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2018/06/04

トルコと日本の関係は?親日の理由や絆を深めた歴史的な出来事!

世界には親日国と言われている国があります。
日本人の多くが知らないですが、トルコは親日国です。

今回は親日国であるトルコについて詳しくご紹介します。
トルコがなぜ親日国になったのかという理由、日本との関係、歴史的な出来事をまとめました。

トルコと日本の関係を知ることで世界を知る第一歩にしてください。

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目次

トルコと日本の関係

日本とトルコの時差は約6時間あります。
極東の島国である日本に対し、トルコは国土が東西に長く伸びており、東にイラン・イラク、南にシリアといった中東と面しています。

西は海と面しており、ブルガリアやギリシャと面しています。
国土の95%がアジア圏、5%がヨーロッパ圏という国であり、アジアともヨーロッパともいえます。

トルコ人の多くはイスラム教ですが、政教分離政策をとっており、政治と経済は混同していません。
ボスポラス海峡横断の地下トンネルの開通のため、日本の企業が支援しており、アジアとヨーロッパの架け橋になろうとしている国です。

<下に続く>

トルコは日本が好き!親日の理由

トルコ

トルコが親日なのは、以下の5つの理由があります。

  1. 歴史的な出来事が複数あった
  2. 地震大国トルコを支援した
  3. 日本の支援によりボスポラス海峡の橋が完成
  4. 日韓ワールドカップでの対戦
  5. 多くの日本人観光客がトルコを訪れる

では、トルコが親日な理由を、それぞれ詳しくみていきましょう。

トルコが親日な理由①:歴史的な出来事が複数あった

トルコと日本は、かつて歴史的な出来事がきっかけとして友情を築いてきた背景があります。
今から100年以上前から助け合ってきています

当時戦時下においてでも、人道支援、金銭支援、技術支援、人の交流といった助け合いの中で友情を共にしてきています。
歴史的な出来事はこの後紹介します。

トルコが親日な理由②:地震大国トルコを支援した

日本は地震大国で知られており、これまで数多くの地震における災害を経験しています。
トルコも地震大国であり、この30年間で急増しています。

1990年代では年間300件だった地震が、2016年では年間2万件を超えています。
2011年にはトルコ大地震が起き、自衛隊派遣や食糧支援といった援助を行っています。

建物や橋における耐震技術の支援も行っています。

トルコが親日な理由③:日本の支援によりボスポラス海峡の橋完成

トルコはアジアとヨーロッパをつなぐ架け橋として、ボスポラス海峡をまたぐ橋があります。
EU圏とトルコを結び、連日にわたって人の往来が止むことない忙しい橋です。

1988年に、日本の支援によって第二の橋が完成し、トルコの経済発展を担っています。
また2013年には鉄道専用海底トンネルを、日本の企業の手によって完成させています。

トルコが親日な理由④:日韓ワールドカップでの対戦

サッカー2002年FIFAワールドカップ日韓大会において、日本代表は勝ち点7でグループ決勝トーナメントに進出します。
決勝トーナメント1回戦の対戦相手がトルコでした。

日本は、前半トルコのウミト・ダヴァラ選手の得点を与えてしまい0-1で敗れます。
試合終了のホイッスルが鳴り終わった後、日本人サポーターはトルコチームに対してブーイングを浴びせました。

しかしトルコサポーターは、日本の国旗の掲げ「日本大好き」というカードを掲げていました。
ブーイングをもろともせず、むしろ友情を示してくれました

この大会でトルコは3位という成績を残し、イケメンFWのイルハン・マンスズ選手は日本国内でも大人気になりました。
イルハン選手は、サッカーを引退後はフィギュアスケーターに転身するという顔も見せています。

トルコが親日な理由⑤:多くの日本人の観光客がトルコを訪れる

トルコには、数多くの世界遺産があり観光大国です。
イスタンブールの歴史建造物、モスクや街並み、カッパドキアといった自然景色や遺跡などの世界遺産が数多くあります。

日本人も観光として訪れる人が多く、現地人も日本語が話せる方が多くいます。
日本人はお金を使うので、お客さんとして丁寧に接してくれます。

2018年には4000万人の観光客を見込むと発表しており、日本人も多くの観光客がトルコを訪れ手厚くもてなしてくれるでしょう。

<下に続く>

トルコと日本の関係を深めた歴史的な出来事

夜明けのトルコ

トルコと日本の関係を深めたのは、以下の4つの歴史的な出来事があります。

  1. エルトゥールル号遭難事件
  2. 山田虎次郎の義援金
  3. ロシア・バルチック艦隊撃破
  4. イラン・イラク戦争における邦人脱出劇

では、それぞれの「歴史的な出来事」について詳しくみていきましょう。

トルコと日本の関係を深めた歴史的な出来事①:エルトゥールル号遭難事件

1890年に和歌山県串本沖にて、木造船エルトゥールル号が難破する事件がありました。
小松宮夫婦のイスタンブール訪問に答えるために、オスマン帝国海軍の航海訓練を兼ねる目的もあって派遣された船でした。

