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2018/04/17

愛知の方言の意味と使い方一覧【かわいい|語尾|面白い】

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愛知の方言の意味と使い方を紹介

日本国内だけではなく、世界的にも有名な「トヨタ自動車」をはじめ、製造業の一大拠点でもあり、中部地方の代表的な都道府県でもある「愛知県」ですが、そんな大都市の愛知県にも方言が存在するのをご存知でしょうか。

関西地方や東北地方の方言であれば、東京の人でもテレビなどを通じて聞き馴染みのある言葉も少なくありませんが、中部地方に位置する愛知の方言を知っている人はあまりいないのではないでしょうか。そこで今回は、愛知の方言の特徴や、意味と使い方、愛知の方言のイントネーションやアクセントについて解説していきます。

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愛知の方言の特徴

城

愛知県は、日本列島の中央部に位置し、中部地方の県では最も人口が多く、トヨタ自動車をはじめとした自動車関連企業が数多く存在することで有名です。尾張地方、西三河地方、東三河地方の3地域で構成されており、長野県、岐阜県、静岡県、三重県が隣接しています。

愛知の方言は、愛知県東部や名古屋で話される「三河弁」と、愛知県西部で話される「尾張弁」の、大きく2つの方言に区別することができ、歴史や文化の違いによって、同じ愛知県内でも、今までの歴史や文化の影響で、語尾や言い回し、アクセントに違いが生まれています。

尾張弁の特徴

まず、尾張弁は、「名古屋弁」、「北尾張弁」、「知多弁」の3つに区別することができます。「名古屋弁」は名古屋市周辺で話される方言で、一般的な尾張地方の方言として有名です。

「北尾張弁」は、一宮市などの尾張地方北部で話される方言で、北部に隣接する美濃弁の影響を強く受けており、名古屋弁の「~がや」、「~がね」、「~だで」の他に、「~やん」、「~やで」、「~やわ」を併用し、名古屋市周辺と比べ、否定や不可能を表す「~へん」を多用する傾向にあります。

「知多弁」は、半田市や常滑市などの尾張地方南部の知多半島で話される方言で、三河弁にみられる推定の助動詞である「~だら」を多用する傾向にあり、「中輪東京式アクセント」を用いて話されます。

三河弁の特徴

一方、三河弁は、岡崎市を中心に話される「西三河弁」と、豊橋市を中心に話される「東三河弁」の2つに区別することができます。三河弁を代表する表現として「じゃん、だら、りん」が挙げられ、尾張方言では使われない独特な語尾の言い回しとして有名です。また、東三河弁では、西三河弁では使われない「のん、ほい、だに」が語尾につくのが特徴で、静岡県西部で話される「遠州弁」と共通する部分が多いです。

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愛知の方言のイントネーションやアクセント

愛知の方言のイントネーションやアクセントとしては、愛知の方言の全てが「東京式アクセント」に属しており、尾張弁は「内輪東京式アクセント」、知多弁や西三河弁では、共通語のアクセントと同じ「中輪東京式アクセント」、東三河弁では「外輪東京式アクセント」が使用されています。

例えば、三河弁と名古屋弁のアクセントに違いを見てみると、平板型の語や第三泊以降にアクセントがある場合、「からだ」という言葉で見てみると、名古屋弁では「だ」にアクセントが付きますが、三河弁では共通語と同じく、「ら」と「だ」にアクセントが付きます。

女性

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よく聞く愛知の方言「でら」の意味と使い方

よく聞く愛知の方言の1つとして、「でら」という方言がありますが、「でら」とは、「とても」という意味であり、「でらすげー(とてもすごい)」、「でら(とても)感動した」というように使われます。また、より心を込めて言う場合には、「でら」を「でぇ~らぁ」と語尾を伸ばすように強調して言います。

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よく聞く愛知の方言「ほかる」の意味と使い方

よく聞く愛知の方言の1つとして、「ほかる」という方言がありますが、「ほかる」とは、「捨てる」という意味であり、「このゴミほかっといて(捨てておいて)」というように使われます。ちなみに、「ほかる」を「そのままにしておく」という意味で使う地域が東日本に多いため、東日本出身の人と愛知出身の人とでは、「ほかる」という言葉のせいで、会話ですれ違いが起きてしまうことも少なくありません。

