みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に
2018/04/26

ウズベキスタンのおすすめの料理やレシピ、食文化!

ウズベキスタンと聞くと、どんな国を想像しますか?中央アジアの遊牧する人々、ラクダの群れ、そんなイメージを思い浮かべる人も多いでしょう。そんな遠く離れた国、ウズベキスタンではどんな食事を楽しむのでしょうか。料理の特徴から、彼らの食文化、日本でも楽しめるウズベキスタン料理のお店をご紹介いたします。

Large pexels photo 672046
目次

ウズベキスタン料理の特徴

穀物料理の豊富さ

ウズベキスタン、正式名称はウズベキスタン共和国という中央アジアに位置する大きな国です。かつては旧ソビエト連邦に属していたこともあり、日本では、まだなじみの少ない国のひとつです。

ウズベキスタンは、その広大な国土で、穀物類が豊富に収穫できるため、主食のバリエーションがとても多い、穀物大国です。小麦粉を使ったパンや麺のほか、お米も食べられています。

例えばインドのナンのように薄く伸ばした生地を焼いたパンや、日本の「ピラフ」の語源になってとも言われている「プロフ」という国民食的なお米料理、さらにはパスタや中華麺を思わせる麺料理の数々、その種類の豊富さに圧倒されます。

文化の交流がウズベキスタン料理を作った

null

ここで、ふと気がつくことは、これらの料理がそれぞれいろいろな国の料理とどこかに通っている点です。ウズベキスタンは、その場所から、何千年も前からオアシスで暮らす人々の生活がありました。そして、アジアやヨーロッパ、インドなど、シルクロードを含めた各地域の文化をつなぐ大きな交差点として発展していきます。

それぞれの場所の文化がもたらされるということは、その食文化も伝わり影響されていくということです。そして、ウズベキスタンには豊かな食文化をはぐくむための大地が広がっていました。そのため、多くの果物やスパイスも収穫され、とても奥深い料理文化が作られています。

null

羊の肉が中心

もう一つ、ウズベキスタン料理を代表する食べ物といえば、羊肉です。ウズベキスタンの国民の多くはイスラム教徒になるため、豚肉は食べません。そのかわりに、多くの人々が食べているのが羊肉と鶏肉です。特に羊料理の種類は豊富で、いろいろな料理に羊が使われています。

代表的な料理は串焼きです。ウズベキスタンではシャシリクと言います。その名のとおり、肉を串にさして焼いて食べる料理で、串のまま食べることもあれば、串から外しナイフやフォークで食べることもあります。

肉をそのまま串にさすこともあれば、ミンチ肉にしてつくねのようにしたものを食べることもあり、種類もたくさんあります。付け合わせに香草や酢玉ねぎを添えることが多く、肉とのバランスの取れた一品です。

また「ラグマン」と呼ばれるスープも、ウズベキスタン料理を代表する一品です。トマトベースのスープに、野菜と羊の肉を入れて煮込んだ汁ものです。そこにうどんのような少し太めの麺が入っています。いろいろな地方で食べられている代表的な麺料理で、汁なしのものや焼きうどんのような炒めたものなど、バリエーションも豊富です。

酪農大国?ウズベキスタン

さらに、ヒツジの飼育が盛んなことから、ウズベキスタンでは酪農食品もよく食べられています。例えば、カティクと呼ばれるヨーグルトがあります。日本のヨーグルトよりも酸味が強く、酸っぱいヨーグルトです。またスズィマというカッテージチーズと水切りしたヨーグルトの間のようなものもあり、サラダに添えて食べられています。

羊の乳もよく食べられていますが、馬乳を使う地域や、牛乳を使ったチーズなど、いろいろな乳製品が楽しめる国でもあります。

欠かせないお茶文化

魚よりも肉食が中心のウズベキスタンでは、お茶も好まれています。一説ではお茶で肉食の脂っこさを中和していたともいわれ、ウズベキスタン料理にお茶は欠かせません。「チョーイ」または「チャイ」と呼ばれ、「コク・チャイ」といわれる緑茶と「カラ・チャイ」と呼ばれる紅茶があります。

日本人が想像するチャイとは違い、砂糖やミルクは入れず、ストレートティーが多くなります。チャイハネと呼ばれる喫茶店のような社交場もあり、ウズベキスタンにはお茶文化が根付いています。

<下に続く>

ウズベキスタン料理を知ろう!その食文化とは?

