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2018/06/26

「ごめんください」は方言?意味・語源・使う場面と使い方を解説!

遠方へ出かけた時や、地方出身の方と会話しているときに、思いがけない場面で「ごめんください」と声をかけられて不思議に思ったことはないでしょうか。ここでは、「ごめんください」の意味や語源、どのような場面で使われる言葉なのか、類語や英語での表現などをお伝えします。

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「ごめんください」とは

意味

「ごめんください」は誰かのお宅を訪れた時に使われる言葉で、「どなたかいらっしゃいませんか」という意味です。
また、別れ際では「それではお暇します」の意味合いで「ごめんください」が使われます。

謝罪の意味で使われる「ごめんなさい」と似ていますが、「ごめんください」は謝罪の場では使われませんので、注意が必要です。

語源

許しを請う意味での「御免なさい」が「御免させてください」へと転じて、急な来訪時などに使われる挨拶となったことが由来です。

「御免」つまり「許し」を請うことから、お宅へ上がらせていただくことへの許しを請う場面で使われるようになったと考えられています。

類語

「失礼します」などが「ごめんください」の類語と言えます。他には「すみません」などが同様の意味合いで使われています。

しかし、「失礼します」や「すみません」に比べて「ごめんください」は、一般的にお宅や事業所の来訪時にのみ使われるため、意味が限定的です。

英語

英語では「Excuse me」という表現になります。「ちょっとすみません」といったニュアンスで使われることも多い表現で馴染み深いですね。

これもやはり直訳すると「私を許してください」ということになりますから、「ごめんください」の英語表現としても自然です。

他にも、「ごめんください」の「許しを請う」という意味から「forgive me」も英訳として適切と言えます。

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「ごめんください」を使う場面と使い方

ごめんください

使う場面

誰かのお宅や事業所などを訪れる際にドア前や玄関などで「どなたかいらっしゃいませんか」と呼び掛けるように使われます。

そこでお宅や事業所へ上がらせていただく許可を得てから初めて、室内へ入らせてもらうことになります。

しかし「ごめんください」は、地域のつながりなどで、あらかじめ顔見知りであったりと、比較的親しい間柄で交わされることの多い挨拶で、フォーマルな場で使われることはあまりありません。

使い方

お宅や事業所を訪れた際にドアの前で「どなたかいらっしゃいませんか」という意味で使います。また、この場合には「おはようございます」や「こんばんは」などの挨拶も兼ねます。

「ごめんください」は「こんにちは」や「こんばんわ」のように、使われる時間で変化せず、時間を問わず「ごめんください」の一言です。

地域によっては、ふと道端で顔見知りと出会った際などに会釈と共に使われることもありますが、標準的ではありません。

また、用件が済んでお宅を去る時にも「お邪魔しました」と同様の意味合いで使われます。この場合は、お宅を立ち去る許可を得る、または、貴重なお時間をいただいたことの許しを得るという意味での「ごめんください」となります。

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「ごめんください」と「おじゃまします」の違いは?

「ごめんください」は来訪の許可を得る時に使いますが、「お邪魔します」は許可を得た後に使います。

「ごめんください」に対して「どうぞお入りになってください」などの許可が得られて、はじめて「お邪魔します」とお宅に上がらせていただくことを想像すると、分かりやすいですね。

「おじゃまします」は文字どおり、誰かのお宅に上がり込こんだり、会合の途中に参加していくというような、何かの間に邪魔してしまうニュアンスが含まれます。使い方によっては自分勝手な印象になってしまいますので気を付けましょう。

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「ごめんくださいませ」は電話のマナー?

電話でのごめんください

「ごめんくださいませ」は電話を切る際にも使われます。意味合いは、電話を切るときの「失礼いたします」と同様です。

どちらも大変丁寧な表現で失礼にはあたりませんが、最近は「ごめんくださいませ」との表現をする人が減ってきています。

とりわけビジネスの場では「ごめんくださいませ」の表現が、違和感を持って受け取られてしまうこともあります。

だからといって、いつでも紋切り型に「失礼いたします」で済ませてしまうことも合理的ですが、たまには「ごめんくださいませ」と表現してみると、普段とは違った、やわらかで丁寧な印象を電話口の相手に伝えることができるかもしれません。

ただ、「ごめんくださいませ」は、やはり少しばかり親しげな印象を与えることもあります。

「ごめんくださいませ」も丁寧な表現ではあるのですが、万が一にも失礼にあたってはいけない、大変目上の方に対しては「失礼いたします」を使ったほうが無難ではあります。

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「ごめんください」は方言?

ごめんくださいは方言
方言なのではないか、と思われる方もいるかもしれませんが、実は「ごめんください」は、その言葉の由来からも方言であるとは言えません。

電話での「ごめんくださいませ」が全国的にも違和感なく使われていることからも標準語であることが分かります。

しかし、新潟県ではこの挨拶が、より一般的に「こんにちは」のような広い意味で使われることもあるため、新潟地方の方言ではないかと思われることが多いのです。

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「ごめんください」に対する返事は?

退去の意思表示としての「ごめんください」であれば「お気をつけてお帰りください」。「どなたかいらっしゃいませんか」という意味で使われていたのならば「はい、少しお待ちください」「どうぞおあがりください」といった返答などです。

「こんにちは」のような一般的な挨拶として使われた「ごめんください」への返答は同じく「ごめんください」で問題ありません。

まとめ

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「ごめんください」は方言?意味や語源・使う場面・使い方のまとめ

「ごめんください」は「御免なさい」を由来とする標準語であり、方言ではありません。

一般的には、お宅を来訪して室内へ移動する許可を得るときに使われますが、「失礼いたします」などと同じ意味で使われることもあります。

ただし、新潟地方においてはより広く「こんにちは」などと同じように使われることもありますので、新潟地方出身の方との会話で少しだけ違和感を覚えることもあるかもしれません。

もし、これを読んでいる方が新潟出身の場合は「ごめんください」の代わりに日常的に「失礼いたします」を使うようにしておくと、他県の方との会話で妙な誤解を受けるのを防げるかもしれませんね。

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