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よく聞く愛知の方言「みえる」の意味と使い方

よく聞く愛知の方言の1つとして、「みえる」という方言がありますが、「みえる」とは、「いる」、「くる」、「です」、「ます」の尊敬語であり、「先生がみえました(いらっしゃいました)」というように使われます。一般的に「みえる」と言われれば、「見える」を連想してしまうものですから、他県の人からすれば、愛知出身の人に「先生がみえました」と言われたら、「先生が見えるって、透明人間みたいな言い方ですね」とツッコミを入れたくなるものですね。

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よく聞く愛知の方言「かう」の意味と使い方

よく聞く愛知の方言の1つとして、「かう」という方言がありますが、「かう」とは、「(鍵を」かける」という意味であり、「ちゃんと鍵かった?(かけた)」というように使われます。一般的に「かう」と言われれば、「買う」を連想してしまうものですから、他県の人からすれば、愛知出身の人から「鍵かった?」と言われたら、「何で鍵を買わなきゃいけないの?」と疑問に思われてしまうことも少なくありません。ちなみに、愛知県に限らず、北海道や東北の一部地域でも使われています。

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よく聞く愛知の方言「えらい」の意味と使い方

よく聞く愛知の方言の1つとして、「えらい」という方言がありますが、「えらい」とは、「疲れる」、「大変な」という意味であり、「今日はえらかったな(疲れたな)」、「体がえらい(疲れた)」というように使われます。一般的には、「偉い」というように使われますが、愛知では全く違う意味になるので、「今日はえらかったな」と言えば、他県の人からすれば、「偉いって自分で言っちゃうのかよ」とナルシストな人間だと思われてしまっているかもしれません。

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よく聞く愛知の方言「しゃびしゃび」の意味と使い方

よく聞く愛知の方言の1つとして、「しゃびしゃび」という方言がありますが、「しゃびしゃび」とは、「みずっぽい」、「とろとろ」、「うすい」という意味であり、「ここのカレーはしゃびしゃび」というように、液体などが適量よりも薄い状態を表す時に使われます。ちなみに、「しゃびしゃび」の上の状態を表すのが「しゃびんしゃびん」、さらに上の状態を表すのが「しゃっびんしゃっびん」となっています。

女性

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愛知のかわいい方言「ほうか」の意味と使い方

愛知のかわいい方言の1つとして、「ほうか」という方言がありますが、「ほうか」とは、「休み時間」という意味であり、「」というように使われます。「ほうか」は、「放課後」という意味ではなく、愛知では当たり前のように、休み時間のことを「ほうか」と言うので、愛知の学校に転校してきた他県の人は、聞きなれない言葉で戸惑ってしまうことも多いでしょう。

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愛知のかわいい方言「おみゃあさん」の意味と使い方

愛知のかわいい方言の1つとして、「おみゃあさん」という方言がありますが、「おみゃあさん」とは、「あなた」という意味であり、「おみゃあさん(あなた)、どこ行っとったの?」というように使われます。この方言は若者の間で使われることは少なく、ご年配の人が使っていることが多いです。

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愛知のかわいい方言「どえりゃあ」の意味と使い方

愛知のかわいい方言の1つとして、「どえりゃあ」という方言がありますが、「どえりゃあ」とは、「ものすごい」、「とてつもなくすごい」という意味であり、「どえりゃあ美味い」というように使われます。「どえりゃあ」と同じように使われる方言としては、先ほど紹介した「でら」という方言が挙げられます。

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愛知のかわいい方言「みゃー」の意味と使い方

愛知のかわいい方言の1つとして、「みゃー」という方言がありますが、愛知の方言(尾張弁)では、特有の母音の発音の変化が伴うため、こういった語尾になり、「みゃーみゃー」の尾張弁、「じゃんだらりん」の三河弁と評されています。また、「みゃー」と使っているのは年配の人ばかりで、若者の間ではほとんど使われていないのが現状です。

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愛知のかわいい方言「やに」の意味と使い方

愛知のかわいい方言の1つとして、「やに」という方言がありますが、「やに」とは、「~だね」、「~なのに」という意味であり、「せっかく買ってきたやに~(買ってきたのに~)」というように使われます。「やに」は三河弁の1つであり、三河地方に近い静岡県の方言の影響を受けている方言となっています。

