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2018/02/11

マレーシア移住で手に入れる快適な生活!必要な条件と生活費は?

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目次

マレーシア移住ってどうやるの?

 みなさんは海外へ移住すると言うことを考えたことがありますか。どのくらいの期間、費用、老後等の時期について、色々悩むポイントはあるでしょう。

今回は、マレーシアの移住でビザの有無、費用や条件、ロングステイなどについての基本情報についてご紹介します。

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マレーシアの基本情報!マレーシアってどんな国?

基本情報①:気候

海外のどこに住むにしても、気候は気になるところです。暑さが苦手な人、寒いのに耐えられない人と言った風にタイプがあります。マレーシアに住むのは夏が得意な人、冬より断然夏が好きと言った人がいいでしょう。

マレーシアは、簡単に言えば一年中夏のような気候です。年間を通して、平均気温は27℃~33℃なのです。最低気温も、年間25℃前後と言った風なので、四季は存在しません。

四季はありませんが、雨季・乾季があります。雨季になると、毎日雨と言った風になり、降水量も増えますが、一日中降り続くと言った風ではありません。むしろ、雨が上がった後は地面の温度が下がるので、涼しく感じることもあります。

同じような気候でも、地域でそれぞれ違った特徴がありますので、移住先の気候を良く調べてみましょう。

夏至 夏

基本情報②:位置・首都

マレーシアは、日本から飛行機で6~7時間程度の距離にあります。マレー半島とボルネオ島の北部がマレーシアになります。(ボルネオ島の残りの部分はインドネシア領になります。)

タイ・シンガポール・インドネシア・フィリピンと近いので、どの国にも簡単に行くことが出来ます。飛行機で2時間だったり、船で行くことも出来たりします。

首都は、みなさん聞いたことがあるのではないでしょうか。クアラルンプールです。世界都市ランキングで東南アジアでは3番目に大きい都市として、ランクインしています。実際に高層ビルがたくさん建ち並び、モノレールや鉄道、高速道路の整備が進められているので、大都市に変貌を遂げつつあります。

基本情報③:人口・民族構成

マレーシアの人口は2015年時点で、3119万人となっており、近年では増加傾向にあります。人口の年齢別割合を見てみると、0~14歳が約28%、15~24歳が約17%、25~64歳が約49%、65歳以上が約6%となっており、比較的若い人たちで成り立っている国だと言えます。

2016年には、日本人の長期滞在者は23,693人になっており、こちらも2012年の20,444人から、毎年増加しつつあります。在留邦人数では、12位となっています。(一位はアメリカです。)

マレーシアは多民族国家です。そのため、たくさんの民族で構成されています。マレー系は人口の約67%、中国系は約25%、インド系は約7%となっていて、インド系は少し異なりますが、基本的には日本人に近い顔立ちをしている人が多いので、日本人旅行者か滞在者なのかの区別はつきにくいです。

基本情報④:経済

マレーシアは電気機器等の製造業、ゴムや木材などの農林業、鉱業を主要産業としています。2009年のリーマンショックの時に、例に埋もれずマレーシア経済も落ち込みますが、翌年には経済成長率は回復し、その後は経済の安定を維持した状態となっています。

隣国と言うせいもあり、経済に置いてシンガポールと関係が深いです。輸出・輸入はどちらもシンガポールが取引国1位になっています。他には、中国・インドネシア・タイ・アメリカ、そして日本とも取引をしています。

物価は近年少しずつ上がりつつあります。近代的な高層ビルが立ち並び、鉄道やモノレールが整備されてきているあたりに、マレーシア経済の好調ぶりがうかがえます。

基本情報⑤:歴史

マレーシアは、「マラッカ王国」が出来たのが始まりとされています。1396年で、日本で言えば室町時代です。

中国と貿易を始めたり、イスラム教を国教と定める、と着々と国として成長していきましたが、1511年にポルトガル侵攻によって、ポルトガルの植民地とされてしまいます。

その後、1641年にはオランダの植民地となり、1896年にはイギリス領となります。太平洋戦争時には、日本がマレー半島を占領することもあります。他国による支配は1957年まで続きます

現在の「マレーシア」としての形になるのは、1965年と、割と最近のことなのです。

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マレーシア移住で快適な生活をするための条件

条件①:英語を勉強しておく

言葉は出来ておくに越したことはありません。マレーシアでは、言語としてはマレー語が国語となっています。しかし一からマレー語を習得するのは厳しいでしょう。そんな時におススメなのが、英語です。

