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2018/03/03

GPU使用率の確認・制限!GPU使用率を上げる方法・下げる方法

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GPU使用率とは?

仮想通貨マイニングをするのに必要になるCPUやGPU。CPUに比べGPUは効率良くマイニングが出来る事から、多くのマイナーはGPUを利用しています。

今回はGPUを利用してより効率の良いマイニングが出来るよう、GPU使用率を上げる方法と逆に下げる方法、GPU使用率を制限する方法をご案内していきます。

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GPU使用率の基本!そもそもGPUとは?

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GPUとはパソコンのパーツのうち主に「グラフィックボード」に搭載されているプロセッサです。一般的には動画の再生やゲームを動作させる際のグラフィックを処理するための物です。

パソコンには様々な計算を行うCPUというプロセッサが搭載されていますが、GPUはCPUと比較してマイニングの際の計算能力が高く効率良くマイニングを行う事が出来る為、マイニング専用機であるASICを除くとGPUでのマイニングが主流となっています。

GPUには様々な種類がありますが、NVIDIA社の「GeForce」シリーズとAMD社の「Radeon」シリーズがメジャーです。両シリーズともハイエンド・ミドルレンジ・ローエンドと多種のGPUをラインナップしており、マイニングスタイルに応じて様々な製品を選択することが出来ます。

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GPU使用率の確認方法

GPU使用率の確認はWindowsのタスクマネージャーから行うことが出来ます。簡易的な表示ですが使用率がパーセンテージに表示されるので分かりやすいです。

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実際にタスクマネージャーからGPU使用率を確認した様子です。GPU使用率とメモリ使用量が確認出来ます。

グラフィックボードのメーカーが提供しているユーティリティソフトウェアを利用する事でもGPU使用率が確認できます。グラフィックボードのメーカー毎にそれぞれソフトウェアが提供されていますが、ここではMSI社が提供している「Afterburner」を例に挙げてご紹介します。

AfterburnerはMSI社が販売している製品以外でも多くの製品で利用出来る事から評価が高いソフトウェアです。

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こちらがAfterburnerで確認したGPU使用率です。画像赤枠のところに現在の動作周波数が表示されています。

赤枠以外の所も見ていただくと分かるようにGPU動作周波数の他にもグラフィックボードの様々な動作状況が表示されており、メモリ周波数やGPU電圧、GPUの温度といった情報を確認することが出来ます。

AfterburnerはUIが数パターン用意されており、設定を変更することで個々人に合った表示に切り替える事が出来ます。後述のGPU使用率の調整もAfterburnerで行うことが出来ます。

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GPU使用率が安定しないとどうなる?

マイニングを行う際にはハッシュレートワットパフォーマンスが重要になります。ハッシュレートとはマイニングを行う時の採掘速度の事です。ハッシュレートが高い程短時間で多くの仮想通貨を採掘することが出来ます。一般的に高性能なGPUを高い使用率で動作させる程ハッシュレートは高くなります。

ワットパフォーマンスとはワット当たりのパフォーマンス、つまり消費電力当たりのハッシュレートの事です。マイニングを行う際のランニングコストは電気代ですから、ワットパフォーマンスが高い程消費電力当たりの仮想通貨採掘量が多く、効率が良いマイニングを行えている、という事になります。

GPU使用率が高すぎたり低すぎたりと安定していない場合、これらの面でデメリットが生じます。

GPU使用率が高すぎるとハッシュレートは高くなりますが消費電力も大きくなりワットパフォーマンスが低下、得た報酬に見合わない電気代を支払わなければならなくなります。

逆にGPU使用率が低すぎるとハッシュレートは奮わず、ワットパフォーマンスも上がりません。電気代が少なく済んでも報酬自体が少ないので利益は減ることになります。

効率の良いマイニングには環境に合ったGPU使用率の調整が不可欠です。

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GPU使用率を下げる方法

GPU使用率を下げることでGPUの消費電力を抑制しマイニングに掛かる電気代を安くする事が出来ます。GPU使用率はグラフィックボードのユーティリティソフトウェアを使用して下げることが出来ます。

ここでは前述のMSI社のソフトウェア「Afterburner」を例に挙げてGPU使用率を下げる方法をご紹介します。

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Afterburnerの設定画面です。赤枠の部分を矢印のように左側に動かす事でグラフィックボードの動作を抑制する事が出来ます。

設定項目は上からGPU電圧・GPU電力制限・GPU温度制限・GPU動作周波数・グラフィックメモリ動作周波数です。

これらの項目を下げるとグラフィックボード本来の性能よりも動作を抑える事になるのでハッシュレートは低くなる事になりますが、適切にGPU使用率を抑える事で無駄な電力消費を無くしワットパフォーマンスの向上を図ることが可能です。

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GPU使用率を上げる方法

GPU使用率を上げる事でハッシュレートの向上が可能です。GPUの能力をより多く使用することになるので消費電力は多くなり、電気代は高くなってしまいますが、短時間で多くの仮想通貨を採掘する事が出来るようになります。

こちらもGPU使用率を下げる場合と同じようにグラフィックボードのユーティリティソフトウェアを使用して設定を変更します。

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AfterburnerでGPU使用率を上げる際には下げる際とは逆に各種項目を矢印のように右側に向けて動かします。

GPU使用率を上げるとGPUに掛かる負担が大きくなります。本来の性能以上にGPU使用率を上げるオーバークロック等を行うとグラフィックボードメーカーの保証が受けられなくなったり、グラフィックボードやパソコンが故障したり、最悪の場合出火して火災の原因になる事も考えられます。GPU使用率を上げる際には慎重に行いましょう。

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GPU使用率を制限する方法

GPU使用率を下げる方法・上げる方法をご紹介してきましたが、より簡単な調整方法としてはGPU使用率を制限してしまう方法があります。

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Afterburnerの設定項目でGPUの動作に制限を掛ける項目が赤枠に囲まれた2つ、GPU電力制限GPU温度制限です。

GPU電力制限はGPUが使用出来る電力にパーセンテージで上限を設ける項目です。例えばこの項目を100%から80%に変更するとGPUが使用する電力が本来の80%に抑えられるのでGPUの消費電力や発熱を抑制する事が出来ます。

GPU温度制限はGPUの温度が設定温度に到達した時にGPUの動作を抑制し、それ以上温度が上昇しないようにする項目です。画像の設定においては83℃に到達した時点でGPUの動作に抑制が掛かりますが、これを75℃に設定すると75℃に到達した時点で抑制が掛かるようになります。

これらの項目を適正に設定する事でGPU動作周波数やメモリ動作周波数といった直接的な部分を調整せずにワットパフォーマンスや安全性の向上を図る事が出来ます。

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GPU使用率とその確認、GPU使用率の調整と制限方法についてのまとめ

GPUとGPU使用率の調整調整について、ご案内いたしました。GPUの設定調整は少し難しいですが、上手く調整をする事でより効率的な仮想通貨のマイニングを行う事が出来るので、ぜひ挑戦してみてください。

先にも述べましたが、GPU使用率の調整は場合によってはグラフィックボードのメーカー保証が無くなったり、重大な事故に繋がる可能性があります。しっかりとGPUについて把握した上で、あまり極端な設定の変更は避けるようにしましょう。

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