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2018/03/13

日本の治安は世界的に見て良い?海外からの反応などから比較!

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目次

日本は大変治安が良いと、訪れた外国人観光客も驚くほどのレベルです。
海外では世界の治安をランキングにしたものが毎年発表されていますので、日本がどのあたりにランクインしているのか見てみましょう。

また、日本が治安の良い国である理由と、そんな日本にも治安の悪い地域はあるのかといったあたりにも迫ります。

日本の治安の良さに外国人が驚いている?

日本を訪れた外国人観光客は誰もが良い意味でショックを受けるそうです。
その治安の良さに驚いています。

今はこれだけ一般の人が世界へ向けて発信できる時代ですから、ネットやSNSを通じて日本の治安の良さや“日本を訪れて良かった”といった感想が世界中に広められていることは大変うれしい限りです。

具体例は後々項目を設けてご紹介しますが、「良すぎる治安」や「安全すぎる国」という、褒めているのかどうかわからない程の表現での外国人観光客の書き込みがあります。

失業率や貧困率の低さなど、日本が治安の良い国である理由は色々と考えられます。
これも後々「日本の治安が良い理由」の所で詳しく考察しますが、一つ例を挙げるとすると交番の存在も大きいでしょう。

この「交番」というシステムが“スゴい!”ということで海外では大反響なんです。
警察がこんなにも生活に密着した至近距離で、しかも24時間体制でなどと、とにかく日本人では当たり前に享受しているこのシステムが、やはり海外では驚きの対象なんですね。

アメリカで銃規制が一向に進展しないのも、警察が近くにないし自分の身は自分で守らないといけないという、日本とは事情が大きく違うところが原因ということもあるようですね。

<下に続く>

日本の治安ってどのくらい良いの?世界の治安ランキング

日本は治安が良いといわれますが、治安ランキングではどのあたりに位置しているのでしょうか。
上位にランクインしている国を見ていきますが、これから紹介するランキングはイギリスのエコノミスト紙が平和度を数値化したもので、24項目にわたって順位をつけて、相対的な観点から世界144ヶ国をランキングしたものです。

その24項目の中には、「近隣国との関係」や「軍事費」など、国内治安だけでなく日本にとっては不利な外交や政治的問題も含まれていることを先にお断りしておきます。

治安の良い国ランキング

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1位アイスランド

アイスランドは独自の軍事力を持っていません。
安全保障に関しては、アメリカやそれを中心とするNATOに依存しています。

アイスランドは漁業の国ですから、これを保護するための警備隊はあるものの、これまで徴兵制を一度も施行したことがないことで有名で、近代的な兵器を所持したこともありません。

日本と同じ島国であることから、不法移民やテロなどの心配もないようですので、毎年1位にランクインするなど治安の良い国として有名なアイスランド。観光にもおすすめです。

2位デンマーク

北欧の国が続きますね。2位はデンマークです。

北欧の国々は治安が良いというイメージよりも、高福祉で幸福度が高い国というイメージがありますね。
ちなみにデンマークは幸福度では1位に輝いています。

北欧の寒くて厳しい環境に鍛えられてか、とても穏やかで親切な人が多いというデンマーク。紛争もなく平和で治安も良い国とあれば、こちらも観光におすすめということになりますね。

3位オーストリア

3位のオーストリアは永世中立国です。
こちらも治安が良い国というよりは平和な国という印象の方が強いです。

2017年の総選挙では、欧米に広がる右傾化の流れがついにオーストリアにも影響を与えるかと思われるほどに極右政党が躍進しましたが、結果的には中道右派の国民党が勝利し第一党となりました。

しかし、この国民党は難民や移民に対して厳格で、極右政党も連立して政権入りすることから、オーストリアも閉じていくのか、内向きの政策を取っていくのかと懸念されています。

4位ニュージーランド

4位のニュージーランドは今大注目です。
世界中のお金持ちがニュージーランドの永住権を欲しがっていると言われます。

一昔前は「タックスヘイブン」といって、いかに租税回避させるかということがお金持ちの間では一大テーマのようになっていましたが、今は違うそうです。

今の話題は、いわば「セーフヘイブン」です。
お金持ちの間では、今いかにして自分の身の安全を守るべきかということが一番に考えられているということです。

では、なぜ今ニュージーランドかというと、地政学的な問題ですね。

まずこのランキングを形成するにあたって「近隣国との関係」という項目がありましたが、ニュージーランドは珍しくお隣の国と大変仲の良い国なのです。お隣のオーストラリアとは大の仲良しです。日本の東アジア近隣諸国との関係からは考えられません。