よっぽど辺境の地へ移住するのであれば、マレー語やその地方の言語(バン語、ビダユ語、アスル語等)のあいさつ程度の基礎を学んでおくべきですが、クアラルンプールなどの大都市ならば、たいていは英語が通じます。

先ほどもお伝えした通り、マレーシアは多民族国家なので、たくさんの言語が飛び交っているのは現状です。しかしクアラルンプールは英語を主として成長しつつあるので、通じるのです。

片言でもいいので、ある程度学んでおくと、全く何もわからない状態よりは一歩進んだ状態になれますので、生活に便利さを感じることが出来るでしょう。

勉強

条件②:ビザがあれば長期滞在が可能

もしも滞在中に、もっと長くいたい、と言う思いが生まれるのであれば、ビザを取得することをおススメします。または、マレーシアを知り尽くしているから、すでに移住は決定していて後はどこに住むかを決めるだけという方にも、ビザ取得はいいでしょう。

3か月の観光目的であれば、マレーシアはビザなしで入国可能です。その間に、しっかり移住先を決めたり、家を探したりするのもいいでしょう。

いきなり長期ビザを取得して、長い時間かけて移住先を決めたいのであれば「マレーシア・マイ・セカンドホーム」(MM2H)と言う最長10年滞在出来るビザがあります。

ただし、このMM2H申請には費用もかかりますし、ある程度の財産も必要です。後ほど詳しく説明しますが、これからの人生をマレーシアで過ごすことを決定している、家族も同意、と言う方には合っているでしょう。

条件③:治安のいいエリアを調べておく

マレーシアは比較的治安のいい国ではあります。海外特有のスリやひったくり、ぼったくりはありますので注意が必要ですが、マレーシアの治安のいい場所・悪い場所について調べておくと、住む場所も限定出来ますし、訪れる際に「気を付ける」と言う心構えが出来ます。

クアラルンプールは大都市ですが、それなりの犯罪も潜んでいます。便利さもあり、日本のものもある程度揃う、と言うメリットもありますので、その辺りを滞在中にうまく生かしていけるかが、ポイントになります。

ジョホールバルはシンガポールに近い地域です。オランダ領だった頃の面影もある、興味深い建物がたくさんある街です。ここも買い物にはとても便利で、不自由さはあまりないしょう。

他にもペナン島、マラッカと歴史のある街もあります。興味の持てそうな街を見つけたら、まずは治安を調べてみましょう。

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条件④:住居費はどれくらいなのか知っておく

自分の貯蓄や収入以上の場所に住居を構えてしまい、移住計画が台無しになった、なんてことがあってはいけません。自分の生活資金に合った住居費用を算出しておくことが、マレーシア移住を快適にする、または成功させるカギにもなります。

マレーシアでは、住居費の相場は大体ワンルームで3万円前後とされています。(900リンギット後)2ベッドルームで約5万円(約1500リンギット)で、日本より少し安いくらいです。都心に在住の方からしたら、ものすごく安く感じるのではないでしょうか。

もちろん、これよりも安いところはいくらでもあります。しかし、そう言ったところはセキュリティに問題があります。おススメなのは、24時間セキュリティが完備されているコンドミニアムです。そう言ったところには、日本人の方も多く住まわれているので、情報を得ることも出来ます。

住む都市によって相場は異なりますので、自分が移住したいなと思う地域の住居費を調べておきましょう。

条件⑤:子供の学校を調べておく

家族でマレーシアへ移住を試みている場合は、子供の教育や生活環境についても調べておくべきです。移住してから学校を探すよりは、日本である程度の情報を集めておく方がベターでしょう。

インターナショナルスクールや日本人運営の日本人学校、と言うものがあります。マレーシアの現地の公立小学校はマレーシア人しか入学出来ません。私立の学校は入学可能なので、基本的には3つから選べるということになります。

学費は学校によってさまざまですが、基本的には、日本より高いと考えておく方がよいでしょう。私立・インターナショナル・日本人学校、それぞれメリット・デメリットがありますので、しっかり調べておいて、出来るだけ高校や大学までの進路も考えておく方がよいでしょう。

