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2018/04/13

世界の幸福度ランキング!幸福度の基準や日本の幸福度は?

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目次

幸福度とは

幸福度とは一人一人の幸せだと感じる感情を見えるようにした度数です。見える化をして数値にしたものを幸せ指標といいます。経済状況だけで判断するのではなく、社会との関わりなども含めて評価するものです。

評価に関する機関を3つご紹介します。国際連合、イギリスNEF、スイスWINです。それぞれの機関によって調査方法が異なるので、幸福度ランキングに違いがあります。

世界基準に比べ日本の幸福度ランキングは高いのか低いのか見ていきましょう。また、幸福度が高かったり低かったりする要因についても見ていきましょう。

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幸福度はどこが調査している?幸福度の基準は?

幸せそうな人たち

調査機関

国際連合が行っているのは世界幸福度報告です。国際連合の持続可能開発ソリューションネットワークが発行するレポート結果で調査をしています。150以上の国や地域を対象とし、平均値を出しています。

イギリスNEFが公表しているのは地球幸福度指数です。国民の満足度や環境から感じているプレッシャーを調査して国の幸福度を測る指標です。約140の国を対象に調査しています。

スイスWINの調査はエコロジカル・フットプリントです。対象国に対して幸福度を5段階で評価してもらい、純粋幸福度を調査します。この調査は他のものに比べて対象国が少ないです。2017年は55か国が調査対象でした。

判断基準

世界幸福度報告では主観的に自分が幸せかどうかを0~10で判断する調査方法です。これを平均値化し、ランキングをつくっています。

この調査をするにあたり、幸せをつくる要素を6つに分けて調査しています。1つめは人口当たりのGDP、2つめは困った時に頼れる知人や親せきがいるかの社会的支援、3つめは健康寿命です。

4つめは人生の選択を満足のいくようにできているかの自由度、5つめは寄付をしたことがあるかなどの他者への寛容さ、最後は社会に対して不満や不安、腐敗があると感じているかどうかです。この6つの要素が人幸福度を構成していると考えています。この6つの要素は欧米の価値観よりの要素だと言われています。

地球幸福度指数では人間の真の豊かさは幸福と健康であるという考えが判断基準です。世界幸福度報告の主観幸福度調査結果に平均寿命と国内格差をかけあわせ、エコロジカル・フットプリントの数値で除したものです。

この調査は人間にとっての幸福度だけでなく、地球にとっての幸福度も配慮している点が他と異なる点です。環境の変化も人々の幸福に大きく関わることであると捉えているからです。

幸福度調査の判断基準は純粋幸福度です。人々の感情をメインに調査しています。自分が幸せかどうかを1~5段階で答えてもらいます。1はとても幸せ、2は幸せ、3は幸せでも不幸でもない、4は不幸、5はとても不幸です。

1と2を足したものから4と5を足したものを引くと純粋幸福度が算出されます。

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世界幸福度ランキングとは

国際連合は毎年3月20日を世界幸福デーに制定しました。そして、2012年から毎年この日にランキングが発表されるようになりました。

2018年は3月20日の世界幸福デーより先立って16日に発表されました。2014年は発表されなかったので、6回目の発表です。

今回ランキングに参加したのは156か国です。

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世界の幸福度ランキング

さっそく見ていきましょう。ランキング10位までをご紹介します。日本はランクインしているのか確認してみてください。

世界のランキング

10位:オーストラリア

オーストラリアは幸福度ランキングの上位常連国です。オーストラリアには数多くの観光地があり、毎年旅行者で賑わっています。

東海岸のゴールドコースト、シドニーのオオペラハウスが有名です。また、カンガルーやコアラにもにも会えることで人気です。

オーストラリアが10位にランクインしているのは経済的な理由が大きいです。雇用率の高さ、住居の広さ、安全な環境が平均値を上回っています。リーマンショックを逃れた国としても知られています。鉱山ブームのおかげで失業率も低いです。

