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株主優待券とは一体なに?株主優待はメリットが多いがリスクもあるから注意!

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株主優待券とは

株を保有すると、企業からのプレゼントをもらうことができるとご存じですか?株主優待、株主優待券と呼ばれるもので、近年その魅力にはまっている人も増加中です。では、どんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、株主優待の基本とメリット、注意点を解説していきます。

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株主優待券とはどんなもの?

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株主優待券がお得で魅力いっぱい!と、メディアやネット上でも盛り上がりを見せています。お得になるなら気になるという方も多いでしょう。でも株が絡むと難しそうですよね。株主優待券とはどんなものなのか、基本的なことを解説していきます。

株と株主とは

そもそも株と株主とは何かという点を簡単におさらいします。株は、企業が、事業を拡大させる、設備投資をするなどの、企業を発展させるのに必要な資金を集めるために発行するもの。株主はその株をもつ個人や法人のことを指します。株主は企業のオーナーと言える存在ですね。

株主優待とは

株主優待とは、株式会社が、自社の株を一定数持っている株主に対して、商品券や物をあげるなど、さまざまな優待を与えることを言います。平たく言うと、企業から株主への感謝の気持ちをあらわしたもの。どんなものがあるかは企業によって異なり、自社製品やお米、肉、食事券、クオカードなど多種多様。内容については企業HPや株式の情報サイトなどで確認することができ、上場企業のうちおよそ3割以上が何らかの優待を行っています。

配当金とは別モノ

個人投資家が株を保有することのメリットは3つあります。1つめは、株を安く買って高く売ったときの差益。保有すること自体にメリットがあるのではなく、売買によって利益を得ることです。2つめは、株主優待。株を持っていることで企業からプレゼントがもらえるため、株を保有していること自体に意味があります。
3つめは、配当金。こちらも株をもっていること得るメリットですが、企業の業績によって左右されるもので、業績が悪い場合には配当金がもらえない可能性もあります。株主優待と配当金は混同されがちですが、株主優待は業績の如何を問わず企業の決定によってもらえるもの、配当金は業績の影響を大きく受けるものという意味で異なります。

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株主優待券のメリットとは

株主優待には何となくお得そうなイメージがありますが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、その魅力を紹介します。

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利回りが魅力

メリットはなんといっても高い利回り。例えば、頻繁に外食をする人が飲食業を展開する企業の株主になって食事券をもらった場合、その金額分が無料で飲食できますよね。食事券を使わずに転売したとしても、現金収入になります。こうした経済的利益を、収益として換算した場合の利回りが高いのが魅力。利回り10%以上になるものもあり、さらに優待券とは別に配当金を受けることができます。銀行の定期預金などにお金を預けておくよりもお金を効率的に増やすことができるのです。

株の売買タイミングが見極めやすい

株には優待があるものとないものがありますが、優待付きの株を選ぶことで、売買のタイミングが見極めやすいというメリットもあります。優待を受けるには「権利確定日」という特定の日に株を保有している必要があるため、その日が近づくと株価が上がりやすい傾向にあります。そして、株を売ることができる「権利落ち日」と呼ばれる日が過ぎると、価格が下がりやすくなります。もちろん一つの傾向に過ぎませんが、株の売買タイミングを見極めるのは難しいもの。目安となる動きがあるため、初心者には特に参考になりやすいでしょう。

好きなものを選ぶ楽しみがある

株主優待には割引券や無料券などの他にも、自社製品をもらえるものもあります。さらに自社製品の中から好きなものを選ぶことができるタイプのものもあり、選ぶ楽しみもあります。例えば女性なら、自分が好きな化粧品メーカーの株を保有しておくと、優待時期に化粧品やスキンケアグッズなどをもらえることがあり、それが楽しみで株主になるという人もいますよ。もちろんお得なわけですが、この「ワクワク感」といった精神的なメリットも魅力の一つですね。

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株主優待券のもらい方とは

株主優待券がお得になりそうだから欲しい!と思っても、具体的にどうすればもらえるのでしょうか。ここでは、株主優待券をもらう条件、もらい方を解説します。

この日にもっていないと意味がない!