条件⑥:病院について調べておく

家族や自分の健康・ケガのことも考えておきたいものです。いざと言う時に頼れる病院を見つけておくことで、事前に安心してマレーシアへ渡航出来ます。

日本人スタッフが24時間いる病院もあります。言葉に関して、特に不安を感じているようでしたら、そう言った病院にかかる方がよいでしょう。

また、日本の海外旅行保険に加入しておくことで、緊急の場合もキャッシュレスで受診できることもあります。こちらも言葉が苦手なようでしたら、事前に病院の情報も教えてもらえるのでおススメです。

条件⑦:食べ物へのこだわりをなくしておく

マレーシアは多国籍です。外食文化が発達しているので、外食が安価で行けるところが多いです。日本食は地方だと手に入らない、またはレストランも少ないと言った状況なので、日本食があまり恋しくならないようにしておくことをおススメします。

以前だと日本食は、高級レストランとかで食べるような食事でした。しかし、最近では大都市であるクアラルンプールでは、丸亀製麺のような安い価格で食べられる日本食も増えてきています。

どうしても日本食が必要な時のために、フリーズドライの味噌汁などは準備していった方がいいでしょう。

条件⑧:国際免許を取得しておく

鉄道が発達してきている都市でも、行ける場所には限りがあります。一人で移住するのでしたら不便はないかもしれませんが、もし家族連れで移住を考えているのであれば、国際免許を取得しておく方がいいでしょう。

やはり人数が多いと車の方が便利です。荷物も乗せられるので移動がスムーズに行きますし、特に小さい子供連れなのであれば、自分たちだけの車の方が時間に融通も効いたり、子供の機嫌が悪くても食べるものや見るもの、おもちゃ等で機嫌を取ることが出来ます。

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マレーシア移住で快適な生活をするために必要な生活費はいくら?

住居は先ほどもお伝えした通り、8~15万円程度で広さ。セキュリティ十分のところに住めます。この家賃でプール付きと言うコンドミニアムもあります。家族連れの移住だと、どうしても部屋はたくさんいるので15万円はかかると見ておきましょう。

食費は、こちらは外食にするか自炊するかによります。人数にもよりますが、月5万円ほどを見ておいて、自炊することで節約すると言った調整が可能です。

マレーシアの光熱費は安いです。水・電気・ガスを含めても1万円前後になるところが多いですし、エアコンを使わないことで節約も可能です。

以上に、ネット・携帯の通信費や交際費等がかかってきます。あくまで目安なので、実際の住居が決まった時点で、細かく計算してみることで、月の生活費がわかってきます。

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マレーシア移住の問題点

問題点①:物価が上がりつつある

マレーシア移住は人気があります。しかし、最近ではそうでもなくなりつつあるのが現状です。原因は、思ったより物価が高かった、生活費がかかって費用が足りなくなってきた、と言うことがしばしば起こっているからです。

実際に、マレーシアの物価は安い、と言われているほどではなくなってきています。クアラルンプールでも物価は上がりつつありますし、地方はそれほどではないので、まだ生活費を抑えることは出来ますが、以前ほど安くはないようです。

もちろん全てが高いというわけではありません。米、砂糖、塩、小麦粉、食用油、野菜と言ったものは安いです。しかし、旅行会社や移住を進めてくる会社が言うほど物価は安くない、と言うことを心に留めておきましょう

問題点②:就職を当てにしてはダメ

仕事に関して、マレーシアにコネがある、と言うのであれば、それを十分に利用しましょう。現地で就職を探して生活費を稼ぐ、と言う移住計画を立てているのであれば、それは少し危険です。止めておいた方がいいでしょう。

現地での就職した際は、給料の相場は約14万円前後から、となります。一人だとこの金額でも十分やっていけますが、家族連れだと少し厳しいです。

また英語が出来る方が仕事の幅は広がります。マレー語も出来るとさらにいいでしょうが、クアラルンプールに移住するのであれば、英語を先に勉強しておく方がいいでしょう。

もしも、ネットで仕事が出来れば、それに越したことはありません。ネットビジネスであれば、マレーシアだけでなく他の国でも働いて食べていけますし、マレーシアでもカフェ等で仕事が出来ます。

問題点③:お酒が日本より高い

マレーシアはイスラム教が国教であるため、お酒を飲む習慣がありません。そのためお酒にかかる税金が高くなっています。物価で日本より高いものの一つが、お酒なのです。

地ビール等安いものは探せばあるようですが、基本的には、日本より高いと考えておきましょう。毎日お酒がないと困る、と言った方には、生活費がかさむ原因にもなります。

場所によってはビール一本700円するところもあります。レストランだと500~600円です。日本より高いです。また、販売されている場所も限られていますので、お酒を探し求めて歩く、なんてこともあるようです。