また、オーストラリアの国民は穏やかで陽気な人が多いのも特徴の一つです。

9位:スウェーデン

スウェーデンも幸福度ランキングの上位常連です。スウェーデンの国民は「ちょうどいい生活」が贅沢であると捉えていることが大きいです。必要最低限のことはごちそうと同じである考えを持っているので、常に心に余裕があります。

スウェーデンでは午前10時にFikaと呼ばれる休憩タイムを楽しむ習慣があります。おいしいコーヒーとおやつを楽しみます。おやつはシナモンロールやシンプルなパンが多いです。おやつタイムを設けて楽しむことで心に余裕を持ち続けることができます。

スウェーデンの人たちは仕事よりも家族優先です。家族の行事で休みたいと言いやすい環境にあるのも幸福度が高い理由の一つです。

8位:ニュージーランド

ニュージーランドは日本と比べたら物価も高く田舎です。しかしニュージーランドの幸福度はとても高いです。

幸福度が高い理由は豊かな大自然です。人間の力では作り出すことのできない圧倒的な自然の力に豊かさと幸せを感じています。

特に、アウトドアが好きな人にとってはこの上ない幸せの国です。

7位:カナダ

カナダは人生の選択を自由にできる満足度がに高い特徴があります。カナダにはいろんな国の人が暮らしていることが理由だと考えられます。

肌の色や宗教は様々で、同性愛者の人もオープンで暮らしています。人はそれぞれ違っていてそれでいいという考えが根底にあるからです。

人生を人に任せるのではなく自分が責任を持って決めていく事は大変です。大変ですが、自由で幸せな事です。

6位:オランダ

オランダの教育はとても自由です。教育の自由が幸福度の高さにつながっています。

国はそれぞれの学校がどのような教材を使うのか、どんな宗教の考え方を持っているのか、時間割や教科はどういうスタイルで行っているかについて口出しをしません。つまり、学校ごとに教育方針が異なるので多種多様な教育環境があります。

自分たちがどのような教育環境で学ぶのか選択できる自由は幸福度の高さにつながります。

5位:スイス

スイスは自然が豊かで街全体が静かな国です。人々が穏やかに暮らしているのがうかがえます。

スイスの人は食生活に気をつかっており、添加物の少ない健康的な食事をいつもとっています。健康であることは何よりも幸せな事です。

また、公共の場所も綺麗であるのは国民全体が豊かな暮らしをしようと取り組んでいるからです。

4位:アイスランド

国民の4分の3が幸せだと感じているのがアイスランドです。多くの絶景場所があり、観光地としても大人気の国です。

アイスランドは一日の天気がコロコロと変わり、物価も高いです。6月7月は太陽が沈まない白夜になります。これだけ聞くと幸せな環境なのかと疑問を抱く人もいるでしょう。

アイスランドの人たちは物価が高いため家で食事をとることが多いです。多くの人が集まり、バーベキューをして楽しむことが日常です。

アイスランドには正社員制度はありません。みな平等で働く環境が整っているのが幸福度の高さにつながっています。

3位:デンマーク

デンマークの幸福度が高い理由に労働時間が短いことが挙げられます。週37時間労働までという協約がデンマークにはあります。週に5日勤務したとしても残業なしです。また、年間6週間の休みを取る決まりもあります。

