みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に
2018/06/14

残業40時間は多い?残業代の計算方法やおすすめの転職先!  

社会で働く上で避けては通れないのが残業。
繁忙時期や思わぬトラブルなどがあれば残業せざるおえない状況というのもよくあることです。

今回は、残業の中でも「月の残業が40時間の場合」というテーマについてご紹介していきます。
残業40時間はキツイのか、ありえないのか、女性でもこの時間残業があることはあり得るのか、法律的に問題はないのかなど項目ごとに分かりやすく説明していきます。

また、残業40時間の場合の残業代の計算方法などもご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

Large pexels photo 842554  1
目次

残業40時間は多い?普通は?

残業には、法律で定められている規定時間というものが存在します。
労働基準法では残業は「1日8時間以内、週40時間以内の範囲内」と定められており、これを超える残業については割増賃金を払わなければならないとされています。

つまり、この範囲内であれば通常の業務と同様の給与で残業をしても良いということになります。

今回のテーマである「残業40時間」が多いか少ないかということについてですが、月に40時間というのはやはり多いという認識をされるのが一般的のようです。

職種や役職などによっても差はありますが、日本企業で働く人の平均的な月の残業時は10〜15時間であると言われています。
これを見ると、月に40時間というのは多いという感覚で捉えられるということが分かります。
が、平均はあくまで平均ですので、実際には30〜40時間残業している人も少なくはないようです。

大体の目安として、30時間を超えると長いかなと感じる人が多いということですね。

<下に続く>

残業40時間の残業代はいくら?計算方法は?

残業40時間

相場

この残業代は業種や役職によってもかなりの差がありますので、一概にこの金額が平均的であるとは言えません。

厚生労働省が平成28年に発表した「企業別の所定労働時間と所定外給与の平均」の表を元にすると、所定外労働時間約10時間で残業代は約19,000〜20,000円となるようです。

残業の時間帯や日程によっても支払われる残業代は全く違ってきますので、あくまで平均的な金額であると思ってください。

計算方法

では、ここからは正しい残業代の計算方法についてご説明します。
この計算方法を知っておけば、その月の残業代が一体いくらくらいなのかを知ることができるのできちんと支払われているのかどうかが分かります。
大体の金額が分かればモチベーションアップにもつながりますね。

残業代の計算方法は、
残業代=1時間当たりの時給×割増率×残業時間
となります。

ちなみに、時給ではなく月給で支払われている場合は月給÷1ヶ月の平均労働時間と計算すると大体の時給に換算することが可能です。

そして割増率とは、残業代は通常の時給よりも割増して支払われるその割合のことを指します。
一般的には、通常の時給に1.35倍をかけたものが残業代として支払われます。

しかし、1日の労働時間が残業時間を合わせても8時間以内であれば割増は必要ありませんし、法定休日や深夜時間であれば更に割増率は高くなります。

例えば時給900円で月40時間の残業をしている人の残業代は、900×1.35×40で48,600円となります。
月22日出勤で日に7時間労働の人がこの時間残業すると、給与と合わせて約187,200円となるわけですね。

<下に続く>

残業40時間は法律的に問題ない?

月の残業時間が40時間ということは、月22日出勤と仮定すると約2時間弱となります。
毎日2時間の残業と聞くと結構な重労働のように感じられますが、法律的には問題はないのでしょうか。

労働基準法で定められている1日の通常労働時間は8時間で、週に40時間を超える通常労働は認められていません。
そして法律で定められている月の残業時間は45時間以内となっていますので、この記事のテーマである40時間は原則として法律的には問題はないようです。

しかし、仮に45時間以内であっても1日7時間労働している人がプラス3時間労働を週3回すると法定労働時間を大幅にオーバーしてしまうことになってしまいます。

また看護師やタクシー運転手など勤務形態が変動的な職種の場合はその分休日を増やして労働時間を調整する必要があります。

月の残業時間が40時間ということ自体は問題ありませんが、通常の労働時間なども併せて大幅にオーバーするようならば少し問題かもしれませんね。

<下に続く>

残業40時間を越えたら転職を考えるべき?

