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2018/02/17

心付けの相場や渡し方のマナーを状況別に紹介【結婚式・葬儀・旅館】

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海外ではレストランやホテルでサービスを受けたことに対し、チップを支払うのが一般的です。日本ではレストランやホテルでチップを支払う習慣はありませんが、心付けを渡す場合があります。チップとは趣旨が違い、心付けを渡すのは主に結婚式や葬儀の時です。封筒やそれぞれに相場があって、封筒やポチ袋に入れるなど渡し方なども決まっています。知っているようであまり知られていない、心付けについて解説します!

心付けとは?

海外にはチップを払う習慣があります。チップは様々なサービスに対する感謝の気持ちとして渡すものです。日本にはチップを払う習慣はないものの、心付けといって感謝の気持ちとしてお金を渡す風習があります。心付けはチップとは少し意味合いが違うので、海外のようレストランやホテルの様々なサービスにではなく特別なシーンでみ取り入れられます。

心付けは、結婚式や葬儀や旅館などで必要になります。例えば結婚式や葬儀の場合は受付や司会をシする人に、葬儀の場合は送迎バスの運転手や火葬場の人に、旅館では中居さんなどに渡します。心付けは昔からある風習ですが、最近は料金にサービス料が含まれているので以前のように心付けを渡すのが当たり前ではなくなってきています。料金を支払うので心付けは不要と考えてもいいのですが、個人の気持ちとして心付けを渡してもマナー違反になることはありませんし。心付けの有無でサービスの質が変わることもありません。

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心付けの語源

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心付けは感謝の気持ちを込めて渡します。金額はシチュエーションによっても違いますし、相場は地域による違いなどもありますが高額ではありません。サービスに対して感謝するという意味ではチップと似ていますが、厳密に言うと少し違います。チップは本来素早いサービスに対して、それを評価するものです。満足度が高いほどチップは高くなり、サービスが悪いと感じたらチップなしというケースもあります。中には半強制でチップを支払うシステムのレストランもあります。

心付けは強制ではありません。あくまでもお礼や感謝の気持ちとして渡すものです。気持ちを心として考えるので心付けと呼ぶようになったのです。結婚式や葬儀、旅館に宿泊するような場合は、正規の料金を支払っているので本来心付けは必要ありません。しかしそれとは別に「お世話になります、よろしくお願いします」という意味で渡すのが粋なのです。

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状況別の心付けの正しい渡し方・金額の相場を紹介!

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料金にサービス料が含まれている場合は、心付けは受け取らないところもあります。会社により異なりますが、この場合は無理に渡す必要はありません。

結婚式

現在ほとんどの結婚式場では、支払う費用にサービス料が含まれていまので、心付けは不要と考えるようになっています。ただし受付や司会、カメラマンを業者ではなく知り合いや友達に頼むうなときは、ありがとうの意味を込めて渡します。相場は受付が3,000円前後、司会は10,000円前後、カメラマンには5,000円前後です。結婚式当日は慌ただしくなるので、心付けは事前にポチ袋などに入れて渡しておくといいでしょう。

旅館

旅館の料金にはサービス料が含まれていますので、原則心付けは必要はありません。ただしアレルギーなどで料理を特別食にしてもらう場合や、本来のサービスにはない希望を叶えてもらう場合には心付けを渡します。この場合は、到着してすぐに渡しておきます。相場は宿泊料金によって変わりますが、料金の1割程度が目安です。

葬儀

公営施設での葬儀に心付けは不要ですが、それ以外の場合は送迎バスや霊柩車の運転手に心付けを渡します。この場合相場は3,000円くらいです。友人や親戚に受付や案内を頼んだ場合には心付けを渡します。相場は1日5,000円前後です。

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状況別の心付けのマナー【結婚式】

マナー①:誰に渡すの?

結婚式で心付けを渡すのは、ヘアメイク、介添人、司会者、などです。最近では料金にサービス料が含まれていることが多いので、そういう場合は渡さなくてもOK。受付や写真撮影やビデオ撮影を友人に頼む場合は、友人にも心付けを用意します。ウエディングプランナーがいる場合は、その人にも渡しておくといいでしょう。

本来結婚式に携わるスタッフ全員に渡すのがいいとされていますが、人数が多いと現実的ではありません。こういう場合はヘアメイクや介添人など、直接的なサービスを受けた人だけでいいでしょう。遠方から来るゲストにはお車代を渡しますが、これも心付けに含まれます。

ただし最近は料金にサービス料が含まれていることが多いので、原則お礼などを断るとしているところが増えています。結婚式場の方針で決まっている場合は、無理に渡すと相手を困らせてしまいます。断られた場合は、丁寧に感謝の言葉を伝えるだけでいいでしょう。

マナー②:誰から渡せばいい?

