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2018/01/09

黒人差別と戦ったキング牧師の功績と演説「I have a dream」

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キング牧師とは?

キング牧師についてしらなくても、「I have a dream」という言葉を耳にしたことがある人もいるでしょう。キング牧師は、アメリカ公民権運動を行った人物です。キング牧師の演説で最も知られているのが「I have a dream」ではないでしょうか。この演説、彼の運動、そして最後キング牧師の暗殺などをおすすめの本も含めてご紹介します。

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キング牧師が戦った黒人差別

キング牧師は、1929年アメリカジョージア州に生まれた黒人です。彼は、アメリカのプロテスタンバプテスト派の牧師でキング牧師の生で知られています。

19世紀の後半でも、アメリカではまだアフリカンアメリカンに対する人種差別が強く残っていました。20世紀の中ごろでさへも、黒人への人種差別があり、学校では黒人と白人は別の教室を利用したり、バスが区別されるなど公共の場でも様々な差別がまかり通っていたのです。

キング牧師自身も、六歳の子供の時に差別的体験をしています。近隣に住む白人の子供と遊んでいると、その子の母親が、黒人とは遊んではいけないと注意するのです。

そのような差別をなくすべき、黒人にも白人同等の公平さを求め活動をしたのがキング牧師でした。キング牧師の公共の場においてのアフリカンアメリカ人に対しての差別をなくそうとする動きを公民権運動といいます。

キング牧師のこの運動により深くかかわっていくきっかけになったのが、モンゴメリーバスボイコット事件といわれています。キング牧師も、学生時代にバス通学で白人に席を奪われたこともあります。

子供のころの体験や、バス通学での経験が、モンゴメリーバス・ボイコット事件を通じて公民権運動に身をゆだねるような形になったといわれています。

それでは、次の項でその公民権運動について詳しく見ていきましょう。

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キング牧師と公民権運動

1954年にブラウン対教育委員会裁判なるものがアメリカの最高裁判所で行われた。その時の判決は、アメリカカンザス州の州法では、黒人の子供には平等の教育を受ける機会がないとされてしまいます。

この最高裁の判決は、1896年に白人と黒人は「分離すれど平等」としていた判決と異なるものになったどころか、平等の教育を受ける権利すらないこととなったのです。この判決をきいてキングは、アメリカにおいて黒人と白人は平等であり、公民権を得るためにブラックアメリカンのために抗議をすることにしたのです。、

ブラウン対教育委員会裁判の翌年の1955年、アフリカンアメリカンであったローザバークスが、白人に席を譲らなかったということで逮捕されます。その事件を知り、キング牧師はローザのために抗議運動を起こします。

前述したように、学生時代にキングもバスで席を譲るように白人から言われた経験をしていただけに、キングのこの講義は、ネットワークをつくって抗議をするほどまでに大きくなるのです。

彼はローザだけでなく、黒人の平等のために何度となく抗議活動を繰り返すようになります。公民権運動をしたために、キング牧師が逮捕されてのは、30回にも及びます。

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キング牧師の演説「I have a dream」

最も知られているキング牧師の言葉「I have a dream」はどの演説でいつ生まれた言葉なのでしょうか。

このシンプルでかつ力強い言葉は、1963年8月28日、「職と自由を求めるワシントンでの行進」で、リンカーン記念館の前で演説したときの一説です。

演説の最初は、「奴隷解放宣言」に触れ、そして最後は原稿を用意していたにもかかわらず、アフリカアメリカンのゴスペルシンガーのマヘリア・ジャクソンが叫んだ「あなたの夢をみんなに伝えて」をきき、「I have a dream」が生まれました。

この演説は、20世紀のアメリカにおいてトップランキングに入っているほどよくできており、今でも多くの抗議活動などの時にキング牧師の「I have a dream」という言葉は使われています。

人々を魅了する言葉を紡ぎだしたキング牧師の演説は、実に特徴的であったといわれています。

それは牧師であるが故に身に着けたスキルで、聖書のような文体を使い、同じ言葉を何度も繰り返し使うことで、人々の心に呼びかけます。

キング牧師の言葉は抽象的であるがゆえに、その言葉を聞いた人たちは、自分のことのように受け止めることができるという特徴があります。

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暗殺されたキング牧師

「I Have a Dream」(私には夢がある)というキング牧師のこの言葉は、アメリカ各地で人種差別をなくすための活動がもりあがるなか、多くの人々の心に響きました。

非暴力主義のキング牧師でしたが、一部の人たちからは弱腰だと揶揄されることもありました。

キング牧師が黒人の平等を解きながらデモを繰り返していくうちに、悲しいことに非暴力主義ではない形で、黒人の権利を勝ち取ろうという動きが起き、暴動に発展していきます。

アメリカがベトナム戦争に突入すると、多くの黒人が戦争にかりだされたため、ベトナム戦争にもキング牧師は反対の姿勢を示しました。

そしてあくまでも非暴力主義の立場を崩さずに公民権運動も続けます。しかしながら、時代はキング牧師の運動の仕方を好ましく思わなくなり、キング牧師を邪魔と考える人々も出てきます。

そんな中、テネシーでスピーチをし終えたキングが、滞在先のもーてうのバルコニーで集会で奏でる音楽のミーティング最中に、凶弾に倒れるのです。

キング牧師に銃を向けたその男はジェームズ・アール・レイという白人男性でした。

ジェームズの打った弾丸は、脊髄に達し、病院へ運ばれたキング牧師は、一命をとりとめることなく1968年4月4日に39歳という若さで、死亡するのです。

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キング牧師に関するおすすめの本

黒人の権利のために、最後まで非暴力で戦ったキング牧師について、子供から読めるのが、こちらの本です。200ページほどの本なので手軽に読むことができます。

同じく非暴力主義であるガンジー。黒人の権利のために戦ったマルコムxなどにも触れている本で、キング牧師を知る最初の本としておすすめです。

こちらの本も上記の本と同じく、子供向けに書かれた本なので、読みやすくなっています。人種差別の歴史などもわかる良書で、180ページほどしかないので、簡単に読むことができます。

キング牧師の名前は聞いたことがあるが、何をした人なのか、しらないという方や、アメリカの歴史について知らない人にもおすすめできます。

子供向けの本とはあなどれない本です。

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黒人差別と戦ったキング牧師の功績と演説「I have a dream」 のまとめ

名前だけしか知らなかった人も、キング牧師がどのような人物であったのか、何となくわかったのではないでしょうか。

多くの学者にも支持される♔牧師の有名な演説「Ihave a dream」には、牧師としてのスキルもあったからこそ、人々の心に響いたということも、興味深い事実ではないでしょうか。

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