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2018/03/13

「お変わりありませんか」はいつ使う?意味や例文、類義語、使い方!

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目次

「お変わりありませんか」の意味は?

「お変わりありませんか」という言葉、普段使われますか?

「変わり」ですから何か「変化」とか「変わったこと」はありませんかという意味合いの言葉で、そのまま相手の安否、健康状態、近況などを伺う一種の挨拶文として使われますね。

ビジネスシーンにおいての会話や目上の方へのお手紙の際にどう使うか見ていきましょう。

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「お変わりありませんか」はどういう時に使う?

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シチュエーション①:手紙

「お変わりありませんか」という言葉を使う機会が最も多いのは、やはり手紙もしくはメールなど文章を書く際ではないでしょうか。

目上の方に対して使うことがほとんどで、また久しぶりに連絡を取るといった具合に時間的にも少し制限が加わることになりますから、大人になっても使う機会はそう多くはありません。

目上の方と言っても、毎日顔を合わせる上司に使うのはおかしいですから、昔お世話になったOBや退職された上司、恩師、たまにしか連絡を取らない義理のお父さんお母さんなどに手紙を書く際などに使われるのが一般的でしょう。

シチュエーション②:久しぶりの再会

「お変わりありませんか」とは、別に書き言葉ではないので、通常の会話でも話し言葉として使うことはできます。

使う相手としては、手紙の所で先述したように目上の方ということになると思います。
そして、久しぶりの再会で、前回お会いした時から時間に開きがないと、会話の内容としては不自然になってしまうでしょう。

「お変わりありませんか」と言うことで、文面通り相手を色々な意味での気遣いということになりますから、「お体、お変わりありませんか。」や「その後、お変わりありませんか。」と一言加えて、相手の体調や近況を伺うということができます。

久しぶりの再会で、会話の入りとして、とても良いフレーズですね。
体調面や近況などを引き出すこともできる挨拶ですから、そこから会話が始まり、あるいは会話が膨らむといった効果も期待できるというものです。

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「お変わりありませんか」は敬語?

「お変わりありませんか」は、もちろん敬語です。
目上の方との会話や手紙のやり取りなどで、全く問題なく使えます。

手紙で書く際には、最後にクエスチョンマークは付けないように気を付けましょう。
挨拶言葉であって、特に返事を求めているわけではない「修辞的疑問文」というものです。また、そもそも日本語にクエスチョンマークは存在しません。

「お変わりございませんか」や「お変わりなくお過ごしでしょうか」という表現が二重敬語にあたるのではないかと、気になさる方もいらっしゃるようですが、二重敬語でもなんでもなく、全く問題のない言い回しです。

くどい表現であることは間違いありませんので、「お変わりありませんか」で充分ですが、上記の例文どちらも動詞に2つの尊敬語が使われているなどの文法的な問題はありませんので、二重敬語でも恥ずかしい日本語でもなんでもありません。

言葉は受け取る側の気持ち次第ですので、国語で習った文法的に合っている間違っているよりも、相手が良いと思えば良い言葉遣い、相手が気に障るようであれば悪い言葉遣いというように、実践的に言葉の使い分けを学んでいくことも重要でしょう。

「お変わりありませんか」のままでも、充分にビジネスシーンなどで使える正しい敬語です。

「お体、お変わりありませんか。」ですとか、「その後、お変わりありませんか。」などと一言加えた方が、体調のことや会社のその後の業績などと会話が進みやすくなるといいう意味でも良いでしょう。

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「お変わりありませんか」の手紙やメールでの例文

それでは、この「お変わりありませんか」を、実際に手紙やメールなどでどのようにして使用するか、具体的な例文をご紹介したいと思います。

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例文①:年賀状や暑中お見舞い

「お変わりありませんか。お陰様で私達は皆元気に新年を迎えることができました。」

一年の内に年賀状と暑中お見舞いくらいにしかお便りすることがない方に対してよく使われます。

最初に年頭の挨拶を述べた後に、このような文章を持ってくることが多いでしょう。

例文②:2月の時候の挨拶と共に

「立春とは名ばかりの寒い日が続いております。皆様お変わりありませんか。」

日本には「時候の挨拶」というものがありますよね。
2月の時候の挨拶には、「立春の候」とか「梅の蕾も膨らみ始めました。」などから始めます。

この後に「皆様お変わりありませんか」を持ってくると、寒い日が続きますが体調の方はいかがでしょうかと、自然な流れの挨拶文になりますね。

最後に、「まだまだ寒い日が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。」と締めくくれば結びも時候の挨拶として満点ですね。