心付けは新郎新婦が渡すのが一般的です。心付けの習慣を知らない若い世代が多いので、新郎新婦の両親が心付けを渡すこともあります。この場合は新婦と新郎がお世話になるスタッフに渡すのがベストです。

新郎新婦が結婚式のマナーを調べて、両親には頼まず自分たちで渡すとより気持ちが伝わりやすいです。ただし結婚式当日の新郎新婦は、とても忙しくてスタッフに心付けを渡しに行く時間が取れません。こういう場合は新郎新婦に代わって両親が渡しに行っても問題ありません。

ただし心付けを渡すのは1人だけとは限らないので、誰にいくら渡すか、心付けはだれが出すかなど詳しいことは事前に打ち合わせをしておくことをおすすめします。

マナー③:渡すタイミングは?

心付けはチップと間違われやすいのですが、ちょっと意味合いが違います。チップはサービスを受けた後に支払いますが、感謝の気持ちとお世話になるのでよろしくお願いしますという意味が込められているので、心付けは先に渡すのがマナーです。結婚式当日はタイトスケジュールになるので、終わってからでは渡しそびれてしまう可能性があります。基本的に心付けは先に渡しておくものと思っておくといいでしょう。

結婚式当日式場についたら、心付けを渡す時一言「今日はよろしくお願いします」と言葉を添えると気持ちが伝わりやすいです。心付けを渡さないと対応が雑になるとか、渡すと丁寧になるということはありません。一応気持ちですので少額で受け取りやすくするのもポイントです。

マナー④:心付けの相場は?

結婚式で心付けを渡す場合は、役割によって相場は変わってきます。気持ちなのであまり高額にしないようにします。一応結婚式は縁起がいい数字を選ぶので、心付けもそれに合わせます。相場は受付が3,000円前後、カメラマンが5,000円前後、司会者が10,000円前後となっていますが、人数が多くなる場合は1,000円ずつとか3,000円ずつでも構いません。

ただし相場は地域による違いもあるので、親戚や両親と相談して決めるようにします。ちなみに心付けとして渡す場合は新札を用意します。結婚式の場合は準備に忙しくても、予め予定が決まっているので事前に銀行に行って新札を用意しておくことをおすすめします。

そうとはわかっていても、ついうっかり新札を用意できなかったというケースは意外に多いのです。こういう時は結婚式場で新札を用意できないか聞いてみるといいでしょう。ご祝儀にも新札を使うのがマナーですが、準備を忘れる人が多いため結婚式場でもある程度の新札を用意していることがあります。

マナー⑤:袋はどうしたらいい?

心付けを渡す時は、ポチ袋に入れて渡します。ポチ袋というのはお年玉袋のような小さめの袋です。この場合新札でも折って入れて大丈夫です。あまりきっちり落ち目をつけず、ふんわりたたむ程度にしておきます。ポチ袋はどんなデザインでもOKですが、結婚式ですから結びきりの模様が印刷されているものでもいいでしょう。一応口は糊付けするか、袋に付属されているシールなどで封しておきます。裏に名前を書きますが、表面は特に何も書かなくて大丈夫です。

ポチ袋を使うのはだいたい5,000円くらいまでです。それ以上になる場合はご祝儀袋を用意します。この場合も水引は結びきりです。ご祝儀袋に入れる場合は、表に御礼や寿、御車代と書き下にます。名前は苗字のみでOK、両家で渡す場合は両家の苗字を、新郎新婦それぞれに渡す場合はどちらかの苗字を書きます。ご祝儀袋は派手なものではなく、水引が印刷されたものでいいでしょう。気持ちなのであまり豪華にしすぎないのもマナーです。

マナー⑥:心付けを断られた時の対応

結婚式場の多くは、結婚式の料金にサービス料を含ませています。この場合すでに心付けを渡してるのと同じですから、後から心付けを渡す必要はありません。しかし年配の人は昔からのしきたりを重んじる傾向があるので、心付けを渡すべきだと主張します。ここは両家で話し合ってきまますが、結婚式場の規則で心付けを禁止しているところもあります。

黙っていればわからないだろうと考えるかもしれませんが、当日は大勢の人がいるので誰が見ているかわかりません。この場合心付けを渡しても断られます。

断られてももう一度渡そうとする人もいますが、規則で禁止されている場合は押しつけとなってしまいかえって迷惑をかけてしまう可能性があります。これではせっかくの感謝の気持ちも台無しですから、こういう場合は無理強いはせず丁寧にお礼を言うだけでいいでしょう。どうしても気がすまないというなら、現金ではなく菓子折りにするといいかもしれません。

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状況別の心付けのマナー【葬儀】

マナー①:誰に渡せばいい?

