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2018/05/16

これからの仕事はどうなる?これからの仕事選びの基準と役立つ資格!

これからの仕事選びは、色々と考えなければいけないことがありすぎて大変です。
なくなる仕事も多いと言われますし、需要が減る仕事、逆に伸びる仕事、様々あります。
これからの仕事に役立つ資格にはどのようなものがあるのか、これからは自分で起業する方が有利なのか、色々な観点から考えていきます。

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目次

これからの仕事はどうなっていく?

これからの仕事はこうなっていくのではないか、という説が色々な所から出されています。
特にインパクトを与えたのが、オックスフォード大の教授が予測した10年後に消える仕事についての内容の論文でした。

機械に取って代わられる、つまりAIやロボットによって奪われる人間の仕事が、検証した702の職種のうち、実に47%にものぼるというものです。

これには同意する専門家もいれば、反対意見を述べる識者もいます。
当たらずも遠からず、人間でなくても行える仕事が淘汰されることは、誰にでも容易に想像できるでしょう。

具体的に、どのような仕事が機械に取って代わられるのか、どのような仕事の需要がなくなるのか、技術の進歩と絡めながら見ていきましょう。

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これからの仕事の需要の変化と技術の進歩

まず、これからの仕事について考える時に、人間にとって、これまでもこれからも変わらないであろう需要と、今後新しく出てくるであろう需要と、両方の観点から考える必要があります。

例えば、生きていくために必要な衣食住については、これまでもこれからも変わりなく需要があるでしょう。
しかしながら、日本は特にですが、人口減少で働き手が少なくなり、供給が追い付かないことも考えられ、ますます需要が高まるということにもなりえそうです。

中でも特に食糧難は一番困りますから、これを解決するべくスーパーコンピューターを駆使して、都会のビルの中でもお米や野菜が作れる技術の研究が進められています。
しかも、四季など関係なく、お米に至っては二期作どころか四期作も可能になるのではないかという憶測まで立っているほどすごい技術です。

住むところや衣服に関しては、3Dプリンターの技術に注目が集まっています。
3Dプリンターで作られたドレスなども報道で見たことがありますし、家の部品もプリンターで作れる時代だと言います。

このように、これまでと変わらない需要の中で、人手不足や原材料不足を解消するために、必要とされる技術進歩や、新しい仕事というものはどんどん生まれてくるでしょう。

それとは別に、これまでに全くなかった新しい需要も出てくるはずです。
怖い話ではありますが、ゲノム編集が簡単になってくると、赤ちゃんをデザインする仕事というものも生まれそうです。

AR、いわゆる仮想現実の中での旅行代理店などが出てきても、なんら不思議ではありません。
新たな技術が生まれれば、新たな需要が生まれますし、逆もまたしかりです。

技術の進歩、とりわけAIやロボットなど人工知能の進化には注目です。

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これからなくなっていくとされる仕事

なくなる仕事

先述した、オックスフォード大の教授によると、たくさんの仕事がなくなるということですが、その中でも信憑性が高い物から見ていきましょう。

まず、2025年にはタクシードライバーや長距離トラックの運転手は職を失うと言われています。
これは、自動運転の技術が進歩しているからです。

物流業界は、今インターネット通販の急成長により、荷物の量は大幅に増えたものの、人手不足で運送料を値上げして荷物量を調整したり、それでも追いつかない場合は荷物を断ったりという事例まで出てきているほどです。

長距離輸送が自動運転化されることは、こういった物流業界の事情もあって急ピッチでの実用化が待たれていますし、ネット通販ユーザーにとっても、運賃が安くなるなどのメリットが考えられますので、需要は大と言えます。

ここまでは、いわゆる脚の機能ですね。
次は目の機能です。

スポーツの審判や警備員、監視員などの仕事もなくなるであろうと言われています。
サッカーや野球においては誤審が減るであろうことから、待望論もあるくらいです。

警備員や監視員も、AIやロボットであれば、居眠りや不注意などの心配がありませんから、サービスの質自体も向上につながるとみられています。

そして、次に脳の部分なのですが、この点においてはAIが上だという説と、人間の方が上だという説があります。

例えば、銀行の融資担当や、内科系の診断の仕事など、こういったものがAIに取って代わられるのは時間の問題だと主張する人もいます。

一企業に対して融資が妥当であるかどうかは、人間よりもAIの方が遥かに早く、そして正確な判断ができるという説などがあります。
現に、あのメガバンクのみずほ銀行が、10年間で1.9万人の人員削減を打ち出していますが、まさにこの考え方なのでしょう。