ウズベキスタンの料理について、まず一番にあげられる特徴は、イスラム教の影響を受けている点です。そのため、アルコールを飲む習慣はあまりありません。ただし、厳格なイスラム国家ではなく、緩やかなため、イスラム教徒であっても飲酒をする人はいるようで、特にワインが好まれています。

また、アルコール文化が発達しにくいため、お茶の文化がより花開いたとも考えられます。イスラム教で有名なラマダン(断食)も厳格に守っている人は多くありません。

さらに、肥沃な大地からは、数々の農産物が収穫でき、果物はとても豊富です。スイカやメロン、サクランボ、ドライフルーツなど一年を通して果物がよく食べられています。

<下に続く>

ウズベキスタンのおすすめの料理レシピ

null

「プロフ」を作ってみよう

ウズベキスタン料理の代表職のひとつ、プロフのレシピをご紹介します。プロフは日本のピラフのルーツともいわれ、肉や野菜をいため、ご飯と一緒に炊き込んだ料理です。

ウズベキスタンでは羊の肉を使うことが多い料理ですが、日本では牛肉で代用するとよいでしょう。使う野菜はにんじん、玉ねぎ、スパイスにはクミンを使って、プロフ特有の香りを出します。寄りウズベキスタン料理に近づけるには、油をしっかりと使い、具材をいためましょう。

本格的なプロフを作るには、中華鍋が使いやすいでしょう。お米と水を入れて、しっかり火を加え、最後に蒸らせば出来上がりです。詳しいレシピはこちらのブログがおすすめです。

ラグマンを作ってみよう

次にご紹介するのは、トマトベースのうどん風スープ、ラグマンです。こちらも、肉と野菜をいため、トマトペーストにスープを加えて作ります。プロフと同じように、羊肉は手に入りにくいので、牛肉や鶏肉など、他の肉で代用するとよいでしょう。

スープには、肉からだしをとる方法もありますが、手近なスープの素を使うと、より作りやすくなります。肉と野菜をいため、スープの素とトマトペーストやケチャップなどで味を整えたら、最後は麺です。麺はうどんで代用できます。茹でた面を器に盛ってスープを注ぎ、お好みでサワークリームを添えるとラグマンの完成です。

作りやすいレシピが今日の料理で紹介されています。こちらの記事でご確認ください。

ハニムの作り方

続いて、ウズベキスタンでよく食べられている餃子のようなおかず、ハニムのレシピをご紹介します。ハニムは餃子のような生地で、中にひき肉を使った具材が入った蒸し料理ですが、餃子のように袋用に包むのではなく、くるくると巻いて具材を包みます。

イスラム教の影響で、普段は豚肉を使いませんが、今回は豚肉で代用したレシピを見てみましょう。具材は豚ミンチと玉ねぎとシンプルにします。香りにクミンスパイスは欠かせません。

生地は薄力粉(または強力粉)と水でこねて伸ばします。具材を乗せてくるくると巻き、適当なサイズで切って蒸し揚げたら完成です。

より現地の味に近づけるには、トマトソースや、水切りヨーグルトを添えて食べるのがおすすめです。詳しいレシピはこちらのブログを参考にしてください。

ウズベキスタンの肉じゃが「ディムラマ」を作ってみよう

ウズベキスタン料理の肉じゃがと呼ばれる、肉とじゃがいも、玉ねぎの煮込み料理、ディムラマも、案外簡単に作れるウズベキスタン料理です。日本の肉じゃがと違う、ウズベキスタンらしいポイントは、トマトが入っていることと、クミンで香りをつけている点です。

玉ねぎ、ジャガイモ、トマトを鍋に敷き詰め、ラム肉、または代用の牛肉を乗せ、オリーブオイルとクミンパウダーで香りをつけます。お水を入れて火にかけ弱火で30分程度煮込みます。味付けは塩で、にんにくを使って肉に下味をつけておくと、よりおいしく仕上がります。詳しいレシピはこちら
で確認してください。

あんずのコンポート

ウズベキスタンでは、たくさんの果物が食べられているので、果物を使ったデザートレシピもたくさんあります。あんずのコンポートは、ドライフルーツのあんずを使った体にもやさしいデザートのひとつです。干しあんずを洗い、水と砂糖で炊いて、一晩おいて付け込めば完成です。食べるときにヨーグルトを添えると、よりウズベキスタンふうになります。詳しいレシピはこちらを参考にしてください。

ウズベキスタン風ヨーグルトサラダのレシピ

ウズベキスタンではトルコ料理にも良く似たヨーグルトを使ったレシピがたくさんあります。その中でも手軽に日本で再現できるヨーグルトサラダを作ってみましょう。

サラダの具材は大根ときゅうりを使います。千切りにした野菜を軽く塩でもんでしばらく置きます。食べるときにヨーグルトをかけるだけです。さっぱりした味はお肉料理の付け合わせにもよくあいます。詳しいレシピはこちらを参考にしてみてください。