核兵器も北半球に集中しており、ニュージーランド近辺に核を所持する国はありません。

地政学的に見て、「南極と戦争をおっぱじめよう」などと考える国でも現れない限り、ニュージーランドを攻めようとする国も表れることはないと言われます。
つまり、南極にはペンギンしか住んでいませんから、この可能性はゼロということです。

ヨーロッパの国々ばかりが上位にランクインする中、オセアニアの島国がこんなに上位にランクインする理由は、こういったことだったんですね。

8位日本

日本はTOP5にも入っていないのかと驚く方も多いでしょう。
日本はこのランキングでは8位となっています。

やはり国内治安だけのランキングではないですからね。
北朝鮮の核開発などきな臭い東アジア情勢がランキングに響いています。

これが純粋に国内の治安だけのランキングでしたら、日本はトップだと思うんですよ。

ヨーロッパの国が発表したランキングで、ヨーロッパの国々が上位10ヶ国中7ヶ国を占めたという結果は納得がいきます。

そんな中でアジア勢の中で唯一トップ10入りを果たした日本は、やはり世界的に見ても治安が良くて平和な国だということですね。

治安の悪い国ランキング

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ここからは治安の悪い国ランキングをご紹介しますが、ワースト10のうち、なんと9ヶ国がアメリカ大陸の国々という、あのあたりの地域の方達には大変不名誉な結果となってしまいました。

1位ベネズエラ

南米のベネズエラがワースト1位、最も治安の悪い国となってしまいました。

現在ベネズエラは経済危機に陥っており、破綻目前と言われています。
やはり「貧すれば鈍す」という言葉もあるように、人は貧しくなれば、簡単に愚かなことを犯してしまうものなのだなと痛感させられます。

産油国であるベネズエラは、ここ最近の原油価格の暴落による影響をもろに受けてしまっているのです。

殺人事件件数や犯罪件数が、2位以下を大きく引き離しての1位だということですから、大変危険な国ですね。

2位ホンジュラス

2位のホンジュラスは中米に位置する国です。
こちらも1位のベネズエラと同様、殺人事件の件数がヨーロッパの100倍近いということで、このようなランキングになっています。

ホンジュラスでは「マラス」というギャングが有名で、襲撃や強盗、銃乱射事件などが後を絶たないということです。

この1位と2位の国は、とびぬけて危険な国と言えますので、渡航される方は要注意です。

3位エルサルバドル

エルサルバドルも中米に位置する国です。

「エルサルバドル」とはスペイン語で「救世主」を意味し、首都は「サンサルバドル」ですが、こちらはスペイン語で「聖なる救世主」を意味するのです。

大航海時代に、この地に降り立ったスペインからの征服者たちがそう名付けたそうですが、そんな素敵な名前の国が治安ランキングでワースト3位とは、なんとも皮肉ですね。

エルサルバドルでは、45年ほど前から極右の構成員からなる「死の部隊」というものが存在し、女子供関係なく暗殺を繰り返していたらしいのですが、それが現在でもなお残っていて、深夜に徘徊してはホームレスや非行少年を暗殺して回っているということなのです。

信じられないくらい恐ろしい国ですね。

<下に続く>

日本の治安が良い理由

理由①失業率の低さ

データによる統計から、失業率が上昇すると犯罪率が上昇することは証明されている事実です。

日本は完全失業率の低さが世界トップクラスで、先日2.7%を記録して24年ぶりの高水準との報道もありました。
就活の時期ですが、今は大学新卒者が売り手市場らいしいですね。

今後、AIやロボットの進化によって、人間の仕事がどんどん奪われていって、失業率が異常に高くなった時、日本はどうなってしまうのかが一つ気がかりではあります。

そのためのワークシェアなど、今から色々と対策は練られているようですが、急場しのぎの政策ではなく、非常に大事な問題ですから本格的な対策を考えなければ2025年には長距離ドライバーやタクシードライバーは職を失うことになるとまで言われています。

いつまでも日本には失業率が低く、犯罪率が低い国であり続けてほしいですからね。

理由②貧困層が少ない事

日本の治安が良い事に、「貧困率の低さ」を挙げる方は非常に多いと思います。

しかしながら昨年、日本は実は「相対的貧困率」が高いのだという報道が相次ぎました。
先進国35か国の中で、この「相対的貧困率」が日本は7番目に高いということが話題になりました。

