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2018/04/13

東京都区内の範囲は?JRや新幹線での表記や注意点など!

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目次

東京都区内とは、どこからどこまでの範囲を表すかご存知でしょうか。今回は東京都区内という言葉が示す地域や新幹線の切符などが使用できる区間についてご紹介します。

新幹線の切符で乗り越し・途中下車が出来るのかどうかや、お得な「東京都区内で使える切符」もピックアップ。役立つ情報ばかりですので、ぜひご覧になってくださいね。

東京都区内ってどの範囲?

東京都区内

そもそも「東京都区内」とはどの範囲を示すのでしょうか。東京都の「区」の内側なので、地図上ではいわゆる東京23区がその範囲となります。

50音順に紹介すると、足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・墨田区・世田谷区・大東区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区があります。

上記のように東京都に23個ある特別区はオフィス街や商業施設がひしめき合い、人口密度も高い地域となっています。また、観光施設も数多く、旅行者も多数訪れています。

もちろん区内には鉄道網がまさに網の様に張り巡らされています。JRや東京メトロ、様々な私鉄が乗り入れており、複雑な路線図は慣れないと把握するのが難しいくらいです。そこで、JRや私鉄各社では都区内を自由に乗降可能な切符を販売しています。

東京都区内には東京駅を中心にJRの東海道線・山手線・中央線など11路線、さらに京王電鉄、東京急行電鉄(東急)、小田急電鉄、東武鉄道、西武鉄道、京浜急行電鉄(京急)、東京メトロなど合計15社の私鉄・公営交通などが走っています。

また、JRは新幹線から在来線への乗り換えを前提とした独自の「特定都区市内制度」を定めています。東京都区内での乗降を一定の運賃で行えるため、便利に使うことが出来るお得な制度です。

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JRの切符での「東京都区内」とは

JRでは主に新幹線の切符で「東京都区内」の表記を目にします。これは前述した「特定都区市内制度」により、都区内のJR駅ならどこで乗降しても同額の運賃で利用できることを示しています。

23区内にあるJR線に駅がその対象となり、東京駅を中心に東西南北へ広い範囲で多くの路線が含まれます。

具体的には東京駅を中心に山手線全駅、北は埼京線・浮間舟渡駅まで、宇都宮線・赤羽駅まで、東は常磐線・金町駅まで(一部列車では北千住駅まで)、総武線・小岩駅まで、京葉線・葛西臨海公園駅まで、西は中央線・西荻窪駅まで、南は京浜東北線・蒲田駅まで、横須賀線・西大井駅までの範囲です。

上記の駅の範囲内ならば、どの駅からでも自由に乗降することができます。例えば、新幹線を東京駅で下車した後山手線を利用して新宿へ行く場合や、中央線の高円寺駅から東京駅へ向かい新幹線に乗り換える場合などが想定できます。

ただしこの範囲は「東京駅から201km以上の距離の切符を購入した場合」に限り適用されます。なので新幹線の切符を購入していても、東京から200km以内の距離の場合には適用されないのでご注意ください。

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新幹線で「東京都区内」の切符の使い方

東京オフィス

乗り越し

「東京都区内」発着の切符で区外へ乗り越す場合は使用した路線の区内駅からの運賃を精算する必要があります。例えば、新幹線下車後に京浜東北線で横浜まで向かった場合には蒲田~横浜間の運賃を支払わなければなりません。

改札を通る前に、必ず乗り越し運賃の精算を済ませてください。乗り越し運賃の支払いは、現金・ICカードの両方が使用可能となっているので便利です。

逆に都区外から乗車し、東京駅で新幹線へ乗り換えることも可能です。利用する路線に応じた都区内入り口駅までの切符、もしくはICカードで在来線に乗車し、東京駅で在来線と新幹線の切符を重ねて投入、もしくは新幹線の切符を投入後ICカードをタッチします。

このように、都区内へ入る場合も都区外へ出る場合にも追加料金を支払うことで乗り越しは可能です。利用する駅によっては合計金額がお得になるので覚えておいてくださいね。

途中下車

JRの普通乗車券は、乗車券の有効期間・区間内に限り後戻りしない形であれば途中下車(途中下車とは、目的地まで行かずに下車した駅の改札を出ることを指します)が可能です。では、新幹線の乗車券、東京都区内切符で途中下車することは可能なのでしょうか。

答えは「不可能」です。JRのルールでは、新幹線に乗車するために必要な「特急券」と「乗車券」のうち「特急券」は途中下車の対象にならないと定められています。

ただし、途中下車が不可能なのは「特急券」のみで「乗車券」は101km以上の距離なら途中下車することが可能です。そのため、東京から大阪まで移動する時に乗車券は「東京~大阪」で購入し、新幹線の特急券を「東京~名古屋」「名古屋~大阪」というように分割して購入すると名古屋での途中下車が可能になります。

もう一点、東京都区内切符で区内の対象駅から乗車した場合、同じ都区内の別の駅で途中下車することはできません。例えば、山手線の池袋駅から乗車し、東京駅で新幹線に乗り換える前に改札の外で買い物をする、そういった使い方は出来ませんので注意が必要です。

「東京山手線内」との違い

JRの「特定都区市内制度」のうち、東京で対象となるのは「東京都区内」のみではありません。特定都区市内制度は距離に応じて「東京都区内」と「東京山手線内」の2種類に分かれます。

