みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に

ブラックマンデーとは?意味や由来・日本への影響!アメリカでの現状

Large pexels photo 346751  1

ブラックフライデーって聞いたことある?

ブラックマンデーといえば、誰もが知っている1987年の月曜日に起きたニューヨーク証券取引所発の史上最大の世界株価暴落です。またグッドフライデーといえば、キリスト教徒ならみなが知っているキリストが十字架に縛られ処刑された日です。それではブラックフライデーとはどんな意味のある日なのでしょうか。

アメリカで始まったブラックフライデーの名前の由来や日本を代表する小売企業イオンやトイザらスは、このブラックフライデーを導入しているのかなどを紹介していきます。

<下に続く>

ブラックフライデーとは?

ブラックフライデーは祝日?

null

アメリカ合衆国で始まった小売店のクリスマス商戦の皮切りの日を指す言葉です。具体的には11月の第4木曜日にあたる感謝祭の翌日の金曜日がブラックフライデーにあたります。小売店が満を持して行うクリスマス・セールのスタートアップにあたるこの日は、感謝祭が祝日で一日置いて土曜日、日曜日とつながるので祝日扱いになることが多いようです。

消費者心理を煽る日

小売店にとっては年間で最大の売り上げが見込める日として考えられており、小売業各社はこの日一日だけで年間売り上げの2割近くを稼ぎ出すともいわれています。いわば民間の小売業者が創造した消費者の消費心理を煽る日でもあるのです。

<下に続く>

ブラックフライデーの意味・由来

黒字計上だからブラックフライデー

ブラックフライデーのセールは、各小売業者の売り上げが大幅に伸び、軒並み黒字を計上することから「ブラック」の名前が冠されるようになりました。またこの日は道路や小売店舗がごった返し、黒山の人だかりになることにも由来していると言われています。

消費者にとっては暗黒の日

消費者にとっては大量にものを買わされ、散財させられる「暗黒の日」という負の意味も込められた自虐的な解釈もなされています。まあ日本のバレンタインデーで世の中が小売業に踊らされて、猫も杓子もチョコレートを買わされてしまう現象と似ていますね。

<下に続く>

アメリカでのブラックフライデー

ブラックフライデーは警察のネーミング?

アメリカのブラックフライデーは1961年にフィラデルフィアで始まりました。名付けたのは実は警察関係者で、この日はショッピングに出かける人々で道路が混み合い、警察の仕事が増えてしまうためにマイナスの意味を込めてブラックフライデーと呼びました。

サイバーマンデー

null

またアメリカではブラックフライデーの3日後の月曜日(イースターの翌日)は通信販売業の売り上げが伸びることからオンラインショップ関係者は「サイバーマンデー」と呼ぶようになりました。感謝祭、ブラックフライデー、週末、と続く連休は街に出てショッピングを楽しみ、翌月曜日にはオフィスのパソコンから買い物の続きをする人が多く、オンラインショップの売り上げが極端に伸びたからです。

過去最高の売り上げ

オンラインショッピングを運営する会社は「サーバーマンデー」のキャッチコピーを利用し、たくさんのショッピングサイトが値下げやポイント還元セールなどを行ったため、売り上げは右肩上がりになっていきました。2012年アメリカの調査会社の発表によればサイバーマンデーのオンラインショップの対前年の売り上げはプラス17%ほど多い14億6000万ドルとなり、過去最高でした。

<下に続く>

ブラックフライデーは日本にも影響がある?

経団連も意識するブラックフライデー

日本ではイオンや米国系小売会社のトイザらスなどが独自にブラックフライデーのキャッチコピーを冠したセールを始めました。2016年には経団連の会長が当時の財務大臣との会合でアメリカ発のブラックフライデーにちなんだセールを計画していることを明らかにしました。

日本の企業戦略に与える影響

ブラックフライデーだけでなく、サイバーマンデーも日本の企業戦略に大きな影響を与えています。2016年にいち早くブラックフライデーを導入したイオンは値下げや還元ポイントセールを前面に打ち出したセールを行いました。楽天はサイバーマンデーを活用してポイントの付与率を最大30倍以上にして、ネットショッピング上でセールを展開しました。

ブラックフライデーと為替相場

null

アメリカ国内のブラックフライデーは経済指標の発表に期待を集め、ドル高円安に振れる可能性が高まり、日本の為替相場にも影響を与えます。さらに休み明けの月曜日には利益確保を目的としたドル売りが予想され、ドル安円高が進行するという現象も生まれます。

<下に続く>

日本のブラックフライデーはイオンやトイザらスが先駆け

日本のブラックフライデーは外資系の小売店、具体的にはトイザらスやギャップなどの外資系小売業から始まりました。最近ではH&Mやアディダスジャパンなどヨーロッパ系の小売企業も積極的にブラックフライデーに参入しています。

<下に続く>

ブラックフライデーは今後どうなっていく?

専門家による懐疑的な意見

ただ経済の専門家には、瞬間的に消費は上昇するが必ずそのリバウンドがやってくるので警戒が必要ですと警告します。また値引きしないと客が来ないようなセールではトータルで考えた場合に企業収益が増えるのかは疑問だ、といった懐疑的な意見も出されています。

ハロウィーンを見よ

しかしアメリカでは既にブラックフライデーは定着していると言って良いと思います。楽しい雰囲気で買い物をするブラックフライデーはハロウィーンのように日本にも定着する可能性は十分あります。ハロウィーンだって今ではバレンタインデーを追い越しそうな経済効果にまで発展しました。そんなことは10年前に誰が予想したでしょうか?
 
2018年ハロウィンの経済効果・市場規模は何億円?クリスマスとの差は?ハロウィンの経済効果はどのくらい? 日本においてハロウィンイベントは、クリスマスやバレンタイン...

<下に続く>

ブラックマンデーとは?意味や由来・日本への影響!アメリカでの現状のまとめ

アメリカの小売業者が始めたクリスマス商戦の開始を宣言するブラックフライデーは、フィラデルフィアの警察官が自分たちの仕事が増えてしまうという、マイナス思考から名づけられたクリスマス・セールの初日であることを紹介しました。またブラックフライデーの翌月曜日はネットショップ店舗がセールを行うサイバーマンデーです。

ブラックフライデーもサイバーマンデーも、どちらも小売業者やネットショップ運営者にとっては年間で最も売り上げを伸ばすことができる勝負の日です。そしてこの日には各社の業績が黒字計上になり、それが名前のブラックの由来です。日本でも静かなブームになりつつありますが、将来ハロウィンのようにメジャーな行事になるかは各小売り業者のアイデアや努力にかかっています

Thumb minkane logo
written by

「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。

関連記事
おすすめ記事
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line