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2018/03/18

出る杭は打たれるとは?意味は?なぜ「出る杭」は打たれてしまうのか

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「出る杭は打たれる」のは何故?

とてもやる気に満ち溢れているにも関わらず、周囲の人間から妬まれ、挙句には上司からそのやる気をへし折られてしまう。
そんな経験はありませんか。
これは「出る杭は打たれる」という日本人特有の風習でもあります。

何故日本人は「出る杭を打つ」のでしょうか。
また「出る杭を打たれてしまう」のでしょうか。

そして、「出る杭は打たれる」のは職場内で女性の嫉妬が原因とも言われています。
また、「出過ぎた杭は打たれない」という言葉もあります。

「出る杭を打つ人・出る杭を打たれる人の心理と特徴」を見ながら、「出る杭は打たれる」の意味も解説してまいります。

そして、「出る杭は打たれない」の英語文もご紹介します。

<下に続く>

「出る杭は打たれる」の意味

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「出る杭は打たれる」はどのような意味なのか、ご存知の方も多いかと思います。

これは古くから伝わることわざで、意味は、
・才能があり、周囲よりも抜きでている人は、憎まれる。
・さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける。
です。

つまり、周囲よりも目立つことをする人は、周りと均等にさせようとする人から、「引っ込んでください!」とばかりに打たれてしまうという意味なのです。

古くから右へならえで、皆平等をうたっていた日本人は、特にこの傾向があります。

小学校の時にも、みんなとちょっとでも違う行動をとる子がいたら、ものすごい勢いで先生に怒られていたなんてことありませんでしたか。

みんなと同じ行動をとらないと、おかしな子に思われてしまう。
そんな風に思っていた方も少なくないでしょう。

しかし、この風習は日本特有で、海外ではこのようなことはないそうなのです。

<下に続く>

「出る杭は打たれる」は日本だけ?

海外に出ると通用しない常識、それは「出る杭は打たれる」という風習です。

日本では「皆平等」「皆同じ行動を取らないといけない」などという習慣を小さい頃から集団行動の重要性を体に叩き込まれてきました。

しかし海外では、「子どもはのびのびと自由に行動せよ」「自由な発想で可能性を高めよ」という風習が多く見られます。

その為、意見交換をする際も「○○さんの意見は実にすばらしい!このプロジェクトと合わせたら更に良いものになるのではないか!」など、相手の意見を取り入れた改善策を出したります。

しかし日本人は、意見交換=自分の意見を否定されたと思う人が大半です。

「○○さんは何で私の意見を否定したの!?」と被害妄想に入ってしまうケースが多く、エスカレートすると、嫉妬や憎しみの感情に変わり、陰湿な嫌がらせに発展しかねないのです。

それは男性よりも女性に多くあるようで、日本人の女性社会は怖いと言われている原因の一つかもしれません。
このことに関しましては、後ほど詳しくお話いたします。

このように、海外と日本の常識は全く異なるのです。
もし、グローバルなビジネス展開を想定しているのでしたら、マインドセットをし直さないと難しいかもしれません。

幼少の頃から刷り込みのように植えつけられてきた「出る杭は打たれる」の風習。
そこから脱却する為には、もっと世界を知り、自分は誰に責められることもない。大丈夫だと自信をつけることから始めると良いかもしれません。

<下に続く>

「出る杭は打たれる」の「出る杭」ってどんな人?

ビジネスマン

では、「出る杭は打たれる」の「出る杭」はどのような人を表しているのでしょうか。
出る杭を打たれてしまう人の特徴をあげてみます。

特徴①:何をしていなくても自然と目立つ人

何をしているわけでもないのに、何故か目立つ人って周りにいませんでしたか。
勉強は人並みなのに、とても可愛らしい風貌・格好良い風貌であったり、みんなよりも少し身長が低いのに、みんなよりもハッキリとした意見を持っているなど。
少しだけ目立つという方は、「出る杭を打たれる」の対象になりやすい方です。

風貌が良いだけで目立つのは仕方がないことなのかもしれません。
しかし、そのことを鼻にかけない素振りや生活態度なども、癇に障るという人もいるのです。

このような場合は開き直った方が、もしかしたら「打たれにくい人」になるのかもしれませんね。

特徴②:勉強・運動・仕事が出来る人

ずば抜けて良いというわけではないのですが、平均よりも少し上の成績を収める人や、運動神経の良い人も「出る杭を打たれる」対象になりやすい方です。

ずっと学年1位を取っているという人も同じく対象になりやすいです。

自分と同じ位置にいるはずなのに、しゃべっているときは普通の子なのに、勉強してなさそうなのに、いつも一緒に遊んでいるのに、何であの子は私よりもできるの?

