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為替相場とは。種類・定義、為替相場最新動向の調べ方をわかりやく解説!

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目次

国内で一般の人にFXが解禁されたのは1998年です。現在ではおおよそ20年近くたち、為替も私たちの生活の身近な存在になりました。

テレビでも為替レートの報道をしますので、現在の主要国通貨のレートがどのくらいか知っている人も多いでしょう。相場はどのように変化するのでしょうか。

為替相場とは

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世界には様々な国の通貨があります。通貨の価値は常に一定というわけではなく、その国の情勢や世界経済の流れによって変動します。

為替相場とは、それぞれの通貨が変動することによって起きるレートの変化のことです。長期的にみると価値の高い通貨と低い通貨が入れ替わるようなこともおきます。

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為替相場の種類を紹介!

為替は株式市場のように、どこかに実際の市場があるわけではありません。為替は銀行間の取引によって市場が形成されています。これをインターバンクといいます。

銀行もたくさんありますので、その数だけ市場もあります。FXでは複数の銀行のレートの中から有利なレートのものを選んで取引をする仕組みがあります。一方顧客向けのレートはカスタマーズレートと呼ばれ、企業や旅行で外貨を利用する個人などへ提示するレートがあります。

市場相場(インターバンク)と対顧客相場とは

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インターバンクレートは誰にでも解放されているものではなく、市場を形成している銀行が取引できるものです。一般の人は金融機関に取引の依頼を出し、金融機関がインターバンクから調達してくることになります。

銀行も手数料を得ないと利益がありませんので、インターバンクレートに手数料を上乗せした金額で顧客と取引をします。

市場相場(インターバンク)

インターバンクに参加している企業は、銀行や生命保険会社、為替ブローカー、中央銀行など、外貨を大量取引する団体です。個人で直接取引することはできませんが、インターバンクに直結したFXを提供している会社もあります。

ただしこうした会社では大口注文が原則となっているため、1回の最低取引量も多く設定されており、たくさんの証拠金が必要になります。

対顧客相場(FXトレード等)

対顧客相場は法人か個人かによって異なります。法人の場合でも銀行との関係性によって手数料が個別に設定され、良好な関係を築いている金融機関ほど取引コストが低くなります。個人とは違って大口の注文をすることが多く、特に輸出や輸入をしている企業にとって金融機関とよい関係を作っておくことで確保できる利益に違いが出てきます。

個人向けの相場は仲値によって決定されます。これは銀行営業日の10時前に毎日その時の相場によって決定され、そのレートがその日の基準レートとされるのです。

このレートは基本的には1日中同じレートですが、大きなニュースが発表されるとインターバンクレートが変動し、かい離することがあります。もし許容値以上のレート変動が起きた場合は仲値の修正が行われ、銀行が不利な取引を行わないようになっています。

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先物相場と直物相場とは

相場にも2種類あり、2営業日以降に受け渡しが行われる「先物相場」と、2営業日以内に受け渡しが行われる直物相場(SPOT)があります。

FXを取引する個人にとってはそれほど重要ではありませんが、将来外貨を確保するために為替予約をする企業には重要な相場です。

先物相場とは

先物相場は2営業日以降の受け渡しをするもので、長いものでは数か月先になるものもあります。

期間が長いとそれだけ金利の影響を受けますので、先物相場では金利の差分を調整した金額を提示する必要があります。

直物相場とは

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直物相場は私たちが普段目にしている相場のことです。FXのレートも直物相場をもとに提示されています。

為替相場の為替レートはどうやって決まっているのか?
為替に限らず、値段のついているものはさまざまな需要と供給によってレートが決まっています。ドルを100円で買いたいという人がいた場合、100円で売ってくれる人がいなければレートは高くなっていきます。

100円で売ってくれる人が大量にいて余ってしまった場合、買い取ってくれる人が見つかるまでレートは下がります。オークションのような仕組みだと思っておくと分かりやすいでしょう。世界ではさまざまな人が取引を行っており、FXブローカーの中で取引が解決するものと、市場に注文が流されるものがあります。

国内の多くの会社はブローカー内で取引を完結させることができる「ディーリングデスク方式」です。そのためブローカーによって取引される通貨量に違いがあるため、会社によって提示レートが微妙に異なる現象が起きます。

最新の為替相場を確認する方法をご紹介!

直接インターバンクのレートを確認することは困難ですが、インターネットの発達によってFX会社が提示しているレートはリアルタイムで確認できるようになっています。

FX会社ではスマートフォン向けアプリも出していますので、口座を作ってアプリを入れておくだけで最新レートの確認はできます。経済指数の発表や政治的な大きな出来事があるとレートは大きく変動します。仲値はリアルタイムの相場ではないので注意しましょう。

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為替相場とは。種類・定義、為替相場最新動向の調べ方をわかりやく解説のまとめ

相場は世界のさまざまな情勢を反映して、リアルタイムに変動しています。インターネットを利用した取引でも、通信速度の影響で多少の誤差が発生してしまいます。

高額なコストをかければよりリアルタイムに近づけることはできるかもしれません。しかし相場を読むということは、その数秒の誤差に重点を置くことではなく、もっと全体の大きな流れをつかむ必要があります。

今後発表される経済指数の動向を予測したり、チャートの動き(テクニカル)から将来を予測することで、FX取引の成功率は高くなるでしょう。FXの取引をしていない人でも、銀行が個人に提示する相場の仕組みを理解しておくと、有利な条件で外貨を確保できることがあります。

特に個人向けの取引では高額な手数料が提示されていることもありますので、銀行以外の金融機関から外貨を仕入れる方法も模索しておきましょう。最近ではFX会社でも外貨を調達できる「コンバージョン」というサービスを提供しているところもあります。"

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