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愛知のかわいい方言「かや」の意味と使い方

愛知のかわいい方言の1つとして、「かや」という方言がありますが、「かや」とは、「~ですか?」という意味であり、「明日は〇時に集合でえーんかや?(良いんですか?)」、「それ、本当かや?(本当ですか?)」というように確認を込めるように使われたり、驚きを持った疑問の言葉として使われます。

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愛知のかわいい方言「こずむ」の意味と使い方

愛知のかわいい方言の1つとして、「こずむ」という方言がありますが、「こずむ」とは、「沈んでいる」、「沈殿している」という意味であり、「ココアが溶けきれなくて、こずんでいるね(沈んでいるね)」、「まだこずんでいるから(沈んでいるから)、よくかき回しなさい」というように使われます。この方言は、静岡県寄りの三河地方で使われる方言であり、尾張地方の愛知県民には伝わらないことが多いです。

カップル

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愛知の語尾の方言「~だがや」の意味と使い方

愛知の語尾の方言の1つとして、「~だがや」という方言がありますが、「~だがや」とは、「~だよね」、「~でしょ」という意味であり、「そーだがや(そーだよね)」、「このラーメン、うめーがや(おいしい)」というように使われます。ですが、「だがや」を使う人は少なく、「だがや」の変化形である「だがん」、「がや」、「がね」が現在の主流となっています。

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愛知の語尾の方言「~ちょ」の意味と使い方

愛知の語尾の方言の1つとして、「~ちょ」という方言がありますが、「~ちょ」とは、「~ちょうだい」という意味であり、人に何か頼む時に、「これやっておいてちょ~(ちょうだい)」というように使われます。「~ちょ」とは、「頂戴」を略した言葉であり、元々は古語が由来となっています。

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愛知の語尾の方言「~まい」の意味と使い方

愛知の語尾の方言の1つとして、「~まい」という方言がありますが、「~まい」とは、「~しよう」という意味であり、誰かを誘う時に、「これからサッカーしに行かまい(行こう)」というように使われます。ちなみに、「~行こう」を例にとると、「~行かまい」、「~行くまい」、「~行こまい」の3通りあります。

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愛知の語尾の方言「~だに」の意味と使い方

愛知の語尾の方言の1つとして、「~だに」という方言がありますが、「~だに」とは、「~だよ」という意味であり、「今日のテスト100点だったに(だったよ)」というように使われます。「~だに」は、豊橋市や豊川市などの東三河地方でよく使われる一方で、西三河地方では使われない東三河弁の独特な言い回しの1つとなっています。

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愛知の語尾の方言「~じゃん」の意味と使い方

愛知の語尾の方言の1つとして、「~じゃん」という方言がありますが、「~じゃん」とは、「~じゃないんですか」という意味であり、三河弁でよく使われる一方で、尾張弁では使われない独特な言い回しの1つで、「別にいいじゃん(いいじゃないですか)」、「その服に合うじゃん(似合うじゃないですか)」というように使われます。

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愛知の語尾の方言「~だら」の意味と使い方

愛知の語尾の方言の1つとして、「~だら」という方言がありますが、「~だら」とは、「~でしょう」という意味であり、「~じゃん」と同様に、三河弁でよく使われる一方で、尾張弁では使われない独特な言い回しの1つで、「このカバン、あんたのだら(あんたのでしょ?)」、「明日、遊びに行くだら(遊びに行くんでしょ?)」というように使われます。

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愛知の語尾の方言「~りん」の意味と使い方

愛知の語尾の方言の1つとして、「~りん」という方言がありますが、「~りん」とは、「~じゃん」や「~だら」と同様に、三河弁でよく使われる一方で、尾張弁では使われない独特な言い回しの1つであり、「早く食べりん(早く食べて)」、「こっちに来てりん(来てください)」というように、誰かに「~してみて」という意味で使われます。

笑顔

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愛知の面白い方言「だちかん」の意味と使い方

愛知の面白い方言の1つとして、「だちかん」という方言がありますが、「だちかん」とは、「~してはいけない」、「どうにもならない」、「もうだめだ」という意味であり、「そんなことしとったら、だちかん(いけない)よ」、「もう、だちかんわぁ!(だめだぁ!)」というように使われます。「だちかん」という方言は、「埒が明かん」という言葉が変化して使われるようになった方言であり、愛知県に限らず、岐阜県や新潟県などでも使われています。