シンギュラリティとも呼ばれますが、人工知能が人間の脳を超えるという説に関しては、大きく賛否が分かれるところなので、次の章でも触れます。

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これから先もなくならないであろう仕事

先程の、いわゆる人間の脳の部分を主に使う仕事が、AIに取って代わられるかという説に関してですが、これはムーアの法則をまともに受け止めて、それが限界なく今後も続くと考えている人の説ではないでしょうか。

ムーアの法則とは、簡単に言うと半導体の集積密度が18ヶ月で倍になり、チップは処理能力が倍になっても、更に小型化が進むという法則のことです。
これまでは、この法則にのっとって、とんでもないスピードで技術が進化を遂げてきました。

しかし、このムーアの法則やIT技術の進歩をあまりにも過信している人達の考え方には、少し疑問も残るのです。

例えば、Siriの技術は素晴らしいと人は言います。
このようなものが今存在しているのであれば、きっと人間の脳では太刀打ちできないほど人工知能は発展を遂げるだろうと、多くの人が思っているかもしれません。

しかし、数学者の新井紀子さんは、著書の中でSiriについて大変面白い指摘をなさっています。
簡単にご紹介します。

Siriに「この近くの美味しいイタリアンのお店を教えて」と言うと、いくつかお店を紹介してくれるような機能は、皆さん使ったことがありますよね。

では次に、「この近くのまずいイタリアンのお店を教えて」とか「イタリアン以外のお店は?」と質問をしてみたところ、これも上の検索と同じお店が表示されるというのです。

つまり、その程度だということです。
AIは、「美味しい」や「まずい」程度の、簡単な言葉の意味さえも理解していないということです。

コンピューターとは、そもそも四則演算ができる計算機にすぎないのです。
デジタルは1と0からなる2進数を表現形式に取っているにすぎないのです。

そのようなAIに、たとえば内科系の診療をあなたはしてもらいたいと思いますか、という話です。

次に、AIやロボットが、到底かなわないのは脳だけではなく、指先です。
人間の指先というのは、非常に繊細な動きをすることができます。

上述のテーマで挙げた、なくなっていく仕事では、脚や目の機能について取り上げてご紹介しましたが、手や指先を主に使う仕事は確実に残っていくと考えられています。

極端な話、スーパーやコンビニの簡単な品出しの仕事さえ、なくなることはないと言われています。
切れた商品を倉庫に取りに戻り、棚に陳列する、こういった作業は人間の方が早く確実なのです。

仮に、開発できるとなったとしたところで、時給がそんなに高い仕事ではないでしょうし、それくらいの人件費を削減するために、高額なロボットを製作してほしいとか、或いは買いたいとかいう企業が現れるとも考えにくいです。

簡単な手仕事でさえ、このような有様ですから、指先の繊細な仕事が要求される、いわゆる職人さんは、絶対になくならない仕事だと言えます。

日本は職人の国です。
職人の手から生み出される、Made in Japanのモノづくりの技術は、なくならない仕事の代表格と言えます。

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これからの仕事選びの基準

IT

基準①:IT技術

今現在、IT技術がこれだけ進化を遂げようとしている中、こと日本においては何十万人という単位で技術者が不足していると言われています。
理数系を選択して、技術者を志す人が増えることを切に願います。

有能な技術者を海外から獲得しようとしても、日本は言葉の壁があります。
汎用性がない日本語を母国語とするこの国に、海外の有能な技術者が来たいと思えるでしょうかというところです。