東京駅を発着とし、101km~200kmまでの距離の切符の場合には「東京山手線内」、201km以上の距離となると「東京都区内」で乗降できる切符となります。

「東京山手線内」切符で乗降が可能なのは山手線全駅はもちろん、山手線の内側を通る中央線・総武線の各駅(千駄ヶ谷・信濃町・四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋・水道橋・御茶ノ水)も利用することが出来ます。

東京都区内と比べ範囲は狭くなりますが、利用方法は同じで乗り越す場合は精算すれば大丈夫ですし、エリア内での途中下車は出来ません。

また、これらの特別区内で乗降する場合、駅名看板を見るとその駅がどのエリアに属しているかが分かるようになっています。東京都区内エリアの駅名看板には「区」の文字が、東京山手線内エリアの駅には「山」(どちらにも属している駅は両方)のマークが記載されています。

利用する場合には切符に表示された指定エリアと、乗降する駅が属するエリアを確認するようにしでくださいね。

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東京都区内をお得に移動する方法

東京浅草

方法①

次に、東京都区内をお得に移動できるその他の方法について紹介します。まずはJRの発行している「東京フリー切符」です。都区内にあるJR東日本の主要駅みどりの窓口や指定席券売機、東京メトロ、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー各駅で購入することができます。

この切符はJRの東京都区内エリアはもちろん、東京メトロ、都営地下鉄、都電、都営バス、日暮里・舎人ライナーの始発から終電まで大人1日1590円、子ども1日800円で乗車することが出来る切符です。

通年販売しているため、シーズンを問わず購入可能なのが魅力で人気も高くなっています。何度も乗降し、あちこちを回りたいという方におすすめの切符です。

方法②

「都区内パス」もJRが発行している乗り放題切符です。都区内のJR東日本主要駅などで購入することが出来ます。こちらは「東京都区内」のJR線のみ、始発から終電まで何度でも乗降可能となっています。

有効期限は1日で、大人750円、子ども370円となっています。JRのみで移動可能なエリアへ行き来する場合にお得に使うことが出来ます。こちらの切符も通年販売しており、1年中いつでも利用することが出来るので便利です。

使用可能な路線がJRのみなので、ある程度都区内の地理に詳しい方が使いやすくなっています。ですが、フリー切符の中ではかなりお得な価格となっているので、複数回乗降することが分かっている場合にはぜひ利用してみてくださいね。

方法③

「都営まるごときっぷ」は名前のとおり、都営地下鉄、都電荒川線、都バス、日暮里・舎人ライナーの始発から終電まで1日自由に利用できるフリー切符です。

購入は都営地下鉄各駅の窓口や都バス営業所、また各線の定期券発売所にて可能で大人700円、子ども350円です。こちらの切符は当日に限り、沿線にある一部の施設・店舗などに掲示することで特典を受けることもできます。

都内の都営路線を鉄道・バスともに乗り放題で利用できるだけでなくお得なサービスも受けられるので人気です。行きたい施設と利用路線の条件が合致する場合にはぜひ使ってみて欲しい切符です。

方法④

「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」は東京メトロ全線と都営地下鉄の全線、始発から終電まで1日乗り放題で利用できる切符です。前売り券と当日券があり、前売り券は発売日から半年以内であればいつでも1日のみ使用することが出来ます。

当日券は東京メトロ・都営地下鉄の各駅にある券売機で、前売り券は東京メトロの定期券発売所(一部を除く)と都営地下鉄各駅事務所(一部の駅を除く)にて販売しています。未使用(購入から半年以内に限る)なら所定の手数料は必要ですが払い戻しも可能となっています。

価格は大人900円、子ども450円です。また、PASMOをお持ちの場合(定期券利用・クレジットカードつきを除く)にはお手持ちのPASMOを一日乗車券へ登録し、利用することも可能です。PASMO定期券を販売している券売機や窓口にて手続きできますので、PASMOをお持ちの方はぜひ利用してみてくださいね。

方法⑤

これまでに紹介した4つの方法は、どれも利用当日の始発から終電までの1日限定です。ですが「東京メトロ24時間券」の場合、最初に改札を通った時間を起点に24時間東京メトロを乗り放題で利用することが出来る、少し変わったサービスの切符となっています。

東京メトロ24時間券の特徴は、24時間以内であれば日をまたいでも利用することが出来る点です。従来の「1日乗り放題切符」では、午後からの乗車でも終電までで期限が切れてしまいます。しかし、この切符の場合には夕方に初めて乗車しても、翌日の夕方まで東京メトロを利用できるためよりお得に利用することが可能です。

当日券と前売り券があり、当日券は各駅の券売機で購入可能です。前売り券は一部を除いた定期券うりばにて購入でき、価格は大人600円、子ども300円です。また、乗り放題以外にも特典があり、都内の博物館などの400ものスポットで割引などのサービスを受けることができます。

<下に続く>

東京都区内の範囲は?JRや新幹線での表記や注意点など!のまとめ

東京都区内の範囲や、JR・主に新幹線切符での表記・使用方法についてお分かりいただけたでしょうか。上手に使うとお得に移動ができるサービスですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

さらに、都区内をお得かつ便利に巡る方法は沢山あります。今回ご紹介したのは一部のサービスで、細かな条件やシーズンごとにキャンペーンなどが行われることもあります。

それらをはじめ、まだまだ他にも鉄道各社が格安切符を販売しておりますので、最寄の路線や目的に合わせて、ご自身にぴったりのサービスを探してみてください。

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