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児童手当拠出金とは何か。計算方法や改定された拠出金の料率など基本を解説

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児童手当とは

児童手当は地方自治体と国が手を組んで子育てをしている世帯に支給する手当のことを言います。0~15歳までが支払いを受けることができます。支給は2月、6月、10月に4ヶ月分が一気に支払われるようになっています。
一般的には生まれて15日以内、出生届を出すのと同じタイミングで手続きを行う必要があります。転入転出する際にも手続きをしなければいけません。

基本的には申請の手続きを行った次の月から支給の対象となりますが、災害が発生した場合や引っ越し、月末での出産を行った際などやむを得ない事態で手続きが不可能だった場合、出産の翌日から15日以内までに申請を行い、承認を受けることができれば手続きを行った月から支給対象になるという特例が認められます。

たとえば年末の12月28日に出産をした場合には、出産の翌日を起点として15日後の1月12日までに手続きを行うことができれば、仮に1月の申請であっても特例として1月から児童手当が支給されることになります。

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児童手当で各世帯に支給される金額とは

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児童手当の支給額は子供の年齢に応じて変わります。0歳~3歳未満の世帯には1万5千円、3歳~小学校修了前の世帯には第一子と第二子に1万円、第三子以降に1万5千円が支給されます。

そして中学生には1万円です。また、年収が960万円以上の高所得世帯には所得制限が設けられますが、特例で月々5千円が支給されます。

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児童手当拠出金とは

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児童手当に充てる税金のことを指します。事業主や会社が従業員の厚生年金を国に納める際に、同時に徴収されています。従業員は児童手当拠出金を納付しなくても問題ありません。なぜなら従業員を雇っている事業主や会社が納付する仕組みになっているからです。

社会保険料に関しては従業員と雇用者側が折半になっていますが、拠出金については全額を雇用者側が負担する決まりとなっています。また従業員に子供がおらず独身であっても、厚生年金に加入している場合は対象に入ります。

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平成29年度の児童手当の拠出金の料率とは

平成24年の4月~平成28年の3月までの拠出金率は0.15%で、平成28年には改正により0.2%まで引き上げられました。そして平成29年の4月からはさらに改正で引き上げられ、0.23%へ改定されています。5月未納期限から先も同じく0.23%となっています。

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児童手当拠出金の計算方法とは

計算方法は従業員の標準報酬月額にその年度の料率をかけることで算出します。標準報酬月額は従業員の月給によって定められます。

月給が19万5千円から21万円なら標準報酬月額は20万円、21万から23万なら22万円、23万円から25万円なら24万円、25万円から27万円なら26万円にそれぞれ定められています。

また、仮に月給が19万8千円と中途半端な数字であれば、標準報酬月額は20万円になります。24万5千円が月給なら、24万円が標準報酬月額です。

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児童手当拠出金の計算例

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従業員の月給が25万円だったと仮定します。この場合であれば標準報酬月額は26万円になります。というのも、月給が24万円以上の26万円未満に定められているため、24万円ではなく26万円に当てはまるからです。

標準報酬月額の260,000円に、平成29年度の0.23%の0.0023をかけると、598円という数字が導き出されます。つまり、従業員が一月あたりに納める児童手当拠出金は598円となるわけです。

ただ従業員は納付する必要はないので、雇用者が全額を社会保険料と一緒に納めます。

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拠出金率が増加傾向にある背景とは

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近年では拠出金が増加傾向にありますが、その背景には少子化の影響があると推測されています。国は児童手当等の給付金を含めた子育て支援への財源を確保しなければいけないため、必然的に拠出金率が増えているのです。

財源が確保できれば支援が充実し、子供を産むことへの不安が解消され、少子化問題の解決が望めます。日本の未来を明るいものへするためにも、次の世代である子供たちへの支援を充実させる必要があります。

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児童手当拠出金とは何か。計算方法や改定された拠出金の料率など基本を解説のまとめ

児童手当は子育てをする世帯を支援する重要な給付金です。支給されるのは0歳から15歳までの子供を持つ世帯で、年齢によって支給額は異なります。出生届を出すタイミングで手続きを行う必要があり、転入転出する際も同様に手続きが必要です。

児童手当拠出金は児童手当に充てる税金のことを指し、厚生年金に加入している従業員が対象です。従業員を雇っている事業主や会社が厚生年金と同時に国へ全額を納めます。

拠出金の計算方法はシンプルで、従業員の月給から定められた標準報酬月額にその年度の拠出金率をかけるだけです。

児童手当の拠出金率は年々増加傾向にありますが、その背景には少子化の影があります。子育て支援を充実させることにより、各家庭が子供を産みやすい環境を整えようとしているのです。"

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