しかも、先端技術は国防など国の中枢部分にも関わってくることが多いですから、国内で技術者を賄いたいというところが本音です。

機械やコンピューターに少しでも興味があるという方には、ぜひとも進んでいただきたい道の一つと言えるでしょう。

基準②:人間らしい仕事

AIはみずから新しい物を生み出したりはしません。
結局は、人間が教えたこと、プログラミングされたことだけを行うにすぎません。

人間というのは、応用を聞かせることができる、頭の良い生き物です。
マニュアル通りでなく、個別案件別に臨機応変に対応できます。

サービス業全般に言えることですが、お客様一人一人の特徴や趣味趣向を押さえたうえで、その人のニーズに合ったサービスを提供することができる仕事ができる人が求められ、そういった業種や企業が伸びていくのではないでしょうか。

コミュニケーション能力に長けている人は、その時点で既にAIやロボットよりに勝る武器を持っているということが言えます。

基準③:女性特有の仕事

再度ご紹介しますが、新井紀子さんの著書の中で、AIに絶対に代わりができない仕事の多くは、女性が担っている仕事だという一説があったのが印象的でした。

古の時代から、男性と女性は仕事や役割を分担して生きてきました。
男は外で狩りにいそしみ、女性は子供や家族を守るという仕事です。

女性特有の優しさで包み込み、いたわり、守るという仕事としては、子育てや介護などがそれに当たるでしょう。

先に挙げた男性の役割である狩りなどは、AIやロボットによって代用できそうですが、女性の仕事や女性独特の感性というのは、人工知能やAIではいかんともしがたいところがありそうです。

基準④:職人の仕事

なくならない仕事のところで触れましたが、職人気質な人はこれから大変貴重になってきます。
職人と呼べる人は、どんどん数が減ってきていると実感します。

海外から安い賃金で労働者を雇ったり、機械のオートメーション化によっての大量生産で、質は落ちるけれども数だけは安定して生産できるという手法を取る企業が増えたためです。

基準⑤:アナログな仕事

職人の仕事と少しかぶる部分を先に挙げますが、アナログな時計の修理などを手掛けるのは、もちろん人間の手によるものであり続けるはずです。
デジタル製品はどうなるか分かりませんが。

そして、営業職などのような泥臭い仕事も残るでしょうから、人間が好き、人付き合いが好き、人とかかわりを持つのが好きという人は、営業や接客業などの仕事を選ぶのが正解でしょう。

AIやロボットの技術がどれだけ進歩しても、一番追いつけないであろうと言われているのが、人間の表情です。
これは、動物にもまねできない、人間特有のものです。

柔らかい表情で、優しい笑顔で接客したり、営業を回ったりする、こんなことは人間にしかできない特別な仕事です。

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これからの仕事は起業すべき?

自分はこんな新しいことがやってみたい、事業を立ち上げてみたい、将来の明確なヴィジョンが見えているという人は、起業してみるのも一つの手でしょう。

日本人は起業家が少ないと言われます。
リスクを取りたがらない国民性のようです。

出る杭は打たれるなどということわざがある日本においては、会社勤めで目立たず波風立てず、定年まで一生懸命一つの会社で勤め上げるというのが立派だとみられていた時代もあるのでしょう。

しかし、終身雇用や生涯一企業などといった考え方は、もうこの日本においても古いです。
どんな大企業であっても、安泰ということは言えない時代になりました。

きちんと参入する市場の分析をし、しっかりとした勝算を持って臨むのであれば、起業をためらうことはないと思います。

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これからの仕事にも役立つ資格

保育士

資格①:TOEICなど外国語関連

今や、英語は必須、できて当たり前という時代になりました。
武器とは言えないとまで言われている状況です。

これからは、グローバル化社会で、国の垣根など関係なく国際社会で生き抜くための力として語学力は絶対に必要です。
翻訳ソフトや、自動翻訳のアプリなどがあるからと安心してはいませんか?

