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2018/01/31

忸怩たる思いの使い方の例文・語源・対義語・類語と誤用の例!

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目次

忸怩たる思いとは?

新聞やテレビあるいはネットなどで”忸怩たる思い”というコトバを見聞きしたことのある人は多いかもしれません。そして”忸怩とはどう意味なのだろう?”と疑問を持っている人もいらっしゃるでしょう。

そもそも”忸怩”自体もあまり見かけないコトバですよね。文字に書いた経験のある人はあまりいないかもしれません。

本記事では”忸怩たる思い”について幅広くお伝えします。意味だけではなく類語や語源・使い方なども網羅しています。

プライベート・ビジネスシーンなどさまざまなシチュエーションで活用できるコトバですので、きになる人はぜひ参考にしてみてください。

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忸怩たる思いの意味

”忸怩たる思い”の読み方は”じくじたるおもい”となります。そして意味なのですが、わりと誤解して使用している人もいらっしゃるでしょう。

このコトバの響きによって誤用しているケースがあるようですよね。”じくじ”から”うじうじ”という意味だと思っている人もいるかもしれません。

”忸怩たる思い”の意味は端的にいうと”恥ずかしい”ということになります。もう少し詳しく述べると”深く反省して恥ずかしい気持ちになること”です。

そもそも”忸怩”自体が”恥ずかしい”と行った意味を持つものなります。”忸”の字も”怩”の字も”恥ずかしい””照れる”など同様の意味があるようですね。間違って使用していた人は、ぜひ覚えておいてください。

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忸怩たる思いの使い方・例文

例文① 失敗ばかりで忸怩たる思いをする

誰だって成功が続くとは限りません。時には失敗ばかりが続く日もあるでしょう。”失敗ばかりで忸怩たる思いをする”という例文は、失敗を反省して恥ずかしく思っている様子です。

反省して恥ずかしい気持ちになったら、今度からはそうした気持ちにならないよう行動することが大切ではないでしょうか。

恥ずかしい気持ちになりたいと思う人はあまりいませんよね。どちらかといえば恥ずかしい気持ちを持ちたくないものでしょう。”忸怩たる思い”は、抱かない方が良いものです。

例文② 忸怩たる思いを抱き、帰りを急いだ

なにかしらミスをしてしまったり昔の自分を思い出したり、”忸怩たる思い”を抱いた時には、誰にも会わず早く家に帰りたくなるものです。

家に帰っても”忸怩たる思い”から逃れられないこともあるかもしれません。ご飯を食べてもお風呂に入ってもお酒を飲んでも、恥ずかしい気持ちにとらわれてしまうことはあるでしょう。

そんな日には、カラダを動かしたりさっさと寝たり気持ちを切る変える必要があります。”忸怩たる思い”を抱くことは、誰しもが経験することでしょう。

例文③ 先輩に迷惑をかけて、忸怩たる思い

人に迷惑をかけてしまった時、”忸怩たる思い”になることもあるかもしれません。”先輩に迷惑かけちゃったな・・・”と後になって自らの言動を恥じるのです。

”人に迷惑をかけない”ことはもちろん大切ですが、そもそも人は生きている限り迷惑をかけてしまうものかもしれません。

”忸怩たる思い”を抱き、そこからその迷惑をかけたことを何かしらのカタチで取り戻す必要性があるのではないでしょうか。

例文④ 実力がなく忸怩たる思いだ

昔の未熟な自分を思い出し”忸怩たる思い”を抱くこともあるかもしれません。若い頃は誰だって実力不足といえば実力不足でしょう。

とはいえ、実力不足と悩んでいても仕方ありません。さまざまなことに果敢にチャレンジしてこそ成長することができるに違いありません。

もし”忸怩たる思い”から抜け出せないような毎日であればとにかく行動に移すしかありません。むしろ”忸怩たる思い”があるからこそ、成長できるとも言えるのではないでしょうか。

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忸怩たる思いの語源は?

