけれど、毎月返せるお金は5万円が限界…という場合であれば、100万円÷5万円=20回といったように返済回数を定めることになります。
返済回数は長くなればなるほど利息の負担は大きくなるため、少しでも支払う利息の金額を小さくしたいのであれば。毎月の返済額を多めに設定するのが適切です。

一方で、一時的に収入が落ち込んでしまっているために毎月の出費を少しでも少なくしたいという場合であれば、毎月の返済額はできる限り小さくして返済期間を長くするということも考えられます(ただし、その場合は当然利息の負担は大きくなります)

返済方法はどれを選択するべきか?

カードローンの返済方法は、大きく分けて残高スライドリボルビング返済、元金均等返済、元利均等返済の3つが考えられます。

残高スライドリボルビング返済というのは毎月の一定期日現在の借入総額によって返済金額が決まる仕組みのことです。
カードローンではこの残高スライドリボルビング返済となっていることが多いです。

例えば、三井住友銀行カードローンであれば、融資額が100万円の場合は毎月の返済額は1万5000円以上、融資額が200万円であれば毎月の返済額は2万5千円以上となっています(多く返す分には問題ありません。あらかじめ決められている最低限の返済額よりも多めに返済することを「繰り上げ返済」と言います)

元金均等返済というのは、毎月返済する「元本の額」が決まっている返済方法です。
例えば毎月5万円の元本返済と決めたとすると、その5万円に利息をプラスするという形で返済していくことになります。

元利均等返済は、毎月の返済額が一定額で決まっている返済方法のことをいいます。
その一定額の中で元本の割合と利息の割合が自動的に決まることになります。例えば、5万円を毎月の返済額と決めたとすると、そのうち4万円が元本返済で、1万円が利息返済となるといった具合です。

元金均等返済と元利均等返済を比べると、元金均等返済は返済がスタートした当初は支払額が大きくなる分、返済期間を短くできるというメリットがあります。
一方で、元利均等返済の場合には返済スタートから完了まで毎月の返済額は同じなので返済当初は元金均等返済よりも返済額を小さくできるというメリットがあるものの、返済期間が長くなり利息の負担も大きくなるというデメリットがあります。

担保は提供するべきか?

消費者金融カードローンや銀行カードローンの場合には担保は不要とされるのが普通ですが、事業用の融資などの場合には担保を提供するように金融機関から求められるのが一般的です。
担保には物的担保と人的担保の2種類があります。

物的担保というのは具体的には抵当権のことで、もしお金を返さない場合にはこの物の所有権を引き渡しますよという約束をすることを言います。
マイホームを購入するときには住宅ローン(銀行などの融資)を組むのが一般的ですが、この場合マイホームに抵当権が設定されるのが普通です。

もし住宅ローンの返済ができなくなってしまったときには抵当権が実行されてマイホームとして購入した住宅の所有権は金融機関に引き渡すことになります。
お金を貸す金融機関側としては、あなたがもしお金を返済しないということになったとしても、担保(住宅など)を競売にかけてお金に換えれば借金の回収が出来るので、安心してお金を貸すことができるというわけです。
安心して貸せる分、担保がある場合にはない場合に比べて貸付利率は圧倒的に低くなります。

銀行の無担保のカードローンであれば貸付利率は10%ぐらいになるのが普通ですが、マイホームを担保にした住宅ローンなら1%を切ることもあります。
担保には2種類あるという説明をしました。1つめはここまで説明させていただいた物的担保で、具体的には抵当権のことです。

もう1つの人的担保というのは保証人や連帯保証人のことです。
保証人や連帯保証人とは、お金を借りる人(あなた)がもし約束通りにお金を返せなくなってしまった場合には、代わりにお金を支払う義務を負う人のことです。
簡単にいうと1本の借金について、これを返す義務のある人が2人以上ある状態になるわけですね。

お金を貸す側としては1人に対してだけ貸すよりも、2人以上の人に対して貸す方がお金が返ってくる可能性が高くなるので安心ということになります。
そのため、保証人や連帯保証人がいる場合には無担保の場合よりも貸付利率は低くなります。
銀行カードローンや消費者金融のカードローン、クレジットカード会社のキャッシングでは、担保の必要ない無担保の貸付となるのが一般的です。

融資を受ける方法

実際に融資を受ける(お金を借りる)ためには、具体的にどういう行動をとればいいのかについて確認しておきましょう。
銀行や消費者金融のカードローンでは、最近はインターネット経由で融資の申し込みをする場合がほとんどになっています。
借金をするときにはできれば誰とも顔を合わせたくはないものですよね。

インターネット経由であれば誰にも知られることなく早ければ即日で融資を受けることができますので、少しでも早く顔をあわせることなくお金を借りたいという場合にはインターネット経由での融資申し込みがおすすめです。

具体的な流れとしては、まず銀行や消費者金融の公式ホームページから融資の申し込みページに移動します。
個人情報の入力が求められますので、勤務先やあなたの年収、現在の借入額などの情報を入力しましょう。

