みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に

SuicaとPASMOの違い!どっちがお得か比較!

Large station
目次

関東地方で電車やバスに乗る時、お買い物をする時に欠かせない交通系ICカードのSuicaとPASMO。現在はこれらのカードの相互利用が可能なため、どちらを使ってもエリアが制限されることはほぼありませんが、使用するとしたらどちらがお得なのでしょうか。

2つのカードの違いや発行枚数、ポイント制度などをご紹介します。

SuicaとPASMOならどっちがいいの?

2001年から東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)管内のエリアでサービスが開始されたSuicaと、2007年から発行されたPASMOはいずれも電車やバスなどへの乗車カードとして使えます。

一定額をチャージしてピッとタッチするだけで改札が通れたりバスなどに乗車できるためその都度切符を購入する必要がありません。また、これらICカードは1円単位で計算されるため、10円単位で価格が設定されている切符を買うより安くなることもあります。

両者とも電子マネーとしてスーパーや家電量販店、コンビニエンスストア、自動販売機などで利用ができます。小銭が必要なくタッチ一つでお会計ができるのでとても便利ですよね。

乗車カードの先駆者とも言えるSuicaと後発のPASMO。どちらが使いやすくお得なのでしょうか?

<下に続く>

SuicaとPASMOの基本知識

①:Suica

JR東日本が発行するSuica。日本で初めて発売された交通系ICカードで、JR東日本の駅の券売機やみどりの窓口で購入できます。現在はJR東日本管内だけでなく、北海道、仙台、東海、九州まで、他社のICカード利用エリアでも鉄道やバスなどの利用が可能です。

チャージは駅の券売機やコンビニ、クレジットカードでできます。

電子マネー機能としては、ショッピングセンターやコンビニ、駅構内のお店、自動販売機のほか、インターネットショッピングでもお支払いが可能です。

SuicaにはカードのほかSuicaと携帯端末が一体化した「モバイルSuica」もあります。カードがなくても端末をかざすだけで電車の利用やお買い物ができます。

以前はSuicaポイントサービスがありましたが、2017年12月からJR東日本の共通ポイント「JRE POINT」に移行されました。サイトにSuicaを登録すれば、自動販売機やコンビニ、スーパーなどでSuicaでお支払いするとポイントがたまります。

たまったポイントはSuicaへのチャージやSuicaグリーン券への交換などにも利用できます。

②:PASMO

PASMOを発行する株式会社パスモの前身である「パスネット・バスICカード株式会社」の頭文字の「PAS」と「もっと」の意味の「MORE」の頭文字からつけられたPASMO。「モ」には複数の交通機関に対応できる「~も」の意味も込められています。

首都圏の私鉄や地下鉄を中心にサービスが開始されました。

PASMOは駅やバスの営業所で販売されており、首都圏や仙台、新潟、札幌(SAPICAエリア)で、Suicaをはじめとする他のICカード利用エリアでも使用できます。

チャージは券売機やバスの車内、お店でもでき、自動的にチャージができるオートチャージ機能がついたPASMOもあります。子供用やクレジットカード機能がついたカードもあります。

SuicaとPASMOの違い

null

違い①:発行会社

同じICカードですが、SuicaとPASMOは発行している企業が異なります。

SuicaはJR東日本、PASMOは私鉄など大手鉄道事業者9社により設立された現在の株式会社パスモが発行しています。そのため、SuicaはJR、パスモは私鉄や地下鉄の利用が便利とも言えます。

違い②:機能が搭載されているクレジットカード

残額が一定額以下になると自動的にチャージされるオートチャージ機能はSuica、PASMOともにありますが、この機能を利用する際にはクレジットカードが必要になりますが、利用できるカードがそれぞれ異なります。

Suicaの場合は、オートチャージ機能に対応しているのは、JR東日本グループのビューカードのみとなっています。

一方のPASMOは、クレジットカード会社が株式会社パスモと提携して発行するクレジットカードのパスタウンカードのほか、小田急や京王、京急、京成、東急、東京メトロなど各社のオートチャージ機能付きクレジットカードで利用できます。

違い③:モバイル端末での利用

Suicaには、携帯端末とSuicaが一つになったJR東日本の会員制サービスモバイルSuicaというサービスがあります。

このサービスに申し込めば、カードがなくても端末をタッチすればOK。定期券やグリーン券、新幹線の切符も買えるので便利です。

Suicaのチャージもどこでも可能。オートチャージ機能や、手続きをした銀行口座から直接チャージされるサービスもあります。端末を紛失した時の再発行もしてもらえます。

