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2018/05/15

「重ねてお詫び申し上げます」の意味や正しい使い方、例文!

「重ねてお詫び申し上げます」という表現は言う間でもなく謝罪をする意味で用いるものですが、正しい使い方をしなければ逆に先方への失礼にあたってしまう懸念もあります。この記事では「重ねてお詫び申し上げます」の例文、メールで使う場合のことや文末についてもご紹介します。

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目次

「重ねてお詫び申し上げます」はどんな場面で使う?

重ねてお詫び申し上げます」という表現は、ビジネス文書などでよく見かけられるものです。
「お詫び」というように謝罪の意味を持つ言い回しですが、さまざまなものがある謝罪としてもその意味は重いものとなります

「お詫び申し上げます」のフレーズを分解すると、「お詫び」は「詫びる」の丁寧語です。
「申し上げる」は謙譲語、「ます」は丁寧語ですから相手を敬う立場から丁寧に謝罪する表現ということになります。

そして「重ねてお詫び申し上げます」の「重ねて」には、反復の意味があります。
付け加えることで、何度でも繰り返し謝りたいという気持ちが込められていることになるのです。

つまり迷惑をかけた、あるいは不快な気分にさせた相手の存在が前提となります。
丁寧にお詫びをしたいという場面で、「重ねてお詫び申し上げます」という表現を使うことが妥当でしょう。

意図しなくても日常の中で家族や友達に悪いことをしたとなれば、何度も繰り返し謝ることはあるものです。
この場面をビジネスなどの改まった場へ置き換えると、「重ねてお詫び申し上げます」という表現で謝ることになります。

実際には、謝罪して受け入れられないという場合もあります。
そのようなときにも再度、「重ねてお詫び申し上げます」と謝罪しましょう。

謝罪の意を示す文章やメールなどでの使い方については、対象となる事柄についてまずは謝罪します。
その後で文末の言葉として、「重ねてお詫び申し上げます」で結ぶようにするのです。

文末で改めて、丁寧にもう一度謝罪することによって誠意を示すことになります。
それによって謝罪の姿勢が伝わり、相手が納得するケースも少なくありません。

<下に続く>

「重ねてお詫び申し上げます」を使った謝罪文の書き方

カップで重ねてお詫び申し上げます

大前提として、謝罪という行為は相手の顔を見て行わなければならないものです。
そのようにしなければ、気持ちも伝わりません。

ただ現実には遠方にいる相手に対して、あるいは事が急を要するといったように即時の直接謝罪が困難である場合もあります。
そのような場合にメール、手紙といった手段で謝る
ことになるのです。

謝罪文は、まさに謝罪するための書状ということになります。
ただそこまで意識されていない部分ですが、一般的な謝罪文に対する認識はシンプルに「謝りたい相手へ対して謝る文章」といったところでしょう。

ですが実は、謝罪を通じて相手との関係修復へ資するというものでもあるのです。
ですから、謝罪文というものは先方へ誠意がしっかり伝わるものでなければなりません。

そのためにも、「重ねてお詫び申し上げます」の使い方がポイントとなります。
謝罪文の例文としてはまず冒頭で相手へ迷惑をかけたことに関して「謹んでお詫び申し上げます」、「心からお詫び申し上げます」などのフレーズを用いて謝罪しましょう。

それから事の経緯やその原因、現状へ至ったことの反省や今後へ向けての改善策という流れになります。
ただし、まとまりのない長文になってはいけません。

あれもこれもと書き連ねている文章であるほど、そこには言い訳のような雰囲気が漂ってしまうのです。
場合によっては相手が自己弁護に終始していると解釈し、自分の非を感じていないと理解することになりかねません。

ですから、丁寧に簡潔にまとめることを意識しましょう。
謝罪文である以上、自分が悪いというところから始まるのですから文中でも「誠に申し訳ございません」などの言葉で謝罪する必要があります。

そして文末でも改めて、「重ねてお詫び申し上げます」と深く謝罪するのです。

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「重ねてお詫び申し上げます」を使ったメール例文

メールで重ねてお詫び申し上げます

謝罪にメールという手段を用いる場合、相手はお詫びをメールで受け取ること自体にも軽々しい印象を抱いてしまう懸念があります。
ですから、「重ねてお詫び申し上げます」の使い方についても十分に気をつけなければなりません。

例文①:メールの返信が遅れた

昨今のビジネスシーンにおいては、メールで取引先などとのやりとりをする機会も多くなりました。
ただ多忙なスケジュールの中、相手に対する返信が遅れてしまうケースも少なくはありません。

そのようなときにはまず、返信するメールの冒頭でレスポンスが遅れたことについてお詫びすることが鉄則です。
さらに文末でも、「重ねてお詫び申し上げます」と付け加えるようにしましょう。

例文としては、「お世話になっております」からスタートします。
次に、「返信が遅くなりまして大変申し訳ありません」とお詫びします。

それから用件に関する内容となり、結びで「返信が遅くなりましたことを重ねてお詫び申し上げます」といったようにすると良いでしょう。
返信が遅れた理由について説明するのであれば、言い訳がましくならないよう気をつけなければなりません。

例文②:仕事にミスがあった

取引先とのビジネスで自分のミスがあったという場合は、何よりその旨について直接のお詫びをすることが第一です。
それに加えて、改めてお詫びのメールも送っておくと良いでしょう。

