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2018/04/24

東北の方言・東北弁の種類と特徴、意味、使い方【語尾|かわいい】

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東北の方言・東北弁の種類と特徴をご紹介

「方言女子」「方言男子」という言葉が出回るくらい人気が高い方言。中でも東北弁は語尾やイントネーションに特徴があって、かわいいので人気が高いです。東北弁の中にも種類があり、語尾や使い方が異なるケースも。ここでは東北弁の使い方を例文を交えてご紹介します。

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東北の方言・東北弁の種類と特徴

水しぶき

青森の方言の種類と特徴

青森県は東西に広い県であり、中央に奥羽山脈があります。奥羽山脈を境に「南部弁」「津軽弁」に分かれていて、一言で「青森弁」と言っても2つの種類が存在します。

例えば「こっちに来てください」を青森弁の「南部弁」で言うと「こっちゃおんであれ」と柔らかな印象になります。しかし「津軽弁」では「こさこいへ」と何ともさっぱりした印象の言い方になります。

国内には様々な方言が存在しますが、たった一文字だけで表現できるのは青森弁だけです。例を挙げてみましょう。

●「私」…「わ」

●「あなた」…「な」

●「何もない」…「ね」

●「け」…「食べなさい」または「かゆい」

●「め」…「おいしい」

長い間滞在していなければスムーズに会話するのは難しいでしょう。

秋田の方言の種類と特徴

秋田弁は鹿角、大館北秋田、能代山本の「北部方言」、秋田、男鹿、潟上南秋田の「中央方言」、大仙仙北、横手、湯沢雄勝、本荘由利の「南部方言」の3種類があります。

以前、鹿角地方は南部藩、本荘由利地方は本荘・矢島・亀田の3藩に属していたため、他の地域と異なる特有のなまりがあります。そのため細かく分けると「鹿角方言」「県北方言」「中央方言」「県南方言」「由利方言」の5つに分類されます。

尊敬語で「そうです」を各地域の言葉で言うと以下のようになります。

●鹿角方言…「ソーダンシ」

●県北方言…「ンダッシ」

●中央方言…「ンダッシ」「ソーデアンシ」

●県南方言…「ンダンシ」

●由利方言…「ンデゴザリアンシ」「ンデガンシ」

岩手の方言の種類と特徴

岩手弁と言えば、朝の連続ドラマ小説の人気作品「あまちゃん」で取り上げられたことで話題になりました。のん(本名: 能年玲奈)演じるヒロインの天野アキをはじめ登場人物が東北弁を話し、中でも岩手弁の「じぇじぇじぇ」は2013年の新語・流行語大賞を受賞するほど世間に認知される言葉になりました。

岩手弁には法則化できるものがあります。まず、形容詞の「~い」を省略するパターン。この場合、語尾を強調します。

●うまい…うめ

●寒い…さむ

●辛い…つれ

2つ目の音が「カ行」「タ行」の場合、濁点をつける。この場合も語尾を強調しましょう。

●イカ…いが

●泣く…なぐ

●酒、鮭…さげ

語尾に濁音をつけることが多い。

●~でし…~だ (そうです=んだ)

●~でしょう…~べ (来たでしょう=来たべ)

●~か?…~が (そうですか=んだが)

宮城の方言の種類と特徴

宮城弁とは、いわゆる「ズーズー弁」が多用されています。また、マンガの「うる星やつら」のラムちゃんが使う「~だっちゃ」が使われることでも有名です。

宮城弁の中でも若い人たちにも使用されることが多い「だから」。日常的に使用されていて、「~だよね」と同意する時に使われます。ただし使う相手に注意が必要です。宮城弁を使う人でなければ意味がわからず、「だから何?」と言われてしまうことも。また、タメ口として使用されるため目上の人に対して「だから」と言うのは失礼に当たります。相手をよく考えて使用しましょう。

「とても」「すごく」と言う意味を持つ「いきなり」。標準語の意味とは異なりますね。若者言葉で言うと、「超」のようなニュアンスです。「だから」と同じように、小さな子どもから大人まで多くの宮城県民に使用される言葉です。「いきなりうける」は「超うける」、「いきなり寒い」は「すごく寒い」このように使いましょう。

山形の方言の種類と特徴

山形弁は地域によって「村山弁」「新庄弁」「置賜弁」「庄内弁」に分かれていて、方言も言い回しも異なることがあります。基本的に「そうだ」「そうです(yes)」の意味を持ちます。また、同調する時、相槌(あいづち)を打つときにも「そうだ」が使われます

