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2018/02/19

業種とは?業種の分類一覧や平均年収ランキング!職種との違いは?

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目次

業種や職種、業界といった分類について

日常的によく使用する言葉である業種-。

何となくわかっているつもりでも、よく似た言葉である職種との明確な違いを述べよ、と問われれば、即答できない人も多いのではないでしょうか?

ここでは以下に、業種とは何か?から始まり、職種や職業と違いや業界との違いなども考えていきます。

更に、業種の分類の一覧や、業種別の年収ランキングなども見ていきましょう。

<下に続く>

業種とは?

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業種とは具体的にどのような定義で使う用語なのでしょうか?

業種というのは、農業や林業、漁業、建設業といったような「事業の種類」を表す用語です。

企業を設立する際には、その管轄の税務署に届け出を行わなくてはなりません。
この時に、会社の業務内容がどのようなものであるか?という業種の区分を申告しなければならないわけです。

その業種の分類は、総務省統計局が公示している「産業分類一覧」にすべてあります。

業種の分類は細かいものだと、実に962項目(業種)にもなります。

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業種と業界の違い

前述の通り、業種はその企業が携わっている分野の区分を示す用語ですが、それに対して業界というこれまたよく耳にする用語は何を表した言葉なのでしょうか?

業界というのは、その企業が扱っている分野を指し示す用語です。

もっとぶっちゃけて言えば、その会社の主力商品や主力サービスによって分類される区分が業界ということになります。

つまりざっくりと扱っている商品やサービスなどで分けた区分が業界という大きな括りであり、その業界の中で細分化した様々な分野を示す区分が業種であるということができます。

つまり、業界の方が業種を包括した大きな括りと言い換えることも可能でしょう。

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業種と職種の違い

業種は、業界の中の細分化した事業の分類を表す用語ということは述べましたが、その事業を行う会社組織の中で、その従業員の担う職務はそれぞれ違いますよね?

ある人は営業の仕事を遂行していたり、ある従業員は経理の仕事を専門に行っていたりします。

この企業や組織の中で、それぞれ違う部署の職務を表す用語が職種です。

よくサラリーマンが日常的に使用する「経理畑の人間」とか、社内SEなどといった呼び方はすべて職種になります。

業種が会社の事業形態の分類を表すこと言葉、職種がその中で働く人の立ち位置を表す言葉と覚えておけばだいたいのニュアンスはわかるでしょう。

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業種と職業の違い

業種と職種、業界との使い分けは曖昧な人も多いでしょう。
特に、まだ社会人として働く前の就活生などは、このへんがごちゃごちゃになりがちです。

しかし、業種と職業を間違える人はさすがに少ないのではないでしょうか?

職業は、言わずと知れたその人の身分を示す言葉です。

正確には「生計を得るために、その人が日常従事している仕事」に名称が職業になります。

ですから、職業と問われれば「医師」とか「教師」とか「公務員」とか「漁師」など、そのものズバリその人が毎日働いている仕事の名前を指し示すわけです。

これに対して、業種は「携わっている事業の種別」を表す言葉なので、ハッキリと違いがわかるでしょう。

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業種の分類一覧

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総務省統計局の区分によれば、業種には18種類の「大分類」と、96種類の「中分類」というものが存在します。

以下にその分類一覧を紹介しましょう。
大分類の下に、番号順に並べてあるのが中分類の業種区分となります。

<大分類A >:農業

01 -農業

<大分類B>: 林業

02 -林業

<大分類C>:漁業

03 -漁業
04 -水産養殖業

<大分類D>:鉱業

05 -鉱業

<大分類E>:建設業

06 -総合工事業
07 -職別工事業(設備工事業を除く)
08 -設備工事業

<大分類F>:製造業

09 -食料品製造業
10 -飲料・たばこ・飼料製造業
11 -繊維工業(衣服,その他の繊維製品を除く)
12 -衣服・その他の繊維製品製造業
13- 木材・木製品製造業 (家具を除く)
14 -家具・装備品製造業
15- パルプ・紙・ 紙加工品製造業
16 -印刷・同関連業
17- 化学工業
18 -石油製品・石炭製品製造業
19 -プラスチック製品製造業 (別掲を除く)
20 -ゴム製品製造業
21 -なめし革・同製品・毛皮製造業
22 -窯業・土石製品製造業
23 -鉄鋼業
24- 非鉄金属製造業
25 -金属製品製造業
26 -一般機械器具製造業
27 -電気機械器具製造業
28- 情報通信機械器具製造業
29 -電子部品・デバイス製造業
30 -輸送用機械器具製造業
31- 精密機械器具製造業
32 -その他の製造業

<大分類G>:電気・ガス・熱供給・水道業

33 -電気業
34 -ガス業
35- 熱供給業
36- 水道業

<大分類H>:情報通信業

37 -通信業
38- 放送業
39- 情報サービス業
40 -インターネット附随サービス業
41- 映像・音声・文字情報制作業

<大分類I>:運輸業

42 -鉄道業
43 -道路旅客運送業
44 -道路貨物運送業
45-水運業
46 -航空運輸業
47 -倉庫業
48- 運輸に附帯するサービス業

<大分類J>:卸売・小売業

49- 各種商品卸売業
50- 繊維・衣服等卸売業
51- 飲食料品卸売業
52- 建築材料, 鉱物・金属材料等卸売業
53 -機械器具卸売業
54 -その他の卸売業
55 -各種商品小売業
56 -織物・衣服・身の回り品小売業
57- 飲食料品小売業
58 -自動車・自転車小売業
59- 家具・じゅう器・機械器具小売業
60 -その他の小売業