例文③:3月の時候の挨拶と共に

「ひと雨ごとに暖かくなってまいりました。皆様お変わりありませんか。」

3月の時候の挨拶には「暑さ寒さも彼岸までと申しますが、・・・」などもあります。
まだまだこの時期は三寒四温といって、気温の変化が激しく、体調を崩しやすい時期でもありますから、この時候の挨拶の後に「お変わりありませんか」は自然な流れで良いですね。

最後に「まだまだ寒さが残っております。風邪などお召しになりませぬよう、お気を付け下さい。」と結べば、素晴らしいですね。

例文④:4月の時候の挨拶と共に

「春風に誘われて、外出の機会も多くなりました。皆様お変わりありませんか。」

4月の頭にも花冷えといって冷え込む日がありますよね。
新入学の子供たちも冬服上下で通学しますから、まだまだ寒い日があります。

結びには、「季節の変わり目、どうか風邪などお召しになりませぬよう、お気を付け下さい。」と持ってくることで、この手紙は素晴らしいできです。

例文⑤:6月の時候の挨拶と共に

「鬱陶しい梅雨の季節になりました。お変わりありませんか。」

5月や10月などは過ごしやすいですが、6月になるとジメジメして不快な天気が続きますよね。
6月の時候の挨拶には「初夏の候」や「梅雨の候」などが使われます。

どうしても不快な時期ですので否定的な言葉しか出てこない月ではありますが、「庭のあじさいが・・・」と、季語になる花の名前などを入れることによって、文面も爽やかなものにすることができます。

「梅雨寒の時節柄、風邪などお召しになりませぬよう、お気を付け下さい。」と締めれば、6月の結びの時候の挨拶としては満点でしょう。

例文⑥:7月の時候の挨拶と共に

「連日厳しい暑さがつづいておりますが、皆様お変わりありませんか。」

温暖化の影響で今の日本の夏は本当に暑いですよね。
7月の時候の挨拶には「盛夏の候」や「酷暑の候」などがありますので、これらと一緒に「お変わりありませんか」を使うことになります。

「暑さ厳しき折」や「夏風邪などお召しになりませぬよう」などと、手紙の最初と最後で相手の健康への気遣いを忘れないようにしましょう。

例文⑦:9月の時候の挨拶と共に

「長かった酷暑も一段落し、朝晩はだいぶ涼しくなりました。お変わりありませんか。」

9月の時候の挨拶には「初秋の候」や「新涼の候」などがありますので、これらと一緒に「お変わりありませんか」を使うと良いでしょう。

例文⑧:12月の時候の挨拶と共に

「師走を迎え何かと忙しい毎日でございますが、皆様お変わりありませんか。」

年末の忙しい12月は寒さに加えて、年越しの準備などでばたばたして忙しいという時期でもあります。

時候の挨拶には「初冬の候」や「歳末の候」などがありますので、これらと合わせて「お変わりありませんか」を使うことになります。

例文⑨:長い間ご無沙汰していることを詫びて

「ご無沙汰をいたしておりますが、皆様お変わりありませんか。」
例えば、奥様のご両親などにまめに連絡を取っていらっしゃらない方は、手紙の冒頭でお詫びの一文を入れて使用するのが良いでしょう。

無沙汰とは本来、長い間お便りをしていないことを意味しますので、このような手紙文の時にこそ使う言葉です。

お詫びの一文と言っても、重々しく受け取られることもなく、ちょうど良い挨拶文として、相手の安否や体調への気遣いも感じられる書き出しだと思います。

例文⑩:メールにて

「ご無沙汰いたしております。○○株式会社の△△でございます。その後、お変わりありませんか。」

仕事上のメールで「お変わりありませんか」を使うということは、もちろん久しぶりに連絡するという状況かと思いますので、まず相手に誰かを分かってもらう必要があります。

このように、社名と名前を名乗り、親密な取引先でなく何度もあったことがある相手ではないようでしたら、具体的に何月にどこでどのような案件でお会いした△△ですと、付け加えての説明も必要になる場合もあります。

「以前お会いした際には在庫管理の方法を改善したいと仰っていましたが、・・・」と、自分のことを覚えてくれていたのだな、気にかけてくれていたのだなという印象を与ええる一文を入れた後に、新しい商品やプロジェクトの案内ができればプレゼンテーションとしても大変良いでしょう。

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「お変わりありませんか」の類義語や似た表現は?

