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2018/03/04

Suicaは関西エリアで使える?チャージ方法や注意点!

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関西でのSuicaの使い方を見ていきましょう

2001年に登場して以来、全国中で使えるようになった首都圏の交通系ICカードのSuicaですが、実は関西エリアの交通機関でも使えるというのをご存知ですか?今回は、関西での定期も含めSuicaの購入できるかどうかやその使い方、コンビニでのチャージ、オートチャージの方法、使うことのできる私鉄やバスについて見ていきます。

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Suicaは関西でも普通に使える?

わざわざ券売機で切符を買わなくても、そのまま改札にタッチすることで使うことのできるSuicaはビジネスマンであってもそうでなくても非常に便利な存在です。しかし、Suicaは本来はJR 東日本のIC カードであるため、はたして関西で使えるかどうかを怪しむ方もいるでしょう。

実はSuicaは関西でも普通に使うことができます。関西でもJR西日本が発行しているICOCA(イコカ)がありますが、そのICOCAと同じようにSuicaも関西圏の鉄道を利用が可能です。もちろん、残額がなくなった場合のチャージも普通にやることができます。ちなみに、ICOCAの方もSuicaが使われている関東などで使えます。

ただし、関西でSuicaを使うとなると、ICOCAと扱い方が違う場合もありますので、この記事を通じてそれらの注意点も合わせて理解しておくと、関西に出かけた際に役に立つでしょう。

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Suicaが使える関西の路線

金閣寺

関西でもSuicaが使えるとなると、具体的にどのような路線で利用することができるのかというのは把握しておく必要があります。ここでは、関西の交通網でSuicaが使える路線をご紹介していきます。

まずは、JR西日本のICOCAエリアの路線や区間が挙げられます。同じJR グループということでSuicaとICOCAは相互のエリアで利用できるようになっているためです。関西圏を走っているJR路線のほとんどすべての区間がICOCAに対応しているため、それに合わせてSuicaの方も普通通りに利用できます。

また、JRのICOCAエリア以外でも大阪の地下鉄や関西の大手私鉄(阪急や近鉄など)などが加盟しているPiTaPa(関東でいうPASMOのようなもの)エリアでもバスも含めて利用することができます。

なお、現在のところICOCAやSuicaが使えない路線の中でも、JR和歌山線の高田~五条間やJR北陸線の敦賀より福井方面などが2018年3月のダイヤ改正時から利用できるようになり、それによってSuicaの利用できる範囲もさらに拡大することになります。

この他、関西を走る新幹線については、2017年9月から条件付きでSuicaなどが使えるようになりました(東海道・山陽新幹線の全区間でスマートExのサービス開始のため)。ただ、事前にクレジットカードと一緒に登録する必要があります。

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Suicaが使えない関西の路線

しかし、関西のすべての路線でSuicaが使えるわけではありません。まず、関西のJR路線の中には紀勢本線(海南・新宮間)のようにICOCAでさえも一部の駅しか対応していない区間があります。当然ながら、その場合はSuicaも使うことができません。

そのほかにも関西の私鉄でPiTaPaに対応していない路線や区間ではICOCAも使えない分、Suicaも使うことができません。このため、関西に出かける際にSuicaを持っていく場合は、事前に使えないエリアについて理解しておく必要があります。

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関西でのSuicaのチャージ方法

関西でもほとんどすべてのJRや私鉄の路線や区間でSuicaは使えますが、いくら使えるとはいっても途中で残額がなくなった場合、チャージする方法がわからないと途方に暮れてしまうのではないでしょうか?

