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2018/04/23

お小遣いの平均額【サラリーマンの夫|妻|子供|学生】

お小遣い、どのくらいが平均金額なのか気になりますよね。サラリーマンの旦那さん・妻・大学生・高校生・中学生・小学生に分けて、お小遣いの平均金額および相場をご紹介していますので、どのくらいあげたら良いのか?という時の参考にしてください。また、子供さんへのお小遣いのあげ方についても説明しています!

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お小遣いの平均は?

お小遣いの金額は個人や家庭の事情によって異なりますが、一般的な平均金額(相場)が存在しています。サラリーマンの旦那さんには月給の何割を渡せば良いのか、妻は専業主婦と兼業主婦で金額が異なるのか、子供は学業の段階で違うのかなど、それらのことは平均金額を見ると分かります。

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サラリーマンの旦那へのお小遣いの相場と平均金額

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サラリーマンの旦那さんには、どのくらいのお小遣いが渡されているのでしょうか。その相場と平均金額を、ご紹介します。

月収の何割?

旦那さんがサラリーマンの場合、「月収の10%」をお小遣いとしている家庭が多いようです。月収30万円なら、月3万円のお小遣い。月収55万円なら、月5万円5千円のお小遣いといった感じになります。

しかしながら、家庭の事情によっては月収の10%以下になることも珍しくはありません。「妻は働いているのか?」「子供はいるのか?」「子供がいるなら何人いるのか?」などの家庭的事情によっては、月収の10%にならないため、月収が高いほどお小遣いが高いとは限らないようです。

あくまで相場としての割合数値ですので、「サラリーマンの旦那さんにお小遣いをどれくらいあげたら良いのか分からない」という時の参考にしてください。

平均金額は?

相場の割合数値としては月収の10%でしたが、金額としての平均は「3万8000円〜3万7000円」となっています。この平均値からすると、旦那さんがサラリーマンの場合、月収30万円〜40万円くらいの月収を得ている家庭が多いことが分かります。

高度成長期であったバブル時代のサラリーマンは、月のお小遣い平均が7万7000円でしたが、バブルが弾けてからは低下傾向で、近年は3万円台に収まっています。

細かい要素を踏まえると、20代の方が若干高め・未婚の方が高い(平均4万3000円)・子供がいない夫婦の場合も高め・子供がいる共働き家庭は平均3万1000円・子供がいて妻が専業主婦の家庭は平均2万7000円となっています。

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妻へのお小遣いの相場と平均金額は?専業主婦と兼業主婦で違う?

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奥さん(妻)には、専業主婦と兼業主婦が存在します。その2つの要素に分けて、お小遣いの相場と平均金額をお伝えしていきます。

専業主婦の場合

専業主婦とは「主婦業のみで、就業していない妻」のことを言います。主婦業にあたるのは、掃除・洗濯・炊事など家庭生活におけるさまざまなことです。

「主婦業はやって当たり前」ではありますが、「業」とあるように「仕事」ですので、旦那さんが金銭管理をしている場合は、専業主婦の妻に、それなりのお小遣いを与えるべきだと考えられています。

月収の何割?

専業主婦のお小遣いは、「世帯年収2%〜3%」という割合になっています。500万円なら、年間10万円〜12万円といった感じになります。サラリーマンの旦那さんへのお小遣いと違う点は、「年収」で考えているところです。

就業者へのお小遣いは「月収換算」、専業主婦へのお小遣いは「年収換算」で金額を出します。旦那さんの収入によっては、もう少し高い割合数値になります。また、必要に応じて、家庭内の金銭管理者がお小遣いを渡すケースも多いです。

平均金額は?