そういう感情から、自分よりも上位にいる人を蹴落とそうとするのかもしれません。

蹴落とされないようにする為には、周囲の人との距離感を保ちつつ、信頼出来る友人と一緒にいることが良いかもしれません。

また、頭の良い人・運動神経の良い人・仕事が出来る人は、とても要領が良い人です。
自分よりも下位の人から出る杭を打たれそうになりますが、上位の人からはもっと引っ張ってもらえるようになります。

なるべくでしたら、上位の人とお付き合いするようにすると良いかもしれませんね。

特徴③:聞き上手・話し上手

人の話をよく聞く人、話をするのがとても上手な人も「出る杭を打たれる」対象になりやすい方です。

聞き上手・話し上手は人気者になれる人です。
聞き上手な人の話はとても面白いですよね。
つまり、ちょっとでも面白いなと感じる人は好意を持たれる反面、「出る杭を打たれる」対象にもなりやすいのです。

クラスの人気者が、クラスのいじめっ子に目をつけられた!なんて風景をみたことはありませんか。

このように、少しでも目立つと癇に障るという人がいる為、なるべくでしたら必要最低限のこと以外は話をしない方が良いのかもしれませんね。

特徴④:先生・上司と仲の良い人

多くの人は自分よりも目上の方、学校であれば先生・職場であれば上司とうまくコミュニケーションを取れずにいるかと思います。
しかし、中には、とても上手にコミュニケーションを取り、先生や上司にとても気に入られている人もいます。
このような方も「出る杭を打たれる」対象になります。

媚びを売って仲良くなったわけではなく、実力で仲良くなったはずなのに、周囲から黒い噂を流されてしまったり、それを元手に大問題に発展してしまったりというケースもあります。

先生と上司への接し方も自分にとっては普通の対応かもしれませんが、周囲からは癇に障ると見られる場合があるのです。
少し控えめの方が、「出る杭を打たれずに済む」のかもしれません。

特徴⑤:人と違う行動を取る人

多くの人は、幼少から右へならえで、集団行動を重視するよう育ってきました。
しかし中には、そんな集団行動が窮屈で、他の人とは違う行動を取りたがる人もいます。
このような方も「出る杭を打たれる」対象になります。

その行動で失敗をすれば、「集団行動をしなかったからだ」と言われ、行動せずに成功した場合は「何であの人が成功するのだ」と妬まれます。

どちらにしても、文句を言われてしまう対象になってしまうのです。

そして、あまりにも違う行動を取り続けていると「病気」というレッテルを貼られます。
「この人はそういう病気だから」と言われ、先生や上司・友達や同僚などにも笑われ、バカにされてしまうという悲しいケースも多いにあります。

それを繰り返されてしまうと、自分自身も病気なのだと思い込んでしまう人も多いです。

しかし海外では、このように人と違った行動をする人がすばらしい!と考えています。
同じように考えるのではなく、人と違った発想をすることで、評価が得られるのです。

人と違う行動を取りたいと思う方は、グローバル社会が肌に合っているかもしれません。

<下に続く>

なぜ「出る杭は打たれる」?「出る杭」を打つ人の心理

では何故「出る杭は打たれる」のでしょうか。
先ほども少しお話しましたが、ここでは詳しく「出る杭を打つ人」の心理を解説いたします。

心理①:嫉妬

一番の心理はこれです。
相手が自分よりも良い物を得ていると感じ、自分もそれが欲しいと感じる欲求から来る「嫉妬」です。

自分と相手を比べてしまうというのは、競争社会で育った日本人特有の行動です。
本当は比べても何もないということに気付けていないのです。

自分は自分・相手は相手と割り切った生活を送っていたら、根深い嫉妬心や憎しみなどもなく生活できたかもしれませんね。

心理②:敗北感

自分と同等だった人が、自分よりも良い成績を収めた。
本来であれば、良い成績を収めたので、喜ぶべきことですよね。
しかし、「出る杭を打つ人」は、この結果を妬み、「何故自分ではなくあの人だったのだろうか」と「あの人に負けた」という敗北感を感じるのです。

