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2017/05/13

押し貸しとは何か?押し貸しの手口と被害への正しい対策・対処方法を徹底解説

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目次

押し貸しとは

押し貸しは、自分の銀行口座をチェックした際に、よくわからない入金があった事実を知ったところから始まります。

そして後日、「あなたにお金を貸した」という業者から高い利子付きで返済するよう要求される詐欺のことです。聞きなれない言葉かもしれませんし、己には関係のないことだと思うかもしれません。

しかし、インターネットが発達し手軽に商品やサービスを購入できる現代では、決して他人事ではない問題なのです。押し貸しのやり口にはどんなものがあるのか、被害に遭った場合にどうすべきかなどを解説していきます。

<下に続く>

押し貸しに利用される口座記録はどこで漏れ出す?

押し貸しに遭遇してしまうのは、あなたの口座記録が詐欺をする相手にすでに知られているということです。

まずは口座記録がどこで取得されて不正に利用されてしまうのかをお伝えしていきます。

闇金とつながったことがある人

闇金利用時の口座を現在も引き続き使っていないでしょうか?

以前に闇金からお金を借りたことがある人は、そのときの口座を流用されている可能性があります。昔と同じ口座を使っている場合は闇金業者を疑ってみるのが一つです。

ただし、利用した闇金が仕掛けてきた押し貸しとは限らず、別の闇金業者であるケースもあります。闇金業界内で個人の情報が不正に提供されている可能性もあるからです。

闇金とつながりそうになった人

闇金を実際に使うまでには至らなかった場合でも、口座情報と個人情報を教えてしまってあれば、闇金利用者と同じく狙われやすくなります。闇金に申し込みをしようとしたが直前で思いとどまったというケースなどが該当します。

そもそも闇金に手を出そうとする人はお金に関しての知識が少なく、誰にも相談できずに行動してしまう人も多いものです。そういったお金の弱者を狙うことで、押し貸しをしたときの成功率をアップさせようとしているのです。

ネットオークションで怪しい相手に口座情報と個人情報を教えてしまった

手軽に物の売買ができてお小遣い稼ぎにもなるとあって、近年ではネットオークションはすっかり定番になっていますよね。実はネットでの取引が原因で被害に遭うことがあるのです。

例えば有名なヤフオクでも、取引が成立した相手に口座番号などの情報を教えてしまい、見知らぬお金が入金された事例もあります。

顔が見えない相手を見極めることは難しく、巧妙な手口によって大事な個人情報を自ら渡していることがあるのです。

クラウドワークサービス上で、よく知らない相手に直接口座情報と個人情報を教えてしまった

パソコン一台あればいつでもどこでも手軽に仕事ができるクラウドソーシングは、働き方の多様化が進んだ現代で急速に拡大しつつあります。

クラウドソーシングを提供する様々なサービスがありますから、口座を登録してお仕事の受注をしている人も多いでしょう。基本的には、サービス上で取引が成立しますから個人とクライアントが直接口座情報などのやり取りをするケースは少ないです。

ただし、稀に見るような好条件のお仕事である場合などに、サービスの監視の目が届かない直接取引に手を出してしまうことがあるのです。好条件かつ発注履歴がないクライアントとから仕事を受ける場合には注意が必要ですね。

詐欺サイトで口座情報を含めた個人情報を漏らしてしまった

自分が興味のある分野のサイトやメールマガジンなどを信じきってしまうと、それが詐欺サイトへの入り口だったということがあります。

サービスや商品を購入させられるだけでなく、個人情報を漏らしたことによって、押し貸しという二次被害にあってしまうのです。インターネット上には無数のサイトがあり、どれが悪質なものなのかを見分けるのは難しいものです。

情報量が多い時代だからこそ慎重に自身の個人情報は守るようにしたいですね。

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押し貸しに遭遇した場合のNG対処法とは

ここからは被害を被ったときにどうすべきかについてお話していきます。まずは間違った対処法を見ていきましょう。間違った方法で対処してしまうと、被害がどんどん大きくなることがありますので、慎重な対応が必要になります。

無視する・放置する

無視や放置が一番だという意見もありますが、それは少々早計な考え方です。怪しいメールが届く程度の詐欺であれば無視すれば問題ありませんが、この件に関しては無視や放置はNGです。