しかし、これはただの数字のマジックです。
ただ日本のような豊かな先進国を貶めるためのデータです。

なぜなら「相対的貧困率」とは、分かりやすく言うと全人口の所得のちょうど平均値があるとして、それよりも下回っている人の割合を表すものなのです。
つまり、高所得者が平均値を大きく上げることによって、この率が高くなることは必然なのです。

ですから、ここでは「貧困率の低さ」としたいところでしたが、色々な指摘を受けることがないように「貧困層が少ない」ということを、日本の治安の良さの原因の一つとして取り上げます。

ここで言う「貧困」とは、「絶対的貧困」のことを表しています。
「絶対的貧困」とは、食料や生活必需品など、人間が生活を営むうえで必要最低限と思われるような物さえも手に入れることができないほど苦しい貧困の状態を指して言います。

日本ではこのような「絶対貧困者」は少ないですよね。
そのため、略奪行為や金目当ての襲撃事件が少なく、治安が良いと感じるのです。

理由③島国で単一民族の国家であること

日本人は普段当たり前のように思っているかもしれませんが、これはかなり特別なことです。

大陸で陸続きの国々では、移民や難民が毎年大量に入ってくることで、簡単に多民族国家となりえます。

人種の違い、宗教の違い、肌の色の違い、考え方や生活習慣の違い、こういったことが争いやいざこざの元になってしまうのは日常茶飯事です。

日本で比較的差別や争い事が少ないのは、ほぼ大和民族だけによる単一民族国家であることはやはり関係があると思います。

理由④多神教を信じる

上の単一民族であることに加えて、日本では多神教の信者が多いことを理由に挙げる人も多いです。

多神教は一神教よりも寛容だからという意見をよく耳にします。
たしかに印象的にはそのようにも見えます。多神教の国家で治安の悪い国にランクインしているところはありません。

どういった宗教が優れているとか、間違っているとかいうことはあまり申し上げるべきではないと思います。

ただ八百万(やおよろず)の神に感謝、なんにでも感謝という心はたしかに争いごとを生まないですし、治安が良くなる一因にはなっていると思いたいですね。

理由⑤銃所持が違法のため極端に低い銃所持率

アメリカでは3軒につき1丁の割合で銃を所持しているとのこと。日本は175軒につき1丁くらいの割合だそうです。
また、日本は銃による殺人の割合が世界最下位のレベルとのことです。

日本では銃を所持するためには身分照会もありますし、講習を受講し、精神鑑定や薬物、筆記の試験などを通ることで初めて銃所持が認められるという厳格な決まりがあり、銃弾の所持数なども情報を国と共有しなければならないことになっています。

アメリカの銃規制問題に対しては、日本ではいつも厳しい意見が飛び交いますからね。

ただ銃所持率と犯罪率との関係についての説には、銃所持率の高いオランダが犯罪率が低いなどの例外もあるようですので、一概には言い切れない所もあるということも、また事実です。

理由⑥司法システム

日本の司法は諸外国に比べて腐敗しておらず、しっかりと機能しているからこそ治安が良いのだという説もあります。

たしかに韓国では法律よりも反日の方が上回るような判決が出たなどのニュースを聞くと、印象的にそうなのかなと感じることはあります。
しかしながら、これは明確なデータや実証が難しい所ですから一概には言い切れません。

<下に続く>

日本の治安の良さがわかるエピソード

エピソード①財布を落としても返ってくる

これは、日本の治安の良さが話題になる時には必ずといっていいほど挙がりますよね。

東京オリンピック招致の時にも、滝川クリシテルさんや当時の都知事だった猪瀬直樹さんがこのお話を紹介して、日本の治安の良さをアピールしていたのはまだ記憶に新しいです。

実際、日本を訪れた外国人観光客もこのことを実感してブログに挙げたりツイートしてくれたりしているので、この日本の良いイメージは全世界に広がっています。

財布だけではありません。高額な物を紛失した時にも近くの交番に届けられていて、綺麗なままだったとか、驚きと称賛を持って伝えられている外国人の方々の意見は、日本人として本当に嬉しいですし誇らしくも思えます。

エピソード②世界一を誇る自動販売機の数

これは治安の良さを物語る上で欠かせないことです。

自動販売機がそこらじゅうに設置されていて、それが壊されたりすることもないというのが外国人観光客の方々からしたら考えられないことらしいのです。(この後、日本にも治安の悪い所はあるという見出しで紹介しますが、例外地域もあります。)