残業40時間

先程から述べているように、労働基準法によると月に45時間を超える残業は原則として認められていません。
その基準で見ると、40時間というのはギリギリに近い数字であるとも言えるでしょう。

仮に毎日のように約2時間の残業をする会社であったならば、それは残業が日常化していると考えられます。

繁忙時期や予期せぬトラブルなど仕方のない理由で突発的に労働時間が長くなるというのはある程度は仕方のないことです。
しかし、日常的に通常とは別で労働時間を強いられるまたはそうしなければ終わらない量の仕事量であるならば、精神的肉体的ストレスは大きなものになるでしょう。

また、職場の環境や雰囲気が定時で帰りづらいものであったとするならば、それも精神衛生上良くありません。

そういった雰囲気が自分に合っていないと感じるならば、転職も視野に入れた方が良いと考えられるでしょう。
40時間という数字が必ずしも酷な時間であるとは言えませんが、かと言って決して少ないわけではありません。

自分の体や心のことを1番に考え、それが転職をすることで改善されるならば1つの選択肢としては間違っていないと言えるのではないでしょうか。

<下に続く>

残業40時間でも手取りが少ない人に、残業のないおすすめの転職先

残業のないおすすめの転職先には、以下の6つあります。

  1. 医療関係の職種
  2. 事務職
  3. 受付
  4. 工場
  5. オペレーター
  6. 金融関係の職種

では、それぞれの「おすすめの転職先」について詳しくみていきましょう。

残業のないおすすめの転職先①:医療関係の職種

まず残業の少ないおすすめの職種として医療関係の職種が挙げられます。
病院や薬局などは、開院時間や開局時間がある程度定められています。
ですので普段から残業が当たり前のような環境ではないところがほとんどです。

また、最近では完全予約制のクリニックも増えており、特に個人病院などでは急患なども多くないので残って仕事をしなければならないということはほとんどないようです。

医師や看護師、薬剤師などの高度な専門技術を要する職業ならば残業もありますし簡単に転職することは難しいでしょうが、事務や受付、病院の掃除や調理など医療に関連する職種はたくさんあります。
求人も比較的随時募集しており、未経験者歓迎のところも多いです。

介護職も、デイサービスや通所型の介護施設であれば夜勤等もなく働きやすいと言えるでしょう。

また、残業の少ない職種として意外におススメなのが医療機器メーカーです。
医療機器メーカーは取引先が主に病院なので、必然的に開院時間に合わせる形になりますので残業も少ないです。

営業部門であれば時間に融通が利いたり取引先から直帰できたりという利点もあります。
時期やその病院などによっても差はあるでしょうが、平均的に見て医療関係の職種は比較的残業の少ない職種であると言えるのです。

残業のないおすすめの転職先②:事務職

残業平均2

次に残業の少ない職種としておススメするのが事務職です。
こちらも務める企業や時期などによっても差はあるでしょうが、基本的に事務の仕事はすることが大体決まっています。

イレギュラーなことが起こりにくいので、その分残って働かなければならなくなることも少ないです。

こちも募集は多く中途採用や未経験者OKという会社も割とあるので転職に選ぶ職種としては非常に選択しやすいと言えるでしょう。

仕事内容が大幅に変更になったりする可能性もあまりなく、基本的には資料作成やファイリング、メールやファックスの送信、電話や来客の対応などのサポート業務がメインとなります。