●村山弁…んだず、んだべした

●新庄弁…んだにゃー

●置賜弁…んだごで

●庄内弁…んだのー

このように地域によって少しづつ異なります。また、「んだ、んだ」と連呼することがありますが、これは「んだ」を強調していて「そう、そう」という意味です。

他には、山形弁でかき混ぜることを「かます」と言います。料理をしている時に「卵かまして」と言われたら、「卵をかき混ぜて」という意味です。これは他県の人にはわかりづらいかもしれませんね。

山形弁は基本的に柔らかい雰囲気で温かい言葉遣いの多い方言です。

福島の方言の種類と特徴

福島弁も他県のように地域差がありますが、基本的には全域で「福島弁」が広く使用されています。

「柿」のことを「カギ」、「酒」を「サゲ」など、濁音が付くことが多い特徴があります。言葉の途中や最後のガ行はカ行に、子音をgとなっにして、元からガ行の子音の場合は鼻濁音化してnと発音されます。

相手に同意を求める「~でしょうか」「~ではないですか」「だべ」「だんべ」「だべした」と言います。いわゆるベえ言葉ですね。また、犬のことを「犬っこ」朝を「朝っぱら」と言うなど、語尾が特徴的な方言です。

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東北の方言・東北弁のイントネーション・アクセント

「シ」と「ス」の発音が絶妙で、どちらにも聞こえるような中間の発音や区別がつかないケースも多い特徴があります。
例えば、東北北部の一部地域での発音を見てみましょう。

●チーズ…ツーヅ

●スシ…スス

一見大げさに感じてしまいますが、このような発音方法が行われていて、東北だけでなく北陸や山陰で使用されることもあります。

「イ」 と「エ」の区別が曖昧であること、単語の中の清音が濁音化されてしまうこと、濁音にの鼻音が追加され、べーべー言葉、東北北部では形容詞の使われ方が簡易になっていることなどが東北弁の特徴として挙げられます。

多少の地域差があるものの、一つの例として「分からない」という言葉を「わがんね」という地域は多いです。しかし東北で使われる「わがんね」は基本的には「駄目」という意味を持ちます。「理解できない」「わがんね」とは異なってしまいます。

また、東北弁は英語やフランス語に聞こえてしまうことがあると言われています。以前テレビCMで、フランス風のCMと見せかけて実は東北弁で話している、というものがありました。口を開きすぎずに少し早い口調で話すため、まるでフランス語のように聞こえてしまいます。

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東北弁のよく聞く方言「しばれる」

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有名な方言なので耳にしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。「しばれる」とは「寒い」という意味です。聞き慣れないと「縛れる」と思ってしまうことがあります。

「今日はしばれるね」「明日はしばれるってよ」と言うように使用します。「しばれる」は岩手県内で多く使われていますが、東北地方全域でも広く使用されています。さらに東北を越えて北海道で方言として使用される地域もあるほど広く浸透しています。

北日本の中で広く使われていると言っても過言ではない「しばれる」。寒いところで「しばれる」と言ってみると、あまり口を開けずに発音できるため言いやすい上に言葉と意味合いが遠すぎないのでしっくりきますよ。

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東北弁のよく聞く方言「いずい」

こちらも東北だけではなく北海道の一部地域で使用されることがある言葉。「いずい」「かゆい」のような言葉ですが、かきむしるほどのかゆみを表現するわけではありません。

「目がいずい」「鼻がいずい」のように使われますが、かゆいと言うより不快感・違和感を示すような言葉です。目にゴミが入ってゴロゴロする時、鼻にゴミがついている時、長袖を重ね着する時に下のシャツが袖の中でくしゃくしゃになってしまった時、違和感を感じますよね。まさに「いずい」の状態です。

発音は「ず」を少し強調します。方言には標準語では表しにくい絶妙なニュアンスを表現する言葉がありますね。
「いずい」を東北地方に行った時に使えば、微妙な状態を理解して貰えるので、なんだか嬉しい気持ちになります。

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東北弁のよく聞く方言「投げる」の意味と使い方

標準語では「ゴミを捨てる」と言いますが、東北弁では「ゴミを投げる」と言います。

例えば靴下に穴が開いてしまった時、「靴下投げれば?」洋服が古くなった時に「その服投げようか」のように使われますが、東北弁に慣れていないと「?」となってしまいそうですね。

「捨てないで」と言う場合はどのような言葉になるのでしょうか?
「もったいないから、捨てないでとっておきなさい」と言う場合「もったいないがら、なげねでとっとけ」と言います。「捨てないで」は「投げないで」となり、「~ない」が「ね」になります。この発音によって東北弁らしさが出ますね。

