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2018/01/09

管理職とは何か?管理職の役割と責任!どこからが管理職?定義は?

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目次

管理職とは何か?定義は?

どこの会社や組織においても、それぞれのセクションがありその長やリーダーがいます。

一般的にこのような上の人々を管理職と呼んだりしますが、厳密な管理職の定義って把握してますか?

ここでは以下に、管理職とは何か?その定義の解説にはじまり、管理職と呼ぶのは具体的にどこからか?課長、係長、主任も管理職なのか?などについて掘り下げて考えていきましょう。

<下に続く>

管理職の業務や役割

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まず、管理職の定義から解説しておけば、管理職とは会社のセクションごとの現場判断というものがあります。
これは現場をマネジメントする者に経営陣から委託された権限です。

この権限を決裁権といいます。

そして、この決裁権を持つ各現場セクションの統括者を管理職と呼ぶわけです。

業務や役割①『マネジメントという役割』

管理職の役割としてその最たるものは、そのセクションのマネジメントです。

どの会社においてもそれぞれの部門や部署で、そのタームごとに目標設定を行い、それに向かって任務を遂行していきます。

これはチーム単位でも、大きなプロジェクトでも同じです。

管理職には、これらの目標を立てた計画を管理する役割があるのです。
Management By Objectives(MBO)と呼ばれるものがそれです。

そして、プロジェクトにおける目標の達成具合を随時チェックして、必要な場面では、管理職自らが直接そのプロジェクトに関わり、障害を取り除いたりします。

管理職は、そのセクションでのプロジェクトに関しては、常に深くて広い理解と洞察力を有することが不可欠となります。

業務や役割②『戦力の採用と育成』

管理職の大きな役割と仕事の一つに、自分の管理するセクションの戦力強化というものがあります。

ですから、人員を採用する場合においても、面接官等は人事の仕事であっても、実際の採用に関しては、現場の管理職の意見や要望といったものは最重要視されるのが普通です。

人員採用における基準のことをコンピテンシーと呼びますが、これは、その仕事を遂行するに足る能力や性格、専門スキルなどを満たす人材であるか?否か?をふるいにかけることです。

そして、その具体的なコンピテンシーを正確に判断できるのは、現場を統括している管理職なのです。

そうやってコンピテンシーに沿って採用した人材の育成においても、この線に則って管理職が、その段階段階で伸ばさなくてはならない能力の伸長計画や、専門スキルの習得などをマネジメントしていくわけです。

業務や役割③『部下の評価や査定』

管理職の大事な仕事と役割に、自部署や部門における部下への評価や査定というものがあります。

これは実際、今度の出世や給料やボーナスの額にもハネ返ってくるものですから、部下にとっては最も重要な管理職の仕事と言えるでしょう。

そのために管理職にとっても責任重大で非常に神経をすり減らす仕事でもあります。

部下の評価基準のアウトラインが会社によっては細かく定められていたり、それぞれのセクションの長である管理職に概ね委ねられたりと様々です。

管理職は、できる限り公平に部下の業績を評価、査定してその評価を部下に伝えなくてはなりません。

この際に、部下によっては自己評価と大きく食い違っていて、大いに不満を感じるケースもままあります。
そのような時に、いかに上手に部下を納得させられるか?といった点も優秀なマネジメントのできる管理職か?そうでないか?の分かれ目になります。

業務や役割④『経営陣と従業員との橋渡し役』

管理職の大きな役割の一つとして忘れてはならないのが、社長をはじめとする経営陣と、現場で働く一般従業員との橋渡し役という役割です。

トップダウンの一環として、会社の経営陣・上層部で決定された経営方針や目標及び理念を、直接現場の従業員たちに理解させ徹底させるのは管理職の役割です。

また、実際の現場における従業員の意見や問題点、改善してほしい点などを直接経営陣に伝えて理解させる仕事も、管理職の仕事になるわけです。

まさに上と下との大事な橋渡し役ですね。

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管理職に求められるスキル

現場の技術者や専門スタッフには、必要不可欠な専門スキルや特化した技術といったものが求められます。

これと同様に管理職にも、管理職ならではの必須スキルといったものが存在します。

スキル①『ヒューマンスキル』

まず第一に管理職に必要不可欠なスキルとして挙げられるのは、ヒューマンスキルです。

これは、どのような業種のどのようなセクションにおいても共通の必須スキルです。

これはその名の示す通り、対人関係における調整能力のことであり、部下をより深く洞察し、深く理解し、その上でより良い人間関係を調整しながら構築していく手腕が求められます。

