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2018/02/04

ホワイトハッカーみなりんは17歳の女子高生?ネム不正送金を追跡中!

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天才ホワイトハッカーみなりん

コインチェックでの史上最大の仮想通貨ハッキング事件の裏で、ホワイトハッカーのみなりんと呼ばれる一般個人がNEM団体から指名され事件の裏で不正に出金された仮想通貨を追跡していたのをご存知でしょうか。みなりんとは何者なのか、ホワイトハッカーとは何なのかご説明します。

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ホワイトハッカーみなりんがネム財団から指名される!

2018年1月26日に、日本の大手仮想通貨取引所のコインチェックで約580億円分もの仮想通貨ネム(XEM)が不正に引き出された事を正式に発表しました。これは仮想通貨史上最大と言われていた、仮想通貨取引所Mt.Goxの115億円流出事件の約5倍に相当する規模です。日本時間16時半頃からコインチェックでのXEMの取引だけでなく、入出金の停止措置などが取られた事をきっかけにビットコイン始め、殆どの仮想通貨が下落しました。

この事件を任されたのがホワイトハッカーのみなりんさんです。Twitterのアカウントが@minarin_なのでそう呼ばれています。みなりんさんは 、ネム団体に所属していて、財団から直接「この問題に一番の適任は君だ」と言われたという、みなりんさん本人の発言がネット上で公開されています。ボランティアとしてNEM財団に協力しています。

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ホワイトハッカーみなりんがハッカー追跡中!

みなりんさんが、2018年1月26日の17:31 にTwitter上で「ハッカーのアカウント監視はじめるか。」と呟いたことにより注目を集めました。みなりんさんはNEMのモザイクという機能を利用して犯人のアドレスの追跡を開始しました。資金が不正に移動された先のアドレスにみなりんさんしか取り外すことが出来ない仕様のモザイクというタグの様なものを取り付けます。そうすると、その資金は不正に出金されたものだという事が分かります。そして、そのタグ付けされたアドレスからの送金や換金などを取引所が拒否すると犯人はその資金を使用する事が出来なくなるという仕組みです。

非中央集権なシステムなので個人を特定したり、盗難を行ったアカウントを凍結する事は出来ませんが、そのアドレスがどこにいくら送ったかなどは公開されていて誰でも見る事が出来ます。その為、そのアドレスにタグ付けをすれば、そのアカウントからの取引を拒否する事が出来ます。みなりんさんが追跡を行ってすぐにNEM財団も自動でタグ付けされたアカウントを追跡するシステムを開発し、みなりんさんの監視から引き継がれました。

NEM財団のコインチェック、ハッキング被害への対応やネムのハードフォークは?ネム(NEM)財団、コインチェックへのハッキングの対応は? 2018年1月26日、コインチェッ...

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ホワイトハッカーみなりんは17歳の女子高生?

みなりんさんがここまで大きな話題を呼んだ理由の一つに、みなりんさんが日本の17歳の女子高生だという噂が流れたからです。その原因はTwitterの名前がRin, MIZUNASHI (JK17)と書かれていることからです。17歳の女子高生が580億円を盗んだハッカーを追ってるなんて凄い!と話題になりました。

実際のところ、みなりんさんのツイートを遡ると、2013年4月26日のツイートで「今年で43歳になる」という内容のツイートがあるので、2018年には48歳になるという事で、残念ながらJK(女子高生)ではなく、JK(自宅警備員)の様です。過去のツイートで、仕事は自宅警備員(主夫)とボランティアがメインだという書き込みがあるので、48歳の既婚男性だという事も分かっています。

「NEM財団のNO.1がハードフォークはしないと言っている」や、「No.2から寝ろ!と指令が来た」などのツイートをしている事から、トップの人達と繋がっている事が伺えます。17歳の女子高生ではなかったとしても、これだけの大きな事件を一人で任されたというのはみなりんさんがとても優れた技能を持っている方だという事が分かります。

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ホワイトハッカーとは?仕事や資格は?

ハッカーというと悪いイメージをする人も多いと思いますが、実際にはハッカーとは、優れたITやプログラミング技術を習得している人の事を指し、悪意があるハッカーの事は「クラッカー」と呼びます。

○  ホワイトハッカー(正義のハッカー)
中立 ハッカー (優れたIT技術を有している人)
×  クラッカー(悪意のハッカー)

今回のみなりんさんとコインチェックから不正出金した犯人との戦いはホワイトハッカー対クラッカーとの対決と言った方がふさわしいです。この事件でホワイトハッカーの存在を知って、私もなりたい!と思った方も増えたのではないでしょうか。では、どうやったらホワイトハッカーになれるのでしょうか?実際の所、これといった明確な資格などは存在していません。日本では2020年の東京オリンピックに向けて、総務省ではNISC(内閣サイバーセキュリティーセンター)でホワイトハッカーの募集がありました。その際の応募資格を例に見てみると、

・IT系の高専もしくは大卒以上の方
・IT・セキュリティ分野での研究実績がある、もしくは実務経験5年以上、
・情報処理技術者試験(高度試験)と同等以上のIT・セキュリティ関連の 資格がある
・英語能力がある

となっており、一定以上のスキルや経験を持ったプログラマーやエンジニアなどの方が対象となっています。

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ホワイトハッカーのまとめ

NEM財団から指名されたホワイトハッカーみなりんはさんは17歳の女子高生ではなく40代の男性でしたが、ボランティアで活動を行うなど、とても素晴らしい人ですね。これを受けてホワイトハッカーになりたいという人も増えるのではないでしょうか。セキュリティーが強化され、こういった事件が二度と起こる事がないといいですね。

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