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上記でも少しだけ触れましたが”忸怩たる思い”の”忸”も”怩”も”恥じる”のような意味があります。なので”忸怩たる思い”も同様の意味があるでしょう。

”忸怩”は”じく・じ”と分けられるようですね。”じ・くじ”ではないので注意しましょう。

”忸”単体では”じゅう”とも読めます。”なれる””ならす”のような意味も持っているコトバです。”怩”は”じ”だけの読み方で”はじる”だけの意味のようです。

こうした語源を知ることよりコトバの意味を深く知ることができます。普段使用しているコトバの語源を調べてみてはいかがでしょうか。

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忸怩たる思いの類語・言い換え

類語① 自己嫌悪に陥る

”自己嫌悪に陥る”という表現は、類語・言い換え表現と言えるでしょう。厳密に言うと”恥ずかしい”という意味が含まれているかどうか判断できないのでイコールの関係にはなりませんが、少なくとも前向きな気持ちの状態ではありません。

自己嫌悪に陥ったことのない人は、なかなか珍しいかもしれません。”あんなひどいことを言うんじゃかなった・・・””昨晩は飲みすぎた・・・”などなど、落ち込んでしまう日もあるでしょう。

自分自身に嫌気が差した時は、どうすれば良いのでしょうか。人によってさまざまな方法で自信を取り戻すかもしれませんが、とりあえず前向きにならなければなりません。

類語② 我ながら情けない

”我ながら情けない・・・”と心の中で言うこともあるかもしれません。このセリフも”忸怩たる思い”の類語・言い換え表現と言えそうです。

他に”我ながら”をつけた表現では”我ながら不甲斐ない・・・””我ながら恥ずかしい・・・”などを挙げられるでしょう。

自分のことを情けない・不甲斐ない・恥ずかしいと感じることは、どんな人でも経験したことはあるのではないでしょうか。

類語③ 悔いが残る

”あの時〇〇しておけばよかった・・・”と”悔いが残る”状態も””忸怩たる思い”の類語・言い換えと言えそうですね。

過去の恥ずかしい経験は思い出すたびに赤面してしまう人もいらっしゃるでしょう。

”悔いが残る”と感じることが多い場合、悔いが残らないようにした方が精神的にすっきりした状態をキープできそうです。

類語④ みっともない思い

”恥ずかしい思い”は”みっともない思い”と言い換えることができますよね。”みっともない”とは”見苦しい”などの意味があるコトバですが”恥ずかしい=見苦しい”と言えなくもありません。

”みっともないことをしてしまった・・・”という思いを抱き続け、いつまで前に進めない状態はあまり良くありませんよね。

過去にひきづられ続け、前進できない人生こそが”みっともない”と思う人もいるかもしれません。

上記以外にも、さまざまな”忸怩たる思い”の類語・言い換えがあります。

”汗顔のいたり””慚愧に堪えない ””思い返しては身悶えする””自責の念にかられる ””慚愧のいたり””情けない思い””慙愧に堪えない”なども類語として挙げられるでしょう。

”泣きたい気分””自分ながら不甲斐ない””我ながらかたじけない””自分ながら情けない”なども適切かもしれません。

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忸怩たる思いの対義語

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では、似たような意味のコトバではなく反対の意味を持つコトバに何があるでしょう。

”恥ずかしい”の反対なので、”誇り””自信””プライド”などはもしかしたら対義語になるかもしれません。

もっとも対義語として適切なのは”矜持”ではないでしょうか。これは”きょうじ”という読み方で、意味としては”誇りを持って振る舞う”といった感じです。

”矜持”の”矜”には”誇り”のような意味があるようですね。なので、”矜持”で”誇りを持つ”ということになるそうですよ。

確かにこの意味であれば、”反省して恥ずかしい気持ちになる”とは反対と言えそうですよね。

”職人としての矜持を失うな””あの人の仕事ぶりには矜持を感じる”などが使用例としては挙げられるかもしれません。

もしかしたら、他にもっと適した対義語があるかもしれませんので興味のある人はぜひ調べてみてください!