お小遣いの割合数値は世帯年収2%〜3%でしたが、平均金額としては「1万円〜1万5000円」となっています。専業主婦の方は外に出てお金を使う機会が少ないため、2ヵ月に1回の美容院代・化粧品代・たまに買う衣類代を踏まえても、月1万円〜1万5000円のお小遣いで事足ります。

年間で見ると、年8万円のお小遣いがあれば不自由はありません。習い事など他の要素が加われば、出費金額は違ってきます。また、平均値と言うだけで、家庭により事情は異なります。

兼業主婦の場合

兼業主婦とは、「主婦業の他に就業している妻」のことです。パート勤務の方が多いとされますが、現代は正社員での兼業主婦も少なくありません。また、アルバイト勤務の方がいないわけでもありません。

「仕事もして家事もしては大変」なので、祖父母も含めた家族で分担をしたり、市販食品や外食を用いたり、家政婦などを雇ったりする家庭もあります。もちろん、仕事の傍ら家事も効率的に熟せている兼業主婦の方もいます。

月収の何割?

兼業主婦のお小遣いは、「専業主婦とあまり変わらない割合数値」となっています。専業主婦よりは若干高いと言えますが、大きな差はないようです。

「働いて家事もしているのに、家事だけの場合とあまり変わらないなんて」と衝撃を受ける方もいるでしょう。実情としては、子供がいれば専業主婦と大差ないお小遣い金額、子供がいなければ倍以上のお小遣いになる場合が多いです。

平均金額は?

兼業主婦のお小遣い平均金額は、「1万5000円〜2万円」です。専業主婦のお小遣い平均金額は「1万円〜1万5000円」でしたので、それほど大きな差はないことが分かります。

兼業主婦のお小遣い金額は、「2万円〜4万円」の家庭も少なくはありません。その場合は、専業主婦と多少の差が出てきます。子供がいない夫婦で、妻が専業主婦と言うよりは、共働きと言う表現が合っている場合、お小遣い平均金額は「6万円」となっています。

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子供へのお小遣いの相場と平均金額

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子供と言っても、小学生・中学生・高校生・大学生など、年齢の幅は広いものになります。成長段階によってお金の使い道などが変化するため、段階によってお小遣いの相場や平均金額にも違いが現れます。

小学生の場合

月1回の小遣い平均金額は、低学年・中学年・高学年といった、段階によって変化します。低学年(1年生〜2年生)のお小遣い平均金額は、「200円〜400円」です。中学年になると、お小遣い平均金額は「400円〜900円」になります。高学年のお小遣い平均金額は、「500円〜1000円」です。

低学年よりも中学年、中学年よりも高学年の平均金額が高いという結果になっています。年齢が上がるごとに使い道も増えることから、こういった結果になっているようです。ただし、この結果は「月1回」という「定期お小遣い制」の家庭を対象としています。

小学生のうちは「お手伝い制」や「必要に応じる制」の家庭も多いため、「お小遣いは貰っていない」子供も少なくありません。お手伝い制が最も低い平均金額になる傾向があり、必要に応じる制の家庭は「子供がどうお金を使うのか」によって、ひと月あたりの金額にかなりの差が出ます。

子供自身の出費が多い場合は、定期お小遣い制にした方が、ひと月あたりにかかるお小遣い費用が減るという統計結果があります。「親のお金を自由に使える」環境は、大人になってからが心配です。「自分のお金で使い道を考えさせる」ことをしましょう。

中学生の場合

義務教育に含まれる中学校という段階ですが、小学校を卒業した後に進むこととなる学力教育の場です。小学校に通う生徒は小学生と呼ばれますが、中学校に通う生徒は中学生と言います。中学生は小学生よりも学年的に上となるわけですが、小学生と比較して、お小遣いにも変化が見られます。

中学生のお小遣い平均金額は、「1000円〜2500円」です。中学生になる手前の小学校高学年は、お小遣い平均金額が「500円〜1000円」でしたので、平均値が高くなっていることが分かります。しかしながら、小学生の時に「必要に応じる制」であった場合は、中学生になってもそのようなお小遣いのあげ方をしている家庭も少なくありません。

「年齢が上がるごとにお小遣い金額を増やす」ことは「何もしなくても昇給する」ことと同じであり、努力が養われないとして、良くないお小遣いのあげ方だと言われています。

平均値が、小学生よりも中学生の方が高くなるのは「お金の使い道が変わるから」です。中学生にもなると、交際費に出費する人が増えてきます。また、学力の向上と共に現実的に考える力も身に付いているはずなので、お札を含む金銭管理を自分でさせることも、ある程度必要と言えます。