株主優待をおこなっている企業の株を一定以上もっていればもらえますが、「いつ」もっているのかが重要になります。それが「権利確定日」と呼ばれる日のことで、その日に株をもっていなければ株主優待を受けることができません。権利確定日は企業ごとに異なりますが、3月や9月などの決算月の月末と設定している企業が多いようです。権利確定日に株を購入すればいいというわけでなく、「権利付き最終日」と呼ばれる、権利確定日の3営業日前までに購入する必要があります。尚、企業によっては条件として、株の保有期間を設けていることもありますので注意しましょう。

株数の条件を満たしていることが必要

企業の株を1株でも持っていれば受けられるわけではなく、取得条件になる保有株数が決まっています。これも企業によって違うので、保有株数の条件を必ず確認することになりますね。株の保有数に応じて受け取れる商品やサービスのランクも異なることがありますよ。

株主以外でも利用できる?

株を買うのはまとまったお金が必要だから、自分には無理だと諦めるしかないのかと思うかもしれませんね。しかし、株主優待券は株主でなくても手に入れ、利用することもできます。無記名で身分証明なども不要とあって、金券ショップやネットオークションなどでも普通に売買されています。ただし、優待券の価格と利用価値のバランスによっては割高になってしまうこともあります。現金で商品を購入した方がいいときもあるので、詳細を確認してから購入するようにしましょう。

株主優待券はどうして買えるの?

株主優待券が買えるということは、それを売る人がいるということ。前述したように、株を保有することのメリットは株主優待以外にもありますから、優待自体にメリットがないと感じる株主さんなどは、転売して利益を得ているのです。例えば、今後株が値上がりすると見込んで買った株でも、自分が全く興味のない商品を扱っている場合、そこでしか使えない優待券を持っていても意味がありませんよね。その場合は転売して現金に変える方が、メリットがあるということです。
また、「クロス取引」と呼ばれる、同一株数、同一価格の売買注文を、同時に約定させることによって、株価の変動の影響を受けずに手数料のみで優待を手に入れるという方法もあります。クロス取引のみ行って優待券を手にし、売りにだして儲けている人もいますよ。

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株主優待券目的で株を購入することの注意点とは?

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魅力いっぱいの株主優待ですから、お金を貯めて株を購入したいと思いますよね。しかし株は投資ですからそれなりにリスクが伴うことはお忘れなく。特に株主優待にだけ目を向けていると痛い目にあうこともありますよ。

株主優待がいいから業績がいいとは限らない

普通は業績がいいほど、株主に還元できるものも大きいため、株主優待に反映されることが多いと思いがち。しかし、株主優待と業績は必ずしも比例するものではなく、業績自体はよくないけれど、株主を集めるために優待を実施している企業もあります。優待内容がいいからと言ってその企業の株を保有し続けると、株価が暴落して価値がなくなってしまうなんてことも。優待内容だけでなく、企業の全体像を見つめることが必要ですね。

突然の優待終了の可能性も

優待は義務付けられているものではないため、突然優待が終了する、優待の内容が悪くなるなどしてメリットが少なくなる可能性があります。優待がなくなる、改悪されると、優待目的で保有していた人が株を手放すことになり、株価が一気に下落することもあります。気を付けないと優待が受けられないだけでなく大損する可能性もあるということですね。

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株主優待券は魅力的だがリスクもあるから注意しよう

株主優待は高い利回りに期待ができるものや、好きな商品サービスの利用ができるという点で非常に魅力があります。しかし、株を保有するということは常にリスクと隣り合わせですから、市場の動向をしっかり見つめる冷静さも必要と言えるでしょう。興味があるという方は下調べを慎重に行ったうえで株の購入に踏み切りたいですね。

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