仕事ばかりの人生を送っていると自ずとストレスが溜まっていきます。メリハリのある生活が幸福度を高めてくれます。

また、女性の社会進出は他の国に比べてとても高いです。女性も働きやすい環境が整っていることはとても素晴らしいことです。

国民の医療負担も少なく、保証も手厚いので老後も豊かに暮らすことができます。

2位:ノルウェー

豊かな大自然が特徴的なノルウェーは2017年の幸福度ランキング1位でした。ノルウェーの面積は日本とほぼ同じです。

ノルウェーにも四季があります。夏が短く、冬が長いです。しかし、一年を通して比較的温暖な気候です。

また、治安もいいので暮らしやすい国であるといえます。安心して暮らせることは心の平穏にかかわることです。

長期休暇には子どもだけでなく大人もしっかり休んで楽しむのがノルウェーの人たちです。自然が豊かなので、アウトドアを楽しむ人が多いです。

ノルウェーは社会福祉がとても充実しているので老後も安心して暮らすことができます。

1位:フィンランド

幸福度ランキング一位に輝いたのはフィンランドです。すべてにおける自由度の高さが特徴的な国です。また、教育や福祉、介護が充実している国としても有名です。

フィンランドでは学歴の差がないので学歴差別が存在しません。また、日本のような就職活動もありません。

フィンランドではいい会社につくことは重要ではありません。自分がやりたい仕事ができるかどうかが大切だと捉えています。

フィンランドでは事実婚が認められています。また、離婚も片側のみの申し出で成立するのも日本と大きく違う点です。

フィンランドではこれが正しい人生に送り方だ、勝ち組だという価値観は存在しません。人それぞれが自分に合った豊かな人生を選べています。

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日本の幸福度はどれくらい?

気になるのが日本の幸せです。日本は幸福度ランキングのうち54位でした。前回の順位よりも下がっています。

経済も発展しており、公共交通機関もしっかりして移動も便利です。比較的治安もよく、一年を通して四季があって過ごしやすい環境だといえます。

経済大国と言われている日本の幸福度が低いのは国民性にあります。我慢が美徳であると考える人が多いからです。我慢をし続けると自由を感じられなくなり、窮屈な思いで生きていく事になります。

また、日本ではこうすることが当たり前だという暗黙のルールが存在します。人の目を気にする人が多いということです。経済は発展しているけれど、自由を感じられる人が少ないのが日本です。

都市部では人の多さも幸福度が低い理由の一つです。満員電車や日々の生活で人の存在を感じすぎるのもストレス型あります。

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幸福度が低い国の要因

悲しそうな人

要因①:命の危険にさらされている環境

幸福度ランキングの下位には紛争地域や政情が不安定な国がランクインしています。常に命の危険にさらされている環境で暮らしている人々は幸せを感じられません。

ワーストワンの中央アフリカ共和国では平均寿命が50歳前後です。医療環境も整っていない環境です。

要因②:食べるものに困っている環境

国全体が貧しいことも要因の一つです。食べることがままならない環境で、常に食糧不足に陥っています。栄養失調で苦しむ人々が多くいます。また、衛生状態が良い水を飲めない人もいます。

暮らしていく環境が整っていない国に暮らす人々は、日々生きることだけに精一杯です。教育や娯楽などをする余裕もありません。

幸せを感じる心のゆとりが作れないのは大きな問題です。

要因③:教育の環境が整っていない

発展途上国では教育を受ける環境が整っていない国が多くあります。学ぶことは人間にとってとても重要なことであり、幸せを感じることです。

知識を身につけるからこそ豊かな生活を送る知恵を手に入れることができます。知識を得られないまま過ごしていくと生活水準は上がらず、何が幸せなのかも考えられなくなってしまいます。

要因④:政府への信頼が薄い

幸せの度合いをはかるのに政府への信頼度があります。幸福度が低い国は政府へ不信感を抱いています

国を動かすトップの人間を信じることができないと、自分の将来の不安が高まっていきます。今の安全は保たれるのか、将来年老いた時の保障はきちんとしてくれるかどうかが不透明だと不信感を抱きます。

お金のためではなく、強い志を持って国のトップに立ってくれているんと感じられないと不満を抱いてしまいます。国民からの税金を有効活用してくれるトップを望んでいるからです。

要因⑤:多様性を受け入れない

人間の価値観や幸せのかたちはそれぞれ違います。自分と異なる価値観や宗教、人種がいても当たり前だと感じられないのが幸福度の低い国の特徴です。他者を受け入れるキャパが狭いです。

特に日本はみんなと同じであることが正しいという風潮があります。少しでも列や輪を乱そうものなら大勢で正そうと躍起になります。

知らず知らずのうちに、これが正しいという固定概念ができあがってしまいます。みんなが同じものに向かって生きている国には自由がありません。どんなに豊かな環境であっても、自由がないことは不幸です。

