みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に
2018/04/06

バングラデシュのテロ事件はなぜ起こった?理由は?日本人も被害者に?

Large flag 2525861 1920

2016年の7月、バングラデッシュのダッカで日本人7名がテロに巻き込まれて死亡するという悲しい事件が起きました。この事件を覚えているでしょうか。

テロは、首都ダッカのグルシャン地区でおきました。外国人を人質にとったこのダッカのテロ事件の概要について、今回は紹介します。

なぜ、このような悲劇が起きてしまったのか。どうして日本人が巻き込まれてしまったのか。この事件の犯人はその後はどうなったかなど疑問は尽きません。

このテロ事件による影響なども含めて、ダッカのテロ事件についてご説明します。

バングラデシュのテロとは?事件の概要

「アッラーは偉大なり」と叫ぶテロ集団によって。首都ダッカのグルシャン地域にあるホーリーアーティザンベーカリという高級パン屋が襲撃されたのは、2016年7月1日のことでした。

武装して襲撃したメンバーたちは、ニブラス・イスラム、ロハン・イムティアズ、ミール・サメ・ムバシール、カイラル・イスラム・パエル、シャフィクル・イスラム・ウザルの5名でした。

この事件では18名の外国人と、2名の地域住民の合計20名が人質になりました。最終的には、29名の人がなくなるという大惨劇となった事件です。

18名の外国人うち男性5名、女性2名の日本人合計7名が含まれていました。

バングラデッシュという国は、1971年にパキスタンから独立を果たした国で、この国の歴史上最も最悪な事件がこのテロ事件といわれています。

<下に続く>

バングラデシュのテロはなぜ起こった?

首都ダッカ

夜の9時20分という比較的遅い時間に起きたこの事件は、武装した5人がレストランに入っていくことから始まりました。

事件がなぜおこったのかは、バングラディッシュという国のなりたちにも関連があり、犯行を起こしたものたちは、ムスリムため、イスラム教国を作ることに関心があった人々だったとメディアはでは言われていました。

バングラディッシュにおいてムスリムの率はかなり高く、人口の89%がムスリム教徒といわれております。

残りはヒンドゥー教徒、仏教、キリスト教などとさまざまです。

そんなバングラデッシュで1998年には、JMBと呼ばれるテロ組織が作られいます。ダッカを狙ったテロの犯人たちはこのグループといわれています。

グループはメディアに向けてこの事件を起こす前からインターネットなどを駆使し戦闘員を勧誘するなど、活発的な活動をしていました。

<下に続く>

バングラデシュのテロによる犠牲者には日本人も

救急車

先ほども述べたように、ダッカで人質にされた日本人合計7名は死亡しています。男性5名、女性2名です。

人質として犯人グループにつかまっていた日本人は、全員で8名いました。彼らは、JICAのメンバーとして他国で働いている職員でした。

異国地ので海外強力のために働く人の命が狙われるのは、とても切ないものです。武装集団に向かって、「日本人である」ことを叫んだにもかかわらず、店内に連れ込んだという話もあり、以前は日本人であることでテロにまきこまれないといっていた安全神話も崩れ去ってしまった瞬間です。

親日としても知られる国で、日本企業も多い国でのこの事件は、日本にとってもとてもショッキングな事件でした。

<下に続く>

バングラデシュのテロの犯人

それではこんな惨劇を起こしたバングラデッシュのテロリストたちは、一体どのような人物たちでしたのでしょう。テロの犯人についてわかる範囲でご紹介します。

バングラデッシュのこの首都ダッカで起きた事故直後にどのような人物が犯人であるのかというニュースが流れた時、かなり早くの段階からテロの犯人たちはごく普通の人たちであり、どちらかというと裕福層の人たちでした。

また、その地域では優秀な学校、大学を出ている人物たちであると報道されました。テロ犯行の実行犯5人は、10代後半から20代前半の若いバングラディッシュ人で、教養もある人物でした。

ニブラスイスラム、ローナンイミティアズ,ミーアサーメムバシーア、カーイルールイスラム、シャフクールイスラムの実行犯五名のうち、ニブラスはスポーツが好きで朗らかな性格でとても愛されていました。

マレーシアにあるモナーシュ大学に在籍していましたが、そこの大学を好きになれずにいて帰国中でした。そんな彼の父はビジネスマンでバングラディッシュに家を二軒持っているお金持ちの家庭に育っているのです。

ミーアサメームバシールとローナンの二人は同じ学校を卒業してケンブリッジ大学の交換留学生にまでなっていた人物でした。ローナンは警察官の息子でもありました。

またシャフィクーㇽは、大学卒業後に、他の大学へ行った後、幼稚園で教職に就くためにトレーニングを受ける予定でいたので、とにかくまじめで教養のある若者たちばかりでした。

