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2017/06/23

住宅ローン保証料の相場とは?金融機関選びで55万円も節約できる?

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目次

住宅ローンの保証料・事務手数料とは?

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住宅ローンでは、万が一あなたがローンを返済できなくなった時のために、保証会社をつけます。銀行は債務者が返済困難に陥ったと判断したら、保証会社に一括返済を求めます。保証会社はそれに応じて、銀行に対して一括で返済をします。すなわち、貸し倒れのリスクは保証会社が負っていることになります。保証会社はリスクを負う見返りとして、保証料を求めます。

事務手数料のほうは、融資をしてくれる銀行に対して支払うお金です。その名の通り事務処理にかかるコストを支払うものですが、銀行によって大きな差があるので、しっかりと比較をしておきましょう。

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住宅ローン保証料のしくみ

住宅ローンでは保証会社がつくので、いざとなったら保証会社が借金を全額返済してくれるということになりますが、誤解をしている人もいるようです。保証会社は銀行に対して保証をしているのみであり、債務者に対しては保証はしてくれません。

例えば、3,000万円のローンについて、債務者が3ヶ月の延滞をしてしまったら、銀行は保証会社に対して一括で残高を請求することができます。銀行は貸し倒れのリスクを回避することができます。

ところが、債務者にとっては、3,000万円のローンがなくなるというわけではなく、債権者が銀行から保証会社に変わるだけです。保証会社をつけたからといって、いざとなったらローンの返済義務がなくなるというわけではないということには注意をしておきましょう。

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住宅ローン保証料と事務手数料の相場

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主な銀行の住宅ローン保証料は、次のようになっています。
・三菱東京UFJ銀行:保証料0.2%(事務手数料:32,400円)
・ソニー銀行:なし(事務手数料:43,200円~)
・住信SBIネット銀行:なし(事務手数料:借入額×2.16%)
三菱東京UFJ銀行では、保証料は金利に年0.2%を上乗せして支払っていきます。メガバンクや都市銀行では、だいたい0.2%くらいの金利が上乗せされると考えておくと良いでしょう。

金利上乗せタイプのほかに、全額を一括で前払いするタイプを選ぶこともできますが、その場合には「借入額×2.16%」くらいになるようです。

ソニー銀行や住信SBIネット銀行、じぶん銀行などのネット銀行では、保証会社をつけないので、そのためのコストはゼロです。そのかわりに、事務手数料が高額になっている傾向があります。

大手都市銀行の住宅ローン保証料の相場

大手都市銀行などでは、住宅ローン保証料は金利に0.1%~0.4%くらいが上乗せされるようになっています。審査の結果によって上乗せ金利には差が出ますが、だいたい0.2%くらいの上乗せになると解説されているサイトが多いように思います。トータルでは、「諸費用=保証料:金利0.2%上乗せ+事務手数料:31,500円+その他登記費用」と計算できます。大手都市銀行では保証料が最も大きな割合を占めています。

ネット銀行の住宅ローン保証料の相場

ネット銀行の場合には、保証会社をつけないことが多いので、このコストはゼロです。そのかわりに事務手数料が高額になり、「借入額×2.16%」となることが多いようです。事務手数料もかなり安いネット銀行も存在していますが、金利が高めになっていることもあるので注意が必要です。ネット銀行では、「諸費用=保証料:0円+事務手数料:借入れ額の2.1%+その他登記費用」と計算すると良いでしょう。

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住宅ローンの支払方法「一括前払い型」と「利息組込み型」

メガバンクや都市銀行では、「一括前払い型」と「利息組込み型」のタイプを選ぶことができます。ネット銀行の場合には保証会社をつけないので、このことは気にする必要はありません。

一括前払い型とは

「一括前払い型」では、その名の通り保証料を一括で前払いするタイプのものです。金額は金融機関によって異なりますが、「借入額×2.16%」で計算されることが多いでしょう。

利息組込み型とは

「利息組込み型」では、毎月利息と一緒に支払っていくタイプになります。上乗せ金利はだいたい0.2%くらいになることが多いようです。

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こんなに違う!支払方法ごとの住宅ローン保証料を計算比較

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三菱東京UFJ銀行の場合で計算をしてみます。三菱東京UFJ銀行では一括前払い型を選択すると、契約時に「借入額×2.16%」を一括で支払うことになります。時期によって異なっているので、必ず公式ホームページなどで最新の情報を得ておきましょう。「利息組込み型の場合」ですと、金利に0.2%上乗せされる形になります。

一括前払い型の場合

借入額3,000万円、返済期間35年、一括前払い型の場合で計算をしてみると、およそ65万円になります。

利息組込み型の場合

借入額3,000万円、返済期間35年、利息組込み型の場合で計算をしてみると、およそ120万円になります。この結果から、一括前払い型で返済をしたほうがおよそ55万円の節約効果が出るということがわかります。

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住宅ローン保証料の相場は?のまとめ

三菱東京UFJ銀行の場合で計算をしてみましたが、どのくらいの差がでるかは金融機関によって異なります。一括で前払いをすることには、最初の段階で大きなお金がかかってしまうというデメリットもあります。利息組込み型のタイプを選択することで、およそ65万円のお金を浮かせることができるので、その分を頭金にまわすこともできるでしょう。実際には、55万円もの差はつきません。自身の状況に合わせて、最適なプランを選ぶようにしておきましょう。

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