なぜなら、すでに口座情報が相手方に渡っていて入金がされており、実際に詐欺行為が始まっているからです。口座情報とともに住所や電話番号、勤務先などまで知られているケースも多く、請求の電話が自宅や勤務先にまで及んでくることがあるのです。

中には勤務先への電話が原因で会社での信用を失いクビになってしまったケースもあります。

自分のお金として勝手に使ってしまう

身に覚えのないお金を自分のものとして勝手に使ってはいけません。後で返済を要求されたときに、使ってしまったという事実をもって相手が強くでてくる可能性が大いに考えられます。

また、お金を使ってしまったことで自分に後ろめたい気持ちがでてきて、高利子付きの返済に応じてしまうことがあります。

あとで自分が困らないためにも、見知らぬお金には手をつけないようにしましょう。

自己判断でお金を払ってしまう

高利子付きでお金の返済を要求してくる相手は普通の人ではありません。怒鳴る、脅すは当たり前ですし、違法行為だと分かっていても怖くなってしまうのが当然です。そうなると早く現状を脱出したいという思いから、つい払ってしまうことがあります。

しかし、一度払うと相手はどんどんつけ上がり、要求が永遠と続くようになってしまいます。自己判断で対応してしまうと後々大変になるので、絶対に払ってしまうのはやめましょう。

また、普段から通帳記帳を全くしないなどお金の管理が無頓着な人の場合、口座内の金額が増えていることにすら気づかずに使ってしまうことがあります。この場合は返済の請求が始まってから被害を知ることになり対応が遅れてしまいますので、日ごろからお金の管理を心がけておくことも大切です。

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押し貸しに見舞われた場合の正しい対抗手段

では、押し貸しが起きたときにはどのように対処するのが賢明なのでしょうか?ここからは解決の糸口として、正しい対抗手段をお伝えしていきます。

専門家の名前を出して断る

口座記録以外にも電話番号などが知られていることが多いので、返済を催促する電話がかかってくるケースがあります。

このときには、下手に質問するなど相手にすることはせず、とにかく弁護士などの法律家の名前を出して断りましょう。「知り合いの弁護士の先生に相談してある。」などと言うだけでも相手が引き下がることがあります。

法律家の名前をちらつかせることで「ある程度知識がある」と思われ、詐欺業者を撤退させることができるのです。

消費者センターや法律家に問い合わせて助力してもらう

すでに入金がされてしまっている場合には被害に合っていますから、自力で解決するのはそう簡単ではありません。消費者センターや弁護士、司法書士などの法律家に問い合わせてみましょう。

ただし、法律家への依頼ごとは費用がかかります。いきなり頼むのではなく、市役所などで行われている無料相談を使う、法テラスに聞いてみるなどして費用をかけない方法を試してみてからにしましょう。

最終的には依頼をかけることになるとしても、押し貸し対策に強いエキスパートを調べる必要はあります。

脅迫されたと思ったら迷わず警察に通報する

自宅や勤務先などに脅迫の電話が入る、嫌がらせを受けるなどした場合には速やかに警察に通報します。

このレベルになると自分で何とかすることはまずできませんので、迷わず警察に相談することが必要です。

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押し貸しを遠ざけるための処方箋

現在被害に遭っていない人でも、出会わないための方法は知っておく必要があります。被害にあってからでは対処に時間と労力がかかりますから、予防線を張っておくのが一番だからです。

特に闇金を以前に利用した経験がある方や、ネット上で見知らぬ業者や個人と取引をしたことがある方は、その際に利用した口座は解約しておくべきです。また、携帯電話の番号なども悪用される可能性がありますので、できるだけ解約しておくことが無難です。

そして今後は闇金を含め、個人情報や口座番号などを教える相手は慎重に選ぶことが大切です。

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押し貸し対策を見誤らないために

押し貸しは闇金利用者だけでなく、インターネット上のサービス利用などがきっかけで被害に合ってしまうこともあります。

払わなければいいだけと思っても、相手はプロの詐欺師ですから現実的には簡単に解決することは難しいものです。いざというときのために、正しい知識を身につけておきましょう。

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