要因⑥:選択の自由がない

人間にとって自由はとても重要なものです。自分の気持ちを大切にして、心の声に耳を傾けることで幸せを見つけることができます。

しかし、幸福度が低い国では自分の気持ちを大切にすることが難しい特徴があります。すでに自分が生きていく道を決められてしまっていたり、人の目を気にして好きな道を選ぶことができません。

自由に生きることはいけないことだとさえ捉えてしまっている国もあります。周りに従うことこそが正義であるという価値観の元で生きていると、幸せな感情を抱くことができません。

自分の気持ちを大切にできないまま生きていく事はとても苦しく辛いことです。

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幸福度の高い国の要因

要因①:社会保障の制度の充実

社会保障の制度が充実していることは幸せにつながることです。老後に不安を抱えながら生きることがないからです。

幸福度ランキング上位国は税金が高いです。しかし、その分しっかりとした社会保障制度があるので心にゆとりをもって生きていくことができます。

社会保障がしっかりしているということは国のトップを信頼できることです。国を動かす人間を信頼できることは、その国で暮らすことに幸せを感じられるからです。

要因②:女性の社会進出

幸せを感じる国では女性の社会進出が高い傾向にあります。女性も働きやすい環境が整っています。

女性は家事と育児だけで精いっぱいという時代ではありません。仕事を生きがいとしている女性が多い国は豊かな国と言えます。また、男性と対等に働くことができる環境であることも重要なポイントです。

要因③:高度な医療制度

幸福感を得られる国には高度な医療制度が整っています。医療の世界は日々進歩しています。しかし、その医療が受け入れられる環境にいなければ意味がありません。

自分の国の医療制度が高度であるということは強い安心感を与えてくれます。ケガや病気になっても悲観することはないと考えられることはとても幸せな事です。

要因④:働く環境が整っている

ランキングの上位常連国は働く環境がとても整っています。残業が当たり前にならないように一週間に働くことができる時間を決めてしまっている国もあります。

日本では労働環境の問題が度々話題になります。ブラック企業という言葉があるのは日本の労働環境の悪さを示しています。

仕事だけで人生の大半の時間を使ってしまうのはストレスの原因になり、幸せを感じられなくなってしまいます。プライベートの時間がしっかりあってこその人生です。

仕事とプライベートのオンオフがきちんとある人ほど、仕事でいいパフォーマンスをすることができます。また、プライベートの時間をつくれることは家族との時間が増えることです。家族と過ごす時間が多ければ多いほど幸せを感じます。

要因⑤:良好な教育環境

幸せを感じられる国の多くは教育環境が充実しています。子どもの頃からきちんと学ぶことができ、自分で学びたいものを選択することもできます。

所得が高い低い関係なく平等に教育を受けることができる国の人々は幸福感を得ることができます。人間にとって学ぶことは豊かな人生を送る上で重要な事だからです。

要因⑥:自由に生きられる

自由に生きられることは幸せです。自分の気持ちを大切にして生きることでか得られない幸せは数多くあります。

幸せな国では個人の自由、選択の自由を尊重しています。人それぞれに個性があり、どんな生き方がってもいいと考えています。他者を受け入れられる人が多い国は心が豊かで幸せです。

自由に生きることで傷つくこともあるでしょう。しかし、幸せな国の人々はそれも含めて受け入れています。

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幸福度は自分が決めるもの

いかがでしたでしょうか。幸福度について詳しくご紹介してきました。

世界には幸福度を判断する機関があり、ランキングも存在します。ランキング上位国には日本にはない制度や考え方があります。

日本は経済大国であり、食料も豊富です。しかし、幸福度ランキングは下がっています。小さな島国だからこそ視野が狭まってしまっていることが原因の一つとして考えられます。

周りに合わせることや周りがどう思うかに幸せの焦点を合わせていてはいつまでも幸福感を得ることはできません。幸せは自分で決めるものです。

自分の気持ちを大切に、自由に生きられる人が幸せな人です。

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