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2018/02/19

ナンピンの意味とは?メリットや売り買いのタイミング、計算方法を解説!

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目次

ナンピンとは?意味?

株などの相場の取引手法の一つであるナンピンは、仮想通貨においても有効とされています。

漢字では「難平」と表記し、株価変動による損失(=難)を平均化(=平)することを意味します。江戸時代の米商人用語が語源となっている言葉です。

「ナンピン買い」は購入した株などの価格が下落したタイミングで買うことを指し、逆に「ナンピン売り」は上昇したタイミングで売ることを指します。

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ナンピンのメリット!

仮想通貨ではナンピンによるメリットが大きいと言われています。

それは、仮想通貨が株に比べると、総じてボラティリティ(価格の変動性)が大きい、つまり価格が変動しやすいという性質をもつためで、例えばビットコインを例にとってみても、ドル円(USD/JPY)に比べて3倍はボラティリティが大きい傾向にあります。

ボラティリティが大きいほど、当然ながら相場の変動による影響をダイレクトに受けることになります。

仮想通貨取引におけるナンピンのメリットのひとつは、相場の変動によって出る損失をできる限り最小限に抑えられる点にあります。

ナンピン買いは、買った時点での金額よりも価格が下落し「含み損」を抱えた状態になった場合に、あえて買い増しをするというイメージです。

このナンピン買いによって、価格が低くなっているうちに仮想通貨を買い増すことでその仮想通貨を安い価格で多く仕入れられるため、その後にこの仮想通貨が値上がりに転じた場合に大きな利益を見込めます。これも仮想通貨取引におけるナンピンのひとつのメリットです。

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ナンピン買いやナンピン売りするタイミングはいつが良い?

株などをはじめとする他の金融商品の場合と同様、仮想通貨取引においてもナンピン買い/売りではタイミングの見極めが大変重要です。一旦下落した価格が再び上昇することなく下落し続けるという可能性ももちろんありますし、その逆もまたしかりです。

ナンピンにはナンピン売りという手法もあります。こちらは買った時点での金額よりも価格が上昇した段階で売り増しをするイメージです。

購入時点より価格が上がっているうちに仮想通貨を少しずつ売ることによって、値上がりした分の利益が確保できることになり、その後にもしこの仮想通貨が値下がりをしたとしても、損失を抑えることができます。

このナンピン売りは、上がっていた価格が下がり始めた時点で行うのが有効とされています。

逆にナンピン買いにおいては、損失が大きく膨らむのを防ぐためには価格変動がどういう条件のもとで起きているのかを判断することによって、慎重にタイミングを見極めることが重要です。

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仮想通貨の場合は損切りよりもナンピンを選ぶ方が良い?

株などの相場の取引手法として、ナンピンとは別に、「損切り」があります。

これはロスカットやストップロスとも呼ばれ、損失を抱えてしまったときに、保有している金融商品(ここでは仮想通貨)を売ることによって損失額を確定させてしまうことをいいます。

価格が下降し再浮上が見込めない状況では、そのまま手放さずにいるとさらに価格が下がり損失額が増え続ける可能性もあります。

そうしたケースでは、損切りをすると、損失が際限なく膨らむのを食い止めることができるため、「損切り」が適しているとされます。

逆に今後も価格が上昇し続けると考えられる場合は、「ナンピン」が適しているとされます。

では仮想通貨に関してはどうかというと、昨年来一気に認知度が上がったとは言え、利用者数や市場規模は今後もまだ成長を続けることが予想されます。

短期的には暴落があったとしても、長い目で見れば価格は上昇傾向にあると考えられるため、仮想通貨においてはナンピンが適していると見ることができそうです。

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仮想通貨の場合はドルコスト平均法とナンピンどっちが良い?

もうひとつ、「ドルコスト平均法」という手法もあります。

これは価格に変動のある仮想通貨のような商品を一定ペースで購入していく方法です。

両者には以下二つの大きな違いがあります。

まず、ナンピンが個々の銘柄(仮想通貨)を対象としているのに対し、ドルコスト平均法は様々な銘柄に分散して投資をします。

そして、ナンピンでは自ら購入するタイミングを判断しなくてはなりませんが、ドルコスト平均法ではその時々の局面に関わらず定期的に定額の投資を行います。

ドルコスト平均法のメリットは、感情に左右されることなく一定ペースでコツコツと投資ができる点にあります。

反対にデメリットとしては、状況に応じて柔軟に売り買いができない点が挙げられます。これに対しナンピンは安いときを見計らって購入し高くなったら売るという微調整が可能です。

ドルコスト平均法にはリスクが分散できるメリットもありますが、仮想通貨に関しては今後も成長を続けるのに伴い価格も長期的には上昇傾向にあると考えられるため、ナンピンの方が大きな利益を得られる可能性も高いと言えます。

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ナンピンは危険? 初心者は手を出さないほうが良い?