高校生の場合

高校課程は、小学校や中学校とは違い、義務教育ではありません。しかしながら、就職・将来の夢・家族の意見などの問題で、通う人が多い課程です。日本では、高校生は大人の一歩手前とされていますが、お小遣いの平均金額は「5000円〜5300円」となっています。

小学生は「500円〜1000円」、中学生は小学生よりも高い「1000円〜2500円」でしたが、高校生は小学生や中学生よりも段違いに高い「5000円台」が平均値です。「高い」と思われることも多い平均値ですが、高校生は大人の一歩手前として、行動範囲が広がります。すると、交通費という出費が生じます。

アルバイト可能な学校であれば、自分のお小遣いは自分で用意する人もいますが、アルバイト禁止な学校に通っている・アルバイトよりも勉強をしてほしい家族がいる場合には、5000円代のお小遣いとなる家庭が多いようです。

小学生や中学生の時のまま、必要に応じる制でお小遣いをあげている家庭もあるようですが、大半の高校生は自分で金銭管理を行いたいとして、定期お小遣い制でお小遣いを貰っています。使い道が広がる時期ですので、お小遣いのあげ方や使い道の把握は、必要なことだと言えます。

大学生の場合

小学校や中学校という義務教育を終えて、高校に進学した場合、高校卒業と同時に働き始める人もいれば、大学へ進学する人もいます。大学の卒業資格があれば、就職も有利になりますし、大学資格を要する仕事に就く道も開けます。大学生は最早大人ですが、親からのお小遣いを貰っている人もいます。

大学生のお小遣い平均金額は「8万4000円」ですが、この金額には学費や生活費も含まれています。小学生・中学生・高校生・サラリーマン・妻などで言うお小遣いは「自分の自由に使える分」のことですので、その意味で考えると、大学生のお小遣い平均の実情は「2万3000円くらい」だと言われています。

女子大学生を対象としたアンケート調査によると、全体の6割はお小遣いを貰っておらず、貰っているとしても「5000円〜1万円」が相場になっています。この調査結果からすると、「平均金額は小学校〜大学までで上昇傾向ではあるが、大学生=大人として、お小遣いを貰っていない人も多くなる」のが大学生のお小遣い事情です。

親が払うのは学費(奨学金も含む)と生活費のみであり、「好きに使いたい分がほしいならアルバイトで働きなさい」というルールにしている家庭が大半ということです。

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子供へのお小遣いのあげ方は?

お金

子供は、金銭感覚も成長途中です。そのため、親がどのようにお小遣いを与えるのかによって、大人に近付くにつれて出来上がってくる金銭感覚が異なります。

「お金は何もしないで生まれない・お金は使えば少なくなっていく・お金は借りない方が良い・お金は借りたら必ず返す」など、常識的なことが分かるようになります。常識と言いましたが、世の中の実情としては、上記のことを常識として守っていない人も少なくはないのです。

①決めた分で与えること

「ほしいと言えば貰える」それが当たり前になると、金銭管理が狂います。努力しなくても得られるお金の金額は低額にすることで、「お金は楽して得られないもの」という認識が生まれます。

子供の頃は就労をしないのが通常ですので、お小遣いは定額制・たまに高くない菓子類や玩具類を親が買う時には「100円まで」などと上限を決める・「100点取ったら100円」など努力する部分でお小遣いを発生させる・お手伝い代は予め決めておくなどの工夫をすると良いでしょう。

金額を決めておくことで、子供でも所持金を管理する能力が身につきます。「これをやるといくら貰えて、これを買うにはどのくらい必要で、何を頑張ろうか」など、収支帳をつけるような考え方が芽生えてくるでしょう。

②お金は働くことで得られるもの

「お金は楽して得られないもの」=「お金は働くこと(努力すること)で得られるもの」です。小学生〜中学生といった就労できない年代の場合は、お手伝い=働くことになります。お皿洗い・洗濯をたたむ・お風呂掃除などの家事を手伝うことで、お小遣いが発生する家庭は少なくありません。