大丈夫です、関西でも普通通りにSuicaのチャージができます。ここでは、関西でSuicaをチャージする方法をご紹介しましょう。

方法①:駅の券売機などを使う

まず、JR西日本の各路線やその他の交通系ICカードに対応している鉄道会社路線の駅の券売機でのチャージができます。より具体的には、券売機の脇にICカードに対応しているサインさえあればその券売機でのチャージが可能です。

ただし、JRのICOCAエリアの路線でも先ほども挙げたような一部の主要な駅だけ対応している区間では、チャージのできない券売機もありますので、注意が必要です。

なお、駅でSuicaのチャージができる場所は券売機だけではありません。駅構内の改札にほど近い場所にある乗り越し精算機も挙げられます。乗り越し精算機ではICOCAの残額が足りなかった場合にチャージできますので、Suicaについてもまたチャージすることができます。こちらの方法をとった場合は残額不足で改札に引っかかることを未然に防ぐこともできます。

方法②:コンビニの店頭でのチャージ

鉄道会社の交通系ICカードはただ単に交通機関を利用する時だけに限らず、電子マネーとして日本中のコンビニなどで買い物をする際にも非常に役立ちます。そういう関係から、関西のコンビニでもSuicaのチャージをすることができます。

コンビニでは全国の鉄道会社が発行している交通系ICカードのほぼすべての種類に対応しているため、基本的にどのコンビニでも種類に関係なく店頭でチャージすることが可能です。しかも、店員さんにチャージをする旨を申し出るだけで簡単にできます。だからこそ、わざわざカードの名称を言わなくても大丈夫です。

ちなみに店員さんの方もレジで操作する際には、わざわざICカードの種類を選ぶというようなことはせず、単にレジのタッチパネル画面の「交通系電子マネー」の部分を押してチャージの準備をするだけです。このため、チャージの際に交通系ICカードで使えないものがあるかどうか必要はほとんどありません

このほか、パッと見たところICOCAのロゴしかないような店舗があっても、Suicaも使えますので、そこは安心してください。

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関西でSuicaを使う際の注意点

ここまで見てきたように、Suicaは関西であってもほとんど首都圏にいる時のようにごく普通に使うことも、またチャージすることもできます。だからといって、注意すべき点がないわけではありません。以下の3点が関西でSuicaを使う時に注意すべき点です。

注意点①:エリアをまたいでの利用はできない

Suicaが主に使われる首都圏では、私鉄に対応した交通系ICカードとしてPASMOがあるように、関西でもエリア内を走る私鉄各線に対応したPiTaPaがあります。このように首都圏と関西の両地域では交通系ICカードに関してJRと私鉄各社とですみ分けが行われていますが、実はSuicaを使ってICOCAの使える駅でJRから私鉄(PiTaPaエリア)に乗り換えようとすると利用できません。

また、現状ではICOCAの関西以外のエリア(北陸や中四国)にまたいでの利用もできません。しかし、こちらについては2018年夏からエリア間の空白地域でもICOCAの導入が行われるため、200㎞以内(2018年春から)であれば関西エリアから外に行く場合でも利用できるようになります。

なお、首都圏においても同じようにICOCAを使ってSuicaを使えるエリアからPASMOを使えるエリアへとまたがって利用することはできません。SuicaやICOCA以外の交通系ICカードについても外のエリアでは同じことがいえます。

このため、ICOCAのエリアからPiTaPaエリアにSuicaを使って入りたいということであれば、JRと私鉄の連絡改札は使わずに、一度駅の外に出てから、再度私鉄線に乗るようにするのがよいでしょう。

注意点②:オートチャージ機能が使えない

事前に申し込みさえしていれば、残額がなくなっても自動的にチャージされるオートチャージ機能は、忙しい方たちにとってはありがたい機能といえますが、このオートチャージ機能は関西では使うことができません。なお、これはICOCAエリアであっても、またPiTaPaエリアの場合であってもいえることです。

これは、Suicaのオートチャージを利用できるエリアが、JR東日本のSuicaエリアと首都圏のPASMOエリアに限定されているためです。それは言い換えれば、それ以外のエリアでのオートチャージには対応していない、ということを意味します。

ちなみに、ICOCAについてはオートチャージ機能に似たようなカードはあります。それがSMART ICOCAで、残額がなくなっても自動的にチャージはされますが、そのチャージ金額は最終的にはクレジットカードの利用料金として支払日に請求が来ます。

注意点③:PiTaPa対応店舗で電子マネーとして使えない

基本的にSuicaは関西でもコンビニであればどこでも使えるということは先ほども書きましたが、実はこれには1つだけ例外があります。それは、PiTaPa対応店舗では買い物に使うことができない、という点です。