事務は普通シフト制ではないので夜勤や変動出勤などもほぼなく、決められた時間に出社し退社するというルーティンで予定なども非常に組みやすいです。

日によっては多少の残業も予想できますが、基本的に残業の少ない職種と言っても良いのが事務という職種の利点ですね。

残業のないおすすめの転職先③:受付

事務職と並んでもう1つおススメなのが受付の仕事です。
事務と若干かぶるところはありますが、こちらも基本的には残業ほぼなしというところも多いです。

受付は企業の顔と言っても過言ではありませんので転職先には難しいように思えますが、実は慣れると比較的働きやすい環境にあると言っても良いでしょう。

受付の仕事も業務内容は毎日決まっていますが、事務と違いお客様と対話する機会が多くその分予測できないことが起こる可能性もあるでしょう。
とはいえ基本的にはお客様と社員のパイプ役なので、慣れると働きやすいと感じる人も多いようです。

この職種も特別なスキルは必要ないという会社も多いので、残業の少ない転職先として非常におススメです。

残業のないおすすめの転職先④:工場

一口に工場と言っても実にさまざまな種類があり、その企業によっても業務内容は多種多様です。
集中力と精密性が求められるこの職種ですが、向いている人にとっては非常に働きやすい職種と言えるでしょう。

現場監督や建築業などは重労働で時間的拘束も比較的長いと言えるでしょうが、組み立てや検品など業務が一定で決まっているようなところ残業も少ないです。

就業時間がきっちりと決められているところも多く、スキルや専門的知識がなくてもOKな会社もあるので残業のない転職先としては選びやすいと言えるでしょう。

残業が多そうなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、選ぶ企業によっては残業や夜勤もなく働きやすい環境にあるところもたくさんあるのです。

残業のないおすすめの転職先⑤:コールセンター

次におススメするのがコールセンターのオペレーターです。
主な業務内容はお客様からの電話に応対するインオペと呼ばれるものと、顧客に電話して契約を取るアウトバウンドと呼ばれるものの2種類となっています。
コールセンターは女性というイメージが強いかもしれませんが意外と男性も活躍しており、幅広い分野の企業で募集されています。

基本的には電話応対が主なので座っての業務、お客様と対面しなければいけない場面もほとんどありませんので未経験でも洗濯しやすい職種です。

コールセンターは応対時間が決まっていることが多いので、繁忙期などを除くとさほど残業時間は長くないかほとんどないという企業も多々あります。

NTTドコモなどの大企業であれば待遇もしっかりとしていて安心、残業の少ない転職先としておススメの職種です。

残業のないおすすめの転職先⑥:金融関係の職種

6つ目におススメする残業の少ない転職先は金融関係の職種です。
金融関係と一口に言ってもさまざまですが、銀行や郵便局の窓口業務は特に残業が少ないようです。

銀行の窓口は基本的には15時まで、そこからは事務作業に集中できますので定時には仕事を終えて帰れるという日も多く、大企業ではノー残業デーや残業削減習慣などの制度がしっかりしているところもあります。

労働組合が精力的に活動している企業が多いのも特徴で、また銀行という環境上監視カメラがしっかりと設置されているため不当な残業などが起こりにくいのも利点の1つです。

確かに繁忙期はとても忙しくなかなか帰れないということもあるようですが、その分閑散期にはしっかりと休みを取ったり定時で上がったりとメリハリのある勤務体制を取っている企業も多いです。

<下に続く>

残業40時間が自分のプラスになっているかを考えよう

残業40時間

現在の自分の状況に当てはめてみると、残業40時間というのは多く感じますか?少なく感じますか?

この40時間という数字が貴方のメリットとなっているならば、それは決して悪いことではありません。
残業をすればその分給料は増え、残業がなければその分給料は少ないわけですから。

しかし、この時間が貴方にとって精神的肉体的ストレスの強い原因となっているならばそれは良いことは言えません。

ストレス発散方法を見つけたり、場合によっては転職も視野に入れた方が良いとも考えられます。

今回の記事を参考に、その残業時間が貴方のメリットとなり得ているのかどうかを今一度しっかりと精査してみてはいかがでしょうか。

Thumb minkane logo
written by
「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。 投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。
関連記事
おすすめ記事
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line