横浜港から出港して帰港時に台風に見舞われ、和歌山沖で座礁し爆発して、乗組員600名以上が海に投げ出されました。
大島村の住民が救助にあたり、生存者の介抱にあたった結果69名が生存しています。

現在は慰霊碑が建てられ、串本町とヤカケント町は姉妹都市として交流があります

トルコと日本の関係を深めた歴史的な出来事②:山田虎次郎の義援金

茶道家であり実業家である山田虎次郎は、エルトゥールル号の事件を知り、義援金集めを行いました
犠牲者の遺族に寄付をするために、現在の価値でいる1臆円にものぼる額を集めて、トルコを訪問することになりました。

献上品と義援金を渡し虎次郎自身もトルコに残ることになります。
日本語教育や東洋美術に携わる二国間の貿易を行う実業家の顔を見せています。

第一次世界大戦が勃発し、情勢の変化から日本に帰国することになりますが、寄付と民間の大使としてトルコで働いたことは大きな功績として残っています。

トルコと日本の関係を深めた歴史的な出来事③:ロシア・バルチック艦隊撃破

1904年ロシアと日本が朝鮮と南満州の支配を巡って戦争になります。
日本は、海上戦で歴史的な勝利を収め1905年にポーツマス条約の締結により勝利します。

その海上戦である「ロシア・バルチック艦隊撃破」は、日本だけではなくトルコにおいても大きな衝撃でした。
当時のトルコは、大国ロシアの脅威から常にさらされている状況にありました。

小国日本が大国ロシアに勝つことは、トルコにおいてはとても衝撃的で感銘を受けました
日本軍を率いた東郷平八郎は、トルコ内でも人気になり、自分の子どもに「トーゴー」と名前を付けるほどでした。

トルコと日本の関係を深めた歴史的な出来事④:イラン・イラク戦争における邦人脱出劇

イラン・イラク戦争は、1980年から1988年にわたるイスラム教のシーア派とスンニ派における対立です。
1985年にイラクとサダムフセイン大統領は、「今から40時間後以降におけるイラン上空に飛ぶ飛行機は、無差別に撃ち落とす」と発表。

イランに残された日本人も脱出を試みようとしますが、乗せてくれる飛行機がありませんでした。
日本政府も日本航空に要請しましたが、安全を担保できないとして政府の要請を断ります。

タイムリミットが過ぎようとしたときにやってきたのが、トルコ航空の飛行機でした。
伊藤商事のトルコ支店長がトルコ首相に航空機を依頼し、特別便を派遣することが決まりました

トルコ航空もこころよく引き受けてくれ、2機の旅客機がイランのテヘランにやってきました。
タイムリミット1時間が迫る緊迫した状況においての脱出劇となり、航空機内で「トルコへようこそ」というアナウンスで、救出された乗客の歓喜で湧いたそうです。

トルコ人もイランに残されていたにも関わらず、日本人の脱出を優先させたことに対して、トルコ国民は何の疑問も持たなかったし、多くの国民が賛成だった。
駐日トルコ大使は、「エルトゥールル号の借りを返したまでです」と答えています。

<下に続く>

トルコと日本は今後も良い関係が続く?

穏やかな水面のような平和

日トルコ経済連携協定(EPA)が2018年も行われ、二国間における輸出品・輸入品、経済支援、企業投資の話し合いが行われています。
19年には大筋の合意を結びたいと発表しています。

近年トルコは、クーデターやテロによる情勢の混乱がありました。
また、中東諸国との地政学リスクにも度々さらされています。

しかし、人口ピラミッドが日本とは真逆の構造で、42%が25歳以下という統計があります。
若い世代が多いことは、これからの経済においての発展に期待ができるので、日本からの企業進出や技術支援も行われていくでしょう。

<下に続く>

トルコと日本の関係は?親日の理由や絆を深めた歴史的な出来事!のまとめ

いかがだったでしょうか。
「トルコは日本から遠い国」というイメージだったのが、距離が身近に感じる出来事が多くありました。

お互いにおける大地震で困っている際にも助け合う良い関係です。
100年以上も前から友情を築いきた友好国であり、トルコ人の多くが日本との歴史を学んでいます。

我々日本人も、トルコについて学び直し、たとえ距離は遠くても大切にしたい友達ですね。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。 投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。
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