実は、PiTaPaの電子マネー機能は、関西以外のエリアのコンビニに対応していないためです。そうなると、関西でSuicaを使うには、すでに相互利用ができるという条件が前提にあるため、PiTaPa対応店舗でのSuicaの利用はできない、ということになります。もちろん、これはSuicaに限ったことではなくICOCAやToica(東海地方の交通系ICカード)などについても同じです。

加えて、PiTaPaはSuicaやICOCAと違って後払い式(つまりクレジットカードと同じ支払方法)であるため、他のエリアの電子マネーとしての相互利用を考えるうえでの障害になっています。ちなみに、PiTaPaは新規発行の際に審査があります。

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Suicaを関西で購入する事はできる?

路線

関西でもこれだけSuicaは広く使うことができるのだから、たとえ関西であってもSuicaの購入、つまり新規発行はできるだろう、と考える方がいたとしても無理もないことではないでしょうか。たしかに、Suicaは関西でも発行することはできます。

ただし、お財布の中に入れるカードタイプのものは無理です。そもそも、関西圏はICOCAが本来使えるエリアであるため、交通系ICカードの発行をするとなるとICOCAの方を考えるのが普通だからです。

それでは、どのようなタイプのSuicaであれば発行できるのかといえば、実はApplePayを使う方法で関西にいてもSuicaを発行することができます。全国に数ある交通系ICカードでもSuicaだけはApplePayに登録できるようになっているためです。だからこそ、極論を言えば首都圏であるかどうかに関係なく、国内ならどこでもSuicaの新規発行が可能、ということになります。

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関西でSuicaに定期券をつける事はできる?

たとえば、来月から首都圏を離れ関西に転勤になった場合に、向こうでわざわざICOCAを買って定期を作るというのは面倒だから、それまで通りにSuicaに定期券をつけたものを関西でも使いたいという方もいるでしょう。しかし、それは残念ながらできないことです。

というのは、定期券つきのSuicaが発行できるのは基本的にSuicaエリアだけであるためです。このため、残念ながら定期券のついた交通系ICカードを関西で使うとなれば、やはりICOCAを購入したうえで定期券をつける方法をとることになります。

なお、モバイルSuicaについても、関西で定期券情報をつけて使うということはできません。いずれにせよ、関西で定期券を使うということであればICOCAやPiTaPaを作ることが前提となります。

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ApplePayの登場で関西の人もSuicaを使い始めている?

アップル

先ほど、ApplePayを使うことで、首都圏以外でもSuicaの発行ができるという話に触れましたが、実はこのことが関西での交通系ICカード事情に大きな影響を与え始めています。簡単に言えば、関西の人々の中でもSuicaを使う人が増えてきているということです。

一見すると、首都圏(特に東京)にライバル意識を燃やしやすい関西の人々(特に大阪)がSuicaをわざわざ買うということが考えにくいようには見えます。しかし、これはむしろApplePayで登録できる交通系のICカードが今のところSuicaだけという事情が大きく影響しているといえます。

ApplePay自体がクレジットカードを登録しておくことで、どこででも便利に買い物ができるツールであるうえ、手持ちのお金がない場合にすぐさま買い物に使えるというメリットがあります。そういう点では携帯さえあれば困ることがないという意味で関西でもSuica利用者が増えているということでしょう。

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Suicaは関西エリアでも普通に使える?チャージ方法や注意点!のまとめ

首都圏で広く使われているSuicaは、関西のICOCAと相互利用ができるため、基本的に関西でも交通機関の利用や買い物に利用できます

ただし、オートチャージができないこと、定期券として使えないこと、新規発行ができないといったデメリットはありますが、それさえ抜きにすれば普通に利用することができます。

さらに最近ではApplePayでSuicaが利用できるようになったことから、関西でもSuicaの利用者が増えてきています。現状でApplePayに登録できるのはSuicaだけであるための現象ですが、今後の動きからも見逃すことはできないでしょう。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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