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2018/06/17

東京で田舎暮らしができる場所や地方から東京に来た田舎者あるある

東京は大都会のイメージがありますが、田舎暮らしをできる地域もあります。自然が豊かで、登山や川遊び釣りなどができ、スローライフを満喫できる東京の中の田舎はどこにあるのでしょうか。東京で田舎暮らしをしたい方のために、東京の田舎といえばどこか、どんな田舎暮らしができるのかを詳しくご紹介します。番外編として東京に来た田舎者あるあるもご紹介しているのでご覧ください。

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東京でも田舎暮らしはできる?

東京でも田舎暮らしはできます。新宿、渋谷、原宿、銀座、青山、お台場、六本木などマスコミでよく報道される東京のイメージは人と情報に溢れている大都会ですが、それは、東京の中心部の話です。

東京は東西に長い形をしていて、中心部と言われる23区はその東の端にまとまっています。実は東京は23区の面積よりも、それ以外の面積の方が2倍近くあり、結構田舎な町も多いのです。

東京は南に行くと神奈川県、西に行くと山梨県に隣接していて23区を離れるとどんどん田舎になっていきます。特に山梨に近い場所はまさに田舎で、大自然豊かな暮らしが満喫できます。

東京に住みたいけれど、スローライフをおくりたい方は、東京の西側に住むのがおすすめです。

<下に続く>

東京の田舎といえばどこ?

東京の田舎には、以下の7つがあります。

  1. 檜原村
  2. 奥多摩町
  3. 日の出町
  4. あきる野市
  5. 青梅市
  6. 武蔵村山市
  7. 東村山市

では東京の田舎と言われる場所を、それぞれ詳しくみていきましょう。

東京の田舎①:檜原村

檜原村は東京の西の端、奥多摩町の下にあります。東京の特別区小笠原諸島をのぞけば東京で唯一の村です。もう村というだけで田舎ランキングナンバーワン、超スローライフ地域です。

最寄り駅はJR五日市線の武蔵五日市駅、そこから西東京バスにのり約30分で到着します。東京駅から向かうと約2時間でたどり着ける東京の秘境です。

檜原村の魅力は大自然、村の約90%を森に囲まれ、多摩川最大の支流である「秋川」源流があり、水資源も豊富な場所です。水が豊富なので、村には滝がたくさんあります。

特に有名な滝は「払沢(ほっさわ)の滝」、滝の高さは60メートル、淵には大蛇が住むと言われています。冬には氷結し美しく輝くので有名です。

多数の温泉もあり、山も近いのでハイキングなどもでき、なんと晴れた日には富士山も見ることができます。もう東京とは思えません、隣接する山梨県よりも田舎度が高いです。

とにかくまわりが自然いっぱいで、田舎暮らしをするには最高の場所が檜原村です。

東京の田舎②:奥多摩町

naoさん(@nao_k50)がシェアした投稿 -

奥多摩町は東京でもっとも西側にあり東京で一番広い町です。全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、隣は山梨県なのでまさに田舎の中の田舎です。ちなみに町のイメージキャラクターはわさびキャラの「わさびー」、性別はひみつで、男女の違いにこだわらない今の時代にあったキャラクターです。

最寄り駅は青梅線の奥多摩駅です。バスを使わずに鉄道だけで行けるところが便利な場所です。

奥多摩町に住んだら絶対行きたいスポットは奥多摩湖です。都民の使用する水の約2割を供給する大きな湖です。湖のまわりには四季折々の草木が生い茂り日本の四季の移り変わりを満喫できるスポットです。

奥多摩町は「安心して子どもを生み育てられるまち」がキャッチフレーズ、行政サポートに力を入れ子育てしやすい環境を作っています。まず、保育園の保育料は全額援助、小・中学校の給食費も全額援助、高校では通学の交通費を援助するシステムも用意されています。

豊かな自然を生かして、山登り、川遊び、釣りや天体観測など、自然といっしょに楽しむ町が奥多摩町です。

東京の田舎③:日の出町

Tadanori Ishikawaさん(@norider1106)がシェアした投稿 -

日の出町は奥多摩町の東側にあり自然が豊かな町です。町の面積は小さいですが、秩父多摩甲斐国立公園の玄関とも言える場所で田舎暮らしを満喫できます。

アクセスはJR中央線の立川駅から青梅線に乗りかえ、福生駅まで行きそこからはバスを使います。

日の出町の「日の出山」は標高902メートルで一年を通じて多くのハイカーが訪れるハイキングスポットです。頂上からのながめは絶景で、晴れた日にはスカイツリーをみることができる、まさに東京を感じられる田舎です。