ご飯入りのスープ「マスタヴァ」の作り方

日本では聞きれない名前ですが、マスタヴァと呼ばれるスープにご飯が入った料理が、ウズベキスタンにはあります。お粥でもなく、リゾットでもない、しいて言えば汁かけ飯に近いような、スープの具材としてお米が入った汁ものです。

使う材料は、肉と野菜、お米です。野菜の種類も、ウズベキスタン料理でよく使われる玉ねぎ、ジャガイモ、にんじん、トマトで作れる手軽なものです。お肉は羊肉が手に入りくければ牛肉で代用しましょう。ポイントはじゃがいも、人参、トマトを同じサイズにサイコロ状にきちんとカットすることです。

肉と玉ねぎ、にんにくを炒め、しんなりしてきたら残りの野菜順番にを加えます。水を加え、火がとおってきたらお米を加えます。味付けは塩とクミンで整えましょう。米を加えたら弱火で20分程度煮込んで完成です。

食べるときは香草やヨーグルトを添えて、よりウズベキスタンの風味に近づけるとよいでしょう。お米が水を吸ってお粥のようにならないうちに食べてしまうほうがおいしく食べられます。詳しいレシピはこちらのブログを参照してください。

<下に続く>

日本の美味しいウズベキスタン料理店

それでは、日本でウズベキスタン料理を食べることができるお店はないのでしょうか。

日本ではまだまだなじみの少ないウズベキスタンの料理を扱うレストランは、それほど多くありません。しかし、それでも、いくつかのお店でウズベキスタン料理を楽しむことができます。

アロヒディン

まずは有名なウズベキスタン料理店でもある「アロヒディン」をご紹介いたします。アロヒディンのオーナーはウズベキスタンのサマルカンドがご出身で、お店ではウズベキスタン料理のほか、ロシア料理や中央アジアのグルメを楽しむことができます。

店舗は東京の八丁堀と日本橋の2店舗です。お店では、プロフやシシャリクなど本格的なウズベキスタン料理のほかトルコワインなども楽しむことができます。

ウズベキスタンワインショップ キャラバン

少し変わったところで、ウズベキスタンワインのお店があります。もともとイスラム教徒が多いウズベキスタンでは、お酒を飲む習慣は、あまりありませんが、イスラム教以外の信仰を持っている方や、それほどイスラム教の戒律に厳格でない信者たちが楽しむものとして、ワインは一般的に好まれています。

西荻窪にあり、日本人夫婦がワインを輸入してお店を開いています。午前中はコーヒーも飲めますが、メインはやはりウズベキスタンワインです。ワインの種類も豊富で、シャシリクやウズベキスタンチーズなどのおつまみも味わうことができます。

ほかにもロシアのリキュールなども扱っており、中央アジアからロシアのお酒文化を楽しめそうです。

日暮里の「ザクロ」

名物店長で有名な、日暮里の「ザクロ」というお店でも、ウズベキスタン料理g楽しめます。こちらは、主にトルコやイラン系の料理が中心ですが、中にはウズベキスタンの料理もあり、個性的な店内も合わせ異国情緒を楽しむことができるお店です。

トルコ・ロシア・ウイグル料理を狙おう

日本にはあだなじみがないウズベキスタン料理ですが、もともと、いろいろな国の影響を受けた食文化の国です。その中でも、トルコやロシア、中央アジアからウイグル地域の料理は、ウズベキスタンでもよく食べられている料理と重なります。

ロシア料理の代表ともいうべきボルシチはウズベキスタンでも一般的に食べられていますし、ラグマンはウイグル料理として出しているお店も多く、ウズベキスタンと区切らずに、広い地域の料理を出しているお店を探してみると、思いがけないところでウズベキスタンの味に出会うことがあるでしょう。

<下に続く>

意外と親しみやすいウズベキスタン料理

null

ここまで、ウズベキスタンの料理や食文化を見てきました。実はお茶の文化が浸透していたり、野菜や果物、お米などをたくさん使うことなど、私たち日本人にも親しみやすさを感じる点がたくさんあることがわかります。

味付けのメインとなる野菜も、玉ねぎやトマトなど、思わずおいしそうとつぶやいてしまう料理がたくさんありました。スパイスも使いますが、それほど辛みのある味つけはされない点も、日本人にはなじみよい料理と言えるでしょう。

今後、日本人が観光に訪れる際にビザが必要なくなるため、日本からウズベキスタンに旅行に出かける機会も増えてくると考えられています。まずは料理の面から、ウズベキスタンに一歩近づいてみませんか。知らなかった遠くの国が、案外近く感じることができるでしょう。

Thumb minkane logo
written by
「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。 投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。
関連記事
おすすめ記事
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line