このヒューマンスキルは業種や部門を問わずあわゆる管理職に共通のスキルであり、またトップマネジメント、ミドルマネジメント、ロワーマネジメントといった管理職の階層の違いも関係なく常に求められるスキルでもあります。

働きやすい職場環境が整っているセクションというのは、このヒューマンスキルに特に優れた管理職が統括していると考えて良いでしょう。

スキル②『テクニカルスキル』

管理職に必要なスキル、特に階層の低いより現場に近い管理職であるロワーマネジメントにとって最も重要なスキルがテクニカルスキルです。

テクニカルスキルとは、その名の示す通りその部門の現場における業務遂行に必要な専門スキルのことです。

豊富な商品知識であったり、専門技術であったり、サービスや営業術全般であったり、とにかく現場で実地に役立つスキルのことです。

これららのテクニカルスキルは、実際に部下が行き詰まったり、問題にぶつかったりした場合に、管理職の介入によって助けることができるわけです。

スキル③『コンセプチュアルスキル』

管理職でも主に社長をはじめとする経営陣のいわゆるトップマネジメントにおいて必要不可欠なスキルが、コンセプチュアルスキルです。

これは概念を形成するスキルとも言われ、大きなビジョンと明確な指針を立てられ、かつそれが誇大妄想的ではなく、現実的に実現可能な論理的根拠と、先を読み取る能力というものです。

要するに、視野が広く先を見渡していないと見に付かないスキルとも言えるでしょう。

なので、主に自分の現場やセクションしか見えていないロワーマネジメントやミドルマネジメントではこのスキルはあまり身につかず、かつそれほど必要でもなく、あくまでもトップマネジメントである経営陣に不可欠なスキルと言うことができます。

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管理職はどこから?課長・係長・主任?

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管理職という定義は前述した通りですが、では、そのポストからが管理職かと問われれば、それは「会社によってバラバラ」というよりありません。

労組のある大企業などでは、管理職というのは経営側の人間であり、労働者ではないという理念により、一般的に労総組合に属している係長までは労働者であり、管理職にはなれません。

課長以上になると労働組合員から外れるのが通例となっており、一般的な企業においてはこの労働者→経営側にシフトした課長以上が管理職だとされます。

ですが、これは労組を持たない企業や、中小、ベンチャー、または外資系企業などにおいては通例はなく、また肩書やポストも呼び名が違ったりしますので、一概に言うことはできません。

通例としては、主任や係長は管理職には入らないでしょう。

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管理職として部下に接する際の注意点

管理職の職責は何かと問われた場合の回答は、ざっくり言えば、決断することと責任を取ることだと言えるでしょう。

特に管理職になりたての人に多く見られるのは、今まで現場でバリバリやってきた延長線上で、難しい案件の場合部下に任せるよりも、何もかも自分でやってしまう、という傾向です。

しかし、これでは、管理職の意味はなく、管理職の大きな役割である部下の育成とマネジメントができていないということになります。

部下にとっても、そんな管理職のいるセクションではいつまでたっても「難しい仕事は上司に投げればいいや」という意識で、いつまでたっても使える人材に育たないでしょう。

管理職が部下に接する際に大事なことは、部下に仕事を任せ、それをマネジメントするという点です。

<下に続く>

管理職とは何か?管理職の役割と責任!どこからが管理職?定義は?のまとめ

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管理職に関して、色んな角度から考察してきましたが、いかがだったでしょうか?

普段何気に使っている管理職という言葉も、実際にどのポストからが管理職で、どのようなスキルが課せられているか?なんてことまで考える機会は少ないですよね。

自分が将来管理職になった時を想定して、必要なスキルや心構えを身に着けておくことは企業社会で生きていく上でとても重要なことでしょう。

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