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2018/01/02

宗教とは何か?世界・日本の宗教の種類や宗教が必要と言われる理由

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宗教とは何か?

世界には様々な宗教があります。キリスト教、仏教、イスラム教、ヒンズー教など、またその中でもたくさんの宗派に別れ、信仰の仕方も様々です。

また、宗教と称して怪しい教えや霊感商法などで世の中を騒がすものもあり、人の心が求めるものがどこにあるのか疑わしいものまであります。

今回は、宗教とは何か?また、宗教の種類や宗教が必要と言われる理由について紹介します。

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世界・日本の宗教の種類や宗教を信仰している人の割合 

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一般的に宗教とは、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念のことです。宗教には世界宗教と民族宗教があり、キリスト教、イスラム教、仏教が世界宗教であり、ユダヤ教、神道、ヒンドゥー教などが民族宗教に分類されます。

世界で信仰されている宗教の割合は、キリスト教が最も多く、約20億人で33%、イスラム教が約12
億人で20%、ヒンドゥー教が約8億1000万人で13.3%、仏教が約3億600万人で5.9%、シク教が約3,000万人、ユダヤ教が1,400万人で0.2%、その他の宗教が約9億1,000万人で15%、無宗教が約7億7,000万人で12.7%となっています。

キリスト教は北アメリカと南アメリカを合わせたアメリカ大陸と西ヨーロッパ、アフリカ大陸の中の主に中部アフリカ、東アフリカ、南部アフリカで主に信仰されています。

イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、南アジア、東南アジアなどで主に信仰されています。中東と西アジアは国民のほとんどがイスラム教を信仰しています。

ヒンドゥー教は主にインドで信仰され、仏教は主に東アジア圏で信仰されています。

日本にもたくさんの宗教や宗派があります!

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宗教はなぜ生まれたのか? 

宗教の始まりは、人間の自然に対する畏怖心から起こったものと考えられます。自然の力は人間の人智に及ばないものです。

時に自然の力は人間にとって脅威と思えるほどの強い力を発揮します。地震や台風、火山の噴火などの天変地異は、人間に何かわからない大きな力を感じさせました。そこには人智の及ばない何かかがあると思われていたのです。

そしてその大きく凄まじい力を恐れ、おののきながらも敬い、祀り、祈るようになりました。それが霊や精霊、神と呼ばれるようになり、原始宗教、自然崇拝、霊魂崇拝の始まりとなったのです。

宗教はそこから生まれ、やがて文化が成熟していくと徐々に体系化されていき、1つの宗教圏が出来上がります。人間が高度に発達していくにつれ、社会というものが出来上がります。社会を安全なものに保つため、生活規範を宗教に求め、やがて宗教は政治利用するために高度に組織化されるようになりました。

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宗教と歴史の結びつきは強い 

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世界の歴史は宗教とともにあったといっても過言ではありません。現在では、イスラム教が歴史に大きな影響を与えようとしています。

イスラム教徒は世界人口の約5分の1を占めていますが、アメリカの「9.11同時多発テロ」を引き起こしたと言われているテロリスト集団のISIL(イスラム国)の戦闘員は3万人〜5万人しかいないと言われています。大多数のイスラム教とは平和に暮らしていますが、一部の過激なイスラム教徒によって世界が大きく影響されました。

また、キリスト教の歴史は西欧文明の歴史そのものでもあります。キリスト教は、西欧社会全体に様々な影響を与えました。政治、法律、美術、音楽、言語、家庭生活のざまざまのことにまでキリスト教の影響が見て取れます。

キリスト教は神の愛を説くイエスの教えを使徒が広めて世界に広がった宗教です。やがて体系づけられ、ローマ世界に広がりましたが、ローマ帝国の厳しい弾圧を受けました。東西分裂、教皇庁の分裂、ルターの宗教改革などを経て今もなお文化、社会、政治に大きな影響を与えています。