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愛知の面白い方言「やっとかめ」の意味と使い方

愛知の面白い方言の1つとして、「やっとかめ」という方言がありますが、「やっとかめ」とは、「久しぶり」という意味であり、「やっとかめだなも(お久しぶりですね)」というように使われます。「やっとかめ」を漢字で表記すると「八十日目」となり、「人の噂も75日」ということわざが転じて、「噂も聞かなくなるくらい、久しぶりに会ったね」を省略したものが「やっとかめ」となり、「久しぶり」という意味の方言として使われているのです。

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愛知の面白い方言「ちんちん」の意味と使い方

愛知の面白い方言の1つとして、「ちんちん」という方言がありますが、「ちんちん」とは、決して恥ずかしい意味ではなく、「熱い」という意味であり、「このコーヒーちんちん(熱い)だね」というように使われ、気温が高くて暑いというのではなく、飲み物や食べ物が熱い時に使われます。

ちなみに、「ちんちん」が比較級だとすると、最上級は「ちんちこちん」となります。愛知県出身の人同士で会話する分には良いかもしれませんが、この方言を使う際には話す相手を選ばないと、「この人は何を言っているんだ?」と、相手を困惑させることになってしまうかもしれません。

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愛知の面白い方言「けった」の意味と使い方

愛知の面白い方言の1つとして、「けった」という方言がありますが、「けった」とは、「自転車」という意味で、マウンテンバイクのことを「ケッタマシン」と呼ぶこともあり、「ケッタ貸して(自転車貸して)」というように使われます。ちなみに、「けった」の由来は、自転車に乗る際に地面を蹴るところからきており、自転車をこぐことを「けったくる」と独特な言い回しで表現します。

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愛知の面白い方言「こわす」の意味と使い方

愛知の面白い方言の1つとして、「こわす」という方言がありますが、「こわす」とは、「崩す」いう意味であり、「1万円札を千円札にこわして(崩して)」というように使われます。また、「こわす」は、愛知県に限らず、北陸地方や群馬県、九州の一部地域で使われることがあります。ちなみに、当たり前のように使われている「(お金を)崩す」という言葉も方言なのですが、共通語だと思って使っている人も多いです。

「こわす」は、江戸時代に広まったとされ、1930年の川端康成の浅草日記にも、「両替してくれ」という意味で、「こわしてくれ」という文章が掲載されています。そして、もともと愛知県で使われていた「こわす」が、福井県→石川県→富山県と広まっていったものの、だんだんと、一般的に使われている「崩す」に標準化していったと言われています。

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愛知の面白い方言「わやだが」の意味と使い方

愛知の面白い方言の1つとして、「わやだが」という方言がありますが、「わやだが」とは、「驚く」、「無茶苦茶」、「台無し」いう意味であり、「せっかくの宴会がわやだがや(台無しだ)」、「わやにしたっちゃる(めちゃくちゃにしてやります)」というように使われます。古語でも「無茶苦茶、理屈の立たぬ」という意味で使われていた言葉で、類義語には、「へったへりくそ」、「わやくちゃ」があります。

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愛知の面白い方言「まわし」の意味と使い方

愛知の面白い方言の1つとして、「まわし」という方言がありますが、「まわし」とは、「準備」、「支度」という意味であり、「そろそろ出かけるから、まわしといて(準備しておいて)」、「ちゃっとまわしせないかん(急いでしたくしないと駄目だ)」というように使われます。「まわし」は、愛知県に限らず、岐阜県でも使われている方言となっています。

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愛知の方言の意味と使い方一覧【かわいい|語尾|面白い】のまとめ

笑顔

以上で、愛知の方言の特徴や、意味と使い方、愛知の方言のイントネーションやアクセントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。愛知の方言は、「尾張弁」と「三河弁」の大きく2つに区別することができ、歴史や文化によって、同じ愛知県内でありながら、言葉や言い回し、イントネーションが異なるのが特徴です。

また、「みゃ~」や、「~りん」、「~ちょ」などの可愛い方言や、面白い方言もたくさんあるので、これをきっかけに、愛知県に訪れた際には、地元の人の言葉に耳を傾けてみて、様々な愛知の方言を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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