しかしながら、お手伝い制で親側が心配になることは「やったから頂戴」と言ったように「奉仕の心を忘れた働き方をするようになるのではないか?」ということです。対価は重要ですが、「お金お金」で働くだけでは「(相手のためを考えて尽くす)愛情面」に問題が生じます。特に、家族間で「お金くれないと何もしない」人がいると、温かみがなくてショックが大きいこともあります。

そのため、お手伝い制のお小遣いは「ありがとう・助かった・手伝ってくれて嬉しい」など、感謝を伝える言葉を忘れないようにしましょう。感謝を伝えることで、「働くことの面白み」が分かってきたり、「役に立つことで得られる心の充実感」につながります。

③小学生までは小銭で渡す方が良い

小学生のうちは、「数が多い方が何か嬉しい」感覚になるのが普通とされます。なぜなら、「お菓子がたくさんあったら嬉しい・自分が好きなキャラクター物がたくさんあったら嬉しい」ことと一緒だからです。要するに、「お金の額を理解できていない」のです。

そのため、小学生までは「10円が10枚で100円玉と同じ金額になる・100円玉が10枚で千円札と同じく金銭になる」などの計算を学ばせる必要があります。

「買いたいゲームは2100円だけど、月のお小遣いは300円。何ヶ月経てば買えるようになるのか?早く買うためには何をすれば良いのか?(お手伝いやテストで100点とるなど)」と言った考え方ができるようになるでしょう。また、算数の理解に役立つことがあると言えます。

④年功序列は金額に注意

お小遣いの年功序列、すなわち「年齢が上がるごとにお手伝い金額も増やす」あげ方です。これは、「努力しなくても収入が増える」という誤解につながります。日本には「年齢が上の方が偉い」と言った思考を持っている人が少なくありませんが、「年齢は勝手に高くなるもの」です。つまり、何もしなくても毎年1歳ずつ上がっていきます。

歳をとることには、何の努力もありません。生きる中での努力はあったとしても、年齢が増えることに努力できる人は誰もいません。なぜなら、生まれてから1年経てば誰もが年齢を増すからです。このことから、お小遣いの年功序列は誤った考え方につながる可能性があり、注意が必要なのです。

小学生から中学生、中学生から高校生、高校生から大学生といった就学段階でお小遣い金額を少しずつ上げていくのは良いでしょう。6歳から7歳になってお小遣いがあがる、10歳から11歳になってお小遣いがあがるといった短期での昇給は、子供の金銭感覚のためにも、控えることをおすすめします。

⑤貸し借りはさせない

お金の貸し借りが普通になってしまうと、大人になってからが心配です。他人や貸金会社から借りたお金を返さない・足りない時には他者や貸金会社から借りれば良いという安易な考え方が生まれる・信用の有無も気にせず貸してしまうなど、大人の経済としては、取り返しのつかないことになり得ます。

そのため、子供のうちでも貸し借りはさせない方が良いでしょう。また、親からの前借もいけません。「これがほしい」という時にお金がない、そんな時に親が「前借を率先して行う」と「お金に関して我慢ができない人」になります。

どうしても前借したい場合には、親が率先しないこと・「後で返す」約束をすること・その約束を必要以上に延ばした時には今後お小遣いを渡さないなど、「返さないと不利になるのは借りた側」といった認識をさせる条件を、約束という形で伝えましょう。

これは「厳しい」のではなく、「子供が大人になった時に困らないように」そして「誰かを困らせる大人にならないように」するための教えです。

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お小遣いの平均額【サラリーマンの夫|妻|子供|学生】のまとめ

サラリーマンの旦那さん・妻(専業主婦or兼業主婦)・子供(小学生/中学生/高校生/大学生)のお小遣い平均は、全員違うことが分かりました。サラリーマンの旦那さんは大黒柱となり得るため「3万7000円〜3万8000円」で、妻の主婦業は専業・兼業も大差なく「1万円〜2万円」が平均でした。

子供は就学段階で高くなっていく傾向がありますが、金銭に関しての常識が養われるように、あげ方には注意が必要です。金額を見ると、家族全員のお小遣いだけでも、なかなかの出費になることが分かります。家庭により各自のお小遣い事情は変わってきますので、平均は参考程度に考えましょう。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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