平井川の上流にある「つるつる温泉」はお肌がつるつるになると評判の温泉でハイキング客にも人気のスポットです。日の出町に住んだら毎週でも行きたいスポットですね。

登山やハイキングが趣味の方におすすめできる田舎暮らしスポットが日の出町です。

東京の田舎④:あきる野市

Makoto Nishiuchiさん(@makouchi.jubi)がシェアした投稿 -

あきる野市は日の出町の下にあり、日の出町の倍くらいの大きさの山に囲まれた自然がたっぷりな場所です。最寄り駅はJR青梅線の秋川駅で、市役所は秋川駅から徒歩10分と田舎にしては結構便利な場所にあります。

あきる野市に住んだら楽しみたい場所は、なんといっても観光スポットでもある「秋川渓谷」です。檜原村からあきる野市まで約20キロも続き、四季折々の自然の移り変わりや、キャンプや水遊びなどが楽しめます。6月には鮎釣りも解禁になるので、川釣り好きの方の田舎暮らしにもってこいの場所です。

鮎の他にはとうもろこしも有名で「秋川とうもろこし」の名前で地元のファーマーズセンターなどで販売されています。粒がとても大きく甘さあふれる秋川とうもろこしは、毎年夏に食べたい味になること間違い無しです。

自然とおいしい食べ物に恵まれたあきる野市は、便利さと田舎の良さをあわせもったバランスのいい田舎暮らしができおすすめです。

東京の田舎⑤:青梅市

yusasobaさん(@yusa_soba)がシェアした投稿 -

青梅市は日の出町の北にある、東京の市町村で4番目に面積が広い田舎ぐらしスポットです。アクセスはJR青梅線の東青梅駅から市役所が歩いて約5分と便利な場所にあります。

青梅市に住んだらいってみたい場所ナンバーワンは「御岳山」です。関東一の霊山として知られる御岳山は、多摩地域がひとめで見渡せ「長尾平展望台」があることでも有名で、絶景がたのしめるスポットです。「御岳渓谷遊歩道」も自然を体で感じるにはもってこいの場所、田舎に住んでよかったと実感できるスポットになります。

青梅市では2018年でなんと52回目をむかえる「青梅マラソン」が毎年行われています。青梅市を横断するコースが設定されていて、青梅市に住んだらチャレンジしてみるのも面白いですね。青梅市を走って回ることで、体で青梅市を感じて知ることができます。

東京の田舎⑥:武蔵村山市

長野 修平さん(@syuheinagano)がシェアした投稿 -

武蔵村山市は東京で唯一駅がない市ですが、ほどほどに田舎です。アクセスは駅がないので、JR中央線の立川駅からバスに乗って行きます。場所はちょうど立川市の上に位置します。

武蔵村山市に住んだら週末のお休みにいってみたいのが、「野山北・六道山公園」です。武蔵村山市はこの公園に隣接しているのですぐに行けて楽しめます。

都立では最大の公園で、カタクリの群生地があり、ホタルが生息し、里山の民家や岸たんぼなど田舎暮らしを体感できるスポットが多数あります。公園内には野鳥もたくさん生息していて、ハイキングなどで野鳥観察をするのも楽しい癒しスポットです。

武蔵村山市ではさまざまな里山体験を実施していているので、住む前に里山体験に申し込んで武蔵村山市を感じてから住むのがおすすめです。

東京の田舎⑦:東村山市

Koki Fukuyamaさん(@fukuyamakoki)がシェアした投稿 -

ドリフの志村ケンさんの「東村山市音頭」でも有名な東村山市です。武蔵村山市の東隣に位置します。東村山市のマスコットキャラクターはケヤキの木の妖精「ひがっしー」です。ストレートな名前のつけ方が素敵なキャラクターはツンツン頭がチャームポイントです。

アクセスは西武新宿線、西武園線、西武国分寺線の東村山駅から行けます。高田馬場から特急で21分という立地が便利な東京のベッドタウンです。田舎ですが、近年便利な街になってきました。

住んだらいってみたい場所は「八国山緑地」です。ここは都立公園になっていますがまるで森のよう、四季折々の草花やバードウォッチングが楽しめます。この緑地内の東西約1.9キロの尾根道は幼稚園や小学校の遠足にも利用されているので、東村山市に住んだら子どもが遠足にくる場所になり楽しみです。

東村山市は里山体験も実施していて、東京の中心に近い場所でありながら、田舎の暮らしを体験できます。東京に仕事で通いながら田舎暮らしをしたい方におすすめなのが東村山市です。

<下に続く>

【コラム】逆に東京は田舎者の集まり?