相場の格言の一つに「下手なナンピン素寒貧(すかんぴん)」があります。

成功時のメリットが大きいかわりに、引き際を見誤りナンピン買いを続けたことで多大な損失を被る可能性も孕んでいるのです。素寒貧とは文字通り貧乏という意味です。

これは株式などの相場から生まれたもの格言ですが、仮想通貨取引にはナンピンが有効とは言え、ナンピン買いを続けて手持ちの仮想通貨が増えれば、それに比例してリスクも大きくなることを十分に認識しておく必要があります。

ナンピン売りでタイミングを誤ると、予想に反して売却後に価格が上昇し、保持しておけば得られたはずの利益を手にできないという事態も起こり得ます。

ナンピン買いではより深刻で、タイミングを誤ると、買い増しても価格が上昇に転じなかった場合に、その分だけ損失の増え方もまた大きくなってしまいます。

一般に初心者はナンピンを避けるべきとも言われており、仮想通貨でも初心者がナンピンをする際は特に予め自らきついルールを定め、その範囲内で行いましょう。

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ナンピンの平均取得単価の計算法は?便利なツールはある?

ナンピンの計算方法

ナンピンでは、価格が下落傾向にある仮想通貨を買い増していくことによって、その仮想通貨の取得に要した金額の平均を下げていくことができます。

その仮想通貨が平均取得単価を越えたときに、ナンピンによって利益が得られるという仕組みです。

ナンピンの平均取得単価の算出方法はいくつかありますが、最もシンプルなところでいうと次のような計算式でも求めることができます。

(仮想通貨Aの購入額の合計)÷購入した仮想通貨Aの数量=平均取得単価

例えば、仮想通貨Aを単価1,000円で100枚購入し、次に単価900円になった段階で100枚買い足し、その後800円で100枚をさらに買い足したとします。

この場合の計算式は、

(1000+900+800)÷3=900

となり、よって平均取得単価は900円ということになります。

このケースであれば、仮想通貨Aが900円を超えたときに、プラスの利益が得られる計算になります。

ナンピン計算アプリを使って計算

このように手動で計算することももちろん可能ではありますが、ナンピンの平均取得単価を簡単に計算できるアプリなどのツールもあります。

平均取得単価を簡単計算 ナンピン計算

このツールで今回のケースでの平均取得単価を計算してみた結果はこのようになります。

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もうひとつツールをご紹介します。

株 FX 仮装通貨 ナンピン計算機

このツールで今回のケースでの平均取得単価を計算してみた結果です。

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これら二つのツールはいずれも、平均取得単価が計算できるだけでなく、価格変動とそれに応じた損益変動まで計算してくれます。

インターネット上で公開されている計算ツールはこの他にもいくつかありますので、自分にとって使いやすいものを活用するとよいでしょう。

エクセルを使って計算

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また、当然ながらエクセルを使用してナンピンの平均取得単価を計算することも可能です。

計算式からもわかる通り、平均取得単価を求めるだけであれば簡単な関数だけでナンピン計算のためのエクセルをつくることが可能です。

しかしながら、現在は先ほど紹介したようなツールを使えばより簡単に平均取得単価のみならず価格変動に応じた損益変動まで求めることができるため、ツールを活用する方が圧倒的に便利と言えるでしょう。

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ナンピンのメリットや売り買いのタイミング、計算方法とは?

ボラティリティが大きい仮想通貨におけるナンピンのメリットなどを見てきました。

ボラティリティが大きいということは、その分相場の変動による影響を大きく受けやすいということでもあります。

激しい相場の変動によって生じる損失を最小限に抑えるうえで、他の手法を採るよりも、ナンピンの方が比較的有効であると言えます。

ただし、価格が下落の一途を辿り再浮上しない可能性も当然あるため、タイミングの見極めがものを言う高度な手法であることも事実です。

ツールなどを活用し平均取得単価を確認しながら、自ら定めたルールの範囲内で行うようにしましょう。

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