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宗教が必要と言われる理由 

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理由①幸福になるため

人は誰もが幸せを求めて生きています。自分が不幸せでいることを求める人などいないでしょう。幸せでいるために考え、行動します。

幸せの概念は人それぞれかもしれません。お金があることが幸せと考える人もいれば、お金の価値など幸せの価値基準に入らないと考える人もいるかもしれません。また、自分1人が満足できる生活さえ送れれば他人などどうでもいい、そういう考えの人もいるでしょう。

宗教があることで、人は幸せについて深く考えることができるのかもしれません。幸福とは自分だけのものなのか、他人が幸福でいることも自分の幸福につながるのか、そいうことも考えるでしょう。

どちらにしろ、宗教を信じること、神の存在を信じることで普遍的な幸福を得ることができるのかもしれません。

理由②人生の目的を知るため

人は何のために生まれ、何のために生きているのでしょう。神はなぜ、人間をこの世に誕生させたのでしょう。宗教を信仰している人は、神の存在を通じて、このことを深く考えることがあります。

現代は科学も進歩し、人はその便利さを持って幸せだと思っています。しかし、幸福のために人間が進歩してきたことは、必ずしも幸福だけを生み出しているわけではないでしょう。科学の進歩などは、時に人間を不幸に陥れます。

科学の進歩によって戦争のための兵器が作られ、それが多くの人を不幸にしていることも事実です。医学の進歩も同じです。無理に延命をし、そこに本人の幸せがあるのかを考えると疑問が残ります。

人生の目的は何なのか、何のために人間は進歩しているのか、そのことを深く考えさせてくれるのも宗教なのかもしれません。

理由③死を恐れないため

今生きている人で死んだ経験をした人はいません。死ぬことがどういうことなのか、はっきり説明できる人などいないのです。

死んだ後、自分はどうなるのか、死ぬときはどれだけ苦痛を感じながら死んでゆくのか、死ぬと人間は完全なる無になってしまうのか、無になるという感覚はどういうものなのか、死後の世界はあるのか、誰も答えはわかりません。

だからこそ人は死を恐れるのでしょう。そして、死は避けて通れないものです。誰にでも必ず死は訪れるのです。宗教を通じて、人は死というものを深く考えるのかもしれません。また、死というものを恐れない、死を受け入れる心の余裕のようなものを得ることができるのかもしれません。

神や仏の存在を通じて、死というものを身近に感じ、死について深く考えることができるのでしょう。

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【番外編】無宗教と海外で言ってはいけない?

日本人の大半は決まった宗教を持ちません。「神の存在」と言われても「?」という感覚しか持ち合わせていないのです。海外の人と接していると、宗教の話が出てくることがあります。仲良くなればなるほど、そういう核心に迫る話題が出てくるでしょう。

そういうとき「自分は無宗教である。」と答えた場合、一瞬沈黙が訪れるものです。信じるものが何もないということが、宗教が身近な海外の人にとっては奇異にうつるのです。

特定の宗教を信仰している国の人にとって、宗教とは精神を支える大事な核のようなものです。宗教が心の拠り所となっている場合が多いのです。そういう人たちにとっては、無宗教であることは、倫理観や道徳観がないように見えるのかもしれません。

私たち日本人は、お正月には神社やお寺に初詣に行きます。またお墓詣りもするでしょう。無宗教であるというわけではなく、仏教ないし神道も身近に存在しているのです。それも踏まえて、「自分は信心深いわけではないけど。」と前置きして、「神道と仏教を信仰している。」と答えた方が無難かもしれません。

<下に続く>

宗教とは何か?世界・日本の宗教の種類や宗教が必要と言われる理由のまとめ

宗教とは何か、または私たち日本人の宗教観について少し説明しましたがいかがでしたか。

世界には様々な宗教があり、それを信仰することで心の拠り所を得ている人たちがたくさんいます。私たち日本人は、宗教というものについて無関心な人が多いですが、幸福について、人生の目的について、あるいは死というものについて考えない人はいないでしょう。

それがある意味ひとつの宗教観に結びつくことなのかもしれません。自分の人生観について考えることで、宗教というものを身近に考えることがあるかもしれませんね。

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