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401kとは確定拠出年金のこと。確定給付年金や確定拠出年金の違い

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「確定拠出年金(401k)」とは

あらかじめ確定している将来の「確定給付年金」に対して、定期的な拠出額が事前に確定しており将来給付される金額が運用する結果によって決定されるという新しい年金制度のことです。

アメリカには「内国歳入法401条(k)項」という同じような制度があるので、それを参考にして日本版の401kと呼ばれて運用されています。

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日本の年金制度とは

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日本の年金制度は3つの年金から構成されています。

一つ目は20歳以上の国民が加入する「国民年金」で、これは加入期間の長さによって将来支給される金額が決まるシステムです。

二つ目は民間のサラリーマンや公務員などが加入する「厚生年金保険」や、自営業やフリーランスなどが加入する「国民年金基金」があります。

「厚生年金保険」の場合は強制加入なので選択する自由はありません。公務員の場合は従来「共済年金」に加入していましたが、2015年「厚生年金保険」に一元化されました。「国民年金基金」は任意加入なので、新たに加入すると追加の掛金が生じますが、将来的に受け取ることができる年金は増えます。

三つ目は従業員を対象に各企業が運営する「確定給付企業年金」です。企業によって高額の年金を受け取る場合があります。公務員の場合は「年金払い退職給付」が受けられるシステムになっています。

従来のこれらの年金制度にプラスして、個人として積み立てていくという「確定拠出年金(401k)」が登場しました。

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「確定給付年金」と「確定拠出年金(401k)の違い

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「確定給付企業年金」は各企業などが支払った掛金を運営母体である生命保険会社や信託銀行などが実際運用します。掛金払込や受給の状況・運営母体機関の運用に左右されますが、将来的に受け取ることができる年金の金額がある程度保証されています。

従来年金と言えば「確定給付企業年金」のことを指していました。「確定拠出年金(401k)」は各企業や加入者が毎月の掛金を拠出して自分で運用していくシステムです。

掛金を自分の口座に積み立てていくような感じで、運用して得られた金額が将来的に自分に戻ってくるという発想で、運用によって将来受け取ることができる年金の額は大幅に異なる可能性があります。

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「確定拠出年金(401k)」による給付

「確定拠出年金(401k)」に加入する場合、3種類の給付金があります。まず老齢給付金は基本的に60歳以上から年金や一時金として支給されるものです。

障害給付金は高度な障害を持った時に年金や一時金として支給されます。死亡一時金は亡くなった時に一時金として支給されるものです。

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「確定拠出年金(401k)」の資産運用

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「確定拠出年金(401k)」の資産を形成をするためのポイントはいくつかあります。例えば60歳を目標にいくら準備したいか設定したり、目標の金額にするために掛金をどの程度で運用していくかを決める必要があります。

運用利回りに応じた資産配分を考慮したり、定期的な資産配分を確認することが必要です。資産配分は各運営管理機関によって取り扱われている運用商品の中から、自分に合った運用商品の組み合わせを考慮することで非常に重要な作業になります。資産配分や具体的な商品を選ぶと、投資信託は日々値段が変動するものなので定期的なチェックが必要です。

例えば年1回のタイミングで、自分が選んだ運用商品の資産評価額や資産残高などが設定した目標通り増えているかを確認したり、資産配分割合が適切になっているかも確認すると良いでしょう。資産配分割合が目標よりも大きく乖離している場合はスイッチングを行います。スイッチングを行うことで、バランスを保ち値動きの幅をコントロールすることができるようになります。

スイッチングは保有資産の一部や全部を売却して別の運用商品を購入することです。運用期間の変化や目標到達度などから運用利回りや資産配分割合などが変わってくることも考えられるので、従来運用して積み立てていた資産の割合はもちろん配分変更を行い、今後の掛金で購入する運用商品や割合変更をアレンジしていきます。一例として、割合が増えている運用商品を売却したり、割合が減少しているような運用商品を購入します。

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401kとは確定拠出年金のこと。確定給付年金や確定拠出年金の違いのまとめ

「確定拠出年金(401k)」は新しい年金で近年いろいろな人が利用し運用しています。実際自分で運用することができるというメリットがありますが、同時にリスクも含んでいます。

定期的に「確定拠出年金(401k)」を管理する時間が取りにくかったり、自分で運用するのに不安を感じるようであれば、バランス型ファンドに投資して専門のプロに任せるという方法もあります。バランス型ファンドは資産配分割合を専門のプロが管理してくれるので、リスクを抑えたり自分で見直す手間も要りません。

中には運用期間に応じて、ハイリスク&ハイリターンやローリスク&ローリターンに自動的に資産配分を変更する運用商品もあるので、上手に活用すると良いでしょう。

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