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失敗しない「老後のマレーシア移住」に必要なもの

①:ビザ(MM2H)

先ほどもお話しした、マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)ビザです。最長10年マレーシアに滞在出来て、もちろん更新も可能です。年齢制限はありませんので、老後のマレーシア移住の際に必要になる物の一つと言えるでしょう。

但し発行には条件があります。経済的に余裕があるかと言う証明書が必要になります。この基準は、50歳以下と50歳以上で異なります。企業から退職金をもらっている人などにはクリアできる条件ですが、そうでない人は貯金をしていないと、ビザ発行そのものは難しいです。

たくさんある申請書類を全て揃えて、仮承認書が届いたら、初めてマレーシアへ渡航可能となります。それから、マレーシアで手続きを完了させて、初めてビザ取得となります。

②:年金+αのお金

マレーシアで老後の生活を快適に送ろうと思うのであれば、住居のセキュリティは絶対必要なものになります。そう言ったことを考えると、安い家賃のところよりはある程度の中級から高級のコンドミニアムを住居としなければなりません。

そのためには、年金だけのお金では暮らしていけません。先ほど、生活費でもお話しした通り住居費は15万かかることもあるので、毎月何かしらの収入があれば、安定した生活を送ることが出来ます。

また、もし健康のことを考えて、マレーシアで日本食を自炊しようと思うのであれば、日本食材料が必要になりますが、マレーシアで購入するともちろん高価になります。自炊は節約の一つですが、日本食を作るとなると節約にはならない場合もありますので、その辺りを考えたお金が必要になってくるわけです。

お金

③:持病がある場合は薬

年齢を重ねてくると、自分やパートナー、家族の健康が気になってきます。もしも、普段から飲んでいる薬がある場合は、まずは日本でたくさん準備しておくことをおススメします。

処方箋やその薬の説明を英語で書いたものもあれば、ベストです。移住した際に、日本語や英語の使える病院を探しておくことで、引き続きその薬をもらえることも出来ますし、信頼出来る医師に出会えたなら、その後はマレーシアで薬を処方してもらいましょう。

気候についても、マレーシアは一年中夏なので、熱中症にならないように、しっかり水分を摂る等の対策を行いましょう。日本にいる時よりしっかり健康管理を行って生活をすることが、マレーシアで快適な生活を送ることの出来る条件になります。

④:宗教についての知識を少し持っておく

マレーシアの国教はイスラム教です。先ほどもお話ししましたが、イスラム教では飲酒が禁止されている、豚肉を食べることが出来ない、と言った風に、タブーや決まり事がたくさんあります。

露出を抑えた服を着る、と言った風にマナーもありますので、ある程度宗教に関する知識を持っておく方がよいでしょう。そうすれば、ご近所のマレーシア人付き合いがスムーズになります。出会いから失礼な行動をしてしまっては、人間関係に支障が出ますので、そう言ったことがないに越したことはありません。

幸い、マレーシアには親日家が多いと言われています。宗教は地域によって、イスラム教・キリスト教・ヒンドゥー教と特徴がありますので、住まいを決めてから勉強しても大丈夫です。

⑤:家電製品をたくさん持って行かない

これは必要ではないものになるのですが、日本からたくさん家電製品を持って行く必要はありません。現地のコンドミニアムに家具付きと言うのはたくさんあります。そう言ったところに家電製品を持ち込むと、かえってゴミになってしまいます。

電圧やコンセント形状も日本とは違います。パソコンも持って行ったが使えない、なんてこともありますので、金銭的に余裕があれば現地購入するか、コンセントの変圧器と変換プラグが必要になります。こちらは、持って行くものとしておススメします。

<下に続く>

マレーシア移住で手に入れる快適な生活!必要な条件と生活費は?のまとめ

マレーシア移住で手に入れる快適な生活 必要な条件と生活費についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。マレーシアだけでなく、海外移住すると言うのは、住み慣れた日本を離れると言うことで、人生のターニングポイントとなります。

移住のメリット・デメリットを考えた上で、快適に自分が過ごせる環境を見つけた上で、生活していくことが、移住成功の秘訣になります。マレーシア移住は、異文化を受け入れることで、自分の人生の価値観を変えることも出来る、素晴らしい体験となるでしょう。

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