ここから憎しみに発展し、相手が目的に向けて前進していく様が許せなくなります。
そして、自分と同じ位置に戻ってくるよう、無意識に邪魔をするのです。

「出る杭を打つ人」は無意識でやっている人が大半です。
無意識なので、自分が悪いとは思っていません。
「あなたが私よりも上にいったから悪い」と思っています。

このような感情よりも、「あの人に出来て私に出来ないはずはない!頑張ろう!」と奮い立つ感情にしたり「あの人はどうやって成功したのだろう?教えてもらおう!」と前向きな接し方が出来るようになれば、「出る杭を打つ」という行動を取らないのではないでしょうか。

心理③:非難されることを異常に嫌う

今まで周囲と同じように生活をしていたら、急に友達が目立つ行動をとるようになったとします。
周囲から変な目で見られてしまうかもしれない・この人をこれ以上上げてしまうと、周りから非難されるかもしれないと、相手を思っているように自分で思い込みで打ってきます。

「あなたのためなのよ」と言いながら、打ってきます。
そして、周囲から非難されることを異常なまでに恐れています。

友人が目立つということは、必然的に自分も比較対象に選ばれるようになりますよね。
そうなれば、友人よりも自分の成績が下であればあるほど、自分が周囲からみじめにみられてしまうのではないかと不安になるのです。

そうして「出る杭を打つ」という行動に移ってしまうのです。

心理④:打つ側の方が楽

杭を打つ人は、威勢もあり、逆らうと怖いという人が大半です。
そんな中で、打たれる側の人間になりたいと思う人は少ないのではないでしょうか。

打つ側で共に行動をすれば、自分は打たれずに済むようになる。

そんな感情から、「一緒に打つ」という行動に移ってしまうのです。

少しでも勇気をもって、打つ人間を阻止できるようになれればよいのですが、精神的に弱い方ですと、どうしても打つ人間の威力に負けてしまう場合が大いにあります。

打つ人間の威力よりも遥かに強い人間を見つけて阻止することが出来れば、良いのではないでしょうか。

心理⑤:周囲と合わす

いわゆる「傍観者」という類になります。
この方々も「出る杭を打つ側」の人間です。

「一緒に打つ」という方よりも「見て見ぬふりをする」という方の方が多く、そしてとても達が悪かったりします。

「この中にいれば、何も言われずに済む」
「みんなと同じ行動をとっていれば自分は狙われなくて済む」

このような感情から「見て見ぬふりをする」という行動になってしまうのです。

この中で、少しでも行動を起こす人がいれば、「○○が行動を起こした」と打つ人へ報告が上がり、その人も対象になりかねません。

もっと一人ひとりが自信を持って行動できれば、このようなことが起こらないのかもしれません。

<下に続く>

「出る杭は打たれる」けれど「出る杭」として打たれないために

「出る杭」として打たれないためにはどのような対処を取ったらよいのでしょうか。
いくつかご紹介いたします。

対処法①:杭を打つ人間と親しくなる

一番良い方法は「杭を打つ側の人と親しくなる」という方法です。
つまり、「杭を打つ人間」を仲間にしてしまえば、打たれずに済みます。

「杭を打つ人」は周囲よりも威力のある人間です。
そのような人を味方につけてしまえば、こちらとしても怖いものなしですよね。

言葉では簡単に言えるけれど、実際にどうしたらよいか分からないという方も多いかと思います。

難しく考えず、相手をよく観察し、特徴をとらえてください。
まずは「杭を打つ人」はどのような人なのか、どのようなことをすれば喜んでもらえるのかをリサーチします。

そうすれば、いざ「杭を打ち出した」時に「打たれてない」とかわすことが可能になるのです。
最初の「杭打ち」をうまくかわすことが出来たら後は「杭を打たれる」とはありません。

もし何度も「杭打ち」をされている状態でも、考え方を変えてみてください。
すると、相手への態度や見方も変わってきます。

「杭打ち」はどうってことないことだと思えるようになるのです。

気持ちの切り替え・態度の切り替え・視線の切り替えで全ては変わります。

対処法②:杭を打つ人の言葉を鵜呑みにしない

杭を打たれてしまう人は、比較的心がピュアな人が多いです。
ですので、杭を打たれると、とても傷つき、立ち直れないという方も出てきます。

しかし、杭を打つ側の人は、嫉妬心や憎しみなどの感情が出ている為、あることないことを言っている場合もあります。

冷静に判断し、杭を打つ人の言葉を鵜呑みにしないことが一番です。

軽く話を流していれば、杭を打ったはずなのに打てていないという現象が起きます。
「杭を打ったはずなのに打てていない」ということが何度も繰り返し起きれば、あきらめてくれるでしょう。

