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2018/02/08

神父と牧師・司祭の違い!宗派や服装の違いは?結婚式にいるのは?

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普段は使わないですが、結婚式やニュースで目にすることのある「神父」や「牧師」ということば。
実際のところ服装や役割の違いをはっきり説明できる方は少ないと思います。
そもそも結婚式にいるのは神父か牧師かも気になる方もいるのでは。

今回はそんな言われてみると気になる、神父、牧師、司祭の違いをご説明していきます。

注意が必要なのは、一概に神父や牧師といっても、それぞれの地域や個人で考え方が異なります。そのため、今回の記事に当てはまらないタイプの方もいらっしゃるかもしれません。
あくまで傾向ですので、ご了承ください。

神父と牧師の違いとは?

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牧師とはプロテスタントにおける教職者です。プロテスタントとは、教科書でおなじみにの「宗教改革」後にローマ教会の思想に反発してできたグループです。

神父とはカトリックと東方正教会における聖職者のことです。神父とはキリスト教の司祭の尊称になります。つまり司祭を呼ぶ際に神父さんとなるわけです。ちなみに東方正教会とはビザンティン帝国が起源のキリスト協会の総称です。もちろん説や捉え方によって範囲は変わります。

神父には序列社会があり、牧師にはありません。諸説ありますが、神父は法王・総主教をトップにそれぞれ序列があります。司祭も一般の人よりは位が高い位置づけになります。

ちなみにローマ法王フランシスコとロシア正教会の最高位キリル総主教の対談は少し前にニュースにもなりましたよね。同じ神父でも、宗派によっては仲が悪いのです。

一方牧師とは、ラテン語では羊飼いを意味することば。これは一般の信徒と分け隔てないということを示しているという解釈もあります。さきほどの神父に序列があったことと異なり、牧師には序列が無いのです。

また結婚の可否にも違いがあります。神父は原則NGで、牧師は基本的にOKです。ただ、神父も階級によっては許される地方や、神父になる前に結婚したり、他の宗派から移ってきた場合既に結婚していたのであれば、例外的に許されるケースもある様です。

またそこに関連して、カトリックでは基本的に女性の神父は認められていません。ただプロテスタントでは女性の牧師は認められています。

<下に続く>

神父と牧師の服装の違い

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神父はスータンと呼ばれる真っ黒な学生服のような服を着ています。学生服との違いは、足元まですっぽり隠れるくらい長いことです。祭儀の際にはスータンの上に白色のガウンのような服を羽織り、さらにストールをかけ、マントを羽織ります。ガウンはアルバ、ストールはストラ、マントはカズラと呼ばれます。

牧師は白い襟のついたシャツとスーツ姿です。聖公会などではガウンを羽織ることもあります。このガウンはキャソックと呼ばれます。

また十字架をしている人はほぼカトリックの神父といえます。カトリックではイエスを信仰しています。イエスの象徴であるのが、十字架です。

一方プロテスタントでは、信仰の対象は聖書の言葉のみとしています。そのため、イエスの象徴である十字架をすることはあまり無いといえます。もちろんプロテスタントもイエスを否定しているわけではなく、あくまで信仰の対象が聖書の言葉のみということです。

<下に続く>

神父・牧師と司祭の違い

前述の通り、神父とは呼び名であり、聖職者としての職位としては司祭という位があります。一方牧師は職名としても、呼び名としても牧師です。牧師の場合は聖職者ではなく、教職者という位置づけです。

先述の役割の考え方の違いによる差が大きいです。カトリックで神父は信徒を導く、穢れの無き指導者と位置づけています。

それに対してプロテスタントにおける牧師は、信徒と位は同じです。ただ、信仰や教えの理解に対して、リーダーシップを発揮する人が必要になった際に、率先して声を上げたのが牧師になります。そのため信徒の上に立って導くというわけではないのです。

ちなみに司祭は神父の職位であるとお伝えしましたが、もちろん階級はあります。宗派によって若干の違いはありますが、司祭の上に司教が、司祭の下に助祭という位置づけです。

司教とはキリストの使途の後継者で、その司教から認められた者が司祭という位置づけです。そして司教は教皇が指名します。ちなみに同じカトリックでも主教と呼ばれる宗派もあります。

カトリックや正教会では位を重要視します。そのため司祭以上、司教以上でしか行うことができない行司も多々あります。例えば入信を受け付けたり、儀式を行ったりすることが該当します。

<下に続く>

結婚式にいるのは神父・牧師のどっち?

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それでは一番身近な、結婚式にいるのはどちらかを紹介します。
結論から先に言ってしまうと、カトリック教会であれば神父、プロテスタント教会では牧師す。

ただ、カトリックに関しては信徒のみ挙式を上げることができます。基本的には、厳しい制限があるのです。そのため一般的に私たちが目にするのは牧師になるわけです。

ただ、結婚式の牧師さんも、神学校や神学部を出た方もいますが、多くはアルバイトの方の様です。アルバイトの方が多い理由の1つに、結婚式が土日に多いことがあげられます。もちろん友人たちの休みに合わせやすい様にというのが理由です。

牧師は日曜は礼拝があり、土曜はぞの準備をしていることが多いため、引き受けられないことが多くあります。
ただ、昨今の結婚式は宗教的な意味合いより、豪華で楽しい式を挙げることが目的のことが多いのであまり気にならないでしょう。

ただ、宗教的な意味合いがある場合には、きちんと事前に調べて、決まりに沿って挙式してください。

<下に続く>

神父と牧師・司祭の違い!宗派や服装の違いは?結婚式にいるのは?のまとめ

さてここまで、牧師・神父・司祭について紹介してきました。
あくまでここに挙げたものは、傾向になります。
中には結婚をよく思わないプロテスタントの方もいますし、寛容なカトリックの方もいます。
決め付けたり、本やネット上で調べるだけでなく、気になったのであれば実際にそういった方々とコミュニケーションを取ってみることが、理解する一番の近道です。

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