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忸怩たる思いの誤用

前半部分で少しだけ触れましたが”忸怩たる思い”は間違った使われ方をしていることがあるようですね。

テレレビなどで政治家などが意味を誤解して使用しているケースが散見されます。テレビでの発言は、多くの人が見聞きするので、間違っていると誰かに指摘されてしまうでしょう。

”忸怩たる思い”の”じくじ”という読み方により、”じくじく””うじうじ””ぐじぐじ”などを連想してしまうことが考えれます。もちろん、これらの意味を持っているとは言えません。

”忸怩たる思い”のように間違った意味で定着しているコトバはたくさんあるでしょう。音の響きは意味に影響を与えるといっても過言ではありません。

とはいえ、誤用されているコトバとは言えどもそれが定着してしまえばそれはそれでコミュニケーションできるわけですよね。つまり誤用も正しい時は正しいと言えるのかもしれません。

もちろん、正しい意味を覚え正しく使用することが望ましいのですが、正しい意味・使用方法を理解していても相手に伝わらなかったらあまり意味がないでしょう。

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忸怩たる思いの誤用の例

例① 悩む

”忸怩たる思い”の音の響きから”じくじく””うじうじ””ぐじぐじ”を想起していまい、”悩む””悩んでいる””悩ましい””として使用している人もいるかもしれません。しかし、これは間違いです。

テレビなどでものすごく悲しい事件の報道を見ていた時、”忸怩たる思いだ・・・”というのは、基本的には間違った使い方です。悲しい事件を見て自分自身のことを恥じ入ることはないでしょうから。

自宅などで家族などの前で”忸怩たる思い”を間違って使用しても恥ずかしい思いをするだけですが、ビジネスシーンなどで誤用してしまうと、恥ずかしいだけなく信頼を失ってしまうかもしれません。

”悩む””悩んでいる””悩ましい””という意味で使用することは避けた方が良さそうです。

例② 腹たつ

”腹たつ””腹だたしい”なども誤用例として挙げられるのではないでしょうか。”もしかしたら、この意味で使っている人も多いかもしれません。

”腹たつ””腹だたしい”は、怒りの感情です。反省して恥ずかしい気持ちになっている時、怒りの感情を持つことはないでしょう。もちろん、”忸怩たる思い”の後に自分自信に対して腹がたつことはあるかもしれません。

”〇〇さんのうんざりする話を聞いているうちに忸怩たる思いがつのる・・・”などは間違った使用例かもしれません。うんざりする話を聞いて自分が恥ずかしくなることはないでしょう。

例③ くやしい

”くやしい”という意味で使用することも誤用例として挙げられるでしょう。これも”じくじく””うじうじ””ぐじぐじ”から連想してできた意味かもしれません。

”信用していた先輩から敵対され、忸怩たる思い・・・”などではNGとなるのではないでしょうか。”くやしい”と感じることがあっても、”忸怩たる思い”は使用しないようにしてください。

<下に続く>

忸怩たる思いの使い方の例文・語源・対義語・類語と誤用の例!のまとめ

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”忸怩たる思い”には”深く反省して、恥ずかしい気持ちになること”といった意味があります。基本的には”恥ずかしい”ということになるので、間違えないようにしましょう。”ふかく反省して恥じる”ということです。

”忸”の字も”怩”の字も”恥ずかしい”などの意味があります。そのため”忸怩たる思い”も”恥ずかしい”となります。ちなみに”忸怩”は”じ・くじ”ではなく”じく・じ”となるので、覚えておきましょう。

同じような意味を持つコトバとしては、”自己嫌悪に陥る””我ながら情けない””悔いが残る”みっともない思い”などが挙げられるでしょう。

”汗顔のいたり””慚愧に堪えない ””自責の念にかられる ””慚愧のいたり””情けない思い””泣きたい気分””我ながらかたじけない””自分ながら情けない”なども類語となります。

対義語としては”矜持”が挙げられます。”誇りを持つ”といった意味があるので”忸怩たる思い”とは反対と言えるでしょう。”プライド”自信”なども対義語となるかもしれません。

”忸怩たる思い”というコトバは、テレビなどで誤用されているケースが散見されます。”じくじく””うじうじ””ぐじぐじ”という響きから”悩ましい””腹だたしい”などの意味で使用されることもありますが、これらは間違いとなっています。

こうした誤用が定着しているかもしれませんが、ただしい意味は”恥ずかしい”です。

いずれにせよ、どのようなコトバでも正しい意味を知り、正しく使用することが望ましいでしょう。”忸怩たる思い”は上記でご紹介した通りですので、ぜひこの機会に覚えてみてください!

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