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面倒な複利の計算は電卓を使うと便利!電卓やツールを使って複利を計算する方法をご紹介

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目次

投資・運用を行うときには利息がいくらになるのかを事前に計算した上で投資・運用に踏み切りたいですよね。ただし、複利運用の場合は数年後に一体いくらになるのか計算が面倒でややこしいという側面も。

そこで、複利の計算を電卓で簡単にできる方法を紹介します。複利計算が一気に楽になる便利な方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。

複利計算のための基礎知識

複利の計算を電卓でおこなうために、まずは複利とはどんなものかについて知っておきましょう。ここでは、複利計算の前提となる基礎知識を解説します。

そもそも複利とは

複利
資金や投資商品を運用した場合に利息を得ることができますが、元本に加わった利息も含めてさらに利息がつく仕組みを複利と呼びます。

年数をかけて運用した場合、運用すればするほど雪だるま式に資産が増えていくため、「複利はマジックだ」と言う人もいます。

単利と複利の違い

単利と複利では年数を重ねるごとに利息の違いに差が開いていきます。単利は単純に「利息×年数」で計算しますが、複利は計算で得た利息も含めて再投資していくことになります。

例えば100万円を年利5%で3年間運用する場合の単利と複利の違いを挙げてみます。

単利

100万円×5%=5万円(1年目)
100万円×5%=5万円(2年目)
100万円×5%=5万円(3年目)
単利で3年間運用した場合の利息合計は15万円となります。

複利

100万円×5%=5万円(1年目)
(100万円+5万円)×5%=5万2500円(2年目)
(100万円+5万円+5万2500円)×5%=5万5125円(3年目)
複利で3年間運用した場合の利息合計は15万7625円となります。

単利と比べて約1.05倍、たった3年間でも7,625円もの違いがでるということです。やはり複利が圧倒的に有利だとわかりますね。

単利とは?単利と複利の違いや計算方法を知って賢く運用しよう!単利とは 単利とは利息の計算方法の一つです。お金を投資するときや借金をするときはこの利息計算を...

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複利の計算を電卓でする方法

100万円を年利0.76%で運用した場合、5年後にはいくらになっているかを計算してみましょう。まずは、通常電卓を使わない計算方法を考えてみます。

複利の計算を電卓なしで計算すると?

1.0.76%を計算しやすいよう100で割ります。
「0.76÷100=0.0076」
2.1(元本)+0.0076=1.0076になり、これを元本の数字である100万円にかけていくことで、元本と利息を含めた数字が計算できます。
3.100万円×利率を5回繰り返します。

100万円×1.0076=1,007,600(1年目)
1007600×1.0076=1,015,257.76(2年目)
1015257.76×1.0076=1,022,973.71(3年目)
1.022973.71×1.0076=1,030,748.31(4年目)
1030748.31×1.0076=1,038,582.00(5年目)

5年後には100万円が103万8582円になっています。

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同じ複利の計算を電卓でおこなうコツ

複利計算できる電卓2

では上記計算を、電卓を使用して簡単に行うにはどうすればいいのでしょうか?これは電卓にある「×」と「=」の機能を使います。具体的には以下の手順で行います。

  1. 電卓を用意し、いきなり1.0076「×」「×」と入力してみましょう。これで利率が電卓上登録されます。
  2. つづけて、元本である100万円(1,000,000)を入力します。
  3. 「=」を押すと1,007,600と、1年目の数字がでてきますね。
  4. さらに4回「=」を押すと1,038,582.00と、先ほど手計算で計算した場合の5年目と同じ数字になりました。

「=」を押した回数が全部で5回、5年後の数字を表すことになったとお分かりいただけたでしょうか?10年後の数字を表したい場合は、「=」を10回押すと簡単に算出できるということです。

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半年複利を電卓で計算するには?

先ほど1年複利で計算した100万円ですが、半年複利で計算するとどうなるでしょうか。1年複利と同様に、まずは通常の計算方法から紹介します。※100万円を金利0.76%、半年複利で5年間運用

半年複利の計算を電卓なしでするには?

半年複利の計算をする際の具体的な手順は以下の通りです。

1.まずは半年の金利を計算します。
「0.76%÷2=0.38%」
2.0.38÷100=0.0038
3.1(元本)+0.0038=1.0038
4.100万円×利率を10回繰り返します。※5年間×2回

100万円×1.0038=1,003,800(半年後)
1003800×1.0038=1,007,614.44(1年後)
1007614.44×1.0038=1,011,443.37(1年半後)
1011443.37×1.0038=1,015,286.85(2年後)
(中略)
1034724.47×1.0038=1,038,656.42(5年後)

半年複利の計算を電卓で行うには?