ネットで個人情報を入力するのに抵抗がある人も多いかと思いますが、金融機関というのは個人情報の保護にはとても気を使っていますので、日本国内のどの会社(例えばアマゾンや楽天市場で買い物をするときにも個人情報は入力しなくてはなりません)に個人情報を教えるのよりも安心ということができます。

もし金融機関に教えた個人情報が流出したとなると新聞の1面にのるような大ニュースになってしまいますから、金融機関側も細心の注意を払っていると考えておいても大ありません。
個人情報の入力が済むと、金融機関側から勤務先への在籍確認が行われます。
在籍確認というのはあなたの勤務先に金融機関の担当者が電話をかけて、あなたが本当にその会社に在籍しているかどうかをチェックする手続きです。
もちろん、消費者金融から電話がかかってきているなんて会社の人には知られたくないですよね。

金融機関側もこの点はよく理解してくれているので、電話をかけるときにはできる限りあなた自身が電話を取れるようにしてくれますし、電話口では「友人の〜です」や「以前仕事でお世話になった〜です」といったように、金融機関からの電話であることがわからないように最大限の配慮はしてくれます。

会社の人にあなたが金融機関からお金を借りようとしていることが分かってしまうリスクは避けられるようになっていますので、安心して申し込みをすることができますよ。
在籍確認が済めば審査結果を教えてもらえます。

問題なく審査に通ればその日のうちにあなたが指定した銀行口座にお金を振り込んでもらうか、駅前などにある無人機(ATMの横などに設置されていることが多いです)を使ってカードや契約書類の受け取りを行いましょう(自宅に送付してもらうことも可能ですが、家族に知られたくない場合は無人機を使いましょう)
カードを受け取った後には借入限度額の範囲内なら何度でもお金の出し入れが可能になります。

融資を受けるときの交渉のコツ

融資を受けるときには、金融機関の融資担当者と交渉をすることになります。
融資交渉ではいくつか気をつけておくべきポイントがあります。

カードローンなどの無担保の融資に申し込む時にはむやみにたくさんのところに申し込まないことが大切です。
あなたがどこにどのぐらいの金額の融資を申し込んでいるのか?といった情報は、金融機関同士では情報共有されているので、あまりにたくさんのところに申し込みをしてしまうと「この人はよほどお金に困っているらしい」ということで融資が通りにくくなってしまう可能性があるのです。

カードローンの申し込みをするときには1度に1社ずつとするのが基本です。
また、融資交渉では嘘を絶対につかないようにしましょう。

勤務実績や現在の借入額などについては少しでも有利に融資交渉を進めるために嘘の情報を伝えたくなりがちですが、どこからいくらぐらいのお金を借りているのかといった情報については金融機関には知られているものと思っておいたほうが良いです。
あなたが伝えた情報に嘘があることが分かった時点で融資担当者は審査落ちという判断をせざるをえなくなるので注意しましょう。

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融資の返済の方法と自己管理

融資後の返済について困ったときの対処方法を紹介

融資後の返済スケジュールについて

自身自身にあった返済計画を立てるように方法を説明するとわかりやすいです。
カードローンの特徴は、いったんお金を返した後にもカードに設定されている借り入れ可能額の範囲内であれば何度もお金を借り直すということは可能であることです。

例えば、カードの借り入れ限度額が100万円だったとして、最初に100万円を借り、その後3ヶ月かけて15万円を返済した後に、急にお金が必要になったので10万円を借りるということも可能ということですね。
この場合、借りているお金は100万円ー15万円+10万円=95万円ということになります。

融資に関することで困ったときは

融資に関することで「こんなはずではなかった…」というようなトラブルに巻き込まれてしまった時に相談できる相手について知っておくと安心です。
融資について一般的な質問をしたい場合には、国民生活センターなどに相談してみると良いでしょう。

国民生活センターでは、実際の法的手続きを代行してもらうことなどはできませんが、「一般的にはこういう対処の仕方が良いです」といった形のアドバイスをしてもらうことはできます。
実際に法的なトラブルに巻き込まれてしまい、なんらかの対処が必要な事態になってしまった時には、弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談しましょう。

借金がどうしても返すことができなくなった場合には債務整理という手続きをとることも最終的に考えられます。

債務整理は債権者側と交渉して借金を減額してもらうための法的手続きです。借金の負担を軽減してもらうことができますが、新たにお金を借りるのが非常に難しくなるなどのデメリットもあります。

融資ってどういう意味?融資とは何か、受ける前に失敗しないための基本情報のまとめ

今回は、融資を受ける時に失敗しないための基本的な知識について解説させていただきました。
お金を借りることについては親しい人にほど相談しにくいものですよね。

金融機関の融資では精神的なストレスなくお金を貸してもらうことができる分、しっかりとした返済計画を立てて期限までに必ず返済しないとトラブルに発展してしまいます。
基本的な知識を元に、少しでも負担の少ない融資を利用するようにしてください。

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