葬儀で心付けを渡すのは、送迎に使うマイクロバスなど運転手、霊柩車の運転手、火葬場の火夫、受付担当などです。火葬場で待つ間お弁当や軽食が出ることがあり、それを配膳する係りの人がいた場合は配膳係りにも心付けを渡します。

運転手や火夫は専門の人が担当しますが、受付や案内係り、配膳などは親戚や友人、近所の人が担当してくれることもあります。この場合も心付けを渡すのがマナーです。葬儀は突然のことで予測ができません。遺族は深い悲しみに打ちひしがれているので、心付けのことまで頭が回らないこともあります。こういう時に力になってくれる親戚や友人、近所の人はとても心強いものです。その気持ちに対する感謝の意味を込めて、心付けを渡します。

マナー②:相場は?

結婚式の場合はおめでたいことなので心付けは奇数がいいとされていますが、葬儀の場合はあまり数字は気にしません。相場も大体決まっていて、2,000円~5,000円の間です。ただし心付けはあくまでも気持ちなので、金額は自由に決められます。マイクロバスや霊柩車の運転手には3,000円、火葬場の火夫には5,000円前後、配膳係りには2,000円くらいでいいとされています。

親戚や友人が受付や案内係りをしてくれる場合、近所の人に手伝ってもらった場合は2,000円~3,000円が相場です。これはあくまでも相場です。地域によっても相場は変わりますし、丁寧に対応してくれたことに感謝したいなら相場より少し多めに渡してもOKです。

マナー③:渡すタイミングは?

葬儀は突然ですし動揺しているので、心付けを用意していても渡しそびれてしまうことがあります。後から渡せる場合はそれでも構いませんが、火夫や運転手には渡したくても渡せないことがあります。葬儀の場合は担当によって、場所が違うので結婚式のように事前に渡しておくのが難しい場合があります。

運転手の場合は現地に着いた時、火夫には火葬場に着いてから、配膳係りには配膳が終わってから渡しても問題ありません。このように立場によって心付けを渡すタイミングも場所も違っています。遺族は気が動転しているので、どんなにしっかりした人でも心付けのことなど考える余裕がないこともあります。

こういうことを想定して、葬儀社の多くは予め心付けに付いてのアドバイスをしたり、一旦心付けを預かり、渡すべきタイミングで遺族に返し心付けを渡すよう指示するなどのサービスをしています。不安な場合は葬儀社に相談しておくといいでしょう。

マナー④:袋はどうしたらいい?

結婚式の場合は心付けが5,000円以上になることもあるので、この場合はご祝儀袋を用意します。しかし葬儀の場合心付けが5,000円以上になることは稀なので、ポチ袋で間に合います。ただしシチュエーションを考えて、イラストや色付きのポチ袋はふさわしくありません。無地のものがあるので、それを使います。

急なことで袋を用意できないこともあります。こういう場合はそのまま渡しても失礼にはなりませんが、コンビニでも買えるので袋に入れて渡すようにします。袋がない場合は白い封筒でもOKです。表に御礼か志と書いておきます。

マナー⑤:公営施設での葬儀

葬儀場は民間の葬儀社が運営しているところと、公営の葬儀場があります。民間の場合は民間企業が運営しますが、公営は各都道府県の区や市の自治体が運営しています。公営葬儀場で働いている職員は公務員となるため、心付けは禁止されています。

公営葬儀場は同じ敷地内に火葬場を併設しており、葬儀代が安く済むなどメリットがあります。該当する自治体に住んでいる人なら利用できますが、中には火葬場の担当者に心付けを渡すよう指示されるケースもあるようです。しかし公営の場合、公務員は金銭を受け取ることはできませんし、これは違法です。仮に指示があっても心付けは必要はありません。民間の場合は話が変わってきますが、基本的に公営葬儀場で葬儀をする場合は葬儀場の人には一切心付けは不要と覚えておくといいでしょう。

マナー⑥:心付けを断られたら?

民間でも最近は料金にサービス料を含ませているところが増えてきているので、心付けを渡しても断られることがあります。対応については各葬儀社での違いもありますが、会社の規則で決まっている以上無理強いはできません。

せっかくの気持ちを断られると納得いかないと思ってしまいますが、葬儀代にサービス料が含まれているなら心付けは不要です。規則である以上無理やり渡そうとしても、受け取ると規則違反になるので担当者を困らせることになります。渡したい気持ちが嫌な押しつけにならないよう注意が必要です。この場合は丁寧にお礼を言えば十分です。心付けを禁止する民間葬儀社も増えていますが、心付けのあるなしでサービスが変わることはありません。

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状況別の心付けのマナー【旅館】

マナー①:旅館に心付けは必要なの?