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東北弁の語尾の方言「こわい」の意味と使い方

恐ろしい時、恐怖を感じた時に使用する「こわい」ですが、東北弁では意味が異なります。東北弁では体が疲れている状態の時のことを「こわい」と言います。この言葉も東北全域と北海道の一部地域で使用される言葉です。

●「ずっと歩いできたがら足がこわい」…「ずっと歩いてきたから足が疲れた」

●「荷物多くてくたびっちゃ。腰がこわいがら休憩さしてけろ」
 …「荷物が多くて、くたびれたよ。腰が痛いから休憩させてね」

ポイントは「こわい」と「くたびっちゃ」の使い分け。体の一部の疲労感を示す時には「こわい」と使用しますが、体全体の疲労の場合は「くたびっちゃ」となります。

また、大阪弁で「こわい」は「硬い」という意味です。地域によって「こわい」の使い方は様々です。

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東北弁の語尾の方言「いだまし」の意味と使い方

「もったいない」という言葉がノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんに提唱されたことにより、世界共通言語として広まりましたね。「もったいない」は東北弁では「いだまし」または「いだましい」と言われています。

●「いだましいがらしまっとげ」…「もったいないからしまっておきなさい」

●「いだましいずな~」…「もったいないよ~」

語源は「痛ましい」から。広い地域で使用されている方言ですが、地域によって意味合いが異なり語源である「痛ましい」に近い意味で使用されることもあります。

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東北弁の語尾の方言「めんこい」の意味と使い方

女友達

めんこいは有名な方言で、意味は「かわいい」です。小さな子どもやペットをかわいがる時に「めんこいな~」と言うように使用します。若い女性の中で気に入ったものを何でも「かわいい」と言うことがありますよね。それと同じような使い方をします。

「めんこ」という言い方もあります。「めんこ」は「いい子だね」「えらいね」という意味があります。例えば「通信簿いがったな。めんこだから駄賃けっからな」標準語にすると「通信簿の成績がよかったね。いい子だからお小遣いをあげるね」となります。

否定形は「めんごくね」。「かわいくないね」という意味です。めんこいの由来は古語である「愛し(めぐし)」と言われています。めんこいと同じように「いとおしい」「かわいらしい」という意味です。

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東北弁のかわいい方言「ぶじょほうした」の意味と使い方

こちらは東北北部でよく使われる言葉なので、ぴんとこない人も多いのではないでしょうか。「ぶじょほうした」「失礼しました」「申し訳ありません」という謝罪の意味を持つ方言です。自分が失敗してしまった時に謝罪する言葉ですが、標準語とはまったく異なりますね。

●「お待たせして、ぶじょほうしたっす」…「お待たせして申し訳ありません」

●「ぶじょほうしあんしたなっす」…「失礼いたしました」

「ぶじょほし」の後に続く言葉は地域によって多少異なります。日常の中で「ごめんなさい」「すみません」は簡単な謝罪のときにも使用されますが、「ぶじょほうした」はより真摯に相手に気持ちを伝えるために使う言葉です。

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東北弁のかわいい方言「あっぺとっぺ」の意味と使い方

「あっぺとっぺ」リズムがよくて楽しい感じですよね。この言葉は「でたらめ」とか「つじつまが合わない」「矛盾している」という意味を持ちます。「あぺとぺ」ということも。

「あっぺとっぺ言わねえでけろ!うそこぎ」この言葉を標準語にすると「でたらめなことを言うな!うそつき!」となります。リズミカルでかわいい発音ですが、意味合いは少しシリアスです。

知ったかぶりとか自分をごまかすことを表現する「あっぺとっぺ」。本当はわからないのに知ったようなふりをしていると「あっぺとっぺ」と言われてしまいます。

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東北弁のかわいい方言「あんこ」の意味と使い方

「あんこが足んねえ」のように使います。これは、「脳みそ」という意味。たい焼きや大判焼きの中身のあんこが少ないことがありますよね。あんこがない=脳無しということで「あんこが足りない」と言われています。

「頭が悪い」とか、「利口ではない」といった意味を持つ言葉。あんこは甘くておいしいですが、この言葉はかなりキツイ言い方です。もし「あんこ足んねえ」と言われてしまったらかなり怒らせているので、きちんと謝罪するため「ぶじょほうした」を使いましょう。

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東北の方言・東北弁を使ってみましょう

テレビで聞いたことのあるような有名なものもあれば、知っていなければ理解できないような方言まで幅広くご紹介しました。

モテる方言全国3位にランクインしたことのある東北弁は、マネしたくなるような言い回しが多い上に好感度も高いです。聞き慣れない言葉を使っていると、新鮮味があってぐっときますよね。

日常会話の中に東北弁を取り入れて、モテ度をアップさせましょう。

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