この事実はバングラデッシュ国内はもちろん、国外でも衝撃的に伝わりました。

息子がテロ犯の一人であった父は、自分の息子であることを認めることができずにただ泣き崩れていました。それだけ、普通の生活を送っていた人がテロの犯人だった事件です。

親も、子供もごく普通で、さらに優秀な大学を出ていた子供たちの犯行のために時の総理大臣も悲しみを隠し切れませんでした。

7名のテロの犯人たちは、全員がバングラデッシュ人で、うち一人が日本人を妻にしていて日本国籍を有していたバングラディッシュ人であることが分かっています。

彼ら犯行グループは、ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)であるといわれています。

<下に続く>

バングラデシュのテロ、その後は?

事故が起きた場所にあったパン屋さん「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」場所を移転しています。

パン屋のオーナーだった人は、とてもパン屋を愛していました。一般のバンクラディッシュ人が買うには、高価なパンをつくり毎日の日々の喧騒から逃れることができるように、富裕層の人たちが心を休めることができるようにと、作り上げてきたパン屋が一瞬にしてだめになるのですから、相当のショックです。

また、場所も富裕層が訪れる場所だけだっただけに、まさかそのような場所でテロが起きるとは誰も思っていませんでした。そんな二重のショックを隠せませんでしたが、オーナーは、なんとか立ち直り別の地区で、カフェ、レストランなど経営を再開していました。

このように、テロにあったパン屋さんやレストランが移転するなどし、ダッカのテロから一年たつとなんでもなくなったように一見みえますが、テロの恐怖はなくなっていないという見方があるのも事実です。

しかし、以前は何でもなくバングラディディッシュへ買い付けに来ていたビジネスマンのなかには、以前のように気軽に買い付けに行けなくなったという人も出てきています。

英国をはじめとする他のヨーロッパに顧客がいたバングラディッシュのビジネスマンたちにとっても、この事件の影響は影を落としています。

例えば日本に企業であるユニクロも例外ではなく、バングラデッシュが彼のビジネスにとって大切な国の一つです。ヨーロッパベースの会社H&Mにとっても同じです。

いつまたどこでテロが起こるかわからないという恐怖はバングラディッシュだけにかぎりませんが、一度あるとやはりその都市や国へ行くのは敬遠されがちになるでしょう。

<下に続く>

バングラデシュのテロによる他国への影響

世界平和

ビジネス面でインターナショナル的にバングラディッシュを必要としていた国々はしばらくテロの恐怖があるために、バングラディッシュとの取引をひかえたりすることは一時的にあるとはいえますが、それもある程度の時間をへると元に戻るものでしょ。

バングラデッシュの影響で他のテロが続けておきるとみるよりも、バングラディッシュ以前に起きていたテロの影響が、バングラディッシュのダッカでもおきたとみられるでしょう。

宗教的な思想に強く基づいたダッカのテロは、また同じように若い人がその思想に取り付かれる可能性もはらんでいます。これは、ダッカだけでなくどの国も出も起きうる可能性があり、ごく普通の一般市民がそうなる可能性が高いのがとても怖いといえます。

<下に続く>

バングラデシュのテロ事件はなぜ起こった?理由は?日本人も被害者に?のまとめ

武装した狙撃犯がコーランを一部の人たちに強要したり、人々を選別して人質をとったりしたバングラデッシュの首都ダッカでの事件は、人々に外国人だところされるかもという恐怖を落としました。

バングラディッシュでは海外の人がビジネスのために渡航をしています。全員がアッラーを信仰しているわけでもありません。もしかしたらまた同じような事件が起きた時は日本人だというだけでころされるという恐怖はこの事件で植え付けられてしまったともいえます。

海外で身を守る方法は、こうなるとないといえます。外務省の情報をもとに渡航すべきかどうかをきめるぐらいしか身を守れません。

とはいえ、最近の傾向をみているとどこでテロが起こるかなどはわかりません。普段からニュースをみて特にラマダンなどの期間は渡航しない、海外にいてもむやみに外を出歩かないようにするとよいでしょう。

イスラム教を深く知ることはとても難しいですが、イスラム教徒が多いといわれる国々へでかけるときは、注意が必要といえます。

すでにアジアで二度ほどイスラムがらみでテロが起きています。もし海外へ遊びに行こうと計画をたてているのだとしたら、日頃よりテレビのニュースを豆にチェックしすこしでも世の中が不安定な状況だなと感じた時は、旅行を控える決断も大切でしょう。

いずれにしろいつどこでテロがおきるかはわかりません。

少しでも平和な世の中になるように、そしてさらなるテロなどによる日本人の犠牲者がでないような世界になるように、願わずにはいられません。

Thumb minkane logo
written by

「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。

関連記事
おすすめ記事
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line