東京に集まっている田舎者たち

東京の人はおしゃれでクールでかっこいいイメージがありますが、ほとんどが東京以外の場所からでてきた田舎者です。私も田舎から東京にでてきて15年暮らしていましたが、会う人はほとんど東京出身以外の人でした。それもさまざまな場所で、北海道から沖縄までいろんな出身地の人と会うことができます。逆に東京出身者が珍しいくらいでした。

ただ、ほとんどの人が東京にでてくると方言を使わず、都会人になりきろうとするので、「出身はどこ?」と聞かない限りどこ出身なのかはわかりません。でも、大阪の人だけは関西弁を平気で使ってきます。大阪はたしかに田舎ではなく大都会なので、東京人になる必要もないのでしょうが、大阪の人はわかりやすくていいです。

逆に東京も東京出身者の割合が多い場所だったら、今のように最先端の場所にはなっていなかったでしょう。田舎ものが都会に憧れて東京にでてきて、東京でもかっこいいといわれるようにひたすら努力するから、東京がかっこいい場所になっていくのでしょう。田舎者が作り上げた理想郷が東京なのでしょうね。

<下に続く>

【番外編】地方からやってきた東京の田舎者あるある

地方からやってきた東京の田舎者が乗る数分おきにくる電車

東京の田舎者あるあるには、以下の10こがあります。

  1. 電車が数分おきにくるのにビックリする
  2. 満員電車を初体験する
  3. 都庁周辺を見て「近未来か!」と思う
  4. 下を向いて歩いていて人にぶつかる
  5. 芸能人を街中で見かけてファンになってしまう
  6. 「バスの乗り口が逆じゃん」と思う
  7. 魚介類のまずさに驚く
  8. 足が丈夫になる
  9. 渋谷には行きたくない!
  10. 新宿2丁目で「ヒモにならないか」と言われる

では、田舎から東京に越してきた人あるあるを、それぞれ詳しくみていきましょう。

田舎から東京に越してきた人あるある①:電車が数分おきにくるのにビックリする

田舎から越してきた人は、電車が数分おきにくるのにビックリします。東京の電車は通勤・通学時間帯なら、JRは3〜5分間隔くらいで、地下鉄は2分間隔くらいでやってきます。いつもより一本ぐらい乗り遅れても次から次に電車がやってくるので全然平気です。

田舎の電車は通勤・通学時間帯でも1時間に2本くらいなので乗り遅れると会社に遅刻します。電車の時間には遅れないように、早めに駅につき、ネットで遅延情報を調べて常に電車の時間を気にしています。

しかも、東京の電車は勝手にドアが開きますが、田舎の電車はドア横のボタンを押さないと開きません。車内に入ったらまたボタンを押して自分で締めます。ドアはセルフサービスなのです。

人の多い東京でドアを自分で開け閉めしていたら、ひっきりなしにドアが開いたり閉まったりしてせわしないので東京ではありえないでしょうが、自動でドアが開くのは楽でいいです。

田舎から東京に越してきた人あるある②:満員電車を初体験する

田舎から越してきた人の東京のいやなところナンバーワンは、朝の通勤・通学時の満員電車です。住んでいるところにもよりますが、超満員のときは身動き一つとれなくなります。田舎の電車では、たいてい座れるので、東京の満員電車はけっこう辛いです。

東京23区内に住んで朝の電車に乗るときよりも、東京のベッドタウンである埼玉などから東京に通う電車の満員具合の方が、まさに恐怖です。本当にギチギチになるので、男性の方も痴漢に間違われるとか言っていられません。女性にくっついてしまっても、本当にピクリとも身動きできないので、石のように動かずにいるだけです。

「この状態で事故でも起こったらどうなってしまうのだろう」などと考えてしまうと最悪で、恐怖で恐ろしくなってしまうので、何も考えないようにします。田舎者にとっては辛い体験ですね。

田舎から東京に越してきた人あるある③:都庁周辺を見て「近未来か!」と思う

田舎から越してきた人は、都庁周辺はコンクリートのクールな建物がいっぱいで「近未来か!」と思います。田舎にもビルはありますが普通のビルなので、都庁のデザインされたビルやその周辺のビル群をみると「東京ってスゲーカッコイイー」と素直に感動します。

田舎から東京に越してきた人あるある④:下を向いて歩いていて人にぶつかる

田舎から越してきた人は、のんきに下を向いてあるいていて、人にぶつかることがあります。突然ぶつかるのですごくビックリします。しかも、ぶつかった相手は気にせずにどんどん歩いていってしまったり、にらまれたりします。まさに東京の洗礼を受けるわけです。