半年複利の計算を電卓でおこなうには、1年複利と同様に「×」と「=」機能を使います。具体的な手順は以下の通りです。

1.1.0038「×」「×」
これで半年の金利が電卓上に登録されました。
2.元本の100万円(1,000,000)を入力します。
3.「=」を10回押します。
4.1,038,656.42と表示され、電卓なしで計算した場合の5年後の数字と一致します。

投資商品によっては1ヶ月複利の場合は、年利÷12で1ヶ月の利率を計算して電卓に登録し、年数×12回分の「=」を押すことになります。

1年複利1,038,582.00
半年複利1,038,656.42
という結果になりました。その差約75円。若干ですが半年複利の方が5年後の元本と利息の合計は高くなりました。通常投資商品の利率は年利で表されているため、半年複利か1年複利かで迷ったら半年複利の方が数字上は有利ということですね。ただ、ご覧の通りわずかな差なので、半年か1年か以上に大切なのは投資商品の信頼性やリスクなどのバランスを見極めることでしょう。

電卓の種類によっては計算方法が異なることも

「×」「×」と「=」を使った複利計算ですが、電卓の種類によっては異なる場合もあります。カシオの電卓であれば「×」は2回、シャープやキャノンであれば1回でいいことも。お使いの電卓の説明書を見るなどして確認してから計算してみてくださいね。

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普通の電卓以外で複利計算を行う方法

複利計算ができる電卓

会社や自宅などで一般的に使われている電卓を使わずに複利計算を行う方法もあります。ここでは、電卓以外で複利計算を行う方法を紹介します。

「iPhone」の電卓機能を使う

スマートフォンにも電卓機能がありますが、iPhoneをお使いの場合は普通の電卓以上に簡単に複利計算ができます。元本×利率を入力して最後に「=」を押しますが、iPhoneでは最後の計算を記憶する機能がありますので、「×利率」がデータとして残っています。そのため、「=」を押すだけで複利計算ができる仕組み。

例 1万円を3%の複利で3年運用した場合
10,000×1.03=10,300(1年目)
10,300×1.03=10,609(2年目)
10,609×1.03=10,927.27(3年目)
となりますよね。
この計算をiPhoneの電卓で行う場合、1年目の計算は「10,000」「×」「1.03」「=」を順番に押していきますが、2年目以降は再度「=」を押すだけで、記憶された「×1.03」を前の計算に加えてくれることになります。

複利計算用アプリをダウンロードする

スマートフォンを使って複利計算をするなら、既存の電卓機能以外にも「簡単複利計算」「複利計算」「複利計算機」など無料でダウンロードできる複利計算アプリがたくさんあります。年利や積立金を入力すると自動で複利計算がされ、月間収益の見通しを教えてくれるなど便利な機能がありますよ。電卓を持っていない、電卓計算も面倒という方はこういったツールを利用するのも一つです。

無料の自動計算ツールも

インターネットで「複利計算 ツール」などと検索すると、さまざまなサイトなどで計算ツールが無料で公開されています。利率や元本などを入力するだけで自動計算してくれる便利なツールなので、自分で計算するのが面倒という方は探してみてもいいかもしれませんね。※各サイトの利用規約をご確認の上で利用しましょう。

エクセルで計算する場合

電卓も携帯電話も手元にないという場合、エクセルを使って複利の計算をすることができます。単純に計算式を入力して算出してもいいのですが、エクセルにある財務関数の一つ、FV関数を使うと簡単です。FV関数はFuture Valueという将来の価値を求める関数で、「100万円を複利で3年間運用するといくらになるのか?」ということを求めるのであれば、「=FV(利率,期間,,現在の価値)」という計算式を入力します。関数挿入機能を使えばさらに簡単で、指定できる5つの引数のうち、上記3つを指定するだけです。ポイントは、現在の価値をマイナスで入力するだけ。電卓以外で計算するならエクセルが使えますね。

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複利計算にオススメの電卓TOP3

ここまで複利計算の方法を紹介してきました。

そこで電卓を使って計算をする際に、オススメ・人気の電卓を3つ紹介します。

複利計算にオススメの電卓①「EL-N431-X」

シャープのEL-N431-Xは最近の電卓はディスプレイが大きいものがほとんどですが、その中でも表示角度が選べるチルトディスプレイになっていて、個人の好きな角度に調整ができるのはうれしいですね。

税込、税抜計算が簡単にできる税計算機能 / 定数計算が簡単にできるので、複利計算にも大いに役立ちそうです。

複利計算にオススメの電卓②「MW-C11A-WE-N」

カシオのMW-C11A-WE-Nは基本的な機能は全てソロっていうのとともに、カラフルなデザインを揃えていて飽きること無く持ち続けられます。
ここまで多くの色が揃っているのは珍しいので人と違うデザインを使いたい方にはおすすめです。

またソーラー電池タイプの電卓ですが、補助電池併用タイプなので、太陽光が遮られたとしてもデータが消えることなく使えます。

複利計算にオススメの電卓③「EL-VN82-AX」

シャープのEL-VN82-AXは㊿執念記念で発売された電卓です。
高級感のある仕上げにこだわったアルミパネルを採用しており、高級感とともにオシャレ感もある商品で、周りの人と小物で差をつけたい方にはオススメです。

もちろん基本的な機能は全て入っていますので、複利計算の際にも不自由なく利用できます。

<下に続く>

面倒な複利の計算は電卓を使うと便利!電卓やツールを使って複利を計算する方法をご紹介のまとめ

単利に比べてメリットが大きい複利ですが、計算方法が面倒なのが厄介でした。しかし、電卓をちょっと使いこなすだけで簡単に計算ができるのですね。電卓以外にも複利計算ができるツールは色々ありますので、ご自身が使いやすい方法を試してみてください。

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