「お変わりありませんか」の類義語や似た表現としてどのようものがあるでしょうか。
色々と見ていきましょう。

「元気ですか」

親しい友達への手紙やメールには、こういった挨拶文で充分でしょう。
充分というよりもむしろ、「お変わりありませんか」を使う方がおかしいです。
親しい間柄にはあまりにも仰々しい言葉で、からかっているのかと思われます。

「元気でやっていますか」

田舎のお父さんお母さんからの手紙にはこのように書かれているのではないでしょうか。
「お変わりありませんか」という言葉を使うような間柄ではありません。

逆に子供から親への場合は「やっていますか」の部分が、やはり目上の人に対する言葉遣いとしては不適格なので、先述の「元気ですか」の方がベターでしょう。

「お変わりなくお過ごしでしょうか」

「お変わりありませんか」では少し敬語として物足りないと感じる方もいるようです。
そのような場合には、「お変わりなくお過ごしでしょうか」を使ってみるのも良いでしょう。
二重敬語にはなっていません。

「お健やかにお過ごしでございますか」

同じく、「お変わりありませんか」では少し敬語表現として物足りなさを感じるという方には、「お健やかにお過ごしでございますか」などを使ってみることをお勧めします。こちらも二重敬語にはなっていませんから大丈夫です。

「ご健勝のことと存じます」

ビジネス上、取引先への手紙やメールで最もよくみられるのは実はこの表現です。

時候の挨拶と「益々」がセットになって使われることが多いです。

「皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。」など年賀状や暑中お見舞いでは決まり文句のように、よく見かけますね。

「ご健勝」のところは「ご隆盛」や「ご清祥」などを使うこともあります。
使われる頻度としては「ご健勝」が圧倒的に多いと思います。

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「お変わりありませんか」英語ではどう表現する?

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英語では普段からこのように体調を気遣うような言葉を普通に挨拶言葉として使いますよね。
「How are you?」とか「How are you feeling?」などがそうです。

自然と相手への気遣いができる文化なのでしょうか。
こう尋ねられた時に、くれぐれも「Fine, thank you. And you?」などと教科書通りに返さないようにしましょう。

中学校の教科書で習うような挨拶文を日頃使っている外国人を見たことがありません。

「How are you?」と聞かれたら、「Great! How is yourself?」(元気ですよ。あなたは?)と答えたり、「How are you feeling?」(気分はどうだい?)と聞かれたら「I'm feeling better now.」(ちょっと良くなったよ)と答えたり、ネイティブの人達が使う表現を知るようにしましょう。

さて、「お変わりありませんか」は毎日の挨拶ではなく、久しぶりに会う人への挨拶になりますから、少し表現が違ってきます。

「How have you been?」
過去完了形というやつですね。文法用語まで覚えされられて嫌いだった方もいらっしゃるかもしれませんが、よく使いますよね。

英語には敬語というものがありませんから、親しい間柄にも、目上の人にも、同じように使うことができます。
「どうしてた?」とか「元気してた?」というような意味合いですね。

「I’ve been fine.」(元気だったよ)などと答えると良いでしょう。

手紙やメールなどでしたら、「I hope you are doing well.」が良く使われます。
直訳すると「お元気でいることを願っています」となりますが、「お元気ですか?」という挨拶文になっています。

疑問文になっていない所が、日本語でいうところの「ご健勝のことと存じます」に似ていますね。

<下に続く>

「お変わりありませんか」はいつ使う?意味や例文、類義語、使い方!のまとめ

ここまで紹介してきました「お変わりありませんか」の意味や使い方ですが、そんなに難しい言葉ではありませんので、理解することは簡単だと思います。
あとは実践です。

まずは手紙やメールから始めてみてください。
その後、会話文でも使えるようになったら立派なビジネスマン、できる大人に見えること必至です。

相手への気遣いの言葉であることを忘れずに、心を込めた挨拶文として使ってみてください。

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