田舎では、下を向いて歩いていても、相手がよけてくれるのでぶつかることはありませんが、東京の場合人がおおいのでよけてくれる人もいれば、ぶつかってくる人もいます。とにかく前を向いてあるきましょう。

田舎から東京に越してきた人あるある⑤:芸能人を街中で見かけてファンになってしまう

田舎から越してきた人は、芸能人を街中で見かけて、その人のファンになってしまいます。田舎で芸能人を見るにはコンサートやイオンなどのイベントにいったときだけ、街中でみる機会はほとんどありません。

東京では、撮影をしていたりして芸能人を見かけることがあり、実際に近くでみるとかっこよかったり、きれいだったりするので、その場でファンになってしまいます。「やっぱり芸能人はかっこいいんだな」と改めて感じる瞬間でもあります。

田舎から東京に越してきた人あるある⑥:「バスの乗り口が逆じゃん」と思う

田舎から越してきた人は、都バスに乗るときに「バスの乗り口が逆じゃん」と思います。都バスは区間内なら一定料金で前払い、前乗りで後ろのドアから降ります。

田舎のバスのほとんどは、後ろ乗りで前のドアから降り、乗った場所により料金が変わり後払いです。つまり、まったく逆になるのです。これは、ちょっとしたカルチャーショックで、「東京のバスは合理的につくられていてすごいな」と思う瞬間です。

田舎から東京に越してきた人あるある⑦:魚介類のまずさに驚く

田舎から越してきた人は、東京の魚介類のまずさに驚きます。東京は高いお金をだせばとても美味しいお寿司やお刺身を食べることができますが、庶民は安めのお店で食べるものです。すると、田舎よりもまずいのに驚きます。

海がそばにある田舎の出身者だと、とれたての鮮度のいい魚介類を食べ慣れているので、東京の魚介類はまずく感じます。特にイカは鮮度が命、田舎と東京では味がぜんぜん違います。

アジやイワシなども鮮度がいいほうが美味しいので、東京のものはまずく感じます。値段も田舎の方が美味しいのに安いので、自分が田舎でいかに豊かな食生活をしていたかに気づきます。

田舎から東京に越してきた人あるある⑧:足が丈夫になる

田舎から越してきた人は、東京にきてよく歩くようになるので、足が丈夫になります。田舎だと学生のうちは、自転車通学だったり、親が車で駅まで送ってくれたりします。

学校を卒業して大学や就職のために東京にくると、移動の手段は主に電車になり、駅から学校や会社、自分の家までの道を歩くようになります。駅から家までが離れている場合は20分くらい歩くこともあり、毎日の通勤・通学で自然と歩くので、運動になり、足が丈夫になります。

これは、東京のすごくいいところで、車社会の田舎で暮らすより運動量が多かったりします。

田舎から東京に越してきた人あるある⑨:渋谷には行きたくない!

田舎から越してきた人は「渋谷には行きたくない!」と思うことがあります。都会の象徴の渋谷はファッションビルや文化施設やライブハウスなどがあり楽しい街ですが、とにかく人が多く、田舎の人は人疲れしてしまいます。

さらに、あまりに人が多いので、自分が大勢の中の一人ですごくちっぽけに感じられ、ちょっと寂しい気分になることもあります。そんな場合「渋谷には行きたくない!」と思ってしまい、ちょっと人が少なめの青山や代官山、自由が丘など、落ち着く町に行くようになります。

田舎から東京に越してきた人あるある⑩:新宿2丁目で「ヒモにならないか」と言われる

これは私の実話ですが、ビルの窓拭きのバイトをしていて、新宿2丁目の現場のビルが開店前だったので、ビルの隣の公園で開くのを待っていると「月々決まったお金をわたすので、紹介する男性のヒモにならないか」と誘われました。

窓拭き道具が入っている大きなバッグを持っていたので、田舎からでてきた家出少年と間違われたのかもしれませんが「さすが新宿2丁目、ゲイカルチャーの街だな」と感動しました。

<下に続く>

東京の田舎暮らしは面白い

東京の田舎暮らしで見ることのできる星空

東京の中心から2時間もあれば大自然に囲まれた田舎暮らしは可能です。特におすすめは「檜原村」「奥多摩町」で、中途半端な田舎ではなく本当に田舎です。しかも東京都なのが面白いところで、仕事で東京の中心に通いながら別荘感覚で暮らすことができます。

仕事場が八王子や国立、吉祥寺あたりにあれば通勤はかなり楽になり、ゆとりのあるスローライフが楽しめます。もちろん地元で仕事を見つけて地域密着型で暮らすのも魅力的なことです。

子どもの感性を豊かにするのにも有効な東京の田舎暮らしを、ぜひ始めてみましょう。

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