旅館に宿泊する場合、宿泊料金にはサービス料が含まれています。心付けはサービスに対する感謝の気持ちとして渡すものなので、この場合は必要ないと考えていいでしょう。

心付けと間違われやすいチップもサービスに対して支払いますが、この場合料金にはサービス料が含まれていません。ホテルやレストランの場合は、ウエイトレスやメイドのサービスにチップを支払うのがマナーです。しかし日本にはチップ制度がないので、予め料金にサービス料を含ませているのです。

これは旅館を利用する客側もそう考える傾向になっています。年配の人は、気持ちとして女将や中居さんに心付けを渡す人がいますが、あまり多くはありません。心付けを渡さないとサービスに差が出るのでは?と不安になりそうですが、そんなことをしたら旅館の信用問題に関わるのでそういうことはありません。一応不要となっていますが、渡したいと思えば渡してもOKです。

心付け不要のケース

旅館でも心づけ不要となる場合があります。食事を部屋ではなく大ホールでバイキング形式で食べる場合は、心付けは不要とされています。会社の慰安旅行で旅館に宿泊するような場合は、個人の旅行ではないので心付けは必要ありません。

マナー②:相場はどのくらい?

旅館の宿泊料金にはサービス料が含まれています。大体料金の1割程度がサービス料だとされています。心付けはお客側の気持ちですから、渡したいと思うなら渡しても問題はありません。この場合の相場も、宿泊料金を目安にします。宿泊料金の1割を心付けの相場としています。部屋のグレードによっても宿泊料金は変わってきますが、1万円台なら1,000円~2,000円、3万円以上でも3,000円程度で十分とされています。

旅館によってはもっと宿泊料金が高額になることもありますが、この場合心付けもかなり高くなってしまいます。心付けは気持ちですからあまり金額が多過ぎると、恐縮してしまいます。多くても5,000円~10,000円くらいにしておくといいでしょう。後は帰る時に丁寧にお礼の言葉を伝えれば、十分気持ちは届きます。

マナー③:渡すタイミングは?

心付けを誰に渡すかによって、タイミングは変わってきます。女将に渡したい場合は、旅館に到着し女将が出迎えに来た時にさりげなく渡します。中居さんに渡す場合は、部屋について挨拶をする時か、帰る前に最後のサービスをしてもらった時などでいいでしょう。もしも渡しそびれてしまった場合は、帰る前に中居さんを部屋に呼んできてもらい、「ありがとうございました」と一言添えて渡すという方法もあります。

心付けでサービスの内容が変わることはありませんが、部屋に案内してもらい中居さんが去り際に渡すのがベストタイミングです。通常のサービス以外に、誕生日祝いや記念日祝いなど本来のサービス以外を希望する場合は、そのサービスを受けたいことを伝える時に渡せば大丈夫です。

マナー④:渡し方はどうする?

旅館で心付けを渡すのはあらかじめわかっていることですから、できればポチ袋を用意しそれに入れて渡すのがおすすめです。どうしても用意できなかった場合は、そのまま渡すよりせめて懐紙やティッシュなどに包むようにしましょう。

心付けを渡すのは中居さんが多いですが、部屋に案内している最中よりは、部屋に着いて一通り話が終わってからがいいでしょう。今回はおせわになります、などと一言添えると受け取りやすいです。中居さんに心付けを渡す場合、他の中居さんが見ているところはNGとなります。心付けは全てのお客が渡すとは限らないからです。

最近はサービス料込みで宿泊料金を提示するところも増えているので、心付け不要と考える人が増えています。旅館でも心付けを断るところがあるので、渡したい時は他の人の目が届かない場所で渡すのがマナーです。

マナー⑤:断られた場合はどうする?