例文としては「お世話になっております」からスタートし、該当する仕事に関して「不備がございまして大変申し訳ございません」とお詫びします。
そして文末でも再び、「重ねてお詫び申し上げます」と謝罪を重ねるのです。

今後のビジネスではミスがないように留意するなどと加えておくと、先方へ与える心証も良くなるでしょう。
「重ねてお詫び申し上げます」の使い方についてはメールの最後で改行を挿入し、スペースを空けた上で文末に置くことがポイントとなります。

例文③:メールを誤送信した

メールは便利なものですが、文面の作成や送信は人間が行うものですからどうしてもミスが起こることはあるでしょう。
時には本来送るはずだった相手と別人へメールを送ってしまったり、内容に誤りのあるメールを送信してしまったりするということもあるものです。

誤送信に気がついたときにはなるべく早く、フォローの意味でもお詫びのメールを送らなければなりません。
例文としては「お世話になっております」から書き出し、「先ほど送信させていただきました件につきまして」と続けます。

それから送信先、内容に誤りがあった旨を「申し訳ございませんでした」とお詫びするのです。
内容の誤りに関しては、正しい内容も改めて伝えます。

そして文末で「今後は十分に注意致します」、「重ねてお詫び申し上げます」と結びましょう。
誤送信したメールについては、削除をお願いする旨も加えておきたいところです。

例文④:スケジュールの変更

フォーマルやビジネスのシーンにおいても、さまざまな事情から打ち合わせの上で予定していたスケジュールが変更になる場合はあります。
そうなってしまった以上は仕方のないことですから、変更については決定した時点ですみやかに電話連絡するとともにメールでも連絡しましょう。

メールではお詫びするとともに、口頭で伝える以外に記録を残す意味でも変更内容を知らせなければなりません。
例文としては「お世話になっております」に始まり件について「都合により変更となりました」、「申し訳ございません」とお詫びします。

最後にもう一度、「予定が変更になりまして重ねてお詫び申し上げます」と繰り返しましょう。
予定変更へ至った理由なども加えることで、より理解が得られやすくなるかもしれません。

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「重ねてお詫び申し上げます」は英語でなんと言う?

英語で重ねてお詫び申し上げます

英語でお詫びをするにあたっても当然、「重ねてお詫び申し上げます」の表現は使いたいところです。
やはり、使い方としては文末にということになります。

お詫びをするにあたり、英単語としては「sorry」や「apologize」を用います。
「重ねて」は「again」、「once again」といった表現です。

ただ英語でお詫びをする際にはその内容、また相手との間柄に応じて「重ねてお詫び申し上げます」の表現を使い分けなければなりません。
たとえば伝達する内容を誤った場合ですと「I am terribly sorry for telling you wrong information.」、「誤った情報を伝達し申し訳ございません」と謝罪します。

その上で最後に「Again,I am very sorry for the inconvenience.」、「ご迷惑をおかけしまして重ねてお詫び申し上げます」とするのです。
お詫びをより丁寧に改まったものとするならば、「Once again,I sincerely apologize and appreciate your understanding.」といった表現もあります。

これは「心からお詫び致します、そしてご理解をいただき感謝致します」といった意味です。
英語でのお詫びに関しては謝罪しなければならない事柄について責任の所在を明確に示すために、しっかり主語を置くことが必要とされます。

日本国内のビジネスでは責任が企業という組織へ帰属するところがありますから、謝罪についても一人称としては「We」となることが一般的です。
その点、海外ですとあくまで個人が責任を問われることになります。

ですから自らのミスであれば「I」、本当に会社の責任であれば「We」となるのです。
自分の失敗で主語が「We」とされていると、責任逃れであるとしてとらえられかねません。

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「重ねてお詫び申し上げます」は誠意をもって使おう!

「重ねてお詫び申し上げます」というフレーズは、そもそもが丁寧な謝罪の表現です。
しかしながら使い方を誤ってしまえば、相手から誠意に欠けると受け取られてしまいかねません。

特に電話やメールなど、顔が見えないかたちでお詫びする場合については細心の注意を払う必要があります。
近年はお詫びの文面をテンプレート化したものもありますが、先方の名前を当てはめただけでそのまま使うようなことはもってのほかです。

たとえ丁寧なものであっても、形式的に用意された文面には誠意がないと思われても当然でしょう。
お詫びをするのであればまず謝罪に始まり、その経緯についてもしっかり説明した上で反省や今後の改善についてもふれるだけの心配りがほしいところです。

そうして最後の文末を「重ねてお詫び申し上げます」と締めることで、お詫びする気持ちも伝わりやすくなります。
謝罪の形式などはある程度の慣例があって成り立っているところもあり、それは当然に謝罪される相手もわかっているはずです。

ですからその上で例文などは参考程度にして、誠意が伝わるよう配慮しましょう。

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「重ねてお詫び申し上げます」の意味や正しい使い方、例文!のまとめ

何かしらのミスや手違いがあって、人に迷惑をかけてしまうということは誰にでもあり得るものです。
そういったときにお詫びをする姿勢は、その人の印象を左右することにもなります

ミスや手違いは確かに「失策」であるのですが、謝罪というフォローによって挽回することのできる余地は十分にあるでしょう。
むしろ、以前よりも好感度を高めることのできるチャンスにもなるのです。

メールでお詫びをするケースも多くなりましたが、文末へ入れる「重ねてお詫び申し上げます」の使い方や例文についてもしっかり理解しましょう。

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