海外では今一つ自動販売機の設置は伸び悩んでいるそうです。

放火や自販機の襲撃といった犯罪は、被害者の顔が見えないので罪の意識が軽いらしく、心理的な障壁というか壁というかいとも簡単に超えてしまって手を染めてしまうことが多い案件なのだそうです。

日本人は普段生活していて、考えもしないことですが、外国人の方の意見というのは面白いですね。

エピソード③無人販売

田舎の方へ行くと、野菜の無人販売所などがありますよね。
あれが成り立つのは、世界広しといえども日本だけだそうです。

たしかに、あの光景は本当に日本人の倫理観というか道徳の素晴らしさを実感して、なんだか微笑ましいものですよね。

エピソード④女性が一人旅できる

日本人女性は、よく海外旅行から帰ってきて「女性が一人で歩けるくらい安全」と言って、その国の治安の良さや快適さを土産話として聞かせてくれることがありますよね。

これは外国人女性も同じのようです。
そして、もちろん日本は女性が安心して一人旅できる国だと評判は持ちきりです。

エピソード⑤殺人事件が少ない

もうこれはそのままズバリですね。
凶悪な殺人事件が圧倒的に少ない。これに尽きます。
銃乱射事件など起こりえない国ですからね、日本は。平和です。

<下に続く>

日本にも治安の悪いところはある?

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そんな日本ですが、治安の悪い所はあります。

日本の恥部をさらけだすようではありますが、女性の方が一人で立ち入らないように、また外国人観光客の方にも気を付けていただきたいので、敢えて街の名前を挙げて紹介します。

大阪市西成区

最初に紹介しなければならないのは、西成でしょう。
日本一治安の悪い街として有名です。

大阪一の高級住宅街・帝塚山を擁する阿倍野区がすぐ隣である西成区なのですが、徒歩で移動していても西成区に入ると全くの別世界になります。

先程挙げた自動販売機の話ですが、西成では通用しません。
自販機がバールでこじ開けられてしまって、見るも無残な姿になっている光景は西成以外にこの国で見ることができるのでしょうか。

日本に数ある郵便局の中で、この西成区の飛田地区と東京都荒川区の山谷地区の郵便局、この2軒だけは閉店後にシャッターだけでなく鉄格子で二重に施錠してあると聞いたことがあります。今は山谷の方の治安は改善されたのではないでしょうか。

東京都荒川区山谷

その山谷ですが、「さんや」と読みます。
今は山谷という地名自体はなくなってしまっているのですが、漫画「あしたのジョー」の舞台となっているのが、ちょうどこの辺りです。

西成あいりん地区同様に、日雇い労働者の街として知られていました。
最近の治安はそうでもなく、東京にはここよりも治安の悪い街は他にいくらでもあるようです。

新宿歌舞伎町

新宿歌舞伎町はすぐ治安の悪い所として名前が挙がります。
繁華街であり歓楽街であり、人の行き来も多すぎますから、犯罪検挙率が上るのはしょうがない事だと思います。

上記2つの街とはまた異質です。
女性が一人で歩けない街というイメージはあまりなく、むしろ今は半グレ集団だとか暴力団がらみの、争いごとの面で治安が悪いと言われている街ですね。

名古屋市柴田駅周辺

大都市には治安の悪い所があるというのはしょうがないことというか、必然的に人の多いところはそうなりやすい危険性を秘めています。

名古屋市柴田駅周辺のように、風俗店が多い所というのは、大体どこも治安は悪いです。
あと、競輪・競馬・ボート・オートレースなどギャンブルの関連施設があるところも治安は悪くなりがちですよね。

柴田近辺は暴力団の頭や会長などが牛耳っている街だから治安が悪いとか、或いは逆に、それだからこそチンピラクラスが問題を起こしたりできないから治安が良いなど、地元の人からは両極端な声が聞こえてきます。

<下に続く>

日本の治安が世界的に見てもトップクラスであることは日本の誇り

ここまで、世界の国々の治安の良さ悪さ、日本の中での治安の良さ悪さを取り上げてきましたが、やはり日本は世界的に見てもトップクラスに治安の良い国であることが分かります。

平和ボケしているとまで言われる日本ですが、このまま国内治安だけでなく、近隣諸国ともなんとか争いの種をなくして、色々な意味での安全安心な国にしていきたいものですよね。

目指すはニュージーランドのように、「セーフヘイブン」と呼ばれるように、安全が完全に担保できる国として世界中から賞賛される国へと、もう一つ上へステップアップしたいものです。

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