昔は今のような料金体制を取るところが少なかったため、旅館に宿泊する場合は中居さんに心付けを渡すのが一般的でした。しかし今はほとんどの旅館で、サービス料込みの宿泊料金とするようになっています。つまり宿泊料金を支払えばサービス料も支払っていることになるのです。旅館によっては、サービス料込みとしている以上心付けは受け取れないと徹底しているところもあります。

中居さんにも心付けを受け取らないよう指導している旅館の場合、部屋に案内されほかに人目がなくても心付けを断られることがあります。この場合2度3度渡そうとするのは構いませんが、3回断られたらそこで引くのがマナーです。うっかり受け取ったことが分かると、中居さんを困らせることになるので注意しましょう。

マナー⑥:心付けがあった方がいいケース

最近は心付けを断る旅館も増えていますが、中には心付けを渡した方がいいケースもあります。これはあくまでも気持ちの問題ですが、心付けを禁止していないならすでにサービス料を支払っていても、心付けを渡した方がいいこともあるのです。

例えばじっとしていられない小さい子供がいる場合や、高齢者がいる場合、家族が注意していても中居さんに本来の業務やサービス以外のことをさせてしまうことがあります。こういう場合でも中居さんは文句を言わず対応してくれますが、一応余計な仕事をさせてしまったお詫びと感謝の気持ちを込めて心付けを渡すようにします。

カップルや夫婦で、どちらかの誕生日や記念日を祝いたい場合、料理を特別仕様にしてもらったり、サプライズを用意したりすることがあります。この場合も中居さんには本来の業務以外のことをお願いすることになるので、感謝の気持ちとして心付けを渡しましょう。部屋で食事をするような旅館や、1人の中居さんが専属でついてくれるような旅館、女将が1人で切り盛りしているような旅館は、心付けを渡しておきたいところです。

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心付けを渡す際の注意点

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注意点①:断られたら受け入れる

心付けはいろんなシチュエーションで渡しますが、中には心付けを受け取ることを禁止しているところがあります。理由もいろいろですが、料金にサービス料込みという場合は受け取らないところが多いです。サービス料込みとしていても、心付けを受け取るかどうかを各自の判断に任せているならいいのですが、厳重に禁止しているような場合はかえって迷惑をかけてしまう可能性があります。1度断られたら2度目または3度目まではトライしてもいいですが、それ以上は受け入れる柔軟さも必要です。

注意点②:受け取る側の場合

もしも心付けを受け取る側だった場合、気持ちとはわかっていてもいくら入っているか気になるのは否めないでしょう。少額でも気持ちですからもらえば嬉しいですが、子供がお年玉を貰うのとはわけが違いますからその場で確認してはいけません。これはマナー違反です。せっかくの気持ちを台無しにしてしまうので、後でこっそり確認しましょう。

注意点③:極端に相場を外さない

感謝の気持ちとはいえ、心付けにも相場があります。相場内なら受け取る方も気兼ねなく受け取れますが、それが相場を極端に外れるような大金だった場合は恐縮させてしまいます。立場に夜違いもありますが、大抵は「こんなにもらえてラッキー」とは思わず、断るでしょう。気持ちは多すぎないことも大切です。

心付けは気持ちですから相場はあっても、いくらか決めるのは渡す人です。一応相場はありますが、最低でも1,000円は用意しておきたいところです。渡す相手は大人ですから、子供のお年玉のように500円玉は不向きです。最低お札で渡すと思っておくといいでしょう。

注意点④:むき出しで渡さない

心付けは感謝の気持ちとして渡します。子供にお小遣いをあげるとか、家族に買い物を頼むならむき出しのままお金を渡してもいいですが、心付けとして渡すならむき出しはやめましょう。金額にもよりますがポチ袋か、封筒などに入れて渡すのがマナーです。袋が用意できない場合は懐紙やティッシュなど何かに包現金が見えないようにして渡しましょう。

気持ちで渡すのだし心付けは現金なんだからそのままでもいいのでは?と思う人もいるかもしれません。しかし心付けをむき出しのまま渡すのは相手に失礼になります。せっかくの気持ちを台無しにしないよう、むき出しはNGと覚えておいてください。

注意点⑤:上から目線はNG

心付けを渡すのはサービスに対する感謝の気持ちです。お金を払う客なのだから、お客の方が立場が上と考える人の中には、心付けを払ってやる!という上から目線になってしまう人もいます。払ってやるという気持ちがあるなら、渡さない方がいいでしょう。

心付けは感謝の気持ちとして渡すものですから、上から目線で渡したら相手も気分を悪くしてしまいます。自分のメイドに渡すわけではないので、上から目線はNGと覚えておいてください。渡す時ポチ袋や封筒を投げるような行為もNGです。渡す時は直接手渡しで、一言お礼や感謝の言葉とともに渡すのがスマートです。

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心付けの相場や渡し方のマナーを状況別に紹介【結婚式・葬儀・旅館】まとめ

心付けはチップのようなイメージですが、ちょっとだけ意味合いが違います。サービスに対する気持ちというのは同じですが、強制ではなくあくまでも気持ちです。渡さないからといって態度が変わることはありませんが、気持ちとして渡すのが日本人らしいところです。心付けにはマナーがあるので、知っておいて損はないでしょう。

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