PASMOにはこうした携帯端末と連動した機能(いわゆるおサイフケータイ機能)はありません。

違い④:iPhoneでの利用

SuicaはiPhone7以降の機種で、Apple PayにSuicaを取り込んで利用することができます。

Suicaアプリケーションだけでなく、Walletでも簡単にチャージができます。また、複数のSuicaが管理でき用途に応じた使い分けも簡単です。

PASMOはモバイルに対応していないため、iPhoneでの使用もできません。

違い⑤:履歴の確認

Suicaはエリア内の券売機で利用履歴(利用明細)の確認、印字、チャージ残額の確認が可能です。履歴表示は直近の最大20件まで、印字は最大100件となっています。利用から26週を超えた場合は印字できません。

PASMOは券売機やバスの営業所で直近20件まで表示・印字ができます。印字できる件数がSuicaと比べると少ないです。ただ、一部ではSuicaと同様直近26週・100件までの印字も可能です。

違い⑥:ポイントサービス

Suicaポイントは2017年12月からJREポイントカードに以降されました。JREポイントにSuicaを登録することで、Suicaの利用額に応じたポイントが貯まります。

ポイントは、エキナカの売店や自動販売機、駅ビル、飲食店やホテルなど対象の店舗にて、100円もしくは200円(税込)毎に1ポイント貯まります。イトーヨーカドーや紀伊國屋書店、全日空の国内線機内販売でもポイントが貯まるためこれらを利用するユーザーには比較的貯まりやすいとも言えそうです。

一方のPASMOは、大手私鉄各社系列のカード会社のオートチャージ機能付きPASMO利用者にポイントを付与するサービスを行っています。各社、オートチャージによりポイントが付与され、多くのカードで利用額の0.5%のポイントが貯まります。

東京メトロや東急、小田急、京王のカードではカード発行元の電車に乗る毎にポイントが付与されます。エアライン提携のカードをオートチャージ用カードとして使った場合にANAやJALのマイレージとして貯まるものもあります。

逆にクレジットカードのポイントをPASMOへチャージできるカードもあります。

違い⑦:払い戻し

Suicaは払い戻しの際に残額から手数料220円が差し引かれ、預かり金(デポジット)の500円を加えて返金されます。

PASMOは残額とデポジット500円の返金となり、手数料がかかりません。

<下に続く>

SuicaとPASMOの発行枚数

null

Suicaを発行するJR東日本によると、2017年3月末時点でのSuicaの発行枚数は約6,398万枚です。国民の約半数がSuicaを1枚持っている計算となり、交通系ICカードでは発行枚数が最も多く、電子マネーを含めても3番目に発行枚数が多い代表的な交通系ICカードです。このうち、電子マネー対応の枚数は約6,181万枚に上りました。

一方の昨年発行から10周年を迎えたPASMOは2017年1月時点での発行枚数が約3,252万枚となっており、Suicaの約半数にとどまっています。

SuicaとPASMOどっちがお得?

基本的にSuicaとPASMOは相互利用が可能なため、乗車カードとして利用する際には大きな違いはありません。そのため乗車カードとしてはどちらがお得という軍配を上げにくい部分があります。

ただ、定期券として利用する際にはSuicaでJRではない他の鉄道会社の区間のみ、PASMOでJRの区間のみの定期券はいずれも発売できません。例えば定期券利用がJR区間であればSuicaということになります。

電子マネーの加盟店数はSuicaが約39万店舗(2017年3月末)、PASMOが5万点(同年4月)とかなり大きな開きがあります。電子マネーとしても利用したい場合はSuicaのほうが利便性は断然高まります。

ポイント制度も基準がそれぞれ異なるため、私鉄系の百貨店などをよく利用する場合はPASMO機能がついた私鉄系のクレジットカードを利用ほうがポイントが貯まるためお得と言えそうです。

<下に続く>

SuicaとPASMO今後選ぶべきなのは?

発行枚数や加盟点数から考えると、発行が早かったSuicaのほうがPASMOより普及していると言えます。おサイフケータイを利用したいのであれPASMOは利用できないためSuicaを買うべきでしょう。

私鉄系列のデパートをよく利用するのならPASMO、JRE ポイントをためているならばSuicaがおすすめ。普段よく利用するのがJRならSuica、私鉄や地下鉄ならPASMOなど、上記に記載したSuicaとPASMOの違いを参考に、定期券としての利用や電子マネーとしての活用など、自らのライフスタイルに合わせて、よりお得なカードを使うのがよいでしょう。せっかく使うのであれば、ポイントがより多く貯まるカードのほうがお得ですよね。

SuicaとPASMOの違い!どっちがお得か比較!のまとめ

今や多くの交通系ICカード、電子マネーが出回っておりどのカードがお得なのか、利用しやすいのか判断するのは難しいです。特に、関東地方で乗車カードとしてほぼ同様に使用されているSuicaとPASMO。行動の範囲や買い物のパターン、ライフスタイルに合わせてさまざまなサービスについての情報を集め、分析して自分にあったカードを選ぶようにしましょう。

Thumb minkane logo
written by
「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。 投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
関連記事
おすすめ記事