<大分類K>:金融・保険業

61- 銀行業
62- 協同組織金融業
63 -郵便貯金取扱機関,政府関係金融機関
64- 貸金業,投資業等非預金信用機関
65 -証券業, 商品先物取引業
66 -補助的金融業,金融附帯業
67 -保険業(保険媒介代理業,保険サービス業を含む)

<大分類L>:不動産業

68- 不動産取引業
69 -不動産賃貸業・管理業

<大分類M>:飲食店, 宿泊業

70- 一般飲食店
71 -遊興飲食店
72- 宿泊業

<大分類N>:医療,福祉

73- 医療業
74 -保健衛生
75- 社会保険・社会福祉・介護事業

<大分類O>:教育,学習支援業

76 -学校教育
77 -その他の教育,学習支援業

<大分類P>:複合サービス事業

78 -郵便局(別掲を除く)
79 -協同組合(他に分類されないもの)

<大分類Q>:サービス業(他に分類されないもの)

80 -専門サービス業(他に分類されないもの)
81 -学術・開発研究機関
82 -洗濯・理容・美容・浴場業
83 -その他の生活関連サービス業
84 -娯楽業
85 -廃棄物処理業
86 -自動車整備業
87 -機械等修理業(別掲を除く)
88- 物品賃貸業
89 -広告業
90 -その他の事業サービス業
91 -政治・経済・文化団体
92 -宗教
93 -その他のサービス業

<大分類R>:公務(他に分類されないもの)

95- 国家公務
96 -地方公務

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業種別の平均年収ランキング

某大手求人サイトが全業種を対象に2017年に行った、平均年収ランキングの業種名とその平均年収額を1位から10位まで紹介し、その業種の特徴をざっくりと解説してみましょう。

1位:ベンチャーキャピタル-1,204万円

ベンチャーキャピタルという業種は、公開前のベンチャー企業の株式を引き受ける代わりに企業に投資をし、株式公開後にはその株式を売却してキャピタルゲインとしてのハイリターンを獲得することを主な業務としている金融の専門集団です。

投資のプロ集団でもあるので、その収益は大きく、平均年収額も優に1000万円を超えています。

2位:証券・投資銀行-845万円

モルガン・スタンレーやゴールドマンサックスといった外資系投資銀行を中心に、金融派生商品(デリバティブ)や証券業務を行う証券・投資銀行という業種も高い平均年収額を誇っています。

多額のお金が瞬時に動く業種なので、多くの利益を得やすいわけです。

3位:商品取引-783万円

商品取引という業種をあげても、イメージ的にピンとこない人も多いのではないでしょうか?

この多額の儲けを得ている商品取引の多くは、商品先物取引であったり、金取引であったりするようです。

商品先物取引は、「先に買う権利自体を買う取引」というのが基本で様々なオプション付きのデリバティブ商品取引の一種になります。

これらはその道のスペシャリストでなければリスクも高く、大儲けのチャンスも多い反面、破産するリスクもある業種です。

4位:不動産-740万円

不動産業と言っても、学生が借りるようなワンルームのアパートを主に紹介しているような街の不動産屋から、大規模なビルやテナントや地所の販売を行っている大手の不動産会社まで様々です。

一般的に不動産という業種は、職能給のシステムを営業職に導入しているケースが一般的で、そのため販売が好調ならおもしろいほど年収額は増えるという業種でもあります。

5位:生命保険・損害保険-706万円

もしもの時の安心を売る業種が、損保や生保などの保険業です。
近年では、ネット加入の保険がだいぶ一般化してきていますが、もともとは外交員やセールスマンが直接顧客に商品説明して、販売しアフターサービスも行うというシステムをとって大きくなってきた業種です。

6位:専門店(カメラ・OA関連)-691万円

カメラやパソコンはじめオフィス機器というのは専門性が高く、販売する側にも高い専門知識が必要です。

加えて、これらの専門店は個人の顧客よりも、企業の設備投資費用で、大量発注を受けやすく、継続して顧客になる大口も多いため、儲かっている店は平均年収額も高めのようです。

7位:住宅・建材・エクステリア-657万円

これらの業種はいわゆる工務店や代理店と呼ばれる住設会社を指します。

この業種の特徴としては、建材メーカー等の指定代理店となれば、安い値段で仕入れることができ、尚且つこれらは必ずプロによる施工や組み立てが必要なものが多く、施工費用も大きな売り上げになるという点です。

8位:信託銀行-650万円

信託銀行という業種は、一般の銀行業務の他に信託業務や併営業務を行っている金融機関を指します。

信託銀行は、受託者となり、顧客の資産を管理して、運用し利益を生み出すことが仕事です。

9位:外資系金融-644万円

外資系金融とは、2位の外資系投資銀行も含めた、銀行やクレジットカード会社、保険会社全般をひっくるめた業種の総称です。

10位:リフォーム・内装工事-632万円

建材やエクステリアを扱う工務店と同様に、内装工事やリフォームという業種も、工事に使う商品はメーカーから安く仕入れ、比較的高めの設定の工事費用、施工費で売上を上げています。

<下に続く>

業種とは?業種の分類一覧や平均年収ランキング!職種との違いは?のまとめ

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日常的によく使う言葉だけど、明確な定義は言えない人が多い業種に就いて掘り下げて考察してきましたが、いかがだったでしょうか?

業界の中に細かく細分化して業種があることや、業種にも大分類と中分類が多岐に渡っていることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

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