それでもあきらめない人は、逆に「杭を打たれる側」の人間になってしまう場合もあります。

正しいやり方に正すという意味で杭を打たれるのです。

対処法③:杭を打つ人を客観的にみる

一言で言えば「気にしない」です。
先ほどの「鵜呑みにしない」よりもさらに冷静で、そして距離を置く行動です。

少し距離を置いて打つ人のことをみれば、何故この人が自分に杭を打とうとしているのかが理解できるようになります。

ですが、理解は必要ありません。
理解してもしなくても、自分には支障がないからです。
これが一番、上にあがる近道なのではないでしょうか。

自分が目指すところが、今のところよりも遥かに上にあるのであれば、「打つ人」を気にしていては登れません。
気にせず進みましょう。

<下に続く>

「出る杭は打たれる」は女性が標的になることが多いって本当?

転職

女性はとても嫉妬深く、そしてちょっとでも嫌なことがあると相手を妬んでしまうという場合が多いので、ターゲットになりやすい傾向があります。

昨日まで仲良くしていた人が、今日見たら決別していたなんてことは結構あります。
そして女性は、仲間を作りたがります。
自分と同調してくれる人を探し、群れを作るのです。
その群れに入らない人は「出る杭を打たれる」ターゲットになります。

それはとても羨ましいという感情の裏返しでもあります。
「自分もそんな風に自分をしっかり持って生きていきたい!」
「恰好良い女性でいたい!」
「キレイな女性でいたい!」
そのような感情から、群れの中で妬み合戦が始まり、結果的に、キレイで恰好良い、誰もが憧れるような女性がターゲットになりやすいのです。

ですが、そのような女性は杭を打たれても対処法を知っています。
そのことも重なって、更に対象になってしまうのかもしれませんね。

<下に続く>

「出る杭は打たれる」の英語

「出る杭は打たれる」を英語ではなんて言うのかご存知ですか。

海外ではさほど使われない英文な為、ちょっと違う言い方をしています。

例えば、

・The stake that sticks out gets hammered in
「飛び出る杭はハンマーで打たれる」

・Stand out from the crowd and you just invite trouble for yourself
「群れから飛び出ると災いを招く」

などの表現です。

どれも、日本で言う「出る杭は打たれる」の意味合いで用いられます。
しかし、どの英文も、使う場面は少ないかもしれません。

<下に続く>

「出過ぎた杭は打たれない」とはどういうこと?

「出る杭は打たれる」が「出過ぎた杭は打たれない」ということわざもあります。

「出る杭」はちょっとでも目立つ人のことを表していますが、「出過ぎた杭」はあまりにも目立つ人のことを表しています。

例えば、元々が芸能一家で、両親も親戚もとても有名な人で、自分も小さい頃から活動をしている。

このような方が身近にいたら、「杭を打つ」どころか仲良くなりたいと思いませんか。

又、病院一家で、両親・兄弟・親戚一同有名な病院で努めていて、自分も頭が良いという人も、「この人から教わりたい!」と人気者になりますよね。

このように、誰から見ても負の打ち所がないという人は、「出過ぎた杭」という分類になるので打たれることはないのです。

<下に続く>

「出る杭は打たれる」というのは・・・

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このように「出る杭は打たれる」を見てまいりましたが、元々の家柄や特徴なので、周囲から打つ対象ではないと思われる人もいるということがお分かりいただけたかと思います。

しかし、元々は質素で、本人の努力でのし上がったという方も、対象外になる場合があります。

途中は打たれていたかと思います。
しかし、打たれながらも、のし上がったからこそ、打たれなくなるのです。

もし今現在「出る杭を打たれている」と感じている方がいらっしゃいましたら、それは正しい方向に進んでいるのだと自信を持ってください。
そして、「打たれる」ことをうまくかわし、前へ進んでください。
「打たれた」分だけ、人間は強くなります。

それを糧に成長出来たら、すばらしい人生が待っているに違いないでしょう。

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