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2018/01/25

マウントゴックス事件とは? 概要や犯人と仮想通貨の安全性!

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マウントゴックス事件とは?

2018年1月28日に追記しました。

2010年に設立された仮想通貨取引所「マウントゴックス」が管理していた合計85万BTC(当時のレートで約480億円)と顧客からの預かり金28億円が失われた事件。
この記事ではマウントゴックス事件の犯人と、マウントゴックス事件のその後について詳しく説明します。

また、2018年1月26日は仮想通貨取引所コインチェックでも580億円相当のネムが盗みだされました。取引所の安全性はやはり、まだまだ充分ではないことが明らかとなり、個人資産は自分で守らないといけません。本記事では、安全に資産を管理できるハードウェアウォレットも紹介しています。

<下に続く>

ビットコイン取引所、マウントゴックス

マウントゴックスはもともとトレーディングカードゲームをオンライン上で売買する交換所として誕生しました。当時はビットコインの扱いはなく人気カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」を主に扱っています。

ビットコインの将来性に目をつけたマウントゴックスは、2010年の時点でビットコイン事業へと社業を転換させました。

その翌年にはマウントゴックス事件の中心人物の一人、マルク・カルプレス氏が同社を買収しビットコイン事業をますます加速させていくのです。

取引所としての実績を積み重ね、2014年4月には全世界でのビットコイン取引の70%を占めるようになり、日本に本社がありながらも全世界から利用される取引所になっていきました。

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マウントゴックス事件の概要

2014年2月にオンライン上のハッキング被害にあい、合計85万BTCと顧客からの預かり金28億円が消失したことによる債務超過での民事再生法の適用をマウントゴックスが申請しました。

この際、社長のマルク・カルプレス氏はビットコインがなくなったことに対して謝罪をしており、ハッキング被害の方向で捜査が進むかに思われました。

しかし、半年後の2015年8月に事態は急展開。社長のマルク・カルプレス自身が逮捕されることに。

なんと、マウントゴックスへのハッキングに関する調査を進めていくと、ハッキングされた痕跡がほとんどなく社内での横領の可能性が強まったのです。

また、購入履歴なしに残高が増えている口座の存在も逮捕への根拠となっています。

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マウントゴックスからビットコインが盗まれた理由

マウントゴックス事件では、サイバー攻撃によるハッキング被害ではなくマルク・カルプレスによる横領の線で捜査が進み現在も裁判が続いています。

横領が事実であった場合、マウントゴックス事件の主な原因はたとえCEOといえど、取引所のビットコインを自由に動かせるずさんな管理体制と監視体制の不備と言えるでしょう。

しかし、マウントゴックスは実際にハッキング被害にあったこともあります。従来から、仮想通貨に対する管理体制や社内のセキュリティーに弱みがあったのですね。

本来、仮想通貨を扱う取引所ではハッキングされる可能性があるオンラインだけではなく、当面不要な分はオフラインに保管することなど通常の企業が行う以上に自社が取り扱う資産の管理体制の充実が求められるのです。

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メディアのマウントゴックス報道

マウントゴックス事件でのメディアの報道は、仮想通貨全体に対する批判や不信感を強調するものでした。

この事件ではマウントゴックスに責任があり、仮想通貨全体には何ら問題はないはずです。

しかし、当時は世間全体から「形がないお金」という概念の信頼感の薄さや投資対象になっていることもあり、懐疑の目を向けられていたため仮想通貨全体の評判が下がりました。

一時ビットコインの価格も12万円から2万円まで下がるなどすさまじい下落幅を記録したのです。

報道の論調は「仮想通貨は危ないもの」「紛失する可能性が高いもの」といった調子でした。

これを勢いづけたのが会見に登場したマルク・カルプレス社長。不敵な表情でたどたどしい日本語を駆使する様子はメディアの格好の的でした。

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マウントゴックス事件の犯人は?

マウントゴックス事件では、当初マルク・カルプレス氏が主張したサイバー攻撃によるハッキング被害というシナリオから、マルク・カルプレス自身が社内のシステムにアクセスし横領したとして逮捕されるシナリオへと移り変わりました。

しかし、取り調べの中でマルク・カルプレス氏は自身の容疑について否認しており、現在(2018年1月24日現在)も裁判が続いています。

マルク・カルプレス自身は無罪を主張していますが、この事件は社長による巨額の横領事件として幕を引くかに見えていました。

しかし、裁判が続く中で新たな展開の可能性が生まれています。2017年7月にロシアのビットコイン関係者が巨額のマネーロンダリングで逮捕されたのです。

<下に続く>

マウントゴックス事件のその後

マルク・カルプレス氏の嘘から始まり、横領での逮捕で幕を引くかに思われたマウントゴックス事件ですが、2017年7月の逮捕劇で状況が一変しています。

逮捕されたアレクサンダービニック氏は、4,400億円のビットコインを6年間でマネーロンダリングした罪で逮捕されました。

彼がマウントゴックスから不正に得たビットコインを、自身が関係するロシアのBTC-e取引所などでマネーロンダリングした疑いも持たれています。

今後捜査が進むことによって、マウントゴックス事件は新たな結末を迎えるかもしれません。

<下に続く>

マウントゴックス事件と取引所の安全性

マウントゴックス事件では、仮想通貨取引所の安全性が話題になりました。そして、その後、多くの取引所が安全性を第一に考えて、取引所を運営してきましたが、2018年1月26日には、日本最大手の国内取引所である、コインチェックでも仮想通貨ネムが盗まれ、総額580億円のハッキング被害にあいました。

この事件は仮想通貨の歴史上最悪の事件ともいわれており、取引所に預けていても安全ではないということが改めて認識されることになりました。
やはり仮想通貨の管理は自己責任によるものであり、個人が自分の資産を守る必要があると認識しなければならないと感じさせられる事件でもありました。

こうした背景から、保有している仮想通貨の一部を取引所に、そして保有しておく分のほとんどは自己管理しておくのが安全かと思われます。
個人で仮想通貨を管理できるウォレットと呼ばれるものがありますが、特に安全性の高いハードウェアウォレットというのがおすすめです。

ハードウェアウォレットはオフラインで管理でき、最もセキュリティレベルの高いウォレットになっています。今回のコインチェックからのネムの盗難もオンライン管理だったことが原因だったので、やはりオフラインによる管理がおすすめです。

ハードウェアウォレットを購入する際は、アマゾンなどで購入するのは気をつけてください、現在、中国製の偽物などが出回っており、危険です。ですので、公式ホームページからの購入をおすすめします。
以下にハードウェアウォレットのLedger Nano Sの公式ホームページURLを貼っていますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

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マウントゴックス事件の概要と犯人、そしてその後

当時の金額で480億円以上という仮想通貨史上最大級の被害を出したマウントゴックス事件。

社長マルク・カルプレスによる横領事件なのか、はたまた真犯人の仕業なのか。現在も真相は判明していませんが少しずつ明るみに出てくるでしょう。

マウントゴックス事件は、仮想通貨への投資の際には複数の取引所を使い資産を分散するなど、リスク管理への意識を高める必要性を感じさせる事件でした。

適切なリスク管理をしたうえで投資を行いたいものですね。

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