Siriのところでも触れましたが、所詮デジタルは1と0だけの世界、単なる計算機です。
中学校で習うような、簡単な否定疑問文や付加疑問文でさえ、まだまともに翻訳できません。

活きた英語、使える外国語を身に着けることは、必ず役に立ちます。

資格②:IT関連

技術者が何十万人という単位で不足しているという話をしました。
IT関連の国家資格というものもあります。

情報処理技術者試験のようなエンジニア向けの国家資格や、情報処理安全確保支援士などのようなセキュリティー対策や調査分析等に活かせる国家資格まで、幅広くあります。

これから絶対に必要とされる、圧倒的に数が足りないと言われている業界です。
取得さえすれば、仕事に困ることはないでしょう。

資格③:ファイナンシャルプランナー

お金は大事です。
税金や年金など、お金と名の付くもの全てに精通したファイナンシャルプランナーは、これからも需要が見込まれる仕事です。

仮想通貨の時代だ、キャッシュレスの時代だと言われますが、お金の価値がなくなるわけではないので、お金の専門家はこれからも当然必要とされます。

人のライフプラン設計を行うこともできますし、何より自分自身の資産運用にも活かすことができるのが特長です。

資格④:マッサージやスポーツインストラクター

今後、技術の進歩によって仕事の仕方は変わってくるでしょうし、労働時間や労働体系も変わってくることでしょう。
お金が大事といいますが、まずは何よりも体が資本です。

スポーツを趣味とする人、定期的にジムに通って体型を維持しようとする人、今や空前の健康ブームです。
個人個人に合わせたアドバイスや手助けができる人材というものの需要は確実に伸びます。

指先を使う仕事だけは絶対に人間に勝るものはないと上述しましたが、マッサージなどもそのうちの一つに入るでしょう。
国家資格ではありませんが、厚生労働大臣認定の資格などがありますので、仕事につく際に有利になるでしょう。

資格⑤:保育士

母性を持って人を守る仕事というのは、AIなどに代用されることがない仕事だと上述しました。
保育士の資格はこれからも需要が多く、人気の資格であり続けるでしょう。

資格⑥:介護福祉士

これも似たようなものになりますが、介護福祉士の仕事もそうです。
少子高齢化の時代ですから、需要としてはこちらの方が圧倒的に多いことになります。

将来性は大変明るいと言われています。
圧倒的に人手不足の業界ですので、一時でも早く一人でも多く人材が欲しいと言われていますから、資格さえ取れば引く手あまたの状況です。

資格⑦:ホームヘルパー

介護福祉士に似ていますが、ホームヘルパーの資格も需要が高いです。
体力仕事なので、女性だけでなく男性のニーズも高いという特徴があります。

資格⑧: コンサルタント

コンサルタントのお仕事というのは、実に多岐にわたります。
経営コンサルタントや、環境コンサルタントなど、色々な職種があるのです。

個人を対象にするものもあれば、企業などを相手にするものもあります。
それぞれに応じた対策やアドバイスなどは、応用力のある人間にしかできない仕事です。

資格⑨: マンション管理士

これもコンサルタントの一種と言えるでしょう。
マンション管理士の資格は大変人気があります。

衣食住の、住にまつわる資格ですね。
現在、国民の3人に1人はマンションに住んでいると言われています。

マンション住民は必ず管理組合を作らなければならず、つまりはマンションの棟数だけ管理組合も存在することになります。
今後はマンションの管理が社会問題になると見込まれる中、マンション管理士の仕事は増える一方だと思われます。

資格⑩:心理カウンセラー

体だけでなく、今は心の病気も増えています。

日本人は、人種的に鬱になりやすかったり、ストレスを感じやすかったりする国民性であると、遺伝子検査によって立証されているそうです。
いつまでも、心身ともに健康でありたいですよね。

人の心は人でないと癒せません。
AIやロボットにどうこうできるものでもありませんし、できれば機械には任せたくないです。

国家資格としては公認心理師があり、それ以外には民間資格があります。
難易度も様々ですが、ストレスを感じやすい現代社会において注目を集めている資格です。

<下に続く>

これからの仕事選びには知識や情報収集が大事

これからの仕事選びは、新卒就活生にとっても、転職を考えている人にとっても、大変大事な問題です。
これからなくなりそうな職種に関しては、楽観的な意見から悲観的な意見まで色々とありますが、できればなくならない仕事に就きたいものですよね。

様々な分野における技術の進歩に関しては、報道や本などから知識を得るようにして、これからの仕事がどのようになっていくのかを是非見極めたいものです。

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